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富山の名物グルメといえばコレ!美味しいご当地&B級名物グルメ13選!

富山の名物グルメと聞いて何を思い浮かべますか?白エビやホタルイカなど、たくさんありますね。富山は海の幸に恵まれ、名物グルメもたくさんあります。その中から魚や麺類、お菓子など種類を多く取り上げてご紹介いたします。読み終えたころには少しお腹がすいているかも?
更新: 2021年7月20日
haekon
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富山の名物グルメの特徴

立山連峰から海に流れる水には、栄養分が多く、魚たちが良く育ち、「天然のいけす」となっています。高級魚のノドグロやズワイガニから、白エビ、ホタルイカなど、B級グルメになるものまで実に多種です。

また、緑豊かな環境で育てられる、氷見牛は全国的に有名なブランド牛。美味しいものが揃っている富山ですが、その中でも県独特の、名物となっているものをご紹介します。

ソウルフードや名物グルメとなったいきさつにも、できるだけ触れていきたいと思います。なお、営業時間などは、2018年8月4日現在の情報ですのでご注意を。

富山の有名な名物グルメその1

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:白エビ

「富山湾の宝石」とも呼ばれる白えび、とろりとした舌ざわりと、まろやかな甘さが特徴です。いたみやすいため、むき身にするのが難しく、だしや調味料として使われていたようです。冷凍技術などが発達したため、むき身も一般に出回るようになったとのこと、昔は本当にまぼろしのエビだったんですね。

食べ物や料理の特徴

そんな白エビですが、色々な食べ方があります。そのまま刺身にしても美味しいですし、昆布締めも美味しいですよ。写真のようなお寿司もいいですね。また、玉ネギなどの野菜と一緒に揚げるかき揚げも、サクッとジューシーで人気です。

タルタルソースをかけたかき揚げを、バンズに挟んだ白エビバーガーというのもあり、ご当地B級グルメとしてテレビでも取り上げられました。どの食べ方にするか、迷ってしまいますね?

美味しい食事スポットはこちら

白エビバーガーを食べるならこちら
[店名]道の駅 カモンパーク新湊
[住所]〒934-0049 富山県射水市鏡宮296
[連絡先]0766-83-0111
[営業]09:00~19:00
 

白エビの刺身や昆布締めなどを食べるならこちら
[店名]越中膳所 海の神山の神(うみのかみやまのかみ)
[住所]〒930-0083 富山県富山市総曲輪1-1-21 筧田ビル1F
[連絡先]076-445-1155
[営業]LUNCH 11:30〜14:00(L.O.13:30)※土・日・祝日除く
    DINNER 17:30〜23:00(L.O.22:00)

富山の有名な名物グルメその2

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:ホタルイカ

次は、「富山湾の神秘」といわれるホタルイカです。毎年3月から6月上旬にかけて、産卵のため深海から上がってきます。この時期、滑川周辺の富山の海岸は、夜になるとホタルイカすくいの人でにぎわいます。自分でゲットできるのはいいですね。

また、ホタルイカの名前のとおり、暗い海の中で光るので、上の写真のような幻想的な風景を、見ることができるかもしれませんよ。

食べ物や料理の特徴

そんなホタルイカ、食べ方としては、刺身や、ボイルした酢みそあえ、しょう油とみりんなどで味付けした沖漬けが一般的です。ホタルイカの内臓は、寄生虫がいる場合があるため、生食には適さないとのこと。

そこで、ホタルイカのわたを加熱して、コクだしに利用した、ホタルイカパスタなどのアイデアグルメもあります。また、しゃぶしゃぶは、生に近いホタルイカをわたごと食べられることで人気。

煮立った昆布だしに少しくぐらせた、濃厚な味を試してみませんか?

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ホタルイカのしゃぶしゃぶを食べられるお店を1軒ご紹介いたします
[店名]日本料理 海風亭
[住所]〒937-0067 富山県魚津市釈迦堂1-13-5
[連絡先]0765-22-7303
[営業]営業 月曜~土曜 ランチ 11:00~14:00、夜 17:00~21:30

富山の有名な名物グルメその3

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:ぶり

富山の方言でキトキト(生きがいいの意味)を代表する魚。ぶりは、春に九州の五島列島沿岸で産卵するために、冬になると北海道から南下し、富山湾周辺を通過します。

ところが、この時期の富山湾周辺は「鰤起こし」と呼ばれる強風のため、ぶりが動けなくなり、うってつけの漁場となります。荒波を乗り越えてきたぶりは、脂ののりが最高ですよ。

食べ物や料理の特徴

脂ののったぶりは、やはり刺身がおすすめです。特に11月末頃から翌年2月頃は、「氷見寒ブリ」というブランドぶりが食べられる時期です。ぶり刺しを食べるのであれば、是非この時期にお出かけくださいね。他にもぶり大根や、塩漬けしたブリと、かぶを発酵させるた「ぶりかぶらずし」はソウルフードとして有名です。お土産にいかがでしょうか?

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人気の海鮮料理店です。氷見三昧御膳なんていうのもあります。ぜひお試しください。
[店名] きときと亭 三喜
[住所]富山県氷見市北大町25-5
[連絡先]0766-74-0221
[営業]午前11時00分から午後9時00分(不定休)

富山の有名な名物グルメその4

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:氷見うどん


250年以上前に高岡屋の創業者が、石川県輪島のうどん製法を学んでつくったのが氷見うどんです。加賀藩の御用達うどんとして献上されるほどでした。

食べ物や料理の特徴

手延べという製法で作ったうどんは、強いコシとなめらかな口当たりが特徴。食べ方は、ざるやかけ、釜揚げなどがあります。ざるは、コシや口当たりがダイレクトに感じられます。やっぱり夏はこれですね。

温かいのも、もっちりとした食感が味わえておすすめですよ。写真のようにエビ天などのトッピングで召し上がってください。

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氷見うどんの有名店の一つは以下です
[店名]氷見うどん海津屋
[住所]〒935-0037 富山県氷見市上泉20番地
[連絡先]0766-92-7878
[営業]11:00~15:00

富山の有名な名物グルメその5

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:富山ブラック

戦後の復興期、屋台のラーメン店主が、肉体労働者の塩分補給のため、醤油が多めのラーメンを提供したのが始まりとのことです。後に大喜というラーメン店を開業、店主は変わりましたが、現在も営業中ですよ。

食べ物や料理の特徴

特徴は、富山ブラックという名の通りスープが黒いことです。塩分濃度が高めですが、見た目ほどは塩辛くないですよ。まろやかなコクがあります。麺は、やや太めのことが多く、ボリュームがあります。また、このスープでごはんを食べるのもありですよ。

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こちらが富山ブラックの老舗です
[店名]西町大喜 西町本店
[住所]富山県富山市太田口通り1-1-7
[連絡先]076-423-3001
[営業]11:00~20:00、定休日は水曜(祝日の場合は翌日)

富山の有名な名物グルメその6

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:利賀(トガ)そば

冬の時期に行われた「ごんべ」というそば会が利賀そばの始まりです。利賀そばの郷という蕎麦の資料館もあり、そば打ち工程や、そばの歴史を紹介しています。そば打ち道具も売っていますので、ご興味あるかたはどうぞ。

食べ物や料理の特徴

2月に行われる南砺利賀そば祭りには、数万人の人が訪れるほどの人気です。昔はつなぎを使わない、ぼそぼそと切れるそばが特徴でしたが、現在は蕎麦店ごとに特徴のあるそばが食べられますよ。

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人気の利賀そば店です
[店名]雪乃庄屋
[住所]富山県南砺市利賀村坂上1180
[連絡先]0763-68-2133
[営業][平日]11:00~15:00, 16:00〜22:00、[土日祝]10:00~18:00

富山の有名な名物グルメその7

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:昆布おにぎり

1世帯あたりの昆布の購入金額が全国1位の富山県、だしや昆布締めなどにも使われますが、家庭でもよく食べられる富山のソウルフードといえば、この昆布おにぎりです。白や黒の昆布おにぎりを、コンビニやスーパーで普通に見かけるのも富山ならでは。

食べ物や料理の特徴

昆布の削る箇所によって、白とろろや、黒とろろなどの名称がついています。白とろろは、甘味と粘りがあり、黒とろろは、少し酸味があります。一つずつ購入して食べ比べするのもおすすめですよ。

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富山駅構内のテイクアウト専門店です
[店名]おむすび屋源(みなもと)
[住所]富山市明輪町1-227
[連絡先]076-431-2104
[営業]6:00~20:00(無休)

富山の有名な名物グルメその8

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:たら汁


新潟県との県境に位置する朝日町は、ヒスイでも有名ですが、「たら汁」もソウルフードとして人気です。もとは漁の帰りを待つ人たちが、浜辺で作った朝食だったとのこと。

今では、ヒスイ海岸に沿って走る国道8号線はタラ汁街道とも呼ばれているほど、たら汁の看板が並んでいます。秘密のケンミンSHOWでも紹介していましたね。

食べ物や料理の特徴

漁師飯だけに、作り方は豪快です。タラをぶつ切りにし、身はもちろんのこと、頭やキモ、白子まで鍋に放り込んで味噌で煮込みます。ごぼうやねぎが薬味として使われることが多いようです。海水浴などで冷えた体を温めるのにもいいですね。

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地元の人気店の一つです。ホルモンも人気。
[店名]栄食堂
[住所]富山県下新川郡朝日町境647-1
[連絡先]0765-83-3355
[営業]7:00~22:00 定休日は第4月曜日(祝日の場合は翌日、12月31日~翌1月5日休)

富山の有名な名物グルメその9

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:薬膳ココアバー

ここで少し箸休め。ご紹介するのは、薬膳ココアバー。富山県は、薬の行商人の本拠地としても有名です。17世紀末から薬作りが盛んにされ、富山市の民族民芸村には売薬資料館もあるほど。その薬を利用したお菓子が薬膳ココアバーです。

食べ物や料理の特徴

玄米を配合したパフを、チョコでコーティングしたお菓子です。クコやキクカの他、キンギンカやユリという薬膳が入っているそうです。クコは肝臓を元気にしてくれるので有名、キクカは高血圧症やイライラしやすい人に有効とのこと。味はやや独特ですが、旅の土産話のネタにもなってよいのでは?

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資料館の売店で買えます。薬膳カレーや薬膳飴も売っていますので、併せてどうぞ。
[店名]廣貫堂資料館(こうかんどうしりょうかん)
[住所]富山市梅沢町2-9-1
[連絡先] 076-424-2310
[営業]9時~17時(年末年始は休)

富山の有名な名物グルメその10

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:宇奈月ビール

夏の暑い日はビールが美味しいですね。富山県にはいくつかの地ビールメーカーがありますが、その中でも有名なのが宇奈月ビール。原料は、黒部の雪解け水と、黒部産二条麦で、ビールの本場、ドイツからブラウマイスターを招いて完成させたそうです。

食べ物や料理の特徴

ケルシュ(十字峡)はキレが良くフルーティーです。真夏の一杯目はこれでしょうか?アルト(トロッコ)は、琥珀色のビールで、程よい甘みと香ばしさが特徴です。じっくりと味わってくださいね。

また、ボック(カモシカ)は麦芽を多く使い、熟成にも時間をかけているため、まろやかで甘いビールです。それぞれに特色があるので、飲み比べしたいところです。

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道の駅を兼ねた、売店兼レストランです
[店名]宇奈月麦酒館レストラン
[住所]〒938-0861 富山県黒部市宇奈月町下立687
[連絡先]0765-65-2277
[営業]【平日】11:00~15:30、【土・日・祝】11:00~17:00、定休日は火・水曜と年末年始

富山の有名な名物グルメその11

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:ます寿司

丸いわっぱに、赤い鱒が敷き詰められたお弁当。見たことがあるかたも多いのでは?この駅弁「ますのすし」などに代表される、ます寿司は、富山のソウルフードです。もとは神通川の鱒を使っていたこともあり、川の周辺には、今でも十数軒のます寿司屋さんがあり、独自のます寿司を作っています。

食べ物や料理の特徴

お店によって甘い、辛いや酢の量から、ご飯の炊き方、ますの並べ方まで様々なスタイルがあるようです。例えば「前留」は、さしみ感覚のあっさりとした味わいが、「高田屋」では熟成の旨味が楽しめます。

富山ます寿し協同組合の公式HPに、それぞれの特徴が載っています。リンクしますので、ご参考になさってくださいね。できれば、少しずつ食べ比べてみたいですが。

ます寿し協同組合 ます寿し食べ歩きマップ

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ますのすしを販売する源(みなもと)の店舗を一つ紹介いたします。
[店名]源 JR新幹線富山駅、中央改札前売店
[連絡先]076-431-2104
[営業]6:00~21:30

富山の有名な名物グルメその12

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:氷見カレー


氷見カレー学会なる組織に加盟する15店舗で食べられるカレー。氷見産煮干しを使用することを条件とした地元ブランドカレーです。カレー専門店だけでなく、ラーメン店や喫茶店など様々なお店で食べられますよ。店の特色を生かしたオリジナルカレーが楽しめます。

食べ物や料理の特徴

洋食屋ハローでは、彩り野菜の氷見カレーや、氷見の恵みカレーといった氷見カレーを食べることができます。また、レトルトカレーも販売しているので、お土産にいかがですか?また牛屋では、氷見牛カレーを食べることができます。カレーにブランド牛とは、贅沢な食べ物ですね。

ちなみに氷見牛も富山の名物。生産農家が、肥育技術のレベルアップなどに務めた結果、平成7年にブランド化されたそうです。最初は知名度が低く、氷見市内の焼肉店でも扱ってもらえなかったとのこと。このブランド牛が氷見牛コロッケや氷見牛カレーなどの名物グルメを作っているのも、感慨深いですね。

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  洋食屋ハローの番屋街店をご紹介いたします。牛屋は番屋街(氷見漁港場外市場 ひみ番屋街)にもありますので、併せてどうぞ
[店名]洋食屋ハロー 番屋街店 
[住所]〒935-0004 富山県氷見市北大町25-5
[連絡先]0766-72-2286
[営業]9:30~19:00 

富山の有名な名物グルメその13

ご当地名産のソウルフードやB級グルメといえば:高岡コロッケ

コロッケ消費量が全国有数だったことから、町おこしとしてブランド化されたとのこと。もともと精肉店が多く、戦後の肉が入手しにくいころから、コロッケは人気だったようです。

全国コロッケフェスティバルの開催地としても有名で、同じくコロッケで町おこしをしている、龍ケ崎市(茨城県)や三島市(静岡県)とで持ち回り開催しています。

全国のコロッケが一堂に会するというのも、面白そうですね。食べ比べもできますので、参加してみては?

食べ物や料理の特徴

高岡コロッケに使用する肉は「飛騨牛」です。通常のコロッケより大きめにカットされていて、味はもちろん、食感も楽しめますよ。

また、ミックスする食材はお店ごとに違い、白エビが入ったコロッケや、イカ墨の入ったブラックコロッケ、白とろろ昆布入りコロッケなど、お店ごとの工夫があります。どのような味がするのか想像が難しく、わくわくしますね。

フェスティバルでなくても、食べ歩きしたくなるスポットです。公式HPリンクしておきますので、ご参考に。

コロッケマップ|夢は揚げたて!高岡コロッケ
夢は揚げたて!高岡コロッケのホームページです。

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道の駅 万葉の里高岡では、長さが十数センチもある大仏コロッケの他、白えびコロッケなど様々なコロッケが楽しめますよ
[店名]道の駅 万葉の里高岡
[住所]高岡市蜂ケ島131-1
[連絡先]0766-30-0011
[営業]9:00~21:00(年中無休)

まとめ

ます寿司や富山ブラックなど、昔からあるソウルフード、高岡コロッケや、氷見カレーのように、比較的最近になって町おこしによって出来上がった名物グルメ、それぞれの歴史を感じられました。名物として定着、存続させるには、大変な努力が必要なのですね。

ここでは、紹介しきれませんでしたが、富山のご当地ラーメンはブラックだけではなく、入善ブラウンや入善レッド、小矢部ホワイトなどの、カラフルな名前のものも出てきています。

入善の麺は、海洋深層水を練り込んだことが特徴、小矢部ホワイトは、豚骨スープに肉みそを乗せ、小矢部の具材を使うことが条件とのこと。今後も新しい名物グルメが出てくることでしょう?富山に旅行や出張で行かれた際には、これらの名物グルメを試してはいかがでしょうか?

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