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タイ「バンコク」の治安は?旅行前に気になる現在の治安状況と注意点を解説!

タイ「バンコク」に旅行に行かれる際に気になるのが、現在の治安状況ですよね。バンコクはアジアの中でも有数の都市ですが、アジア圏は治安が悪いイメージもあるはず。今回はそんなタイ「バンコク」の現在の治安状況と、旅行の際の注意点を解説していきます!
2020年8月27日
T・S
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タイ「バンコク」の現在の治安は?

タイと言えば、大都市バンコクの観光ですよね。バンコクは非常に栄えており、日本人も沢山住んでいる便利な都市です。そんなバンコクには毎年沢山の日本人が旅行に行くのですが、犯罪に巻き込まれることも少なくありませんので、不安に思う方も多くいます。今回はそんなバンコクの現在の治安状況と、タイの危険地帯、渡航前に知っておきたい注意点を解説していきます!

タイ「バンコク」とは?

タイとは?

まずはタイの概要から知っていきましょう!タイは「タイ王国」と言い、人口は約7000万人程と、日本よりも人口が少ない国です。北にはラオスが、東にはカンボジアが、西にはミャンマーがあり、東南アジアの中心というイメージがありますよね。主な産業は農業、観光業であり、日本人観光客も多く渡航しています。日本との関係は深く、600年ほどの長期的な交流の歴史があります。

バンコクとは?

タイと言えばバンコクですよね。バンコクはタイ王国の首都として知られており、なんと1500万人も住んでいる大都市です。東南アジアということで、あまり栄えていないイメージがあるかもしれませんが、実は世界35位の経済規模がある都会で、非常にきらびやかな街並みです。正式名称が実はとても長く、現地の方はクルンテープと略して呼んでいます。

タイ「バンコク」の人達の性格は?

基本的に穏やかな性格

渡航する際に気になるのが、タイの人達はどのような性格なのかということ。タイの方々は仏教徒がほとんどであり、仏教の教えを大切にしていますので、穏やかな方が多いのが特徴です。仏教では殺しやお酒、盗み、噓をつくこと、不倫などを戒めており、厳しい仏教徒はこれを守るように意識しています。穏やかかつ誠実であり、親切な方が多いですね。

タイは女性が怖い?

タイ人の性格でよく言われるのが「女性が怖い」ことです。タイの女性は、アジアらしさがある美人な方が多いのですが、実は怒らせると怖いことで知られており、罵声はもちろん、暴力に発展することも珍しくありません。不倫をしてしまい、男性が去勢をされてしまったことがニュースにもなりました。基本的に優しい女性が多いのですが、裏切るような真似はしないよう気をつけたいですね。

タイの危険度・治安は?

タイの現在の危険度は?

渡航する際に心配な治安・危険度ですが、現在のタイの治安ランキングは120位と、良いとは言えない状況にあります。この位置となっている原因は、テロ事件が起きる可能性があったり、また軽犯罪が多発していることにあります。危険度は随時更新されますので、下記リンクのページで渡航前に確認するようにしましょう。

海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

タイで起きたテロ事件

タイはテロ事件が起きる可能性がある国で、近年でも爆弾テロ事件が起きてしまいました。エラワン廟や駅前などの人が集まる場所でしたので、死者も出てしまい、大きなニュースとなりましたね。このテロの原因は、政治絡みであったり、ウイグル族過激派によるものであったりと、色々な原因が考えられています。その後、テロ対策が行われて落ち着きを取り戻したのですが、現在も可能性はあり、注意が必要です。

政治トラブルによる治安の悪化

テロの原因ともなっているのが、政治トラブルです。タクシン派と反タクシン派に分かれており、上記画像のような抗議運動も行われています。抗議運動の最中は非常に危険であり、火炎瓶が投げられるなど、巻き込まれれば死に至る可能性もあります。2010年の衝突では日本人カメラマンが死亡してしまう事態になりましたので、運動が始まった際は外に出ないようにしましょう。

タイの主な犯罪は?

殺人も日本と比べると多い

タイではどのような犯罪が多いのかも気になるところですよね。日本の10年間の殺人事件は約1000件程とされていますが、タイは3000~6000件にもなると言われており、人口を加味しますと、日本の約9倍も殺人事件の件数が多いと考えられます。また、軽犯罪もとても多いので、日本より危険であることは間違いありません。ただし、日本人が殺人に巻き込まれる件数はあまり無く、軽犯罪に巻き込まれる率が高いですね。

お金を奪う詐欺が多発


渡航して巻き込まれるのが、軽犯罪です。特に直接お金を奪う事件が多く、お金を見せてと言って奪っていったり、家に招いて、いかさま賭けゲームをしてお金を取ったりなど、さまざまな手段でお金を奪っていきます。一人で行うのではなく、グループで犯行を行うことが多いので、渡航前に気を引き締めておきたいですね。

渡航者を狙ったスリ

特によく巻き込まれる犯罪が「スリ」です。数人でいきなり抱きついてきてお財布を取っていくケースが多く、男性が抱きついてくることもあれば、美しい女性の容姿で抱きついてくることもあります。こちらも集団で行う犯罪ですので、囲まれてしまうと逃げにくいのが怖いところですね。財布にはチェーンをかけておいたり、クレジットカードのサインを漢字にするなどの工夫をしておくと良いでしょう。

タイ「バンコク」は比較的安全?

タイ「バンコク」は危険地帯と比べて安全

タイは犯罪情報が多いので、とても危険に感じる方も多いのですが、首都バンコクはかなり安全性が高い地域です。東南アジアは貧困のイメージがあり、スラム街のような想像をされる方が多いのですが、バンコクはとても豊かな街であり、ファッション性も高く、街並みもとても美しい都市です。日本ほどではないにせよ、安全な街と言えます。

タイ「バンコク」には多くの日本人が住んでいる

分かりやすく安全だと感じれる情報として、「日本人が沢山住んでいる」ことがあります。バンコクでの暮らしはとても快適で、物価もとても安く、ご飯も美味しいので、現在も多くの日本人が渡航・移住している程なのです。最近は若い方の移住者が増えており、インターネットを通じたお仕事をしながら、タイに住む方が増えていますね。タイでの食事は食あたりが心配になりますが、バンコクでは気にしすぎなくても大丈夫です。

タイで治安が悪い地帯①

川沿いの観光地にぼったくり犯がひしめく

バンコクは安全性が高いことを先述しましたが、やはり観光地には多くの犯罪者が紛れています。スリ被害はもちろんですが、ぼったくりをする方が沢山いますのでご注意下さい。バンコクの川沿いエリアには観光地が多いので、安全性が高いバンコクといえどご注意下さい。

タイ南部が危険地帯

バンコクから離れて、タイの南部に行くと危険度が一気に高まります。南部はイスラム色が強く、テロも起きやすい地域なのです。観光に行かれる方も沢山いますが、昼夜問わず危険性がありますので、もし行かれるのであればガイドをつけて、最大限に注意した方が良いでしょう。また、行く道中でも危険がありますので、飛行機を使用した方が良いですね。特に女性は、男性同行者を連れた方が良いでしょう。

タイで治安が悪い地帯②

ワット・プラケオで客引き

ワット・プラケオは非常に有名な寺院で、エメラルド寺院とも呼ばれる、仏教の総本山のような場所です。こちらは観光客が沢山来る場所であり、入口にはぼったくりをしようとする方が沢山います。笑顔で話しかけてきて、ワット・プラケオには今は入れないから周辺を観光に連れていくなどの噓をついて連れ出すことがよくあります。真に受けず無視するのが最善の対策です。

チャイナタウン・ヤワラー通り

ヤワラー通りはチャイナタウンとなっており、こちらも沢山の人で溢れているのですが、高額なお土産屋さんに連れていこうとする方が沢山いますので注意が必要です。相場よりもかなり高いお土産を買わされることがありますので、基本的に話しかけられても相手にしない方が良いでしょう。

パタヤ

パタヤは有名な海水浴場があり、沢山の方で賑わっています。豊かな旅行者が沢山訪れますので、やはり何かを売りつけようとする方が集まっており、ぼったくり被害に合われる方が沢山いるので注意しましょう。治安が悪いという訳ではないのですが、被害に合うと不快な気持ちになってしまいますので、気を付けて下さいね。

タイ「バンコク」観光での治安対策①

観光客らしくしないこと

バンコクでも、他の治安の悪い地帯でも同様に、観光客らしくしないことを心がけましょう。ぼったくりをする方々は、観光客を常に探しています。ガイドブックを開いていたりすれば、どこからどう見ても観光客に見えてしまいますよね。ホテルで行き先をあらかじめ調べておき、なるべく街中でガイドブックを開かないようにした方が良いでしょう。

バッグに気を付けること

海外旅行時の基本は、バッグに気を付けることです。奪いやすい担ぎ方をしていると、バイクに乗っている窃盗犯に取られてしまいますし、リュックを後ろに担いでいると、ジッパーを開けて中身をとられてしまいます。なるべく荷物は前に来るようにして持ち歩きましょう。また、コインロッカーなども危険な場合がありますので、ロッカーは信用せず、持ち歩いた方が良いですね。


気軽に人を信用しないこと

安全な地帯だったとしても、話しかけてくる人は疑った方が良いでしょう。笑顔で話しかけてくる方は詐欺目的であることが多く、信用出来そうに見えても注意して下さい。本当に親切である場合も中にはありますが、安全に観光する為に、基本的には疑うようにしましょう。

タイ「バンコク」観光での治安対策②

夜の一人歩きは危険

軽犯罪は昼間でも起きうるのですが、更に危険な犯罪は夜に起こりやすいので、夜の一人歩きはしないようにしましょう。タイの方からすれば、日本人はお金持ちであり、上手くいけば大きなお金が手に入る存在なのです。親切な方が多く、全てが悪い人ではありませんが、悪い地帯でなくとも、疑う心を持っておきましょう。

華美な格好は避ける

特に女性観光者で気を付けたいのが服装です。日本人女性の外見を好む方が沢山いますので、治安が悪い地帯であればなおさら危険です。バンコクはファッション性の高い街ですので、ある程度オシャレをしても馴染みますが、それ以外の地帯ではなるべく地味な格好をして、現地に馴染むようにしたいですね。もちろん、肌の露出度は控え目にしましょう。

不良少年達に要注意

道行く人達の中で気を付けたいのが、タイの不良少年たちです。ナック・レンと呼ばれるのですが、不良少年たちは銃を携帯していることがあり、万が一トラブルになれば危険です。タイにもマフィアやギャングが存在し、また銃の所持が合法な国となっていますので、悪い人が見えたら避けるようにして下さい。特に、治安が悪い南部地帯に行った際は最大限注意しましょう。

タイ「バンコク」観光での治安対策③

タクシーはメーター付きのものを

渡航者がよくぼったくられてしまうのが、タクシーです。現地の方々は渡航者が相場を知らないことを知っていますので、平気で倍以上の金額を請求してきます。メーターが無いタクシーはぼったくりしやすいので、なるべくメーターのあるタクシーを使用しましょう。また、メーターがあっても隠す場合がありますので、よく見て、おかしなところがあれば伝えましょう。

王室に関する発言は控えること

タイの情報を知ってから渡航した際に起きうるトラブルが、「王室についての発言」でのトラブルです。タイは王室の悪口を言うと罪になる可能性がある国であり、また国民は王室を大切にしていますので、軽々しく知っている情報を話すと危険なのです。国王の悪口を言わないのはもちろんのこと、出来るだけその話題には触れない方が良いでしょう。

お酒の飲み過ぎに注意

旅行先で楽しくお酒を飲むのは楽しいものですよね。しかし、お酒で酔ってしまうと、悪い人達から狙われてしまうことがあります。千鳥足になっている方からお財布を盗むのは容易いことですので、外出中に酔いすぎるのは避けましょう。特に女性は犯罪に巻き込まれる危険性が高いので気を付けて下さいね。

タイ「バンコク」観光での治安対策④

警察を信用しきらないこと

タイにはもちろん警察が存在しますが、バンコクの警察でも、あまり頼りにならないことがあります。盗難被害にあってもちゃんと対応してくれなかったり、警察自身が犯罪に加担したりなど、日本の警察とは雰囲気が違うのです。また、情報を知らなかった為に軽微な犯罪をしてしまい、見逃す代わりに金銭を要求してくる警察までいます。「困った時は警察に頼る」というのはあまり通用しないと考えておきましょう。

タバコに気をつけること

バンコクでタバコを吸うことは出来ますが、公共の場所では吸えないことがよくあります。そして、タバコをポイ捨てすると罰金となるのですが、その瞬間を警察はよく狙っています。ポイ捨てを見逃す代わりに、罰金の金額よりも安い金額を要求してくるのです。タバコを吸う際は、タバコが許可されている場所で吸いましょう。

風俗店に注意

男性のタイ旅行者は、風俗店に行くことを目的にしている方もいます。有名な情報ではありますが、タイの風俗店でHIVにかかる方が沢山おられますので注意しましょう。HIV以外にも様々な感染が心配されますので、安いからと言って近づくのはおすすめしません。タイ旅行から帰ってきたら、後戻り出来ない状況になってしまったということは避けたいですよね。

タイ「バンコク」観光での治安対策⑤


巻き込まれても堂々と対応すること

沢山の治安情報を集めて、万全の対策をしたとしても、やはり犯罪に巻き込まれてしまうことはあります。そんな時はオドオドとしないようにして、毅然とした態度をとりましょう。弱気な方ほど犯罪に巻き込まれやすくなり、強気な態度をとれば怯むことがよくあります。女性は男性同行者を頼るようにし、男性は堂々とした態度で接しましょう。

危険な場合の連絡先

もしも危険な状況に巻き込まれてしまったら、在タイ日本国大使館に連絡してみましょう。カードを盗まれて帰れない状況になった際など、助けてくれるのが日本国大使館です。法人を守る義務がありますので、しっかりと伝えれば助けてくれます。下記リンクから確認してメモしておき、絶対になくならない場所に入れて持ち運びましょう。

在タイ日本国大使館
在タイ日本国大使館

タイ「バンコク」のおすすめ観光スポット

ワット・ポー

ここまで危険性ばかりをお伝えしてきましたが、バンコクは基本的には安全性が高く、魅力的な観光スポットがあります。画像の寺院はワット・ポーという寺院で、バンコク最古の寺院として有名です。50mもある寝釈迦仏があり、バンコクらしさを感じられるスポットですね。

カオサン通り

こちらは、多くのバックパッカーが集うカオサン通りという場所です。こちらには本格タイ料理を楽しめるお店や、楽しいお土産屋さん、タイマッサージを楽しめるお店などがズラリと並んでおり、また安全性も高いのでおすすめです。事前にお店の情報を集めておき、ガイドブックを開かないようにしつつ行ってみましょう!

サイアムパラゴン

バンコクの先進性を感じたい方はサイアムパラゴンに行ってみましょう!こちらは沢山のお店が入っているショッピングモールで、東南アジア最大級の水族館や5Dシアター施設まで入っています。東南アジアのイメージが変わる程のオシャレな施設ですので、特に女性にはおすすめしたいですね。

まとめ:タイ「バンコク」の現在の治安は?

今回の「タイ「バンコク」の治安は?旅行前に気になる現在の治安状況と注意点を解説!」はいかがでしたでしょうか?タイ・バンコクに行く前に知っておきたい情報を網羅的にお伝えさせて頂きましたが、バンコクには案外安全で、安心した方が多いかもしれません。特に女性は気をつけたい治安の悪い地帯があるタイですが、バンコクの表通りを昼間に歩く分には問題ありませんので、スリ等に気をつけながら楽しみましょう!

バンコクの治安が気になる方はこちらもチェック!

今回はタイ「バンコク」の治安について解説させて頂きましたが、他にも海外の治安情報に関する記事が沢山あります。気になる方は是非チェックしてみて下さい。