検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

初めての韓国旅行で注意すべき6つのこと!危険を回避する安全対策をご紹介!

日本から近く人気のある韓国旅行ですが、初めて訪れる人は知らないことばかりで不安ですよね。食べ物の衛生面やスリなどに注意することを事前に調べておけば安心して旅行が楽しめるもの。今回は初めての韓国旅行で危険を回避するための注意することや安全対策を紹介します。
更新: 2020年11月27日
つな子
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

初めての韓国旅行で注意すること

日本から飛行機でおよそ2時間。食べ物や買い物、観光など見所満載な韓国ですが、初めて旅行する人が日本にいる時と同じ感覚でいると思わぬ危険な落とし穴が。ここからは食べ物などの衛生面やスリなどの危険を回避するための注意事項や、安全のためにやることをご紹介します。韓国旅行を楽しいものにするためにもぜひ参考にしてくださいね。
 

初めての韓国旅行の注意事項1 タクシー編

韓国のタクシーで注意すること

韓国旅行でタクシーに乗る機会があると思いますが、タクシーには白、シルバー、オレンジ色の一般タクシーと高級感のある黒色の模範タクシーがあります。一般タクシーの初乗り料金が3,000ウォン(1ウォン= 0.1円 2018年現在)。ほとんど日本語が通じないのが難点です。模範タクシーの初乗り料金は5,000ウォンで日本語が通じる運転手が多いのが特徴です。

日本に比べて料金が安いので便利なのですが、注意することとして日本人を狙った悪質な運転手がいることを忘れてはなりません。近年タクシーのぼったくりによる被害が多発しているので、日本人を狙って待ち構えているタクシーには乗らないようにし、できれば事前に予約したタクシーを利用することをおすすめします。また、韓国のタクシーのドアは自動でなく手動であることをお忘れなく。

乗車したらまずやること!韓国のタクシーメーターの確認

タクシーに行き先を伝えたらまずやることは、運転手がメーターを押したかを必ず確認しましょう。中には悪質な人がいますので、メーターを押していなかったら「メーター」と押すようにうながしましょう。また、お釣りを出し惜しみしごまかす運転手もいます。お釣りは必ず確認するようにしましょう。また、わざと遠回りをして不当な額を請求をされた例もあります。被害にあった場合は観光苦情申告センターに電話して相談しましょう。

観光苦情センター
電話:+82-2-735-0101

乗ってはいけない危険なコールバン・違法タクシー

「コールバン」という大きくて黒い貨物車には注意が必要です。車体に「VAN」、「VAN TAXI」と書かれていたり、「日本語可能」と書かれていて大型タクシーそっくりに装っていたりします。メーターがなく料金は交渉で決まるというもので、法外に請求されるトラブルが報告されています。違法タクシーは資格を持たない運転手がコールバン同様に法外な請求をします。

例え事故が起きても補償が受けられなかったりします。違法タクシーの見分けるためにやることはナンバープレートのハングルが「바,사,아,자」であることを確認すること。外装に、「TAXI」或いは「택시」と書かれていない車には乗車しないようにしましょう。万が一、乗車してしまった場合は慌てず人通りの多い場所で早めに下車し、法外に請求されてしまったら車両番号を控え警察に相談しましょう。

初めての韓国旅行の注意事項2 スリなどの犯罪編

カバンの中身を確認!スリ・置き引きに注意すること

旅行中に日本人が巻き込まれるトラブルで群を抜いて多いのはスリやカバンなどの置き引きです。具体的には繁華街や市場での買い物中、一人が話かけ、話に気にとられている間に仲間がカバンを盗むといったスリのケースや、空港やレストランでカバンに眼を離した隙に盗まれる置き引きなどが挙げられます。

犯人はスキを見てスリや置き引きの犯行に及ぶので、自分のことをじっと見ている人がいないか周囲に注意を払い、話しかけられたら無視をすようにしましょう。また注意することとして口の開いたカバンを使用するのは避け、上着やズボンのポケットなどには貴重品を入れず、リュックやポシェットなどのカバンは前に抱え、カバンの中の所持品は常に確認しましょう。

危険な深夜の路上歩き

韓国は眠らない街と言われるくらい遅くまで営業しているお店が数多くありますが、注意することとしてメイン通りを一本裏に入ると非常に危険なので歩かないようにしましょう。カバンや貴重品などのスリや窃盗、暴行などが報告されていますが特に女性が気をつけたいのはレイプです。韓国の性犯罪率は世界4位といわれるくらい多発しているのです。メイン通り以外は歩かない、深夜一人歩きは絶対にしないことを心がけましょう。

しつこい客引きに注意すること

韓国の市場の中には堂々と偽のカバンなどのブランド品が売られていて、フレンドリーな客引きで声をかけてきます。客引きにつられてしまうと断りきれず、強引に偽ブランドのカバンを買わされる可能性があるので注意しましょう。

また、偽ブランドに限らずコスメショップや飲食店などでも過度な客引きが問題になっています。言葉巧みに近寄ってきて肩を組んできたり、体を触られたりする被害がでています。無視をしたことにより逆上して暴力を受けた事件もありました。こうした客引きをするショップに近寄らないようにし、被害にあったらすぐ外国語が通じる「観光警察」に相談しましょう。明洞、南大門市場、仁寺洞、弘大、東大門市場、清渓川・市庁の観光地7ヶ所にいます。

初めての韓国旅行の注意事項3 トイレ編

トイレ事情

初めての韓国旅行で衛生面が気になるのがトイレです。韓国のトイレはその昔下水のインフラが整っていなく、トイレットペーパーが水に溶けにくい粗悪なものだったため詰まってしまうことが度々ありました。流すことを禁じているトイレには便器の横の箱に紙を捨てることになっているのです。

空港や地下鉄、高級ホテルや百貨店では水に流せるトイレットペーパーが設置されていますが、食堂や雑居ビルに入っているカフェなどは流せないところがあります。衛生面で気になる人は携帯用のポケットティッシュを用意しておくとよいでしょう。また、施錠が暗証番号式のトイレがあります。利用の際には、店員に確認することをお忘れなく。

韓国のコンビニのトイレ

街でトイレに入りたくなったら近くのコンビニで借りるということが日本では可能ですが、韓国のコンビニのトイレではそういうわけにはいきません。そもそもコンビニ自体にトイレがないことが多く、韓国ではトイレを借りるという概念がありません。トイレを無料で利用するには、地下鉄やホテル、百貨店やファッションビルで利用しましょう。
 


初めての韓国旅行の注意事項4 食べ物編

衛生面に注意すること(食べ物)

韓国旅行で行ってみたくなるのが屋台や食堂。韓国の食べ物は基本的に辛く、せっかく来たからにはチャレンジしたくなるものですが、メニューに「辛い」とあるものには特に気をつけましょう。韓国の「辛い」食べ物は本当に辛いのです。お腹を壊すこともあるので要注意です。

また、衛生面も気になるところ。特に夏の暑い時期の屋台やあまりきれいではない食堂には衛生面で信用ができないので要注意です。韓国では貝類や刺身類などの食べ物はよほど新鮮なものでないと出さない程徹底していますが、できれば生物は極力さけよく火の通った食べ物を選ぶようにましょう。万が一お腹を壊しても、韓国の薬局に置いてある薬は日本の薬より強く体質に合わないことがありますので、常備薬を持参しましょう。

衛生面に注意すること(水道水)

韓国の水道水は飲むことは可能ですが、衛生面であまり安全ではないのではないので飲まないようにしましょう。ホテルやレストランでは問題ないのですが、屋台は水道水を使用している可能性があるので要注意です。コンビニやスーパーなどでペットボトルのミネラルウォーターを購入しましょう。500mlペットボトルは400ウォン程度で手に入ります。韓国の水道水で洗顔や歯磨きをしても衛生面で問題はありませんが、硬水なのでシャンプーの際髪がパサパサに痛むことがあります。日本からトリートメントなどを持参するとよいでしょう。

強化される韓国の禁煙政策

韓国では2015年より禁煙政策がより強化され全ての飲食店(カフェ、レストラン、食堂)での喫煙ができなくなりました。また、ホテルの中には全室禁煙、全館禁煙のところがありますので事前に調べるなどして注意しましょう。

会計時のミスに気づいたらやることとは

韓国の食べ物屋さんでぼったくりにあったということを耳にしますが、実は会計ミスが多いということがわかりました。わざとじゃなくても個数を間違えて計算したり、別のテーブルのお会計であったりすることがあります。もし間違いに気づいたらすぐに間違っていることを伝えましょう。

初めての韓国旅行の注意事項5 エステ編

エステトラブルに関する注意事項

エステ
Photo byguvo59

韓国旅行で外せないのがマッサージやエステですね。しかし、衛生面で問題があったり、無資格・無免許の者が施術して副作用などの被害にあったということが報告されています。この場合補償を受けることができません。また、マッサージの最中に卑猥な行為を受けたトラブルもあります。行く前に入念に情報を収集するなどが必要です。

初めての韓国旅行の注意事項6 交通編

危険な道路横断に関する注意事項

韓国の横断歩道の信号は日本と違って青から赤に変わる時の点滅が長いのが特徴です。赤に変わった途端に車道側の信号が青に変わり車が発車するので、点滅が長いからと無理に渡らずに次の青信号を待つようにしましょう。また、韓国では車が右側通行です。車側の信号が赤の場合でも交差点で右折が可能なので、横断歩道を渡る際、右折車には注意しましょう。

デモ隊に関する注意事項

韓国ではデモ隊による大規模集会が行われていますが、事故やトラブルに巻き込まれないようなるべく近づかないように注意しましょう。事前に集会が行われる日時や場所など交通への影響がないかデモ関連の情報を入手しておくと安心です。

知っておくべき韓国の決まりごと

韓国旅行で危険を回避するのに、事前に決まりごとを知っておくのは得策です。ここからは韓国の知っておくべき決まりごとと注意事項を紹介します。

エスカレータは左側優先!

韓国では向こうからやってくる人は道を譲ることがなく、カバンなどがぶつかってしまうことがあります。悪気があるのではなく気にしないのです。また、エスカレーターでは右側に立ち、左側を歩くのがルールですので覚えておきましょう。

焼肉屋の注文


韓国ではずせない食べ物といったら焼肉ですね。まず食べ物を注文すると頼んでいないのに数種類の小鉢がついてきます。焼肉屋で注文する時は基本的に2人前から頼むのがルールです。はじめに2人前頼めばその後は1人前から追加できるので覚えておきましょう。

短い距離でのタクシーの乗車拒否

韓国のタクシーは一方通行が多いため、目的地がタクシーのいる方向と反対側だと拒否されてしまいます。目的地の方向とタクシーをひろう場所をよく確認しましょぅ。また深夜になると目的地が短い距離の場合は乗車できない場合があるので電車やバスがある時間帯に早めに帰宅をするよう注意しましょう。

旅行中の危険を回避するためのやること1

外務省の海外安全ホームページで確認する

現在のところ韓国においての危険情報はでていませんが、北朝鮮情勢など予断を許せない状態です。韓国を訪れる際には、外務省の海外安全ホームページで現地の危険情報をこまめにチェックしましょう。

外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/

旅行中に危険を回避するためのやること2

海外保険に加入する

韓国旅行でまず入っておいた方がいいのは海外保険です。急な事故や病気に見舞われた際、未加入だと治療代や入院費などを帰国前に全額払わなければならないのです。海外療養費給付制度という帰国後に申請すれば国民健康保険や社会保険の被保険者は一部払い戻しが受けられる制度がありますが、自己負担額が大きくなる場合があるので海外保険の加入をおすすめします。

旅行中に危険を回避するためのやること3

緊急連絡先を記入したメモを持ち歩く

万が一事故や食べ物にあたったり、病気にかかったりして自分では連絡できない場合に備えて、日本の自宅の連絡先や日本のかかりつけの病院、加入した海外保険会社の連絡先をメモしておき持ち歩くようにしましょう。

パスポートのコピーをとっておく

紛失に備えてパスポートのコピーやクレジット・カードの連絡先を記録しておきましょう。万が一クレジット・カードを紛失した場合は直ちにカード会社に無効手続きをとり、パスポートを紛失した場合は最寄りの日本大使館や総領事館に相談しましょう。

旅行中に危険を回避するためのやること4

日本から常備薬を持参する

韓国旅行で体調を崩した時に備えて、頭痛薬や胃薬などの常備薬を持参しましょう。韓国の薬局でも購入できますが日本語が通じない場合もあったり、体に合わない場合もあるので普段服用している薬を持参することをおすすめします。

旅行中に危険を回避するためのやること5

簡単な韓国語を覚える

初めての韓国で危険な目に合わないためにもやるべきことは簡単な韓国語を覚えておくことです。場面ごとに必要な単語や簡単な会話を覚えておきましょう。

タクシーに乗車したら

〇〇へ行ってください。 ○○(行き先) 가 주세요(○○ カジュセヨ)
メーター
미터(ミト)
止めてください 세워쥬세요(セウォジュセヨ)
いくらですか 얼마예요?(オルマエヨ)


市場などで値段を交渉する時

安くして下さい。 깎아주세요!(カッカチュセヨ!) 
これください。 이거 주세요.(イゴ チュセヨ)

会計時のミスに気づいたらやること

領収書をください。

  • 영수증 주세요.(ヨンスジュン チュセヨ)

計算が間違えています。

  • 계산이 틀리다(ケサニトゥルリムダ)

旅行中に危険な目や事故、病気にかかった場合は

緊急時

消防・救急は119番

事故や急な発作に見舞われた場合の連絡先は消防・救急の119番に連絡しましょう。韓国では3者間通訳サービスを導入していて、「ジャパニーズプリーズ」と伝えると日本語に通訳してくれるので救急隊員と話すことができます。365日24時間可能なので覚えておきましょう。

警察は112番

スリなどの危険な目にあってしまったら112番にかけ警察へ連絡しましょう。韓国の警察では日本語通訳サービスを行っているので、「ジャパニーズプリーズ」か日本語で話かけると日本語通訳者につながり、通訳を介して警察官と話すことができます。365日24時間可能なので119番と一緒に覚えておきましょう。

救急医療は1339番

どこの病院に連絡したらいいか相談するには、ソウル応急医療情報センターが運営している救急医療の1339番に連絡しましょう。医療知識と経験豊富な通訳者が日本語で年中無休・24時間体制でサポートしてくれます。また、ホテルのフロントは日本語可能なスタッフがいる場合が多いので病院を紹介してもらうこことも可能です。

日本大使館の連絡先

パスポートの紛失などに連絡する日本大使館または領事館の連絡先は下記のとおりです。
大使館代表 02-2170-5200
領事部代表 02-739-7400

日本大使館
http://www.kr.emb-japan.go.jp/itprtop_ko/index.html
 

初めての韓国旅行での注意事項:まとめ

いかがでしたでしょうか。初めての旅行でわからないことがでてくると思いますが、衛生面に気をつけスリやカバンの置き引きなどの被害に合わないためにも事前にやることや注意することを書き出して準備しておけば安心できますね。マナーを守って、楽しい韓国の旅を満喫しましょう。