バークレイ(Berkley) PEライン 200m 0.5号/8lb 10m毎カラー スーパーファイヤー 釣り糸
バークレイ(Berkley) PEライン 200m 1.5号/24lb グリーン スーパーファイヤー 釣り糸
バークレイ(Berkley) PEライン 150m 2.5号 40lb クリスタル スーパーファイヤー 釣り糸
モーリス(MORRIS) ショックリーダー バリバス VEP ナイロン 50m 14号 50lb ナチュラル
ファイヤーラインとは
よくPEラインと混同されるファイヤーラインですが、実はPEラインではなく、ファイヤーラインはバークレーが製造するダイニーマ素材を使用した、PEラインと似たインプレを持つラインの種類の1つです。よくPEラインの一種と混同されるファイヤーラインですが、それもそのはずで、ファイアーラインはPEライン特有の「ライントラブルが起こりやすく、切れやすい」という、強度面のデメリットを解消したような、強度と太さ、確かなインプレを併せ持つ強力なラインです。
ファイヤーラインのインプレ、PEラインとの違い
ファイヤーラインはPEラインと同じ素材こそ作られていますが、その製法は大きく異なり、ファイヤーラインは加熱し糸同士を引っ付けることで、PEラインに似た性質を持ちながら、高強度と確かなインプレを持ったラインとなっています。名前についた「ファイヤー」と言う名も、製造の過程で強度を上げるべく、加熱処理を行う事が由来とされています。
PEにない安定感がウリ
ファイヤーラインは高強度と太さを併せ持つため、編みのゆるみなどによる感度の低下がおこらず、悪天候等でも確かなインプレを保ち続け、ラインの買い替えを行う回数が減る分、結果的に節約にもつながります。コーティングが施されているためPEラインと比較し、根ずれに強く、根魚などを狙うのにも適しています。とにかくPEラインと比較しファイヤーラインはインプレに安定感があるのが特徴で、確かな強度と太さで、長期的に釣り人をサポートしてくれます。1つのラインを長期的に使用したいという方にも、おすすめのラインですね。
ファイヤーラインとPEラインの違い
似ていると言われるファイアーラインとPEラインですが、実際に使用したさいのインプレや使い心地などは大分異なり、PEラインと同じ感覚で使用すると手間取ってしまう場合があります。ファイアーラインとPEラインはラインナップや太さ、評価などの違いがありますが、なんといっても最大の違いは「強度」にある、と言ってもいいでしょう。
強度の差に注意
手芸用はさみだと切りにくいファイヤーラインは釣り用のPE対応ハサミでスパスパ切れるからおすすめ
— みかげ(さぶ (@mikage_kamio) September 12, 2017
買ったのはシマノの仕掛けハサミ pic.twitter.com/HA9gPGGnPk
ファイヤーラインは安定感がある分、PEラインと比較し扱いにくい面もあり、ファイヤーラインは強度と太さがある分、手芸用はさみでは切りにくいという特徴もあります。結び方の際、ノットの締めにラインをカットしようとしたらハサミが通らない、なんてことがないよう、ファイヤーラインでノットを作る際はPEラインに対応した、強力なハサミを使用するようにしましょう。ファイアーラインを常用したい場合は、タックルボックスにPE対応ハサミを入れておくことをおすすめします。
ファイヤーラインのラインナップ
ファイアーラインのラインナップは大きく3種類、1つは色分けされ目視しやすいカラードタイプと、単純に太さや強度に重点を置き、インプレを強化した「スーパーファイン」ことスーパーファイアーライン、そして半透明のラインが特徴的なクリスタルタイプの3種類です。いずれもファイアーラインの名に恥じない強度と太さとインプレを併せ持ち、3種類そろえれば様々な場面に対応することが出来ます。
ファイヤーライン①・カラードタイプ
バークレイ(Berkley) PEライン 200m 0.5号/8lb 10m毎カラー スーパーファイヤー 釣り糸
まずはファイアーラインの中でも定番ラインの1つカラードラインから、カラードラインは10メートルごとに色が塗り分けられているため「どれくらいの長さか」目視しやすく、ラインの長さを自分で調整するのが苦手な方という方にもおすすめの種類。カラフルな色合いが目にも鮮やかなラインです。
ファイヤーライン②・スーパーファイヤーライン
バークレイ(Berkley) PEライン 200m 1.5号/24lb グリーン スーパーファイヤー 釣り糸
スーパーファイアーラインは「スーパーファイン」とも呼ばれ、ファイアーラインと言ったらコレ!と言ってもいい定番ラインです。通常のファイアーラインとスーパーファインの違いは、さらに高強度で、さらに遠くへ飛ばせること。ファイアーライン選びで困ったら、スーパーファインを選べば間違いなしと言ってもいいでしょう。スーパーファインはシーバスなどの引きが強い魚に向いており、リーダーと合わせることで、スーパーファインが持つスペックをさらに引き立たせることができます。
ファイヤーライン③・クリスタルタイプ
バークレイ(Berkley) PEライン 150m 2.5号 40lb クリスタル スーパーファイヤー 釣り糸
クリスタルタイプは名の通り、水晶のように透き通ったファイヤーラインで水が澄んでいる場所に適したタイプのラインです。目視しにくいぶん、ルアー慣れやノイズ慣れしたバスに有効です。基本的な強度や太さは同じですが、沼地や湖などでは「半透明なライン」を活用できなくなるため、できる限り水が澄んだ場所で使用するようにしましょう。
ファイヤーラインにおすすめのリーダー
ファイアーライン及びスーパーファインは単品でも高インプレを発揮しますが、リーダーと合わせることでさらに強度が増し、安定性を増すことが出来ます。PEラインと微妙に違う個所はありますが、スーパーファイン向けのリーダーはPEとほぼ同じ、と思っていいでしょう。
スーパーファインのリーダーはナイロンラインがおすすめ
モーリス(MORRIS) ショックリーダー バリバス VEP ナイロン 50m 14号 50lb ナチュラル
PEラインに使用するリーダーと言うと、フロロカーボンがおすすめと言われますが、スーパーファインはナイロンラインの方がおすすめと言われています。スーパーファイン自体が強度も太さも備わった頑丈なラインの為、補強に使用するラインは適度な伸びがあるナイロンラインがおすすめ。ナイロンラインの伸びがスーパーファインに加わり、ライン全体に余裕を作り出し、ライントラブルを未然に防いでくれます。
他ショックリーダー情報が気になる方はこちらもチェック
メインラインの補強を行うショックリーダーが奥が深く、このリーダーを使用すればどのラインでも大丈夫とは限りません。また、使用するノットや結び方にもその強度は左右されます。ショックリーダーの強力な結び方や、初心者にもおすすめのショックリーダー集。さらに、よく耳にするが案外知らない、ナイロンラインとフロロカーボンライン、PEラインの違いも紹介していきます。
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ファイヤーラインの結び方
合わせるべきリーダーの種類やラインナップを紹介したところで、ファイアーラインにおすすめの結び方や、さらにファイアーラインが持つインプレや、更にその効果を引き出すノットについて紹介していきます。
基本的な結び方はPEと同じ、動画も参照に
ファイアーラインはPEラインと異なる、といっても、そのインプレや太さはPEラインとほぼ同じため、PEラインと同じ感覚で使用しても問題ありません。ファイアーラインの結び方で困ったときは、とりあえずPEライン定番の結び方の1つである「FGノット」を使用してみるとよいでしょう。FGノットを普段から使用されている方は、ファイアーラインとリーダーを普段通りに、あまりPEラインを使用しないという方は動画を参照にFGノットを作ってみましょう。
ファイアーライン専用ノット「ファイアーノット」
FGノットなどの他の結び方でも高い効果を発揮してくれますが、スーパーファインのスペックを最大限に生かしたい場合はファイアーノットがおすすめ。ファイアーノットはファイアーラインの為に作られた専用ノットで、らせん状に強めに巻いていくことで、綺麗な結束がしやすく、すっぽ抜けを防止できるという、シンプルかつ強力な結び方です。ファイアーノットはファイアーラインに使用するのみでなく、エギングなどに使用歳にもおすすめの結び方です。
ファイヤーラインの評価
実際のインプレはどんな感じ?釣り人の声
ここまで来て、どうしても気になるのがファイアーラインは実際に使用した釣り人にはどう評価されているのかと言う面。ファイアーラインはPEラインから弱点をなくしたような性能の為、PEラインと比較している評価も多く、また、中には「PEラインの上位互換」とはいかない、という評価も見受けられ、全体的にやや厳しめの評価が多く見受けられました。
ファイアーラインの過信に注意
釣りは自由だから誰が何をしていても非難されるものでは無いけれど、理論的に考えて間違ったことを言っていれば、訂正されることはあると思います。間違うこともあるでしょう。間違いを受け入れるのも大事。例えば「ファイヤーラインは絶対に切れない」とか「PE1.2号でドラグ値10kg」とか。
— 45@気ままに釣行記 (@45xfortyfive) April 28, 2017
ファイアーラインを使用するうえで忘れてはならないのが、ファイアーラインは頑丈と言うのは飽くまで「PEラインと比較し、強度が高い」ということ。ファイアーラインは絶対に切れず、ライントラブルが起こらないというわけではない為、使用するリーダーやノットを吟味しないと、ファイアーラインでもライントラブルが発生します。釣りはプロと同じ釣り具を使用すれば釣れるというわけではないため「PEラインと比較して頑丈」であることに気を付け、過信しないようにしましょう。
ファイアーラインは悪天候に強め
こーゆー風が強い日は絶対にファイアーラインみたいな硬いゴワッとしたPEのがええね。使い勝手が全く違う。なんか使った感じでシルキーなのが流行ってるけど実戦で使ったら絶対的にこっちのが扱いやすいし、ライントラブルも少ない。 http://t.co/DvAWwyc6
— 那須“D”大士朗 (@grayz_lure) November 18, 2012
この口コミではファイアーラインは「悪天候に強い」と触れられており、風の強い日などPEラインではライントラブルが発生するような天候でも扱いやすいと触れられています。この口コミでは、ほかにもファイアーラインの「硬さ」にも触れられており、柔らかめのラインが好きと言う方には不向きかもしれません。
ファイアーラインで安定感のある釣りを
ファイアーラインはPEラインのメリットやインプレはそのままに、弱点を補ったような使いやすいラインの1つです。PEラインのライントラブルや強度面の脆弱さに悩まされたら、頑丈なPEラインを吟味するのみでなく、思い切ってスーパーファインに乗り換えてみるというのもいいでしょう。
気を付けるべきは、ファイアーラインは「絶対にライントラブルが起こらないライン」ではないこと。ファイアーラインでもライントラブルが起こるときは起こるので、過信はせず、リーダーを吟味し、安定感のある釣りを楽しんでみましょう。
他ライン情報が気になる方はこちらもチェック
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