はじめに
全国の滝行体験ができる場所を紹介します。滝に打たれる修行「滝行」といえば、修行僧が行うもののイメージが強く、実際にそうなのですが、関東や関西を中心に、一般の人でも、修行僧らの指導により体験をする場所がいくつかあります。
今回はその中から14か所厳選しました。日々のストレスからの解放、そして新しい人生への気付きに滝行は圧倒的な威力を発揮します。
滝行体験について
滝行とは
数ある修行の中でも滝に入る滝行は、基本的な修行の中でもトップクラスの過酷なものとして扱われてきました。大自然から流れる「清い水」が体にかかる事で、穢れ(けがれ)が清められると信じられていました。
そして現在修行僧でなくとも、日々の生活に浸かれたり何か迷いがあった時に、滝行を体験することで、その状況から打破できるとされています。
滝行体験の効果
滝行による効果についてはいろいろありますが、まずは邪念や雑念が抜けて心の静けさを取り戻せます。
その他にも水圧に耐えることで得られる安心感、滝行という強度のストレスを超越した時への自らの新しい気付き、さらに煩悩を取り払う事で自らの人生における新たな転機のきっかけになる場合もあります。
滝行体験ができる場所① 沖縄
「ター滝」修行時間と効果
沖縄にも滝行体験ができる所があります。本島北部大宜味村の山の中にあるター滝と呼ばれる滝です。女性も子供も簡単に来ることができます。
ただ修行というのには程遠い雰囲気で、水遊びのついでに滝に打たれるという印象が強い場所です。常夏の沖縄ならでわの光景ですが、滝に打たれると体も心もリフレッシュできます。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
秘境探検のレジャー気分で、亜熱帯の滝に打たれますので、特に時間も決まっていませんし、料金もかかりません。冬場は沖縄でも気温が下がるので利用者は少なくなりますが、その時は修行の気分になるでしょう。
ター滝へのアクセスは、専用駐車場から自然の渓谷の中を徒歩で30分程度です。
滝行体験ができる場所② 九州
「銀鏡・滝行」修行時間と効果
宮崎の西都市にある銀鏡(しろみ)地区は伝統的な神楽などが奉納されるパワースポットですが、こちらでは最近滝行プロジェクトにより、滝行体験ができるようになりました。
参加者は心が現れると毎回大好評です。現在定期的に行われており、開催日程については公式のフェイスブックページで確認してください。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
滝行体験は昼食時間も含めて3時間程度で、男性女性関係なく白装束で参加できます。2018年には冬の2月にも開催されています。料金は2017年の情報で4000円となっています、最新の情報については問い合わせが必要です。アクセスですが、宮崎市内よりバスが西都まで運行しています。
滝行体験ができる場所③ 四国
「石鎚神社」修行時間と効果
四国最高峰の石鎚山(いしづちさん)にある石鎚神社でも滝行体験ができます。これは、「禊会(みそぎかい)」と呼ばれるもので、7月と10月を除く毎月15日の夜に行われる修行です。
男性も女性も参加でき、その時に着用するふんどしや行位のレンタルがあります。冬も行われ、参加すると身が引き締まる効果があります。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
滝行体験を含めた時間は人数によりますが、2時間程度で終了します。料金は1000円(2018年11月現在)で、事前予約制ではなく当日集合で、事前に夕食を済ませる必要があります。
また事前予約をすれば当日神社会館での宿泊も可能です。石鎚神社へのアクセスは、JR石鎚山駅から徒歩20分、JR西条駅から車で10分です。
滝行体験ができる場所④ 関西
「龍泉寺」修行時間と効果
修験道の聖地でパワースポットでもある関西の奈良県天川村にある洞川にある龍泉寺、ここは女人禁制の大峰山への修行の前に山伏が立ち寄る由緒ある寺院ですが、冬場も含めT滝行をする場所があり、男性も女性も滝行に参加することができます。
特に予約も不要で、白衣のレンタルもあり、また男女別に更衣室もあるのでうれしいところ、気が引き締まる効果があります。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
時間は滝行をする人がいなければ特に自由となっていまして、料金も無料(白衣のレンタル料は有料)で滝行体験ができます。
またこちらでは予約制で有料ですが、より本格的な山伏体験も開催しており、体力に自信があり、スケジュールがあればぜひ参加してみましょう。龍泉寺へのアクセスですが、近鉄下市駅口からバスで洞川温泉下車となります。
滝行体験ができる場所⑤ 関西
「七宝瀧寺」修行時間と効果
関西の真ん中大阪でも、滝行体験ができるスポットがあります。犬鳴山山中にある七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)で、激しく水が落ちる行者の瀧は特に霊力があると多くの修行者が訪れます。
原則的には入瀧さ法の心得のあるものしか瀧行をすることが許されませんが、毎月第三曜日に一日修験道体験が行われている時に初心者でも参加できます。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
時間はあくまで「修行の地」ということもあり、七宝瀧寺修験先達の指示のもとに行われます。女性の参加も可能で時間は朝から午後まで昼食時間込で5時間程度、料金は(2018年11月現在)3000円です。レンタルの白衣は有料)また冬場は行われません。
七宝瀧寺へのアクセスは、南海泉佐野・JR日根野駅からバスで犬鳴山下車です。
滝行体験ができる場所⑥ 関西
「本昌寺」修行時間と効果
関西屈指の観光地京都の真ん中ある、本昌寺は様々な祈祷や修行体験ができ、滝行ではありませんが、こちらでは水行が体験できます。水行桶を使い頭から水を浴びます。滝と比べると弱いイメージがありますが、そんなことはなく、背中の経路が刺激されて気のエネルギーが高まり、心身の安定につながります。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
水行体験の時間は1時間ほどで、料金は5000円(2018年11月現在)と任意のお布施が必要です。これは男性も女性も体験できます。水行以外にも座禅と祈祷も行いますので、短時間で濃密な修行体験ができます。
また冬場も行っています。平安京大内裏跡に建つ本昌寺へのアクセスは、京都市営バス千本出水より徒歩3分程度です。
滝行体験ができる場所⑦ 関西
「牛尾観音法厳寺」修行時間と効果
関西の京都で東のはずれにある山科の牛尾山法嚴寺でも体験修行(滝行)を行っています。これは毎年夏場に2回行われるので、厳冬の厳しいものは体験できませんが、女性も参加できるものです。
ただ定員が5名と少ないので募集が始まった際には早い目に申し込む必要があります。他所より人数が少ないので、滝行で得る効果は大きそうです。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
水行体験は午前10時と午後13時30分の部があります。滝行の料金は2018年の募集持では3000円で、白衣がついていますのでなかなかお得です。女性の場合下着をつける時には白い下着であれば認められています。
寺院は山の中なのでハイキングも兼ねて訪れたい、牛尾山法嚴寺へのアクセスは、JR・京阪山科駅よりバス小山バス停下車より山道を徒歩1時間です。
滝行体験ができる場所⑧ 関西
「川上山若宮八幡宮」修行時間と効果
関西というより東海地域になる三重県の山の中にある川上山若宮八幡宮でも、滝行体験が行われています。
ここは日本最古の神社とも言われ、古い伝統に従った「みそぎ修法」といわれる方法で行われており、冬場の年越しのタイミングでも行われています。
その詳細については、HP等では明記されておらず(滝行そのものは明記)、直接神社で確認する必要があります。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
滝行も含めた、みそぎ修法は数日前までに申し込む必要があります。参加の許可の是非については社務所で判断がされるとの事です。料金は男性が1万円強で女性のほうが2万円程と割高になっていますので注意が必要です。
川上山若宮八幡宮へのアクセスは、名阪国道針インターチェンジもしくは伊勢自動車道久居インターチェンジより車で1時間です。
滝行体験ができる場所⑨ 関東
「大乗院」修行時間と効果
関東の神奈川県にある大乗院でも滝行の体験が行われます。こちらでは積極的に企業研修の一環としても行われており、5月連休明けから10月までと冬場は行っていませんが、伝統の作法で滝行の指導を行っていただけます。
滝行により自己を開放し、そして自然界と一体になりながら、自己再生を図る事ができます。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
滝行の料金ですが、2018年11月現在7500円で、これは保険料が含まれます。滝行の開催は5人以上となり、個人の場合は集まるまで待ちます。白衣などのレンタルがあり、また滝行の後、希望者には有料でお風呂に入る事もできます。
大乗院へのアクセスは、JR下曽我駅より徒歩10分、鴨宮駅より車で10分です。滝行参加者には無料で駅まで送っていただけます。
滝行体験ができる場所⑩ 関東
「足柄修験の会」修行時間と効果
関東の神奈川県では、いわゆる神社仏閣に属さない団体による滝行ができる所があります。「足柄修験の会」がそれで、南足柄にある夕日の滝で滝行体験を行います。
開催予定はHP上で告知され、女性も含めて1人からでも参加できます。またこちらでは年末年始の冬の滝行も行われ、冬場は行わないところが多い中、貴重な修行スポットです。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
滝行の料金ですが、2018年11月現在、初回が9000円で、2回目以降は6000円となり、衣装や杖、お酒代が含まれます。また5名以上の団体の場合は割引のサービスもあります。
そして神社仏閣ではないためか撮影用の滝行にも対応しています。アクセスですが、当日小田急新松田駅南口集合となり、現地集合も可能です。
滝行体験ができる場所⑪ 関東
「駒鳥山荘」修行時間と効果
関東の中心東京でも滝行体験ができる所があります。御岳山の中にある駒鳥山荘です。滝行体験を行う条件としては前泊(15時よりチェックイン)が必要で、その日の夜にレクチャーがあります。そして翌日の早朝から実施されます。
また経験者に限り冬期の滝行にも参加できます。女性も問題ありませんが、子供の場合は要相談です。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
滝行の時間は早朝の5時30分から行います。2キロの道のりを片道30分かけて滝に行きます。戻ってくるまでの所要時間は2時間30分程度です。料金は、2018年11月現在、1泊2食付で10,500円です。
景色のきれいな部屋、檜のお風呂、山の幸が豊富な料理など、滝行以外の楽しみも数多くあります。アクセスは、JR御嶽駅よりケーブルカーに乗車徒歩15分です。
滝行体験ができる場所⑫ 関東
「清龍寺不動院」修行時間と効果
関東の埼玉県にある清龍寺不動院でも江戸時代から続いているという滝行の体験が行われます。境内の聖水を利用した滝行で、水量により行われる日に変動があります。
聖地のため女性でも水着の着用は認められておらず、白い下着を着用して挑みます。
1名から最大20名までの申し込みに対応しており、僧侶により滝行に対する指導を受けながら行います。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
所要時間は1時間30分程度で、冬場も含めた開催時期ついては申込時に確認が必要です。料金は2018年11月現在、6000円となっており、その中には草履や瀧行衣などのレンタル料も含まれています。
また自らのグループのみで行いたいという場合は別途料金が必要です。清龍寺不動院へのアクセスは、JR本八幡駅より徒歩4分程度です。
滝行体験ができる場所⑬ 関東
「三重院」修行時間と効果
北関東の群馬県にある、三重院でも滝行体験が行えます。寺院の行事がなければ冬場も含めていつでも修行が行われ、最大2泊までの宿泊コースから、滝修行の日帰りコースまで、ニーズに合わせて種類が選べます。
またこのコースは男性女性とも参加可能で、別途実費が必要ですが、滝行の後には温泉に案内してもらえます。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
滝そのものにあたる時間は1回あたり30秒程度です。それを数回繰り返します。料金については修行の日数によって異なりますが、2018年11月現在概ね1日1万円前後となっています。
団体で参加すると割引になります。クマの出没もある山にある三重院へのアクセスは、上越新幹線、上毛高原駅下車より徒歩1時間、タクシー利用がおすすめです。
滝行体験ができる場所⑭ 東北
「出羽三山・山伏修行体験」修行時間と効果
東北では滝行だけ行えるところは情報がありませんが、山形県の出羽三山では、2泊3日の山伏修行体験の中で滝行を行う事ができます。スケジュールで滝行は2日目の午後行われます。
この修行体験は夏が中心で一部秋でも行われており、冬はありませんが、女性も参加(神子修行道場)できます。
滝に打たれる時期・料金・アクセス
2泊3日で修業中の食事なども込なので、料金は数万円程度かかりますし、体力に自信がない人はとても参加できるものではありませんが、初心者でも3日間俗世とは違う体験ができるというのはなかなかないので、非常に貴重です。
出羽三山へのアクセスは、鶴岡市内からバス羽黒山バス停下車です。
まとめ
以上で、関東と関西を中心に日本全国の滝行ができる所を紹介しました。
場所により様々な条件はありますが、厳しい状況を生きる現代社会にこそこの大自然の修行僧達が体現し、守り抜いた滝行にチャレンジすることは非常に素晴らしいことで、多くの人がその体験の素晴らしさを語っています。
この記事が滝行体験への参考になれば幸いです。
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