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中央アルプス「経ヶ岳」の登山情報!楽しみ方やルート/アクセス方法をご紹介!

木曽山脈(中央アルプス)の北端に静かに佇む経ヶ岳。標高2296mを誇る経ヶ岳の見どころを余すところなく紹介していきます。日帰りで楽しめる登山ルートや登山口までのアクセス方法を、マップや周辺の施設とあわせてチェックしてみてください!
2020年8月27日
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経ヶ岳とは

経ヶ岳の基本情報

所在地:長野県塩尻市
標高:2296m
経ヶ岳は、木曽山脈(中央アルプス)や赤石山脈(南アルプス)に囲まれていることが特徴で、日本二百名山にも選定されました。木曽山脈(中央アルプス)の北端に位置している経ヶ岳ですが、南にある権兵衛峠によって分断されており、まるで独立峰のような姿をしています。また、山頂付近が背の高いシラビソなどの針葉樹林に覆われていることが特徴です。
 

経ヶ岳の歴史

かつて慈覚大師が、十一面観音像を彫った木片に写経を写して山頂に納めたことが、経ヶ岳という山名の由来だと言われています。その由緒ある経ヶ岳の山頂付近では、石仏や石塔が祀られているのを見ることができます。
また、地元の人々はこの経ヶ岳を別名「泣き面」とも言うそうです。子供たちは遅くまで遊び、気が付いたときにはあたりは真っ暗になっており泣き出してしまうことから、このように呼ばれたのだと言います。
 

地元の人々にも愛される経ヶ岳

出典: http://www.vill.minamiminowa.nagano.jp/soshiki/sangyou/kyougatake.html

毎年5月には、南箕輪村立南箕輪中学校の伝統行事となっている経ヶ岳強歩大会が開かれます。また、2015年からは「経ヶ岳バーティカルリミット」という、経ヶ岳の標高2296mまで登って降りてくるトレイルランニングの大会も開かれるようになりました。地元の人々から親しみと信仰を寄せられている経ヶ岳ですが、その一方で近年は木曽地域以外からも多くの人が訪れるようになりました。

経ヶ岳登山の難易度

難易度 ★★☆☆☆
体力  ★★☆☆☆
登山道は比較的歩きやすく、難所や危険な場所もありません。案内看板も読みやすく、分かりやすい場所にたてられています。しかし、スタート地点の登山口から標高2296mの山頂までの標高差は1000m以上もあります。そして、急な登りが続く場所も多く、なおかつ日帰りのロングコースであることから、山登りに慣れている人でも時間と体力は必須となります。これらを考慮して、早朝からの出発をおすすめします。
 

経ヶ岳を訪れる登山客

静寂の中で自然を味わいたい人

経ヶ岳周辺には、木曽駒ヶ岳や空木岳など、登山客に人気の山がたくさんあることもあり、どちらかというと経ヶ岳の登山客は少なくなっています。そのため、自然を感じながら静かな環境で登山をしたいという人には、経ヶ岳はとてもおすすめできるコースです。

健脚で山登りに慣れている人

難易度はそれほど高くはないものの、急な登りになっているところもあるので、健脚な人に向いていると言えます。また、背の高い樹林に覆われた山なので、道中でも日が当たらずうす暗いところも多くなっています。そのため、景観がない中でも、高山植物を観察したり、森林浴をしたりしながら山登りを楽しむことができる人やそのような山登りに慣れている人におすすめします。

経ヶ岳登山のおすすめ時期

ベストシーズンには高山植物がお出迎え

一般的なシーズンは5月中旬から11月上旬です。中でも5月から7月の間は、鮮やかな新緑につつまれながら、高山植物たちが出迎えてくれるのでおすすめです。一方で、初夏にかけてはかなり虫が多く、写真を撮るのも一苦労となってしまうこともあります。虫よけスプレーや虫よけシールなどの防虫対策をして行くことを忘れないようにしてください。
 

オフシーズンならではの景色も魅力的


霧氷を求めて冬シーズンに登山する登山客も少なくはありません。経ヶ岳の登山道ではとても神秘的な霧氷を見ることができます。しかし、前述のとおり登山客が少ない分、雪がかなり積もっています。登山道を見失わないよう細心の注意を払ってください。なお、冬シーズンに訪れる際の防寒対策はしっかり行いましょう。

登山装備に関して気になる方はこちらをチェック!

経ヶ岳の登山ルート

出典: http://www.vill.minamiminowa.nagano.jp/soshiki/sangyou/kyougatake.html

経ヶ岳登山マップ(南箕輪村ホームページより)

山頂2296mまでの道のり

マップの画像をご確認いただくと、経ヶ岳には2つの登山口があるのが分かります。1つは伊那市西箕輪仲仙寺を登山口とするルート、そしてもう1つは南箕輪村大泉所ダムを登山口とするルートです。この2本のルートは4合目で合流し、尾根筋を山頂まで辿っていきます。次に、2本のルートがそれぞれどのようにして山頂の2296mへ辿り着くのかをご紹介します。

経ヶ岳の登山口①【仲仙寺ルート】

まずは、「馬の観音様」として広く信仰を集めている羽広観音仲仙寺から入山するルートです。登山口から標高2296mの山頂までの標高差は約1400mあり、最も入山者の多いルートとなっています。仲仙寺登山口から、もう1つのルート(大泉所ダムルート)との合流地点となる4合目までは、足場の良い登山道が続きます。

経ヶ岳の登山口②【大泉所ダムルート】

出典: http://kankou-minamiminowa.nagano.jp/oizumidokoro/

水が透き通る大泉所ダム(南箕輪村観光協会ホームページより)

次に、南箕輪村大泉所ダムから入山するルートです。スタートとなる大泉所ダムの駐車場の標高が仲仙寺よりも100mほど高くなっているため、仲仙寺ルートよりは登頂時間が短くなっています。しかし、その分4合目の合流地点までは急な坂が続きます。大泉所ダムの登山口から、合流する4合目までの所要時間は、登りで約1時間となります。また、大泉所ダムは、木曽山脈からの清らかな水が溢れていることもあり、周辺はキャンプ地にもなっています。

経ヶ岳登山の見どころ

前述のとおり、経ヶ岳は4合目からは2つのルートが合流します。4合目までは、季節によっては花の観察はできますが、基本的にはあまり日が入らず暗い道が続きます。ここでは4合目での合流から山頂2296mまでの間の見どころをご紹介します。

絶景!周辺の山々を一望

5合目あたりからは、少しづつ木漏れ日も入ってくる針葉樹林の山道へと変わっていきます。その後、眺望が良い場所がところどころに出てきます。特に8合目から9合目の間には、木曽山脈(中央アルプス)や赤石山脈(南アルプス)、御岳山などが一望できるビューポイントがあります。また、山頂は樹林に覆われ眺望はありませんが、静寂の中での森林浴を楽しめます。どの方角にどの山があるのか見落としがないよう、マップをよく確認しましょう。

経ヶ岳で見られる花 

経ヶ岳では、たくさんの高山植物が咲いています。中には、これらを見るために訪れる登山客もいます。ここではほんの一部にはなりますが、人気の花をご紹介!
・フシグロセンノウ 序盤から見られるので、単調な道中にも観察できます。
・ササユリ その可憐な淡いピンクの花からは、経ヶ岳の初夏を感じます。
・ヤナギラン 時期になると、8合目あたりに数多く咲き誇ります。

経ヶ岳へのアクセス方法とマップ


マイカーでのアクセス

近郊からの登山客が多い経ヶ岳ですが、東京からは約3時間、名古屋からは約2時間とアクセスは非常によいです。

仲仙寺駐車場

仲仙寺ルートの登山口を利用する場合は、仲仙寺の参拝客駐車場を利用しましょう。中央自動車道伊那インターチェンジを出て、仲仙寺の駐車場までは約4.5㎞です(県道476号、203号を経由)。駐車場は参拝客と合わせて100台駐車可能です。お手洗いは仲仙寺の参拝客用を利用してください。

大泉所ダム駐車場

出典: http://www.vill.minamiminowa.nagano.jp/soshiki/sangyou/kyougatake.html

大泉所ダムルートの説明と駐車場へのアクセスマップ(南箕輪村観光協会ホームページより)

次に、大泉所ダムルートの登山口を利用する場合は、仲仙寺よりも少し北側へ行ったところに駐車場があります。こちらの駐車場は、駐車できる台数が約5~6台と数が限られており、小さな駐車場なのでマップと合わせてご確認ください。なお、こちらの駐車場にもお手洗いは設備されています。

バスでのアクセス

バスでのアクセスの場合、JR飯田線伊那市駅で伊那バスに乗り換えます。バス停:伊那バスターミナルより西箕輪線に乗車し、約20分でバス停:羽広に到着します。ここから仲仙寺ルートの登山口まで徒歩約10分かかります。

タクシーでのアクセス

JR飯田線伊那市駅より仲仙寺まではタクシーで約15分かかります。バスの時間が合わないときなどは、タクシーの利用が便利です。

経ヶ岳周辺の温泉施設

羽広温泉みはらしの湯

仲仙寺より南に約1.5㎞離れた場所に「羽広温泉みはらしの湯」があります。赤石山脈(南アルプス)や伊那市街の雄大な眺望が特徴の温泉施設です。食堂の営業もしており、経ヶ岳登山口からのアクセスもよいことから、リフレッシュを求めて立ち寄る登山客も多いとのことです。

営業時間等

営業時間:10時~21時30分(最終受付は20時30分)
定休日:毎月第1・3・5火曜日(年末年始はお問い合わせください)
※2019年1月11日時点

羽広温泉みはらしの湯

ふれあい交流センター大芝の湯

仲仙寺より東に約4㎞離れた場所に「ふれあい交流センター大芝の湯」があります。食事処もあり、地域住民にも人気の緑あふれる温泉施設です。

営業時間等

営業時間:10時~21時30分(最終受付は21時)
定休日:毎週木曜日(その他も設備点検で臨時休業となる場合があるのでご確認ください)
※2019年1月11日時点

ふれあい交流センター大芝の湯

経ヶ岳周辺の宿泊施設


日帰りロングコースの経ヶ岳登山は早朝出発になります。ここでは前泊や当日泊におすすめの宿を紹介します。

みはらしの宿 羽広荘

標高900mに位置し、眼下には、木曽山脈(中央アルプス)の峰々や伊那谷を一望できる宿となっています。前述の温泉施設「みはらしの湯」も併設しており、四季折々の自然美が、登山客を和ませてくれる、なんとも懐かしい宿です。

詳細

総客室数:18室(洋室4室・和室14室)
住所:〒399-4501 長野県伊那市西箕輪3822−30

みはらしの宿 羽広荘

第一ホテル島田屋

伊那市駅から徒歩1分の好立地ホテルです。近くのコンビニまで約5分、飲食店街も近く、仲仙寺まで車で約20分の距離に位置しています。木曽山脈(中央アルプス)や赤石山脈(南アルプス)の山並みが美しく見える客室もあり、ゆったり寛げます。

詳細

総客室数:22室(洋室22室)
住所:〒396-0025 長野県伊那市荒井21 通り町第一ビル
駐車場:16台(先着順)

第一ホテル島田屋

経ヶ岳登山情報まとめ

中央アルプスの中でもまだ登ったことのない人も多い経ヶ岳の登山情報をご紹介しました。同じような登山道が続くところもある経ヶ岳ですが、季節や天気によっても様々な顔を見せてくれます。これから経ヶ岳に挑戦しようと考えている人は、楽しく安全に登山ができるよう、見どころやマップなどをぜひ参考にしてみてください。

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