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バス釣り界を牽引する「金森隆志」特集!陸王を制した男の魅力に迫る!

金森隆志氏は、日本を代表する有名なバスプロアングラーです。金森隆志氏に憧れるアングラーは多く、氏の釣り理論のみならずファッションにいたるまで、真似るアングラーも多い程の人気バスプロです。金森隆志氏の人気の理由は何のか、氏の魅力について迫ってみます。
2020年8月27日
佐藤尚登
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金森隆志氏のプロフィールについて

バスフィッシングを愛するアングラーであれば、金森隆志氏の名前をご存知の事でしょう。金森隆志氏は、30代の若さにしてバスフィッシング界のトップアングラーであり、またバスフィッシング専用のルアーなどを手掛ける釣り用品ブランドを立ち上げたりと、バスプロ界では有名な存在です。

日本を代表するバスプロ

金森隆志氏は、バスフィッシングの情報番組や釣り雑誌などで見ない事が無いくらい、メディアへの露出や執筆などを手掛けているので、その存在感は大きいものです。いわゆるトーナメントプロとは違い、メディアプロというタレントに近い立場でバスフィッシング界に君臨しています。その喋り口調は一度聞いたら忘れられず、虜になるアングラーも多いです。

釣りブランドの代表でもある

金森隆志氏は「レイドジャパン」というバスアングラーの間では定番のルアーブランドを立ち上げ、代表として商品開発に氏の釣り理論が反映されています。メディアプロとトップブランドの代表という2つの顔を持ちながらも精力的に活動する金森隆志氏のバイタリティは、純粋に氏のバスフィッシングに対する愛情からくるものでしょう。

金森隆志氏の経歴について

今でこそ超有名なバスプロとしてその地位を不動のものにしている金森隆志氏ですが、いったいどのような軌跡を辿って今に到ったのでしょうか。そこには、運命的な出会いと独特のキャラクター性が活かされているように思います。

バスアングラーになるきっかけは1人の有名バスプロ

金森隆志氏はもともと、バスプロを目指すという目標を持っているわけではなかったそうです。バスプロになるきっかけは、あるTV番組だったそうです。それは、【情熱大陸】に出演したバスプロ「並木敏成氏※」の特集を目にし、バスフィッシングへの可能性を見出し傾倒していくようになりました。その後、釣りガイドや釣具店での勤務を経て、段々その腕前が世に広まっていきます。

※並木敏成氏について

通称T.NAMIKI、世界の並木と呼ばれる日本トップクラスのバスプロ並木敏成氏は、何と日本人で初めてバスフィッシングの本場アメリカで一番大きなトーナメントに参加した経歴を持つ方です。現在はO.S.Pというルアーブランドの代表を務めています。徹底したフィネスと当時としては異色なスタイリッシュな釣りスタイルは金森隆志氏に大きな影響を与えたようです。

大手メーカーにスカウトされプロデビュー

その後、国内トップクラスのバスルアーブランドであるメガバス株式会社にスカウトされ、プロスタッフとして実釣やテスターなど活躍の場を広げていく事になりました。その頃より、軽快な語り口調での釣り解説は完成されており、内容もわかりやすくファンが増えていきました。そして2010年、メガバスとの契約を解消に、その翌年、自身のブランドである「レイドジャパン」を立ち上げました。

金森隆志氏が代表を務める「レイドジャパン」とは

金森隆志氏が2011年に自身のルアーブランド「レイドジャパン」を立ち上げました。立ち上げは岡友成氏と共に手掛け、現在では多くのアングラーに選ばれるルアーブランドになっています。

レイドジャパンの特徴


レイドジャパンではルアーとロッドをメインに展開しています。リールはまだ未発表です。ブランドの製品の特徴は、陸っパリでの釣りに特化している、というところにあります。レイドジャパンは初め、ロッドの発表から手掛けました。これも全て、岸からの釣りを行ううえでより強靭で高反発力があるロッドでもって、ルアーをこれまで届かなかったエリアに落とし込む事を優先したためです。

レイドジャパンの魅力

前述の通り、陸っパリでの釣りを想定して手掛けた製品が多いです。バスフィッシングにおいて多くのアングラーが陸っパリメインの釣りでもあるので、レイドジャパンのユーザーは多く入手困難な製品もあります。ルアーについてはプラグ、ワーム全般のラインナップがあり、これらも陸っパリ釣りを想定して設計されています。

ルアーについては、例えばロングキャストや流れのあるエリア、シャローエリアでの釣りに強みを持つ製品が多くラインナップされています。特に特徴的なルアーを挙げるとレベルクランクというクランクベイト。従来のクランクと違い、圧倒的な飛距離としっかりとレンジをキープする力が強くシャローエリアなどで効果を発揮します。また全てのルアーの製品動画にて、金森隆志氏が特大サイズのバスを仕留めている実績があります。

金森隆志氏の釣りスタイルとは

若者を中心に多くのアングラーを惹きつける金森隆志氏、そんな氏の釣りスタイルに憧れを抱くファンが実に多いです。氏の特徴としてはやはり陸っパリからの釣りです。自社製品の飛距離を出せるタックルを揃えていて、陸っパリからルアーを正確に巻取りパワーのあるベイトリールでポイントへ放り込みランカーサイズを仕留めます。

艇には乗らない?陸ッパリの達人

金森隆志氏は、陸っパリ釣りに特化したアングラーです。事実、ボートが必須な国内プロトーナメントにおいては、実績は正直、上位に食い込むことはありませんが、こと野池や湖の岸からの釣りではランカーサイズのバスを何本も連発するなど、ある意味で一般アングラーが目指したい理想像であり、現に釣り解説をまとめたDVDや書籍も多く発売されています。

見えバス攻略!サイトフィッシングの達人

ボートフィッシングと違い、陸っパリからの釣りは基本的に狙える範囲がとても絞られます。金森隆志氏が陸っパリからバスを連発で上げられる要因として、1つはバスがいる場所で釣りをしているから、というのがあります。偏向グラスをタックルと合わせて用意し、確実にバスがいるという確証を得る事で、やるべき攻め方が明確になります。

金森隆志氏の名を広めた企画「陸王」「艇王」とは

バスアングラーのあいだで有名なバスフィッシングの最強決定戦、それが「陸王」と「艇王」というイベントです。金森隆志氏はこのイベントで優勝を果たし、これまでも釣り解説動画などで人気を博していましたがその実力が本物である事が証明されました。

雑誌の企画として始まった最強バスアングラー決定戦

「陸王」「艇王」は、バスフィッシングの専門誌「ルアーマガジン」が毎年企画している、バスアングラーの頂点を決めるイベントです。誰でも出れるわけではなく、ルアーマガジンが招待したアングラーに限られ、有名なトーナメントプロをはじめメディアでも活躍しているプロ同士が対決します。

基本的なルール

試合は2日間かけて行われ、国内の野池、湖、川のいずれかで競技します。採点方式は、釣り上げたバスの重量(上位5匹の合計)×2日間で決まります。ロッドやリールなどタックルの制限はありません。ほとんどぶっつけ本番に近い緊張感と、バスプロ達の攻め方を解説を交えて説明している点が人気の理由です。

「陸王」とは

「陸王」は陸っパリからの釣り対決です。より一般アングラーにとって身近に感じらる対決が「陸王」でしょう。舗装された道だけではないので、時には藪漕ぎをしたり草をかき分けたり、障害物を避けながらランガンしたり、時に粘ったり、まさに等身大の釣り対決です。

「艇王」とは

「艇王」はレンタルボートでの釣り対決です。広大なエリアの中からバスがいるであろうポイントを探し当て、時には狭いシャローやワンドをフィネスに攻めたりと、プロトーナメントの対決を実況を交えながら見る、そんな気分が楽しめるイベントです。


トップアングラー勢ぞろい!

参加するアングラーは有名バスプロがズラリと勢ぞろいします。初代陸王の川村光太郎氏を初め、トーナメントでもトップクラスの実力者である青木大介氏や、奥田学氏など、そうそうたるメンバーで対決します。雑誌の企画とはいえ各バスプロ達が自身のタックルで勝負を行いますので、バスプロファンなら胸が熱くなる展開間違いなしです!

金森隆志氏の魅力その①

超絶スタイリッシュな陸っパリアングラー

金森隆志氏の魅力について語るならば、やはりインテリジェンスな語り口調とスタイリッシュなファッションに身を包んだスマートな釣りが印象的です。タックルは、飛距離を出したりランカーサイズを狙うためベイトリールを多用しますが、状況によりスピニングリールも使い分けます。ロッドとルアーは自社製品を使い、リールは主にシマノ製が多いようです。

シャローエリアのスペシャリスト

釣りについては、カジュアルな語り口調とは裏腹に、とても理に適った釣りをするアングラーです。季節、天候、水温、水質、現場の状況を読み、バスが陸っパリから狙える範囲でどこにいるかを探し出し、ランカーバスを仕留めます。バスの習性をとてもよく理解したプロアングラーです。

若者のカリスマ!カジュアルスタイルを真似るアングラー多数!

近年、金森隆志氏のスタイルに魅力を感じた若いアングラーが増え、最近は女性もいます。タックルを厳選し、軽装でベイトリールを使用する様を見ると、氏の釣りスタイルに良く似ています。氏は陸っパリという身近なフィールドで実績を示す事で多くのファンが生まれました。

金森隆志氏の魅力その②

陸王V3!陸っパリ最強アングラーの証明

金森隆志氏はルアーマガジンの企画「陸王」の4代目、更に6代目の王者です。更に、陸王レジェンドという企画でも初代王者に輝いた、まさに陸っパリのスペシャリストです。

もはや陸っパリで敵無し!?まさに陸の王者!

4代目、6代目陸王という2年制覇を成し遂げました。特に2013年の6代目陸王決定戦では、これまで以上に豪華な顔ぶれの中、旧吉野川は想定外のロースコアでの決着となり、ダウンショットリグでフィネスに攻めた金森隆志氏の勝利となりました。

陸王レジェンド制覇で陸王V3の快挙!

陸王レジェンドは初代陸王~4代目陸王の4名で争われた真の陸王決定戦です。初代陸王の川村光大郎氏を筆頭に沢村幸弘氏、奥田学氏、そして四代目陸王の金森隆志氏が対決しました。フィールドは旧吉野川で行われ、ホームエリアではないものの金森隆志氏が優勝し、初代の陸王レジェンドに輝きました。

金森隆志氏の魅力その③

艇王タイトルも掴んだ無敵バスアングラー!

レンタルボートでの釣り対決という、プロトーナメントとは赴きが180度違う本企画ですが、金森隆志氏はなんと陸王のみならず、2016年の艇王にも輝いています。

2016艇王獲得!陸の王は艇でも強かった

2016年艇王の決勝戦では、プロトーナメント常連でありトップクラスの青木大介氏、奥田学氏、そして金森隆志氏の3名での対決となりました。戦いのフィールドは新利根川での2DAYS!メジャースポットでの対決に大注目の一戦です。


最終日の大逆転勝利を演出

結果としては、金森隆志氏の大逆転勝利となりました!必勝パターンにハマったタックルは、バズベイト。2日間でバスの泳ぐ層を把握し、得意のベイトリールで集魚効果の高いルアーを投げ続け、結果的にkgオーバー連発となりました。トップウォーターでの釣りに大興奮です。

金森隆志氏の魅力その④

説明が論理的でわかりやすい釣り解説

金森隆志氏の釣り解説動画は、とにかく理に適った説明で進みます。氏の釣り解説の特徴として、「なぜ」「どこに」「なにを」が理論付けられており、バスの行動原理に基づいた攻め方というのを解説してくれます。

緻密に誘い出す妙技とその解説の仕方に思わず惚れ込む

状況によっては日中いきなりトップウォーターを投げ込む事もあり、固定概念を捨て先ずは外的環境を考察し、バスがどこにいるのかを推理してタックルを選択していく姿が、陸っパリで釣りをするアングラーにとって教科書のような存在です。

おすすめ金森隆志氏によるバス攻略解説動画①

春先は水温があがり、バスが深場からシャローに上がってくる季節、ということで陸っパリに最適な時期でもあります。そんな季節で気持ちよく最高の釣りができる様に解説してくれる動画です。

おすすめ金森隆志氏によるバス攻略解説動画②

2016艇王の必勝パターンにもなったバズベイト、その使い方を講義している動画です。トップウォーターの釣りは、アピール度が高く、逆に使用シーンがわかり辛いというアングラーのために、どんどん積極的にトップを狙える解説となっています。

金森隆志氏の魅力についてまとめ

金森隆志氏の釣りはエンターテイメント性に溢れています。バズベイトのような巻いて食わす釣りから、ダウンショットリグなど繊細な釣りまであらゆるシーンに対応でき、しかもそれを一般アングラーと同じ目線で、陸っパリで実践しているところに魅力があります。

そして実際に陸っパリからランカーサイズを釣り上げ結果を残しているところが、若手アングラーを中心に支持されている理由でしょう。キャラクター性が強いトーク力も、もちろん魅力の1つです。