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デプス「テールスライダー」ってどう?その使い方やインプレを徹底解説!

ソフトルアーは独特のアクション故に、どんなルアーを選べば有効なのか、どんなリグがおすすめなのかわかりにくいものですが、最近デプスのテールスライダーが注目されています。テールスライダーのインプレやカラー、さらに「開発秘話」にも踏み込んでいきましょう。
2020年8月27日
咲良09
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この記事で紹介しているアイテム

デプス テイルスライダー (バス ワーム)

【ワームフック】 ダイワ バザーズ ワームフック SS WKY ワッキー (フックサイズ#4)

「テールスライダー」ってどんなルアー

まずは「テールスライダー」の分類と、一体どんなルアーなのかから踏み込んでいきます。テールスライダーは所謂ワームやリグ等の「ソフトルアー」に分類されるルアーで、テールスライダーの開発を行った「デプス」はテールスライダーの他にも、ビッグベイトやクランクベイトを始めとするバス向けルアーの他、リグ系ルアーやワーム系ルアーなど、豊富なラインナップが特徴の会社です。

デプス発ソフトルアー「テールスライダー」

デプス テイルスライダー (バス ワーム)

出典:Amazon
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出典:Amazon
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デプス発ソフトルアー「テールスライダー」はおもに「関東圏のバス及び、川釣り攻略」のため作成された「関東で使用する事」を推奨されたユニークなルアーです。魚粉をベースとする独自のパウダーがブレンドされており、ソフトルアー特有の不規則な動きで「甲殻類」を再現してくれると書かれています。テールスライダーは使用された材料のほかにも、開発秘話も中々ユニークな為、他のソフトルアーにない、独自性の強いインプレや豊富なカラーバリエーションの紹介後に、ちょっと変わった「開発秘話」にも踏み込んでいきます。

「テールスライダー」の特徴

魚由来の「マテリアル」でバスを誘う

テールスライダーには「マテリアル」と呼ばれる、魚由来の成分がふんだんに含まれており、本物の魚の皮や内臓を粉末化し練りこむことで、水中に投げ込んだ際「マテリアル」が広がり、あたかもエサをまいたようになり、ルアー慣れしたバスでも誘い出せる、高い集魚効果を誇ります。魚由来の成分は水溶性の為、下準備もいらず、とりあえず投げ込むだけで効果抜群、バス狙いでなくとも、様子見用としてタックルに組み込むのもよいでしょう。

根掛かり防止のスカート付き

テールスライダーはバス釣りを始めとするルアー釣りに欠かせないトラブル「根掛かり」にもある程度対応できるよう作られており、端のフレアスカートがブレーキとなってくれ、根掛かりを防止してくれます。他にも半端に引っ掛かった「半根掛かり」になった際、ルアーがストライクゾーンから大きくズレてしまうのも食い止めてくれ、さらにテールスライダーのウリである「マテリアル」を拡散する際にも高い効果を発揮します。

小型だが、針持ちも良好

【ワームフック】 ダイワ バザーズ ワームフック SS WKY ワッキー (フックサイズ#4)

出典:Amazon

テールスライダーはかなり小型のルアーで、小型ルアー特有の「フックに取り付けた際、ボディに傷が入る/フックが刺さり、ボディが裂ける」と言った問題も付きまといますが、テールスライダーに使用されている素材は強度を強めた、フックによる傷を防ぐ頑丈なもので、長い目で見ても「使える」ルアーと言えるでしょう。ただテールスライダーは小型な分、通常のルアーフックだと外れる場合があります。必ずテールスライダーのサイズに合った、小型のフックを使用しましょう。

「テールスライダー」のカラーバリエーション

デプス発「テールスライダー」のカラーバリエーションはかなり豊富で、天候やバスの様子に合わせ、カラーを変えつつ使用することで同じテールスライダーでも違うインプレを発揮します。天候や状況により「どのカラーが有効なのか/どんな使い方をすればいいか」は変わってくるため、その中でも特に「使い分け」が光る、6色を一気に紹介します。


カラー①・ナチュラルプロブルー

特に水が濁ってもおらず、雨なども降っていない場合は「ナチュラルプロブルー」をおすすめします。暗い青とオレンジで統一された「甲殻類そのもの」と言うようなカラーリングで、季節や状況を問わず、とりあえず水がクリアで天気がいいなら使えるルアーです。水が濁っている箇所や、悪天候の際は別のカラーに変えるようにしましょう。

カラー②・霞ジンゴローム

ネーミングの通り「霞ヶ浦」で高い効果を発揮する、グリーン系のカラーです。グリーン系のため、どんな場所でも馴染み、水質がクリア系でも濁っていても使え「雨の次の日」など、バスの活性が上がるが、ルアーが視認しにくい日にも有効。オールラウンドがカラーで、使い方を問わず、あらゆる場面で安定したインプレを発揮します。

カラー③・ブラックブルー

水質が濁っている場所では、暗い配色のルアーが効果的です。黒とブルーはどっちも水中で目立つ、アピールしやすいカラーと言われており「ブラックブルー」は投げ込みアクションを行うことで、バスの目には甲殻類のシルエットのように見え、マテリアルもあって効率的に誘い出すことが出来ます。

カラー④・チャートリュース

チャートリュースはいわゆる「蛍光カラー」のカラーバリエーションで、複雑なアクションと言うよりは「カラー」でアピールするルアーです。夜釣りでアピールするほかにも、日没後の薄暗い時や「水が濁っていて、ナチュラルカラーだと見えにくい時」に効果的です。基本的な使い方やアクションは他と同じため、たまには別のカラーをと「気分転換」に使用するのもおすすめです。

カラー⑤・スモーク

デプスの「テールスライダー」の項目で大きく取り上げられている、ある意味テールスライダーを代表するカラーリングと言ってもいいカラーです。テールスライダーの使い方やカラーで迷ったら、とりあえずこれとナチュラルプロブルー、霞ジンゴロームを選ぶとよいでしょう。

カラー⑥・ウォーターメロンシード

ウォーターメロンシードは基本的なカラーは「霞ジンゴローム」と似ていますが、ウォーターメロンシードのほうがやや黄緑寄りで、より濁った水質になじみやすいカラーとなっています。霞ジンゴロームとの違いは「僅かに黄色っぽいか/青っぽいか」位ですが、水中ではこの僅かな色の違いでもインプレが微細に変化します。霞ジンゴロームでバスの反応が薄い時の「予備」とする使い方がおすすめです。

「テールスライダー」おすすめリグ


オールマイティーなリグに対応

テールスライダーは「小型な為、フックも小型にする必要がある」と解説しましたが、リグに関してはほぼオールマイティーと言ってよく、あらゆるリグに対応できます。その中でも、特にテールスライダーと好相性なリグを紹介していきます。

「ダウンショットリグ」がおすすめ

テールスライダーはワームの下にシンカーを取り付ける「ダウンショットリグ」が効果的、テールスライダー自体が「マテリアル」や「スカート」などの独自の機能を兼ね備えているため、ソフトルアーの定番のアクションでも大分異なるインプレを発揮してくれるため、奇をてらわず「定番」のスタイルを行うことで確実に独自の性能を引き出せます。

ダウンショットリグとテールスライダーは相性抜群、ダウンショットリグを取り付け、まずは特にアクションせず水底に落とし、そこから多彩なアクションを行うことで、より効率よくマテリアルを撒き「水底を移動する甲殻類」っぽく見せることが出来ます。

他ダウンショットリグ情報が気になる方はこちらもチェック

テールスライダーにおすすめのリグ「ダウンショットリグ」とはどんなものか?ダウンショットリグはどう作ればいいのか?と言う方の為、ダウンショットリグの結び方や作り方、さらに効果的な使い方といった「基礎部分」も紹介していきます。これからソフトルアー釣りを始めたい方や、ダウンショットリグを試したい方も、ぜひ参考になさってください。

「テールスライダー」のアクション

テールスライダーのアクションに特に意識するべきポイントはなく、通常のルアーと同様に、投げ込んだあと、ただリールを巻くだけの「タダ巻き」や一旦ボトムまで沈めた後、ルアーを引きずるように動かす「ズル引き」更に特に何もアクションせず、ただルアーをボトムへ沈めるだけの「フォール」といった基本アクションを覚えておくだけで十分です。規則的に同じアクションを繰り返すとバスに気づかれる為、不規則に、力を調節しながらアクションやインプレを細かに変えていきましょう。

ボトムを意識しアクションを行う

テールスライダーは「ボトム攻略」に強いルアー、そのため使用するアクションも「ズル引き」や、フォールし一旦テールスライダーをボトムに沈めた後、水底で跳ねさせるように動かす「リフトアンドフォール」といった「ボトムを意識したアクション」がおすすめです。更に、これに不定期にロッドをしゃくる「シェイク」も織り交ぜることで、より本物の甲殻類っぽいアクションが行えます。バスが来たなと感じたら、思い切りフックをひっかけましょう。


「テールスライダー」開発秘話

そもそも何故作られたのか、明かされる開発秘話

カラーごとのおすすめの使い方、アクションの仕方やフックの動かし方、おすすめのリグなど、ソフトルアーとしてのテールスライダーにあらかた着目したところで、そもそも「何故テールスライダーは作られたのか」という裏話に注目していきます。テールスライダーの開発秘話は少々変わったもので「デプス」の奥村さん本人がその開発秘話について明かしています。

きっかけは「釣り好き俳優」?

実はテールスライダーは、プロの釣り師が「より強力なルアーを」と性能に注目し作り上げたものでなく「ある釣り好き俳優」の依頼によって作られたという経緯を持つ、特殊なルアーです、その釣り好き俳優さんが誰かはぼかされていますが、テールスライダーのイニシャルから、釣りマニアで有名な「反町隆史」さんが開発に携わっていると言われています。反町隆史さんは俳優でありながらプロの釣り師に匹敵する腕前で釣り人にも注目される「バス釣り師」の1人、有名人が携わっているからと躊躇せず、使用してみましょう。

テールスライダーで一味違う釣りを

「アクションしつつ、魚由来の成分を水中に撒く」ことや「関東で使用することを推奨されたインプレ」など、ほかのソフトルアーにないユニークな特徴を持つテールスライダーは開発秘話もユニーク。釣り好き俳優の依頼により作られたテールスライダーですが、その性能は釣り人も唸るほど。ちょっと変わったところのあうテールスライダーで、一味違う釣りを楽しみ。某「釣り好き俳優」さんのようにバス釣りに向き合ってみましょう。

他釣り情報が気になる方はこちらもチェック

デプスの魅力はテールスライダーだけではありません、テールスライダー以外にもあるおすすめ商品やその機能性、さらにカラーの項で出てきた「霞ヶ浦」のおすすめ釣りスポットやバス釣り情報の紹介。更に、バス釣り界隈で知らない者は居ない偉人「金森隆志」さんの特集も紹介していきます。伝説のバス釣り師のアクションも参考に、さらにバス釣りを極めましょう。