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折り紙で作る「メダル」の作り方!一枚で簡単なものや少し難しい作り方を解説!

折り紙は四角形の紙を折って動物や魚や花などを形作る日本の伝統的な遊びです。子供達を中心に根強い人気ですので、頑張ったご褒美に、金や銀の輝く折り紙でメダルを作るととても喜んでくれます。今回は簡単な1枚使いと、より難しい2枚使いでメダルの作り方をご紹介します。
2020年8月27日
chiro
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折り紙で作るメダルの折り方の基本は5種類

折り紙メダルの作り方はバリエーションが豊富

幼稚園や保育園などで活用した子供にプレゼントするメダルは、いろいろな種類があるようで基本形は5種類です。ベースは2種類で「花型」と「勲章型」です。あとはカラーバリエーションや、ちょっとしたテクニックでさまざまに変化させることができます。基本の折り方をマスターしておけば、難しい二枚使いも短時間で作ることができるようになります。基本形はカットしない作り方ですので、折り紙さえあればすぐに始めることができます。

両面折り紙を使ってきれいに作る

両面折り紙をおすすめする理由は、キーポイントになる部分にちょうど裏面がくる折り方が多いためです。きれいな白色なら問題ありませんが、表面の色が透けて見えるような折り紙のだと、やはりプレゼントしたときのクオリティに影響します。両面着色でない折り紙を使う場合背中合わせで二枚使いで折るという折り方もありますが、少しずれても裏面が目立つため、かえって難しい折り方になってしまいますのであまりおすすめはできません。

折り紙一枚で作る簡単な折り方 基本の花型

幼稚園や誕生日会で活躍する花型メダルの作り方

花形メダルの作り方の基本は同じ折り方の繰り返しです。
コツは角を丁寧に作ることです。一枚使いで簡単ですので、ちょっと褒めるプレゼントやお誕生日会の飾りつけに便利です。ぜひ挑戦してみてください。
1:裏面を中にして中心点に向かって各頂点を折る
2:同じ面を上にして、中心点に向かって各頂点を折る(2回目)
3:もう一度同じ面を上にして、中心点に向かって各頂点を折る(3回目)
ここまでが花型メダルのベースです。

花を形作る手順

1:一番上にできた三角形の頂点を半分より外側の位置で外に折る(4か所)
2:中から出てきた2回目に折ったものの頂点を外側に折る(4か所)
3:初めに折ったものの頂点を外側に折る(4か所)
4:中心部分に裏面が出てきたら出来上がり
各花びらを少し立体的にすると、よりきれいな花型になります。

花形メダルをフォトジェニックにする方法

インスタ映えを狙うなら大きめのメダルにする

インスタ映えを狙うなら、別の折り方で作った装飾を追加するのが効果的です。反対色で葉やリボンを作るなどのカラーバリエーション効果を取り入れるとプレゼントしても喜ばれます。リボンの作り方は、ヘラや定規を使って折り目をしっかり付けるのがポイントです。
1:折り紙の対角線を付けるように折り目を付けて広げる
2:広げて頂点を基準に三角形を折り目まで山谷の繰り返しで折る(8回から10回くらい)
3:対角線まできたらそのまま同じように折り進める(8回から10回)
4:1つの頂点を起点とした扇状になる
ここまでの段階でしっかり折り目を付けておくのがポイントです。

きれいなリーフ型に仕上げる手順


ここからは立体的な成形手順です。
1:頂点にした部分を鉛筆など丸いもので丸めていく
2:丸めていくと残りの部分に歪みが出てくるのでそこで止める
3:丸めた部分を手に持ち残り部分をウェーブ状に開く
4:丸めた部分に別に折ったメダルを貼り付ける
花型のメダルに糊で付けると豪華なリボンになります。

折り紙一枚で作る簡単な折り方 基本の勲章型

運動会や発表会で活躍する勲章型メダルの作り方

裏面が中心部分を占めるので、両面折り紙で作る方がきれいに仕上がります。折り方は簡単です。
1:折り紙を間半分に折って長方形にし、いったん開いて、中央にできた折り目まで折る
2:両方同じように折ったら内側に合わせるように折ると四分の一の大きさになるので、長い辺を半分に折る
3:その状態で長い辺が二枚になっている側と四枚の側ができているので、二枚の側の中心頂点を基準に四枚側を三角に折って折り目を付ける
4:手順2の状態まで開くと折り紙の中央にバツ状の折り目が付いている
5:その折り目を手掛かりに、角を開きながら前に折ると袋状の部分ができるので、それをつぶすように折ると舟の形になる
6:左右とも同じ形に作る(2艘舟という形)
ここまでの手順は他の折り紙でも使う基本手順です。

勲章型メダルに仕上げる手順

まず、基本形を押さえておきたいところですので、今回は八角形のプレゼント用メダルを作ります。
1:4つできている羽の対角線上を90度折る(手裏剣または風車の形)
2:三角状の袋を広げるようにしてつぶしながら折ると四角形が4つできる
3:それぞれの四角を中心点を起点に三角に折ると向かい合った直角三角形が8つできる
4:8つの直角三角形を開くと裏面が三角状に現れ、全部を開くと八角形の裏面が見えるようになる
5:外側の四角形の角を裏に向かって三角形に折り、全体を正八角形に整えれば出来上がり
中心部分が少し浮くので、丸いシールを貼って止めてもきれいです。

勲章型メダルをフォトジェニックにする方法

勲章型メダルは豪華さと色味が重要なポイント

別の折り紙でメダルを一回り大きくすることができます。両面折り紙を使えば、さらに2色追加できるので、簡単により豪華なメダルになります。
1:折り紙を三角形に折る
2:もう一度三角形に折る
3:三角の袋状の部分を広げてつぶしながら折ると四角形になる
4:頂点を中心に折ると三角形になり、4つの三角形ができる
ここまではツルを折るのと同じ手順です。

裏面の色を裾模様にするリボンに仕上げる手順

同じ手順でも折る方向が違うだけで、出来上がりのデザインが全く変わるのも折り紙のおもしろさです。
今回はリボンを折るので裾に裏面がちらちら見えるデザインにします。
1:隣り合った二つの袋状の三角形をつぶすように広げ裏面が開いた側に出てくるように折る
2:裏面が見えない部分を上にして中心線まで左右を折る
3:下になっていた大きな四角形の上から見えている三角部分だけを手順5と同様のやり方で折る
4:裏返すと何もない四角部分があるので、開く側を上に三角に折り上げる
5:燕尾服のテール状の部分を外側に開襟するように折る
折り目がたくさんある方を上にして、メダルを貼り付けると豪華なリボンになります。

折り紙四枚で作る簡単な折り方 輝くメダル

順位を付けたいときに活躍する輝くメダルの作り方

輝くメダルを作るときは金銀の折り紙を使う方が効果的です。一枚で折るメダルもかっこいいですが、1つのメダルを作るのに四枚の折り紙を使うとより豪華に作れます。出来上がりのサイズは使う折り紙とほぼ同じ大きさになります。プレゼントするには少し大きいかなと思われたら、均等に小さく切って作ります。手順は簡単ですが、きっちりと折り目をつけることと、同じ幅に揃えるのが少し難しいところです。

輝くメダルに仕上げる手順


1:折り紙の表が内側に8つの山ができるように繰り返し折る
2:出来上がった棒状の折り紙を半分に折る(扇の形)
3:同じ工程を四枚分繰り返す
4:4つの扇状の折り紙を頂点を合わせて円形になるように糊付けする
5:隣り合った最後の羽同士を裏面を合わせるように貼るときれいにできる
三枚でも円形にはなりますが、ひだ状の羽が少なくなるので四枚で作る方が豪華な出来栄えになります。

メダルを作るコツはとにかく丁寧に折ること

折り紙メダルの評価ポイントはしっかりとした折り目

立体的な輝くメダルをより美しく作るコツは、丁寧に折り込むことだけです。それぞれのひだの幅がバラバラだったり、左右のバランスが違っていると、きれいな円形を保てないために歪んだメダルになってしまいます。裏に厚紙で固定する方法もありますが、表裏とも金色の方がプレゼントされた子供たちは喜びます。

単色使いより複色の方がより目立つ

より豪華に仕上げたいなら、一枚で作るのではなく、半分の大きさの折り紙で違う色を二枚重ねて折って作るとグラデーションが表現できて素敵なメダルになります。但し重ねただけではきれいに折るのは難しいので、貼り付けてから折ると上手くできます。金や銀だけでなくいろいろな色の光る折り紙も発売されていますので、一枚で作りより二枚使いで豪華なメダルをプレゼントできます。

折り紙二枚で作る簡単なメダルの折り方

メダル飾りを別に折って合体させると豪華になる

基本の花型でもメダル型をひとまわり大きく見せるための飾りを折って合体させる方法ですので、ここでいう二枚とは別々に折った二枚の折り紙を指します。この方法は他の折り紙でも使えますが、裏面がキーポイントになるので両面折り紙をおすすめします。勲章型メダルの手順8までと同じ折り方なので、ここでは説明を省略します。ポイントは両面折り紙の色の選び方です。

メダル飾りの作り方の手順

4つある四角形をツルを折る要領でひし形に折るところから解説します。
1:中心部分にバツ印上に開けられるところができているのでそこを外側に開いて折る
2:手順2で広げていた羽をもとに戻すように内側に戻す
3:裏面でできている四角形の周りポケットの角に手順4の羽が乗っている状態になっている
4:裏面でできているポケットの中に花型メダルを差し込んでいく(花型メダルの場合)
簡単な折り方でできますが、出来上がりはとても難しい折り紙のようで複雑な模様が表現できます。

難しいメダルの折り方はかなりの技術が必要

自立型立体星の作り方1

折り紙五枚を使えば難しい自立型の立体星が作れます。単純な形ですが、同じ形を五枚折るという作業途中の手順で複雑なコツがあり、トータル的には難しい折り紙の部類に入ります。この作り方は裏面は出ませんので通常の折り紙を使います。星形は先端部分が大切ですから、きっちりと先を揃えて折ることがコツです。
1:対角線上に三角形に折る
2:開いて折り目まで頂点を基準に直角三角形に折るとイカ型ができる
3:上下逆転させて逆側の頂点を基準に同じように折ると大きなひし形ができる
4:裏返して折り目が背中合わせになるように三角に折る
ここまでは簡単な折り方です。

自立型立体星の作り方2


ここから少しコツが必要な難しい折り方になります。
1:開く方を上面にして置き、二等辺三角形の底辺左側の角を頂点に向かう中心線に向かって持ち上げる
2:その時底辺の右側の角が折り目の起点になるようにする
3:飛行機の先端部分が尖っている方が出来上がりがきれいなのでこの手順はきっちりと折るようにする
4:飛行機先端を手前に向けて尾翼部分を右側に倒し、左の羽を半分に折る(折ると尾翼部分と右の羽が持ち上がる)
言葉で書くと難しい感じですが、実際にやってみると自然にそうなっていく手順でもありますので、ぜひチャレンジしてください。

自立型立体星の作り方3

1:右の羽が袋状になって、持ち上がっている尾翼の上側を押すと自然に折れてくるのでそのまま折る
2:この時点で左右対称の形になっていることを確認する
3:尾翼部分が折り込まれている側に、きれいにはまり切らず少し折り返された形になっている部分をゆっくりとひっぱって広げる
4:下側も同様にする
5:左側が三角形、右側が変形菱形になっていれば完成
これを五枚作ります。説明の便宜上できあがった五枚をAからEと呼び次の手順を説明します。

最終手順は合体させて星形を成形

折り方は途中少しコツが必要なだけで、一番難しいのは合体させる作業です。
1:Aの菱形部分をBの三角形部分の中に入れて糊付けする
2:中を糊付けしてしまうと空洞にならないので上の一枚だけを付けるように注意する
3:五枚同じ手順でつけていき、最後のEとAを糊付けする。
最後の糊付けのときに、中心部分を少し空洞にするようにしながらジョイント部分を山折りの形に揃えれば出来上がりです。立体型なので自立する星型になりますし、金色で作れば素晴らしい豪華なメダルになります。

貰うとうれしい金メダル

メダルといえばオリンピックの金メダルを連想します。金色に輝くメダルは誰よりも頑張った証のようで、それをもらえる自分を誇らしく思えるものです。大人になってからは折り紙のメダルをもらう機会はほとんどなくなりますが、子供たちに折ってプレゼントすることはできますので、違う喜びを味わうことができます。貰った時のうれしそうな子供の顔を想像しながら折るメダルの輝きは別格のものになるはずです。

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