リスボンにはさまざまな人気スッポットが盛り沢山
ユーラシア大陸を挟んで日本の反対側に位置しているポルトガルの首都リスボン。古くから日本と関わりの深かった国でもあります。イベリア半島の中央を東西に流れる大河テージョ川が大きな特徴です。紀元前１０００年頃、海の遊牧民フェニキアが港として集落を置いたことがこの街の起源とされているなど、西ヨーロッパにおいては最も古い歴史をもった土地です。
リスボンについて
リスボンはポルトガルの首都でこの国においては最大の都市です。人口はおよそ３００万人を超えており、とても高い人口密度を保持しています。リスボンはヨーロッパの大都市においては最も西に位置している都市でもあり、同時にヨーロッパ中最も西側に位置する政府首都でもあります。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所①
サンタ・ジュスタのエレベーター
はじめての海外旅行者にとってとてもありがたいモデルコースをご紹介します。サンタ・ジュスタのエレベーターです。このエレベーターは低地にあるバイシャ地区と高地に位置するシアード地区を結んでいます。長旅に疲れた足を休めつつ前に進むことができるとても便利な乗り物です。
内装もおしゃれ
サンタ・ジュスタのエレベーターは１９０６年に建設された高さおよそ４５メートルの巨大な鉄塔です。坂道がつづくことが多い街なので、このエレベーターの出現以降、街の中の移動がとても便利になったと地元民からも大人気です。塔の内部には木でできたエレベーターが２台備え付けられており、とてもクラシックな印象です。最上階まで登るとリスボン近郊の街並みが目前に広がります。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所②
ケーブルカー
リスボン観光地のモデルコースに加えたいもうひとつの人気スポットはケーブルカーです。リスボン近郊は高低差のある土地が特徴です。そのため移動に便利な交通手段としてケーブルカーは旅行客だけではなく地元の人にも大変人気があります。名所を散策する際の大変心強い売り物になってくれるでしょう。
出発本数が多い
旅行客に人気の線路があります。ケーブルカーはリスボンの街中を３路線走っているので、出発本数が多いところも安心なポイントです。旅行初心者によくありがちな乗り遅れたときなんかもこのような点は大変ありがたいでしょう。ケーブルカーは現金でも乗ることができます。
１回たったの３.５ユーロ
現金でケーブルカーに乗りたい時は、改札にいる駅員さんからチケットを購入しましょう。金額は１回３.５ユーロ。結構割高になってしまいます。そのためヴィヴァ・ヴィアジェンまたはリスボンカードのほうがお得かもしれません。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所③
サン・ジョルジェ城
最先端の流行と伝統が共存するリスボンは観光地スポットして毎年とても人気を集めています。まずどこに行こうかと迷うところですが、モデルコースとして一番おすすめしたい場所があります。丘にそびえ立つ優雅な姿のサン・ジョルジェ城です。中に入るためにはお金がかかるのですが、リスボンの街全体を見下ろすことができます。
由緒あるお城
その素晴らしい景観には一見の価値があります。旅の最初の一ページをサン・ジョルジェ城からスタートしてみてはいかがでしょう。古きよき伝統のあるお城で歴史を感じながらこれからの旅に思いをはせればきっと、どんな旅行者も心躍ることでしょう。
旧市街も目に楽しい
城壁には１０の塔が立っています。塔からは旧市街の向こう側に広がる広い海を見渡すことができます。旧市街もオレンジ色の瓦屋根や白い壁などコントラストも美しく、私たちの目を楽しませてくれます。また大きな古い大砲などリスボンの歴史を見学することもできます。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所④
ジェロニモス修道院
次の人気モデルコースはジェロニモス修道院です。リスボン観光地の名所巡りをするなら必ず欠かせない人気スポットです。ジェロニモス修道院はエンリケ航海王子と偉人ヴァスコ・ダ・ガマに偉業を称える目的で建設されたものです。その荘厳な姿は遠くからでも肌で感じることができるほど。
美しい中庭
中庭の美しさもとても人気があります。教会の美しいステンドグラスはリスボン観光地を巡る際必ず欠かせない名所です。是非一度見ておきましょう。海外旅行の醍醐味はこういった日本様式とはまた違う世界遺産を巡る楽しみでもあります。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所⑤
発見のモニュメント
続いてのモデルコースは発見のモニュメントです。発見のモニュメントはテージョ川岬に立つ記念碑です。１９６０年代、エンリケ航海王子の５００回忌を記念して作られたもので、その高さおよそ５２メートルととても巨大。モニュメントの先端にはヴァスコ・ダ・ガマなど３２人の偉人像とともに王子の像が所狭しと並べたてられています。
大迫力モニュメント
モニュメント自体がとても高さがあり巨大であるため、その迫力たるや圧巻です。同時に歴史も学ぶことができるため毎年たくさんの旅行客が訪れる人気スポットです。中にはエレベーターも完備されていて移動にとても便利。７階に昇ればベレン地区を眺めることもできます。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所⑥
ベレンの塔
ジェロニモス修道院とはまた違う雰囲気で、名所と呼べるスポットはベレンの塔です。ベレンの塔は元々要塞、通関施設や灯台などとして使われていたという歴史があるものです。塔に上がるとリスボン近郊の美しい街並みを見ることができますので、一度はよっておきたい人気スポットのひとつです。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所⑦
エッグタルト「パステル・デ・ナタ」
リスボン旅行に来たなら美味しい食べ物も観光地巡りの楽しみのひとつでしょう。そこでおすすめしたいスイーツがあります。地元民にも大人気、エッグタルトのパステル・デ・ナタです。このエッグタルトはポルトガル近郊のどこの店でも見かける頻度が高いとてもポピュラーな食べ物です。
老舗の味
外のパイ生地はとても歯ごたえがよくサクサクしています。中のクリームはとてもとろーりとしたとろけるような舌触りでとても美味。それでいてあっさりした甘さなので、いくつ食べても飽きないほどです。お店選びに迷ったら１８３７年創業の老舗店、パステイス・デ・ベレンがおすすめ。
伝統の味をジェロニモス近郊で
エッグタルトのパステル・デ・ナタが食べられる人気店パステイス・デ・ベレンはジェロニモス修道院に近い場所に位置しています。店内にはテーブル席も完備されているのでとても親切。その他イートインができるほかテイクアウトもできるので買い物するのにはとても便利です。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所⑧
サン・ロケ教会
外国で観光地の名称をめぐる楽しみのひとつに教会も外せない人気スポットのひとつでしょう。旅行客にも人気のあるサン・ロケ教会は欠かさず見ておきたい名所の一つです。サン・ロケ教会は１５８４年に日本にも繋がりがあるイエズス会の教会です。派遣された天正遣欧使節団が１ヶ月滞在したことでよく知られています。
バロック芸術
サン・ロケ教会の奥に進んで行くとサン・ジョアン・バプティスタ礼拝堂が姿を表します。この礼拝堂はさまざまな装飾品で美しく飾られているとても印象的な場所です。装飾の種類はめのう、瑠璃、モザイクなどじつにさまざま。芸術的な美しさはイタリア・バロック芸術の傑作とも呼ばれているほどです。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所⑨
サント・アントニオ教会
日本のお寺では縁結びの縁起としても人気の観光スポットがさまざまですが、似たような縁起の教会がリスボンにも存在しています。サント・アントニオ教会です。縁結びの教会として有名な教会で、毎年観光のついでに多くのカップルたちが訪れる人気の名所です。サント・アントニオ教会は１２世紀末に実在したリスボンの守護聖人、サント・アントニオが生まれた神聖な場所に建設され、現在でも彼の像が協会前に置かれています。
縁結びで有名
サント・アントニオ教会では毎年６月１２日から１３日に聖人祭が行われます。この盛大なパレードで行われる面白い風習があります。それは以前から想いを寄せている相手に自分の気持ちを伝えるというもの。 大切な日には是非恋人と一緒に訪れてほしい場所です。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所⑩
リスボン水族館
夏の旅行に特におすすめのモデルコースがあります。ヨーロッパ近郊では最大とされているリスボン水族館です。リスボン水族館はテージョ川沿いにある広々とした国際公園の中にたたずんでいます。建物はモダンな印象です。水族館に入るためには大人では１１ユーロ。館内はとても広くスペースは２００も完備されています。
さまざまな海洋生物たちに出会える
リスボン水族館には実にさまざまな海の動物たちが私たちを出迎えてくれます。主に住んでいた場所は大西洋、太平洋、インド洋そして南極。館内全ての動物たちを合わせるとおよそ１万５０００匹。かなりたくさんの海の動物たちが集められていることがわかります。
大人気アクアリウム
数々の海洋動物たちも人気で楽しいのですが、その中でも展示の目玉とされているネイチャーアクアリウムがあります。幅およそ４０メートルととても大きいです。このネイチャーアクアリウムは日本人の水景クリエイター天野尚さんが手掛けたものとしてもよく知られています。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所⑪
シントラ
リスボン近郊にほど近い場所にあるシントラはその昔、貴族の夏の避暑地だった土地です。山あいにはおしゃれな建物が今でも点在していて観光に訪れた大勢の人の目を楽しませてくれます。その美しい箱庭のような街の様子を「エデンの園」と英国の詩人バイロンがたたえたという逸話も残っています。現在この街は世界遺産に認定されています。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所⑫
ユーラシア大陸最西端の岬
目の前には壮大な大草原が広がるユーラシア大陸で最西端の岬。一人佇めば日頃の喧騒を忘れさせてくれる人気のモデルコースです。なかでもロカ岬は見渡す限りの絶景が堪能できます。周辺の高さはおよそ１４０メートルにも及ぶ断崖絶壁で日本旅行ではなかなか見ることができない迫力満点なスポットです。
旅の思い出に１枚
ユーラシア大陸の最西端に必ず訪れたことを証明するような記念モニュメントも観光地名所をめぐる旅行者の人気スポットです。旅の記念にもなるのでこの場所での写真撮影は是非忘れずに行いましょう。また別の証明方法としては最西端到達証明書というものも存在します。
１枚たったの１０ユーロ
必ず最西端を訪れたことを証明できる最西端到達証明書。こちらは多少お値段がかかります。１０ユーロほどですが、この証明書がある限り記念モニュメントでの写真撮影をうっかり忘れてしまった場合でも最西端を訪れたことを物語ってくれ心強いです。意外とお土産にも人気です。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所⑬
バイロ・アルト地区
海外旅行に来たなら、夜になると一気に賑やかになるおしゃれなパブやバー、レストランなども人気スポットの一つです。昼間は閑静な住宅街が広がるバイロ・アルト地区をご紹介します。バイロ・アルトは高地という意味のポルトガル語です。
オシャレ好きにはたまらない
バイロ・アルト地区近郊はおしゃれの発信地として旅行客だけではなく地元民もたくさん集まってくる人気の地区です。街では他では見られないようなとても洗練されたお店が数多く並んでいます。普段お目にかかれないようなレアな品物も見つけられることがあるでしょう。是非ショッピングを楽しんでみてください。
ポルトガルの首都リスボンのおすすめ観光名所⑭
バイシャ地区
一通り観光地を堪能したあとは、忘れてはならないお土産購入です。なので次のモデルコース人気スポットは、商店街やお土産屋さん、レストランなどが非常に多く軒を連ねているバイシャ地区近郊です。休憩場所としても適しています。バイシャというのは低地という意味のポルトガル語です。
きれいな町並み
バイシャ地区は、バイロ地区とアルファマ地区の丘の間に位置しています。その名の通り低地が広がる道が続いている、とても足運びしやすい地区でもあります。１７５５年に起こったリスボン地震の後に再開発されました。現在ではメインストリートは碁盤目場がとても印象的なデザインとしてリニューアルされています。
リスボン・おすすめモデルコース
高級ワインも人気
現代的なヨーロッパの町並みがリスボンの特徴です。街全体の面積が小さくまとまっているため、１日あれば有名な観光スポットが見て回れます。なので日帰りでも十分観光ができてしまいます。リスボンにはワインが安くて美味しいお店がたくさんあるので、観光しながらワイン巡りができるモデルコースを以下でご紹介しています。
人気が集まるグルメ通り
【スタート】リスボン駅のRossio（ロシオ）→サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台→レストランA Provinciana→サン・ドミンゴ教会→チェリー酒専門BAR A Ginjinha→ポートワイン専門店Casa Macario→サンタ・ジェスタ→コメルシオ広場→リベイラ市場→リスボン大聖堂→タイル専門店→【ゴール】サン・ジョルジェ城
移動距離も徒歩で数分ほどの観光しやすいモデルコースです。お酒はお土産にも大変おすすめです。
リスボンには魅力あふれる観光名所が沢山だった！
リスボン観光地の名所巡りはいかがでしたでしょうか。初めてリスボンを訪れたときにはけっしてはずせない場所をメインにまとめてあります。今回紹介した人気スポット以外にもじつにさまざまな見どころがたくさんある魅力満載な都市リスボン。海外旅行に不慣れな人も慣れている人も旅に想いを馳せるきっかけになれたら幸いです。
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