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ポーランドの美味しい名物料理10選!旅行で行くなら食事はこれで決まり!

旅の楽しみと言ったら、現地の景色を楽しみ現地の料理を味わう事。中でもポーランド料理はおいしいと評判で、料理目当てにポーランドに足を運ぶ方も少ないほど、ここではポーランドに行ったら絶対食べたい、美味しい料理の数々を紹介していきます!
2020年8月27日
咲良09
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美食の国、ポーランド

ポーランドは「ワルシャワ」を始めとする美しい街並みが有名ですが、美食の国としても有名で、ポーランド料理は安くて美味しいと評判なのです。美食の国と言ったらフランスやベルギーが名に上がりますが、料理の美味しさではポーランドだって負けてはいません。

更に安いのみでなく、ポーランド料理はバラエティ豊かで、建物や景色目当てでなく、料理目当てに訪れても満足できるようなものばかり。肉もスープもスイーツも飲み物も美味しいものが揃っており、グルメな人は必ず訪れるべきと言っても過言ではありません。

ポーランド料理は何故美味しい?

ポーランド料理は何故こんなにバラエティ豊かで美味しいものが多いのか?それはポーランドの地理にわけがあります。ポーランドは周辺を多種多様は国々に囲まれる形となっており、囲まれているという事は当然ながら他国の人々が入って来、ポーランド人のほかに東欧系ユダヤ人、チェコ人、ハンガリー人、ドイツ人、ほかにもリトアニアやスコットランド、ウクライナの人々まで集う多民族国家となっていきました。

ポーランドの名物料理の殆どは他国から持ち込まれた食文化から生まれたもの、あらゆる食文化を取り込んだ結果、独自の料理が生み出されたと言うのが、ポーランド料理がバラエティ豊かで美味しいもの揃いな理由というワケです。少なくとも19世紀ころには現在のポーランド料理の原型が作られたと言われており、他にも一日四回の食事や、レストランより家庭の味を大事にするなどの「食へのこだわり」が作り出したと言ってもよいでしょう。

ポーランド名物料理①:ピエロギ

ポーランド料理の中でも特に有名で、食べやすいと言われている食べ物がピエロギ。その見た目は中国名物で有名な「水餃子」にそっくりで、水餃子との違いはスープに入っているか否かしかありません。ピエロギはポーランドに限らず東欧全体で幅広く食べられている食べ物で、ザワークラウトと同じく東欧の食事には欠かせない一品です。

東欧全体で食べられているピエロギですが、特にポーランドのピエロギは美味しいと有名で、中の具のバリエーションが豊富なため、レストラン毎にピエロギの食べ歩きをするだけでも満足してしまうほど。ポーランドのピエロギが美味しいのは経済的に一番発展している分、美食を追求できるというのが大きいでしょう。

元は餃子、ピエロギの起源


ピエロギの具は定番の肉の他にマッシュポテトやソバの実、チーズにマッシュルーム、他にもスイーツ系のピエロギとしてカスタードクリーム入りのものや果実入りのものも存在します。何故こんなに餃子にそっくりなのか?と言うと、中国の餃子がシルクロードを通って伝来し、それぞれの国でレシピを改変され、そのまま食事に取り入れられたからとされています。

ポーランド名物料理②:ビゴス

ポーランド版「おふくろの味」として有名で、多くの人に親しまれているのが「ビゴス」です。東欧料理ではお馴染みの食べ物「ザワークラウト」をレシピに使用する料理で、異なった種類の肉とザワークラウトをコトコトと煮込み作り、材料も相まって「ヨーロッパを食べている」と言う気分に浸ることが出来る料理です、

ビゴスはザワークラウトをレシピに使用するため少々酸っぱめ、酸っぱい味付けが苦手な人には請けいられられ憎いかもしれませんが、ビゴスに限らずポーランド料理は酸っぱめのものが多いため、その中でも酸味が緩めのビゴスで舌を慣れさせてから、有名な料理の数々に挑むのもありでしょう。ビゴスは3日間煮たものが最も美味しいとされ、特別な日には欠かせない食事です。

ポーランド名物料理③:プラツキ

ポーランド旅行は初めてで、まずは何を食べるべきかわからない…ポーランド人が大好きな食べ物や食事のレシピを知りたい、そんな方におすすめなポーランド料理が「プラツキ」です。ポーランド人はこのプラツキが大好きで、間違いなく一番大好きな食べ物として名がいってもいいメジャーな名物料理です。食事に困ったら、まずはプラツキを食べてみるとよいでしょう。

プラツキは簡単に言ってしまえば「ジャガイモで出来たパンケーキ」のこと、ほんの少しの小麦粉とジャガイモを混ぜ作られる食べ物で、そのレシピはハッシュドポテトとほとんど変わりませんが、小麦粉が入っているぶんパンケーキのような食感がするのが特徴の食べ物です。材料がジャガイモだけに、軽く塩を振るだけでも美味しく、ポーランド人はこのプラツキをレストランで食べるのみでなく、レシピを覚え、自宅で作り食べるそうです。

レシピはシンプル、作るのは大変!

レシピは大変シンプルなプラツキですが、実はそのレシピを再現するのはとっても大変。少量の油で炒めるように火を通すのが特徴で、いちいちジャガイモをペースト状になるまですりおろす必要があるため、めんどくさいけどレシピを覚えてしまえば、病みつきになること間違いなしです。そのままでも美味しいプラツキですが、グヤーシュとの相性は抜群、どう食べても美味しい食べ物です。

ポーランド名物料理④:グヤーシュ

ポーランドの食事におけるスープと言ったら欠かせないのが「グヤーシュ」です。グヤーシュは所謂ポーランド版ビーフシチューで、レストランで出されるものはプラツキと共に食べられることが多く、しっかりと煮込まれた牛肉とスープは、身も心も温めてくれることでしょう。元々はハンガリーを起源とする料理で、ハンガリーのグヤーシュをポーランドが取り入れ、レシピをアレンジしたのが現在の姿と言われています。

ハンガリーのグヤーシュはレシピが異なり、ビーフシチューと言うよりスープに近く、とろみがなくスパイシーで、辛いもの好きな方や体を温めたい方向けの味付けとなっています。レストランで両方を食べ比べてみると言うのもアリでしょう。

ポーランド名物料理⑤:タタール


ポーランドのレストランに訪れたら頼みたいのが「タタール」です。なんだか聞き覚えがある名前だなと思ってしまいますが、タタールとはハンバーグの起源で有名なタルタルステーキのこと、ほぼ生肉で「レストランで出され、スープや前菜がついてくるユッケ」と思っても構いません。味付けも殆どされておらず、ほぼ肉!と言うような食事が出来ます。

そもそもタルタルステーキはモンゴル系のタタール人の食べ方を起源とするものなので、タタールがタルタルステーキのそっくりなのではなく、タルタルステーキがタタールに似ているのだと思った方がよいでしょう。レストランの中には卵を添えて出すお店もあり、その姿はまさにユッケそのもの。ワイルドな食事を楽しみましょう。

ポーランド名物料理⑥:ソーセージとハム

美味しいソーセージとハムが食べられる有名な国と言うとドイツが浮かびますが、ポーランドだって負けてはいません。ポーランドではソーセージが「キェウバーサ」と言う名で呼ばれ、有名さには劣るもの、ドイツに負けず劣らず豊富な種類が揃っています。と言ってもスパイシー系は余りなく、ピリッとした辛さが好きな人にはちょっと物足りないかもしれません。

ポーランドのハムは「シンカ」と呼ばれ、こちらも美味しいものばかり。主にポーランドで食べられるハムは「ボンレスハム」系で生ハムは少なく、肉の旨みを凝縮したようなものばかりです。生ハム好きにはちょっと物足りないかもしれませんが、ボンレスハム好きにはたまりません。

ポーランド名物料理⑦:ジュレック

ジュレックはレストランでは味わえない「ポーランドの味」が詰まったスープです。発酵したライ麦の上澄みを使い作られるもので、発酵させてあるためその味は酸っぱく、暖かい酸っぱさが苦手な人にはちょっとキツめの味をしたスープです。名物料理の中では、少々上級者向けかもしれません。

ジュレックは美味しいもの揃いのポーランド料理の中でもかなり癖が強く、このスープだけはダメと言う方も少なくありません。慣れたら美味しいスープとして楽しめますが、慣れるまでが大変、レストランで出されるスープだけでは飽き足らない、もっと身近なポーランドを感じたい!と言う方向けのスープです。

ポーランド名物料理⑧:マコヴィエツ

料理を堪能した後は、ポーランドの色んなスイーツを楽しみましょう。数あるスイーツの中でも特におすすめしたいのが「マコヴィエツ」と呼ばれる、ケシの実を材料とするロールケーキ。ポーランドでは特別な日に欠かせないスイーツで、クリスマスになると店頭に並び、あんぱんでお馴染みのケシの実のプチプチした食感が美味しいロールケーキです。


ポーランド名物料理⑨:お菓子類

ポーランドでは「ポンチュキ」と呼ばれるスイーツが親しまれています、どんなスイーツかと言うと所謂揚げドーナツと言った感じで、中にはいろんな具が入っており、何が入っているかは食べるまでのお楽しみ。特におすすめなのはバラの蜜入りのもので、スイーツとして美味しいのみでなく、おしゃれな風情も楽しめます。

「ポンチュキ」の他にも、ポーランドのケーキは全体的に質が良く、外れなしと言ってもいい美味しいものばかりです。ケーキの他にもアイスクリームのレベルも高く、美食の国であると同時に、スイーツが美味しい国とも言えるでしょう。訪れればスイーツに困らないので、甘党の方にはたまりませんね。

ポーランド名物料理⑩:飲み物類

ポーランド料理を堪能し、スイーツも楽しんだ後はポーランド特有の飲み物で喉を潤しましょう。ポーランドでは主に「コンポート」と呼ばれる、ベリーや桃などの果実を煮た飲み物が親しまれており、夏は冷たくし、冬は暖かくして飲みます。その味は濃厚なフルーツジュースと言う感じで、フルーツ類が好きな方に大変おすすめです。

他にも、ポーランドでは「カヴァ」と呼ばれるトルコ式コーヒーが親しまれており、最近ではイタリア式エスプレッソコーヒーも流行っているそう。コーヒー通にも嬉しい国と言えそうですね。カヴァの他にもウォッカが老若男女を問わず親しまれ、ビールも安く飲めるため、お酒好きな方にも嬉しい国です。

美味しいポーランドを楽しもう!

ポーランド料理はこの記事で紹介した他にも多数存在し、どれも美味しいものばかり。ぜひポーランドに訪れ、美食の国としての面を堪能されてください。ポーランド料理を食べに行くとき気を付けるべきなのが、ポーランドの人は家庭の味を大事にするため、どのレストランも夜間は照明が落ちてしまうこと。お昼はレストランで軽く済ませ、夜にゆっくり楽しむようにしましょう。