検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

ポーランド旅行で行くべき観光名所おすすめ13選!人気スポットを徹底紹介!

ヨーロッパのほぼ中央に位置している人気の観光地ポーランドは、自然と調和した生活と豊かな文化と伝統がある国で、世界遺産にも登録されている魅力的な観光スポットがたくさんあります。 この記事では、ポーランドのおすすめ観光地をご紹介していきます。
2020年8月27日
fumiyama
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ポーランドの世界遺産の旅へのいざない!

ヨーロッパのほぼ中央に位置し「Heart of Europe」とも呼ばれる人気の観光地ポーランドは、大作曲家のショパンや、地動説で有名なコペルニクスの故郷でもあり、首都ワルシャワをはじめ自然と調和した生活と豊かな文化と伝統がある国として、また世界遺産に登録された歴史ある街並みや名所など魅力的な見どころがたくさんあり、観光シーズンにはヨーロッパを始め世界各地から多くの人が、ポーランドの各都市を訪れています。
この記事では、ポーランドの世界遺産を中心としたおすすめの見どころをご紹介していきます。

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その1

人気の見どころ:ワルシャワ歴史地区(旧市街市場広場)

 
「ワルシャワ歴史地区」は首都ワルシャワのほぼ中心地にあり、ワルシャワ市最古の歴史地区ですが、第2次世界大戦中に破壊され、その約8割が壊滅的な打撃を受けました。しかしワルシャワ市民の復興への強い熱意により市の記録を頼りに「煉瓦の壁の罅(しわ)1本までも忠実に」という思い入れで、かつての街並みが忠実に復元されその熱意が評価され、 1980年に世界遺産に登録されました。

街の復興が評価され世界遺産に!

この広場の近くには王宮や博物館などの見どころのスポットも多く、また「市街市場広場」とも呼ばれ、かつては大きな市場のあった広場ですが、今でもアンティークや民芸品、お土産などを売るテント張りの店が並び観光客の目を楽しませています。
この広場に面して、カラフルな建物が並び、広場を飾る石畳の中央には、盾を持って勇ましく剣を振りかざす人魚の像があり、この街のシンボルともなっています。そして観光シーズンには人気の観光ハブの都市として多くの観光客が訪れます。
 

観光地の場所:ワルシャワ歴史地区(旧市街市場広場)

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その2

人気の見どころ:ワルシャワ王宮

ワルシャワ王宮の歴史は古く創建されたのは14世紀にさかのぼり、ここは王の住まいの他にも当時の国会や政治の執務室、兵士の養成所や劇場が置かれるなど、ポーランドの政治・文化など多くの目的を持った中心的な建物でした。また「ヨーロッパで最も美しい宮殿のひとつ」の数えられその華麗なたたずまいを誇っていました。

王宮内部の装飾は豪華の極み!


しかしこの王宮も残念ながら第二次世界大戦の爆撃により壊滅的な状態となりましたが、市民の強い願望により1984年に復元され、元々王宮にあった価値の高い内装品などは爆撃前に国外に持ち出され難を逃れていましたので、復興を機に王宮内に戻され一般に公開されています。王宮内の居室の内装や展示されている絵画、彫像、シャンデリアなどの豪華さに驚かされ、シーズンには多くの観光客で賑わいます。

観光地の場所:ワルシャワ王宮

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その3

人気の見どころ:ショパン博物館(ワルシャワ)

ポーランドが生んだ偉大な作曲家でありピアニストのフレデリック・ショパンの博物館で、ショパン直筆の楽譜や手紙、文書に加えて写真や彫刻、デスマスク、ピアノなどを展示しており、ショパンの崇拝者でなくても興味ある博物館となっており、直筆の楽譜のコピーなどもお土産として入手できるようです。

大作曲家を偲ぶ!


誰もが聴いたことのあるピアノ曲や交響曲など心に残る名曲をたくさん残した偉大な作曲家ショパンは滞在先のパリで39歳という若さで亡くなり、遺体はパリの墓地に埋葬されていますが、その心臓だけはワルシャワのこの博物館の近くにある「聖十字架教会」(画像下)の柱の中で今も静かに眠っています。

観光地の場所:ショパン博物館(ワルシャワ)

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その4

人気の見どころ:クラクフ歴史地区


11世紀から600年近くに亘ってポーランド王国の都として栄えたクラクフは、ポーランドにおける歴史のある都市の一つであり、17世紀初頭に現在のワルシャワに遷都するまではこの都市がポーランド王国の首都でした。丁度、日本でいう京都のような存在でしょうか。この都市の街並みは古きよき時代を留めて美しく、この街の「クラクフ歴史地区」は1978年にポーランドで最初に世界遺産に登録され、中央の広場には民芸品などを売るお土産屋が並び観光シーズンには多くの人で賑わいます。

旧首都の美しい街並み!

クラクフはポーランド文化の中心的な都市と言われ、また第二次世界大戦であまり被害を受けなかったこともあり、旧市街には広場に面した織物会館やヴァヴェル城、国立美術館、各種博物館、聖マリア教会など歴史的な建造物が多く残っており、チャルトリスキ美術館にはレオナルド・ダ・ヴィンチの「白テンを抱く貴婦人」(画像下)が展示されています。
観光シーズンには街の中心の広場に馬車が行きかい、ポーランド名物の陶磁器や民芸品などのお土産屋のテントが並んでいますので覗いてみて下さい。

観光地の場所:クラクフ歴史地区

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その5

人気の見どころ:バルバカン(クラクフ)

「バルバカン」という言葉は、ラテン語の「バルベカーネ」に由来する「砦」を意味するそうで、かつて首都であったここクラクフの都市にあるこのバルバカン砦の特徴は馬蹄形をしており、煉瓦の壁も高く堅牢な感じを受け、外観は窓の少ない小さな城のような造りをしており、見るからに攻めるのが難しそうな印象を受けます。

中世の騎士の時代にタイムスリップ!


この砦かつては街に入る入り口にもなっていて、街に入る人や馬車はすべてここを通りチェックされ、敵の来襲には頑丈な門を閉じて砦の高い壁に造られた小窓から矢を放って敵を攻撃し街を守りました。
緻密に組まれた煉瓦造りの塔や城壁などを見ていると、中世にタイムスリップしたような感じにとらわれます。砦内では絵葉書や記念グッズなどを売っておりお土産にもピッタリです。

 

観光地の場所:バルバカン(クラクフ)

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その6

人気の見どころ:聖マリア教会(クラクフ)

クラクフの歴史地区の一画にある聖マリア教会の歴史は古く、1222年に建設されたゴシック様式の教会で、天にまっすぐ伸びる2本の高い尖塔が特徴となっておりポーランドで最も美しいと言われている教会です。
聖堂の中に入ると、金や青を基調とした天井や壁の装飾が見事で、ゴシック様式の豪華な祭壇の後ろからは見事な色彩豊かなステンドグラスを通して優雅な光が差し込み、荘厳な雰囲気をかもし出しています。

この聖堂には古くからの次のような言い伝えがあります。かつて蒙古軍がクラクフを攻めに来た際、その敵襲を知らせるためラッパ手がこの塔からラッパを吹き鳴らし街に敵襲を知らせたのですが、吹いている最中に蒙古兵に矢で射られ絶命したとの話が伝わっており、このラッパ手を悼んで今でも時報の鐘の後にラッパの音が流されています。(YouTube下)
ラッパの音が突然止まりますが、これは矢に射られて絶命をあらわすのだとか。

観光地の場所:聖マリア教会(クラクフ)

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その7

人気の見どころ:ヴァヴェル城(クラクフ)

クラクフの都市にあるヴァヴェル城は11世紀に王の居城となって以来、城主となった歴代の王が城の増改築を繰り返して、城の敷地内には宮殿や礼拝の為の大聖堂も建てられ、その金色に輝くドームを持つ礼拝堂は、北ヨーロッパで最も美しいルネサンス建築様式と評価されています。

1611年にポーランドの首都はここクラクフの都市からワルシャワに移されましたが、その後も約50年に亘って国王の戴冠式と葬儀は、このヴァヴェル城で行われたとのことです。
歴代の王41人が眠るこの城は、長い間古都のシンボルとして人々を魅了し、クラクフの歴史を見続けてきました。
観光シーズンには多くの観光客がこの都市を訪れ、この城の広場のカフェでくつろいだり、お土産を買ったりしています。

 

観光地の場所:ヴァヴェル城(クラクフ)

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その8

人気の見どころ:ヴィエリチカ岩塩坑



ヴィエリチカ岩塩坑はクラクフの南東約15キロにある小さなヴィエリチカの町にあり、このヴィエリチカ一帯は2千万年前に海でしたが地殻変動によって陸となり、その後海水が蒸発して巨大な塩の層ができました。そしてこの町の地下には、1250年頃から1950年代までの最盛シーズンには「白い金」として生産されてきた大規模な岩塩採掘場があります。

世界遺産にも登録された岩塩抗!

ここで掘り続けられた岩塩坑は、地下300m、総延長300キロという世界でも珍しいアリの巣のような坑道を持ち、1978年に世界遺産にも登録されました。
坑道の中には入ってすぐのホールに面して造られた大きな礼拝堂を初め、坑道での安全を祈って約40もの礼拝堂や教会が作られ、その他にもお土産屋や年に1度サッカーシーズンには試合が行われるといサッカー・コートまであり、その広さに驚かされます。

観光地の場所:ヴィエリチカ岩塩坑

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その9

人気の見どころ:トルン

ポーランドの北部、バルト海にも近い中世の街並みが残り世界遺産にも登録されているトルンの町の始まりは、1200年代前半の頃だとされ当時の重要な水上交通路であった町を流れるヴィスワ川沿いの好立地であったことから、最盛シーズンにはバルト海沿岸で産出された琥珀を運搬する際の交通の要衝となり、それによって町が繁栄するようになり、ヨーロッパの中でも重要な商業都市として数えられています。

コペルニクスの生地!

またトルンは当時主流だった天動説を覆す地動説を唱えたコペルニクスの生地としても知られており、この地動説は天文学史上最も重要な発見とされ、彼はポーランドで有名な偉人として紙幣の肖像に使用されたり、大学名や科学館の冠名としても使われ、町には銅像もよく見かけるほど、市民に愛されているようです。街のお土産屋さんでも、コペルニクスの記念品やグッズをよく見かけます。

観光地の場所:トルン

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その10

人気の見どころ:マルボルク城

マルボルク城はポーランドの北部の街マルボルクにある城で、その名は「聖母マリアの城」に由来し、14世紀~15世紀半ばまでドイツ騎士団の政治や軍事、経済、及び宗教の拠点として重要な役割を担ってきました。
その広さは東京ドームの4.5個分と言われ、ヨーロッパ最大の煉瓦造りの城として、1997年に世界遺産にも登録された由緒ある城です。

ヨーロッパ最大の煉瓦造りの城!

この城は第2次大戦で壊滅的な被害に見舞われましたが、国力を投入して大規模な復元工事が行われ、現在はかつての荘厳な構えを持つ重厚な城として再びその姿を取り戻し、ポーランド国民の誇りともなっています。
観光シーズンにはこの城に多くの人が訪れ、当時騎士団が実際に使った武具や珍しい琥珀の装飾品、磁器や食器類、工芸品など興味深げに見て歩き、お土産品も入手しているようです。

観光地の場所:マルボルク城

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その11

人気の見どころ:ザモシチ


前項で紹介したマルボルク城から西に100kmの場所にある小都市ザモシチは、世界遺産にも登録された美しい建物が並ぶ街ですが、他のポーランドの街とは一味違った様式の建物が並んでいます。
それもその筈、この街はイタリアのルネサンス様式をベースに設計されて建築された建物が並ぶ場所なのです。その理由は1580年にポーランド人貴族のヤン・ザモスキーが学生時代にイタリアに留学しそこのルネサンス様式の建物が並ぶ風景に魅せられ大変気に入り、彼の故郷のザモシチにこのルネサンス様式の街並みを実現したいと考えたのです。

イタリア、ルネサンス様式の街!


そして彼の帰国後彼の考えを元にして造られ実現したのがこの街なのです。
五角形の城壁で囲まれた旧市街は、西側には主に貴族の宮殿や文化的施設、東側には市民の住居や商業施設が造られ、またイタリア特有のアーケードが巡らされた3つの広場も造られザモシチは「アーケードの街」とも呼ばれるようになり、アーケードにはカフェや多くの店が並び、シーズンには観光客がここで休憩したりお土産を買っているようです。
 

観光地の場所:ザモシチ

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その12

人気の見どころ:百周年記念ホール (ヴロツワフ)


このホールはポーランドの西部、ドイツ国境にも近いヴロツワフの街に、ナポレオン戦争における最大規模の戦闘「ライプツィヒの戦い」の百周年を記念して1911年から3年にかけて建造されました。その重厚なホールの外観は目を引き、直径は69m、高さは42mの鉄筋コンクリート製のドーム構造で、当時のコンクリート建築物としては最大規模を誇り、2006年に世界遺産に登録されました。

重厚なドームが印象的!

ホール内部はドーム状の形状を生かした構造で、壁はコルクなどを混ぜたコンクリートの遮音層で覆われ音響効果が非常に良くコンサートも頻繁に開催されており、また高所には装飾は一切無く、むき出しのコンクリート肌が木製の型枠の跡を残している素朴な設計となっており、音楽会や展示会などの多目的ホールとして市民たちにも愛されている施設です。夜には、ホール前にある噴水と共にライトアップされて夕闇の中に建物のシルエットが浮かび上がりとても美しい光景を作り出しています。

観光地の場所:百周年記念ホール (ヴロツワフ)

ポーランドの観光旅行でおすすめの名所 その13

人気の見どころ:ムスカウ公園

ドイツとの国境近くを流れるナイセ川に沿ったかつてこの土地を所有していたムスカウ侯爵は、当時イギリスで流行していた「風景式庭園」のデザイン手法に基づいて1815年からこの土地の造園に着手し、樹木や水流などの自然をそのままに風景画のように配置する一方、これらの自然と調和する城を建築しその後30年をかけてこの絵画を見るような庭園を造り上げていきました。

イギリス庭園を偲ばせるライオン像!

しかし残念ながら第二次大戦末期にこの地も戦場となり、庭園内の城や橋は被害を受け、終戦後にはナイセ川が新たな国境線となった為、この庭園は二つの国に分割されると言う珍しい状況が発生しました。
その後破壊された城は東ドイツによって修復され、橋の修復も行われつつあり、2004年には景観デザインの傑作としてユネスコの世界遺産にも登録されました。
赤煉瓦造りの見事な建物の入り口には、イギリス庭園を思わせるライオン像が建っています。お土産にこの美しい庭園の絵葉書が人気があるようです。

観光地の場所:ムスカウ公園

まとめ

ポーランド旅行で行くべき観光名所のご紹介、いかがでしたか?
ポーランドには、首都ワルシャワをはじめ古都クラクフなど世界遺産にも登録されているおすすめの見るべき名所がたくさんあり、観光シーズンにはヨーロッパを初め世界から多くの人々が人気の観光地を訪れ、ポーランド独特の風景を楽しみ、また名物の陶磁器などのお土産として買って旅の思い出としているようです。
そんな世界遺産に登録されている場所が多いポーランドの名所を是非訪れてみてください。

ポーランドの他の情報が気になる方はこちらもチェック!