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直島の観光スポット8選!日帰りでも上手に回れるルートや旅行プランもご紹介!

瀬戸内海の直島の観光旅行は、もう経験しましたか?直島はベネッセアートサイトを中心とした芸術スポットで溢れ、芸術的楽しみ方ができるとして、旅行者経験者がおすすめします。直島を日帰りや泊まりで訪れたら絶対に見たいおすすめ観光スポットは何処か、詳しくお伝えします。
更新: 2023年2月21日
はぐれ猫
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直島はどこにある?

直島町は瀬戸大橋や小豆島に近い、瀬戸内海上に位置している島の町です。直島は本州の岡山県の玉野市に隣接しているから、てっきり岡山県かと思いきや、四国の香川県に所属しています。人口は3千人あまりで、かつては漁業の町でしたが、いまや芸術の島として全国的に有名です。

直島諸島

直島町は町域全体が、直島諸島と呼ばれる幾つかの島々で構成されます。観光拠点の直島の周辺には、井島、向島、柏島、荒神島などの無人島が散らばります。しかしこうした諸島の多くも、芸術活動と観光の拠点にもなっています。

直島のアクセス

直島のアートな名所に行くには、日帰りプランでも泊まりでも、兎にも角にもフェリーに乗ります。岡山県がわと香川県がわ、2つのフェリールートをチェックしてください。

玉野市の宇野港から

JR宇野みなと線の終点、宇野駅前に直島行きフェリー乗り場があります。直島行きルートは、四国汽船のみです。西側の宮浦港と、東側の本村港に行ける船があり、どちらの港に行くかによって、観光スポット巡りのプランも違います。本州側からの直島観光では、宇野港から行く方法がおすすめです。

高松市の高松港から

うどんの本拠地、香川県高松市の高松港からも、直島に行く四国汽船のフェリーが出ています。JR予讃線の高松駅からフェリー乗り場までは徒歩10分です。直島までは若干時間を要しますが、瀬戸内海を渡って、高松市側から直島に行ってみる、遠回りな旅行プランも考えられます。

四国汽船株式会社 乗り場のご案内

直島おすすめ観光スポットの回り方

町営バスで

直島には直島町営バスが、東西の市街地を往復しています。西の宮浦港前を出発して、東の本村港を経て、南東部のつつじ荘までのルートです。バス路線沿いの観光スポットを、短時間で移動する旅行プランでも、町営バスをおすすめします。

ベネッセアートサイトのシャトルバスで

島の南部は、ベネッセアートサイトの中心地です。敷地内には東のつつじ荘から、西の地中美術館まで、シャトルバスが走っています。見所満載な幾つもの美術館を目的地とするなら、必ず利用したいバスです。帰りは歩いて港まで向かうというプランも可能です。

自家用車で旅行

車をカーフェリー「なおしま」に乗せて直島に渡り、島内の見所へ走るという回り方もできます。その場合は有料(200円)の宮浦港や、無料の本村エリア、つつじ荘、直島つり公園などの駐車場が利用できます。車での日帰りプランの回り方にするなら、帰りのフェリーの時間チェックは忘れずに。

タクシーで旅行

直島にはタクシーもあります。しかし島内を走っているのはわずか1台だけです。このタクシーは、9名まで乗車することができます。利用するには日新タクシー配車センターまで、事前の予約が必須です。島内の見所の回り方については、タクシー会社に相談してみましょう。

レンタルサイクルで旅行

出典: https://ougiya-naoshima.jp/rental.html

直島の東西のフェリー乗り場を出ると、港の前にはレンタルサイクルショップがあります。また、各地の宿では自転車の貸出もしています。島内の見所を自由気ままに、自転車や原付きで観光するというのも、考えてみたくなるおすすめな島の回り方です。

レンタカーで旅行

出典: https://ougiya-naoshima.jp/rental.html

宮浦港前でレンタル自転車サービスをしているおうぎやは、レンタカーのサービスも提供しています。提供される軽自動車は、直島らしい派手な外観です。レンタカーでの楽々な旅行も、楽しみ方のひとつです。

徒歩で旅行

直島の魅力を余すところなく見て回るなら、徒歩も考えて見たい回り方。仮に直島南部の環状道路(県道256号)を歩いて寄り道せずに1周すると、およそ8キロ、時間にして2時間ほどで回ることができます。途中で急坂などもあるので、ハイキングコースとしてチャレンジしても良いのです。

直島の主要観光エリア

宮ノ浦エリア

出典: http://www.naoshima.net/access/access_from/

直島の西部に位置する直島の観光の起点のひとつが、宮ノ浦です。高速フェリー乗り場や宮浦港があり、海の駅なおしまという、お土産を買うのにもってこいのおすすめスポットが利用できます。飲食店や旅館も多く立ち並んでいるので、長期滞在ならあちこちのお店に入りたくなります。

本村エリア


出典: http://www.naoshima.net/access/access_from/

東側の本村エリアは、直島の東側の中心街です。ここは本村港に近く、町役場、郵便局、銀行などが集中しています。飲食店や旅館も多く、町中にはアートの観光スポットの数々があります。

積浦・琴弾地エリア

出典: http://www.naoshima.net/access/access_from/

直島の南東部のエリアです。島内で3番目の集落と風戸港があります。瀬戸内海の広い海域や対岸の四国を眺める位置で、海水浴場や釣り公園など、海の観光スポットが島の名所です。

美術館エリア

出典: http://www.naoshima.net/access/access_from/

アートの直島のなかでも、ベネッセアートサイトが運営している一級の美術館が集まっているのが直島南部。ここは美術館エリアと呼ばれています。著名芸術家のアート、現代アート、自然のアートなど様々なジャンルを鑑賞できます。

自転車で回る!直島観光におすすめのルート

自転車レンタルをしたら、直島の各地の名所巡りも近道できたりと、時間を短縮できます。ここでは直島のおすすめ自転車ルートをご紹介します。

東西往復おすすめ観光ルート

宮浦港前から東の本村港までをつなぐ県道256を、東西に往復する短距離ルート。港同士は2.2キロほどの距離であり、宮浦と本村の集落にはアートのおすすめな観光スポットが色々とあります。道は平坦なために、徒歩でも自転車でも負担ない回り方ができます。

宮浦港から芸術エリアルート

宮浦港のあたりに宿を取るなら、南部の美術館エリアまで2キロの道のりです。坂道が続きますが、瀬戸内海の景色が高所から遠方まで見渡せます。いったん登ってしまえば帰りは下り坂です。自転車で美術館の名所を日帰りプランで見る回り方をする上でも、レンタルサイクルがおすすめです。

直島南部の大回り1周ルート

出典: https://ougiya-naoshima.jp/rental/course.html

県道256号を通って、自転車で直島1周(8km)ができます。しかし琴反地海水浴場から地中美術館までは急坂が多いので、体力のない人はきつい回り方になります。ベネッセアートサイト内の道路は、シャトルバス専用で自転車通行は不可能です。体力勝負の旅行も、楽しみ方としてはアリです。

直島ダムを通る短距離1周ルート

出典: https://ougiya-naoshima.jp/rental/course.html

中央の直島ダムの横を通る、直島1周の回り方もできます。宮浦港か本村港前を出発すると、鎧山の北から宮浦ダムに向かう山道に入ります。急坂はある程度避けることができ、ダム湖を超えると美術館エリア内の名所を見て回れます。帰りは坂道を降ってスイスイ状態で、日帰り旅行に向いています。

直島のおすすめ観光スポット①直島パヴィリオン

直島のランドマークとして、築家の藤本壮介氏により作られた、鑑賞におすすめできるモニュメント。宮浦港フェリー乗り場の南方にある観光スポットです。蜃気楼の浮島現象をイメージしているとのことで、入港するフェリー上からもよく見え、人々を不思議がらせています。

施設の特徴と楽しみ方

直島パヴィリオンは高さ7メートル、幅9メートルもの大きさで、250枚の金網を材料としています。人によってはお菓子のひよこに見えるのだとか。内部はがらんどうで、夜間になるとライトアップされて暗闇に浮かび上がる姿が人気の見所です。

直島のおすすめ観光スポット②直島銭湯「I:hearts:湯」

宮浦港フェリー乗り場から、徒歩1分の場所にある、直島で唯一のお風呂屋さんスポットです。銭湯の建物は大正時代風と南国風と廃墟と不思議の世界を組み合わせたような、アーティスティックな奇妙さです。直島の市街地内でも、おすすめできる観光名所となっています。

施設の特徴と楽しみ方

お風呂場に入れば、なぜかリアルな巨象がのっしりとお出迎えしてくれます。天井や壁面など館内の全てが、アーティスト大竹信朗氏による、スクラップブックアートの手法を用いた芸術作品です。ベネッセアートサイト直島が提供する、アートなお風呂でゆっくりしてみませんか。

基本情報

所在地 香川県香川郡直島町東町2252-2
営業時間 13:00~21:00(月曜定休)
料金 一般650円、15歳以下300円(2018年)
 

直島銭湯「I:hearts:湯」

直島のおすすめ観光スポット③家プロジェクト

1998年にベネッセアートサイトのプロジェクトとして、本村エリアでスタートしました。住宅地内の古びた家屋、由緒ある神社などを利用して、有名アーティストが7つのアート空間をつくりあげています。全ての個性的な家プロジェクトを巡る、日帰りツアーの旅行プランがあります。

家プロジェクト 南寺


建築家の安藤忠雄氏が設計した、寺院を思わせる建造物のスポットです。かつてここにあった南寺をモチーフとしています。見所は、暗い通路の先に見える、切り取られた屋外の風景の演出。訪れる観光客に評価されているおすすめの古風な名所です。

家プロジェクト はいしゃ

かつて歯科医院だった廃屋が、大竹伸朗氏によるアートな建物となりました。見所は壁面のサビて朽ちている見た目と、ネオンサインの不思議な取り合わせ。そして内部には彫刻、絵画、スクラップブック的な表現がされています。家プロジェクトの中で人気の高い名所です。

家プロジェクト 護王神社

直島で江戸時代からの歴史ある護王神社が、家プロジェクトによる杉本博司氏の設計で生まれ変わりました。本殿は古式様式を取り入れ、石室と本殿とをつなぐガラスの階段の見所があるなど、現代アートの要素も取り込まれています。

基本情報

所在地 香川県香川郡直島町本村地区
営業時間 10:00~16:00
料金 共通チケット1,030円(2018年)

家プロジェクト

直島のおすすめ観光スポット④ANDO MUSEUM

直島に昔からある古民家を元にして、建築家の安藤忠雄氏が現代建築アートの要素を取り込んで、生まれ変わらせた名所です。外観は完全に昔ながらの日本建築ながら、観光客が内部に入ってから驚きを感じる、おすすめのギャップ系スポットです。

施設の特徴と楽しみ方

古民家内部には、場違いなほど巨大なコンクリート構造物が組み込まれています。その上や横に見える建物の古びた柱や屋根の構造。過去と現在や木とコンクリートなど、相反する要素がぶつかりあいながらひとつになっている様子が楽しめます。

基本情報

所在地 香川県香川郡直島町736-2
営業時間 10:00~16:00
料金 一般510円、15歳以下無料(月曜定休)

ANDO MUSEUM

直島のおすすめ観光スポット⑤直島ふるさと海の家つつじ荘

直島町営バスの終点「つつじ荘バス停」がある、直島の有名なゲストハウスです。目の前には瀬戸内海に面した、きれいな琴反地海水浴場のビーチが伸びているスポットで、敷地には様々な種類の観光客向けの宿泊施設が作られています。宿泊込みで名所巡りの楽しみ方なら、つつじ荘がおすすめです。

施設の特徴と楽しみ方

海が見えて気分やすらぐ和風コテージ、アウトドアな魅力のモンゴルのパオ、トレーラーハウスと、3種類のお部屋が見所です。地元で取れた鮮魚や野菜を使ったメニューもお楽しみです。夏は「南瓜」の置かれたビーチで海水浴。近くのつり公園での海釣りや、美術館巡りにもぴったりな場所です。

基本情報

所在地 香川県香川郡直島町352-1
予約受付時間 09:00~18:00

直島ふるさと海の家つつじ荘

直島のおすすめ観光スポット⑥ベネッセハウスミュージアム

直島のベネッセアートサイト直島の中核をなす観光の見所です。1992年に、美術館とホテルが一体化したスポットとして、瀬戸内海を一望する高台に完成しました。「自然・建築・アートの共生」がコンセプトで、安藤忠雄建築をたっぷりと体感したい人におすすめです。

施設の特徴と楽しみ方

建物全体だけでなく、屋外の庭園も不思議でカラフルなアート作品の展示場になっています。アーティストが滞在して作品制作をできる場所なので、常に新しい作品がここから生み出されています。レストラン、カフェが併設されているので、くつろぎながら日帰りプランの楽しみ方ができます。

基本情報

所在地 香川県香川郡直島町琴弾地
営業時間 08:00~21:00
料金 一般1,030円、15歳以下と宿泊客は無料

ベネッセハウスミュージアム

直島のおすすめ観光スポット⑦李禹煥美術館

ヨーロッパを中心に知名度のあるアーティストの李禹煥氏と、安藤忠雄氏がコラボしている、日本唯一の美術館です。直島の森に囲まれた山の緩斜面に作られたスポットで、森林が切り開かれた先には、瀬戸内海の青い海が見えてるという、スケールの大きさを感じられる観光におすすめな場所です。

施設の特徴と楽しみ方


ダイナミックなコンクリートの半地下構造物が、山の斜面に非現実的な印象をもたせています。そのなかに、李氏のシンプルで不思議なさまざまな作品群が配置されています。プライベートツアーやトークツアーなどのプランで訪れてみてください。

基本情報

所在地 香川県香川郡直島町字倉浦1390
営業時間 10:00~18:00(3月1日~9月末)
料金 一般1,030円、15歳以上無料(2018年

李禹煥美術館

直島のおすすめ観光スポット⑧地中美術館

山と一体化している三角や四角いコンクリート製の構造物が並ぶ、地中のアート施設。直島のベネッセアートサイトのなかでも、飛び抜けた人気のあるスポットです。クロード・モネら著名画家の作品群が、安藤忠雄氏設計の重厚な空間に恒久的に展示されています。

地中の庭

こちらは地中美術館に隣接している、モネ作品を題材とした庭園の観光地スポット。クロード・モネが造園していたというジヴェルニーの庭をこの場に再現するため、200種類の樹木と草花が植えられています。直島で、モネの世界をリアルに鑑賞したい人におすすめします。

施設の特徴と楽しみ方

歴史的な一流作家のコレクションや、ジヴェルニーの庭園などの見所を心置きなく眺めたあとは、瀬戸内海を眺めながら、地中カフェでお食事できる楽しみ方があります。全体を見て回っても、日帰り余裕です。

地中美術館

直島のおすすめ料理屋3選

①地中カフェ

美術館エリアの地中美術館に付属している、安藤忠雄氏設計のカフェ。海の景色は素晴らしく、屋内でも屋外でもくつろげます。お腹を満たすならサーモンとポテトサラダのピタサンドイッチ、デザートならチーズケーキやバニラアイス、飲み物は瀬戸内オリーブサイダーがおすすめです。

地中カフェ

②島食DOみやんだ

直島でとれた鮮魚を提供する、観光客に人気の和食料理店です。直島では評価の高いスポットのひとつで、店内にアートギャラリーも併設しています。名物料理は海鮮丼で、亀の手という貝が入っている珍しい味噌汁も味わえます。宮浦港からの島内の回り方をする時は、お昼におすすめです。

島食DOみやんだ

③直島カフェ コンニチハ

本村港を眺める、港のそばの人気カフェ、コンニチハ。古びた建物とテラス席、それにロケット型の小屋が特徴的な不思議な名です。料理はシーフードたっぷりコンニチハカレー。カフェながら多様なカクテルなどのお酒を味わえる大人の社交場で、日帰り旅行に組み込みたい名所です。

直島カフェ コンニチハ

直島の観光スポットに行ってみよう

直島で外れなしの名所をご紹介しました。しかしこれは直島の見所の一部に過ぎません。実際に行ってみれば、直島はいろんなアートの観光スポットに溢れている場所だと分かるでしょう。直島は日帰りでも宿泊でも、何度も旅行したくなるおすすめな島なのです。

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