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ポルトガルの治安は危険?安全?気になる治安状況と旅行時の注意点をご紹介!

ポルトガルは旅行先として大人気ですが、気になるのは治安状況ですよね。実際に行かれた方で犯罪被害にあったという方も少なくありませんので、旅行する前にどんな危険があるのか知っておきたいところです。今回はそんなポルトガルの治安について解説します!
2020年8月27日
T・S
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ポルトガルの治安状況は危険?

観光地として大人気のポルトガルですが、海外旅行に行くとなれば心配になるのが治安状況です。私たちが住んでいる日本は世界的に見てとてつもなく治安の良い国ですので、私たちにとって当たり前の安全な状況は、海外に行くとかなり珍しいことだったりします。今回はポルトガルの治安状況、危険な犯罪への対策を解説しましたので、是非参考にして頂き、安全な旅をしましょう。

ポルトガルの治安状況①治安の悪い場所

まずは治安状況が悪いと言われている場所から見ていきましょう。ただし、犯罪が起こる可能性があるというだけで、行ってはいけない場所ということでは決してありません。ちゃんと気をつけていれば安全です。

治安の悪い場所①リスボン県

一番危険がある場所は、ポルトガルの首都であるリスボンの中のバイシャ地区とバイロ・アルト地区です。リスボンのバイシャ地区は飲食店やホテルのある良い街ですが、ここは集団でのスリがよくあります。バイロ・アルト地区は夜まで楽しめる街なのですが、酔った観光客を狙ったスリが発生します。また、絡まれる可能性がありますので女性の一人旅であればあまり近寄りたくない場所でもあります。

28号系統の電車内も注意

リスボン市内には素敵な路面電車が走っていますが、28号系統の路面電車の中はスリがよく行われています。事前に知っていれば対策が出来ますが、知らずに乗っているとパスポートごと盗まれてしまうことがありますので注意して乗りましょう。また、リスボンから他の地域へ行くためのシントラ線も危険がありますので、夜に乗るのは避けた方が良いでしょう。

治安の悪い場所②ポルト県

リスボンの次に気をつけたいのがポルトです。こちらはリスボンの次に人口が多い街で、観光客にも人気です。昼間は特に危険な雰囲気も無く平和な様子なのですが、そんな雰囲気であればあるほどスリを行う方々にとっては好都合。気が緩んでいるところを狙ってきますので、安全そうな街でも気をつけて過ごしましょう。

治安の悪い場所③セトゥーバル県

リスボンとポルトに続いてもう一つ治安が心配される場所がセトゥーバルです。こちらはリスボンの南にある街で、工業都市となっています。観光客はセトゥーバルの美しい海・ビーチを見にくるのですが、やはり観光客が沢山来るということで犯罪も起きやすい街となっています。因みにセトゥーバルにあるサド川にはイルカが棲んでおり、イルカを見るツアーが組まれています。犯罪に気をつけて参加してみましょう!

ポルトガルの治安状況②テロの危険性

テロの可能性が「危険」レベル

ポルトガルの危険地域をご紹介しましたが、地域に関係なく、ヨーロッパでは危険なテロが起きる可能性があります。ポルトガルではあまりテロが起きていませんが、いつどこで起きてもおかしくないという心構えはしておきましょう。テロが起きる可能性は上から三番目の「危険」レベルとされており、可能性はあります。

テロへの危険対策

もしテロが起きてしまったらどうするべきかも知っておきましょう。テロが起きる時は相手が銃を持っていることが多いので、怪我をしないように身体を伏せて、指示に決して逆らわないようにしましょう。テロにはいくつかの種類があり、何か達成したい目的がある場合は助かるケースが多いので、冷静に行動して命を守って下さい。

ポルトガルの治安状況③警察官が増加

ポルトガルは、世界的に見ればそこまで危険な国ではなく、どちらかと言えば安全です。ただし、観光客を狙ったスリなどは多発していますので、現在は警察官が増えていると言われています。観光客が増えるに従って犯罪量も多くなりますので、ちゃんと対策をしているようですね。ただし、警察官がいるからといって安全だと安心せず、気をつけて旅行しましょう。

ポルトガルの治安状況④犯罪の種類


スリが多発していると先述してきましたが、ポルトガルで起きる犯罪第一位は車上荒らしで、その後にDV、暴行、飲酒運転や不法侵入といった犯罪が続きます。日本から観光に行く場合、レンタカーを借りない限りはこれらの犯罪に巻き込まれることはあまりありません。ですので、ポルトガルでよく起きる危険行為は、案外旅行客にとっては関係がなかったりします。

ポルトガル旅行の注意点①スリ

ポルトガルではスリ被害が多発している

観光客がよく被害を受けているのがスリです。スリを行う方が観光客の多い地域には沢山おり、昼間でも夜間でも関係なく狙ってきますので注意しましょう。特に狭い路地だったり路面電車の中などは要注意だと言われていますね。実際にスリ被害を受けたことが無い方は信じられないかもしれませんが、非常に上手くスリは行われますのでご注意下さい。

バッグを普通に持つのは危険!

実際にどのようにスリが行われるのかということですが、まずバッグを狙ってきます。観光客はよくリュックを使っていますが、後ろ側に背負っていると良い獲物となってしまうのです。ですので、リュックは常に前側で持ちましょう。このように持つとスリの方は非常に狙いにくくなりますので、これだけでもかなり安全になります。また、お財布はいくつかに分割したり、ポケットに入れないことも良い対策です。

親切な人にも注意を払うこと

スリはたった一人で行われるイメージがあるかもしれませんが、集団、あるいは二人一組で行われる場合が多いのです。集団で行うメリットは、一人がお話しをしている間にもう一人が盗めるからですね。観光地で地図を広げているのは間違いなく観光客ですので、親切そうに話しかけてきます。親切な方がいても気を張っておき、盗られないようにしましょう。

ATMでの注意点

お金を引き出す為にATMを使うこともありますよね。実はその時、募金をして欲しいと言ってくる人達がいます。しかし、それに対応している間にまたスリが行われるというケースがよくあり、また大人だけではなく子供を使って行われるパターンもあります。ひっそりとした場所よりも大きな銀行やモール内のATMを使用し、かつ昼間に引き出した方が良いです。

ポルトガル旅行の注意点②女性の一人旅

夜間は治安が悪い

近年、一人旅をする女性が増えましたよね。女性の一人旅の様子を写した写真がインスタグラムなどにも多数投稿されており、一人旅をしてみたい女性は増加中です。しかし、やはり女性の一人旅は危険性があり、犯罪に巻き込まれることが少なくありません。ポルトガルは性犯罪が特別多い国ではありませんが、だからと言って安心するのは禁物です。

女性一人旅での危険対策

もしポルトガルへ女性一人旅をするのであれば、まず露出の多い服装はやめておきましょう。また、教会などに行くときはショート丈のパンツやミニスカートは禁止ですので、そういった意味でも露出は少ない方が良いですね。おしゃれなバッグなどもお金を持っていそうだと見られるので避けた方が良いでしょう。一人旅をする時は特に安全に気をつけたいところです。

ポルトガル旅行の注意点③車上荒らし

車の窓を割り荷物を盗られる危険性がある

車で観光をする為にレンタカーを借りる人が沢山いますが、ポルトガルは車上荒らしが特に多い国ですので、使う上で知っておくべきことがいくつかあります。まず、ポルトガルは観光地にも駐車場が沢山あり、車に乗りやすい街です。しかし、昼間でも夜間でも、人が乗っていても車上荒らしはやってきます。いきなり窓を割って荷物を奪っていきます。

車上荒らしの危険性を回避する方法

車上荒らしの対策としては、荷物がどこにあるのかを分からないようにしておくのがおすすめです。運転席の近くにあればやはり奪いやすくなってしまいますので、出来れば後ろの席にちょっと隠すように置きたいですね。また、レンタカーの保険に入っておくことも大切で、万が一の自体には保険会社が動いてくれます。

誘導係の人を味方につけておく


駐車場を使う時に案内してくれる誘導係の人を味方につけておくことも大切です。誘導係の方は味方だと思うかもしれませんが、案外そうとは限らないのです。ですから、誘導係の方がいる駐車場を使った場合、チップを渡しておくことをおすすめします。大した金額じゃなくても効果はあります。

ポルトガル旅行の注意点④物乞い

ジプシーが物乞いをしたり悪い物を売ったりしている

スリと同様に沢山行われているのが物乞いです。この物乞いはロマなどで有名なジプシー(移動型民族)が多く、かなり魅力的な女性が行っている場合が多々あります。物乞い自体で特に被害を受けることはありませんが、問題なのはジプシーが悪いものを販売している場合です。例えば麻薬であったり、著作権を侵害しているものを販売していることがありますのでご注意下さい。

ジプシーのスリにも注意!

物乞いや悪いものを販売したりするだけじゃなく、スリを行うことも多々あります。そういった内容で生計を立てている方が沢山おり、また慣れているのでテクニックにも長けています。何も知らない観光客は彼らにとって良い獲物にしか見えませんので注意して下さい。

ポルトガル旅行の注意点⑤夜の街

夜の街で喧嘩に巻き込まれる事件が起きている

夜の街で遊ぶことも注意点の一つです。夜の街でお酒を飲むことはとても楽しいことではありますが、やはり治安が悪い場合が多く、犯罪に巻き込まれたり、喧嘩が起きてしまうことも多々あります。安全に旅をしたい方、または一人旅の方はあまり夜の街に遊びに行かない方が良いでしょう。遊びに行く場合は飲み過ぎず、冷静に判断出来る程度に抑えましょう。

一人旅なら狭い路地はNG

一人旅で夜の街でお酒を飲んだなら、狭い路地に行ってはいけません。路地裏は人目につきませんので犯罪に巻き込まれる可能性が非常に高くなります。一人旅は気ままで楽しいものですが、その分危険がありますので、軽率な行動は禁物です。

ポルトガル旅行の注意点⑥写真撮影

ポルトガルのお店は写真撮影NG?

犯罪ではありませんが、写真撮影のマナーも注意点の一つです。海外でご飯を食べる時は写真を撮ってSNSなどにあげたくなりますよね。しかし、ポルトガルではお店の中で写真を撮ることを快く思わない場合が多々あるのです。また、教会の中も撮影NG(特にフラッシュ)が多く、あまり気軽に写真を撮るのは避けた方が良いでしょう。

写真撮影をしていいか一声かけること

お店側としては写真を撮ってSNSで拡散してもらうことにはメリットもあります。ただ、悪い写真を撮ってアップするのはやめて欲しかったりするのです。ですから、写真を撮りたい場合は店員さんに一声かけましょう。ちゃんとマナーを守ればOKを出してくれることも多く、トラブルにもなりません。

ポルトガル人の性格

ポルトガル人は陽気なラテン気質

旅行をする上で知っておきたいのが、ポルトガル人の性格です。ポルトガルはスペインの影響を強く受けている国であり、陽気なラテン気質を持っています。明るい性格で、優しく真面目で穏やかな性格であることが知られています。

ポルトガル人はプライドが高い

明るく優しく真面目なポルトガル人ですが、その反面プライドが高い傾向にあります。誠実に接しているのに裏切られるとプライドが傷ついてしまうようですね。良い人が多いので世話を焼いてくれることも多く、その世話焼きを軽々と断ってしまうと怒る可能性もあります。ご注意下さい。


ポルトガルのチップ文化

強制では無いけどチップ文化がある

日本人が海外旅行に行く際に知っておくべきなのが「チップ文化」です。ポルトガルにもチップを渡す習慣があります。特に高級なお店に入った場合はチップが必要で、相場は大体、会計額の5~10%をされています。特に日本人はお金持ちという印象があるため、チップを渡さないとなるとかなり反感を買う可能性があります。

チップは先に用意しておくと便利

高級なお店でなくとも、ポルトガル旅行に行くときはほぼチップを渡すものだと考えておき、先にチップを用意しておきましょう。ホテルスタッフには1ユーロを渡すのが基本とされており、タクシーに乗ったらお釣りはチップとしてあげてしまいます。飲食店に行った際はお釣りをもらわないようにしたり、10%上乗せして払うとスムーズです。

ポルトガルの治安に関するTwitter

ポルトガルが観光客で溢れている

こちらは、現在ポルトガルには観光客が沢山いること、またその原因の一つについて書かれています。近年、今まで安全だった国が悪い治安状況になってしまい行けなくなる場合が多々起きてますよね。ポルトガルは隣接した国との戦争も無く、また凶悪犯罪も少なく、観光地もとても素敵で人気があります。現在、リスボンに行くと沢山の観光客がいますね。

リスボンの夜は要注意

こちらは夜の街には要注意であることが書かれています。酔っているだけならまだしも、麻薬を使っている方も多々おり、そういう方々は冷静に判断出来ない状況にありますので大変危険です。リスボンは首都ではありますが、夜になると危険な方々がいますので、日が暮れてきたら注意して下さい。

まとめ:ポルトガルの治安

今回の「ポルトガルの治安は危険?安全?気になる治安状況と旅行時の注意点をご紹介!」はいかがでしたでしょうか?

危険な場所から注意点、対策などまで解説させて頂きましたが、一番気をつけて頂きたいのが「気の緩んだ観光客に見られないこと」です。楽しそうに地図を広げていたら真っ先に狙われますので、慣れている雰囲気を出しましょう。また、スマートフォンもよく狙われますので注意して下さいね!

ポルトガルの治安が気になる方はこちらもチェック!

今回はポルトガルの治安について解説させて頂きましたが、他にも海外旅行に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。