はじめに
沖縄の穴場観光スポットを紹介します。沖縄といえば常夏の島でビーチをはじめ「美ら海水族館」「首里城」「那覇国際通り」「ひめゆりの塔」などの名前が出ますが、今回はこの有名観光地ではない隠れた「穴場」を取り上げます。秘境でもあり、マニアックな場所です。でも今回は沖縄観光で行くべき穴場の候補として20か所厳選しました。
沖縄旅行の穴場観光スポット①
「水納島」話題の秘境について
水納島(みんなじま)は沖縄本島北部の近くに浮かぶ小さな島(0.47㎢)です。別名クロワッサンアイランドとよばれる行くべき穴場スポットです。元々島全体が聖域でしたが、明治時代に人が住むようになりました。
ビーチが広がり、ダイビングやシュノーケリングのサービスもあるので、この本島に隠れたスポットで大いに遊びましょう。
マニアックな名所へのアクセスなど
人参やスイカの農業もおこなわれている水納島へのアクセスは、渡久地(とぐち)港から高速船で15分です。港までは、那覇空港から「やんばる急行バス」で、本部博物館前バス停下車から徒歩で向かうか、港に駐車城があるのでレンタカーでも行けます。
沖縄旅行の穴場観光スポット②
「大石林山」話題の秘境の概要
沖縄本島でも最北部に近い、「大石林山(だいせきりんざん)」は、スピリチャルな雰囲気を帯びた、行くべき沖縄の穴場スポットです。3つほどのハイキングコースになっていて、神々し良い岩山を巡るパノラマコースや躍動感あふれるガジュマルを巡る森林コースなどがある、隠れた名所です。
マニアックな名所へのアクセスなど
2018年4月に「沖縄石の文化博物館」がオープンした大石林山へのアクセスは、沖縄本島を縦断する国道58号線を北上した最北端付近になります。那覇方面からの場合は、途中の許田(きょだ)ICまで高速道路を利用すればより速く行く事ができるでしょう。
沖縄旅行の穴場観光スポット③
「古宇利島」話題の秘境の概要
沖縄北部に位置する古宇利島(こうりじま)は、島ながらも橋で沖縄本島とつながっています。この島は円形ので、農業が盛んです。しかし本島から離れた島ということもあり、島の周りには美しいビーチが広がっています。
また「ハートロック」と呼ばれる不思議な奇岩にも出会えます。宿泊するなら夜は満天の星空が見られ、すべてが小さなことに感じる程感動が与えられます。ここは行くべき沖縄の穴場です。
マニアックな名所へのアクセスなど
島に渡るために、通る古宇利大橋からの景色も絶景となっている古宇利島へのアクセスは、高速道路を使えば那覇空港から2時間弱で到着します。2017年より今帰仁(なきじん)城跡から無料シャトルバスが出ています。琉球の創造神話が残されているこの魅力的な島にも非常に行きやすくなりました。
沖縄旅行の穴場観光スポット④
「塩川」話題の秘境の概要
沖縄本島北部にある塩川(しおかわ)は、湧水から海まで300mほどの長さの短い川です。この川の特徴は、湧水が塩水になっている点です。これは世界で2か所だけしかないといわれています。また日本で唯一塩分濃度が高い川として有名です。
沖縄が返還された当日に「国の天然記念物」の指定を受けます。調査により那覇港の潮位との関係も分かってきているそうです。間違いなく行くべき沖縄の隠れた穴場です。
マニアックな名所へのアクセスなど
近くには塩川ビーチや、やんばるガラス工芸館もある塩川へのアクセスは、名護バスターミナルからバスで30分です。レンタカーなら那覇空港から高速道路利用で1時間30分くらいです。看板の所に無料駐車場があり、そこから徒歩1分ほどです。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑤
「瀬底島」話題の秘境の概要
沖縄本島北部に位置する「瀬底島(せそこじま)」は、沖縄本島から600mほど沖合に浮かんでいる島です。この島は大変美しく沖縄本島とは全く違う姿が見られます。アクティビティも充実している「瀬底ビーチ」がメインの観光スポットです。
その他にも南国の楽園の名にピッタリな「アンナ浜」や、人が少ない「恋人ビーチ」など海遊びには最適な、行くべき隠れた穴場スポットです。
マニアックな名所へのアクセスなど
瀬底島は沖縄本島と橋でつながっています。従いましてレンタカーでもそのまま気軽に行けるでしょう。島へのアクセスは、公共交通ならば名護バスターミナルからバスで45分くらいで到着します。レンタカーなら那覇空港から高速道路経由で1時間30分程度で到着となる見込みです。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑥
「ガンカラーの谷」話題の秘境の概要
沖縄本島南部「南城(なんじょうし)」には、「ガンカラーの谷」という隠れた穴場スポットがあります。ここは元々鍾乳洞だったところが数十万年前に崩れて、その名残が残された亜熱帯のジャングルを見学することができます。内部の見学には定員制のツアーに参加する必要があります。
マニアックな名所へのアクセスなど
観光施設「おきなわワールド」向かいにあり、入口には洞窟を利用したカフェもある「ガンカラーの谷」へのアクセスは玉泉洞前バス停車下車から徒歩2分です。レンタカーの場合は那覇空港から高速道路利用で30分。無料駐車場も完備しています。近くの沖縄ワールドや玉泉洞と共に行くべき沖縄の穴場スポットです。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑦
「第一牧志公設市場」話題の秘境の概要
沖縄本島南部、「那覇市内」にある第一牧志(まきし)公設市場は、隠れた穴場スポットです。ここは有名な国際通りの近くにあり、「街中の秘境」のようなな市場の中では、食であふれています。
東南アジア地域のように南国フルーツが並んでいいますので、ぜひとも行くべき穴場といえる場所です。鑑賞用にもなりそうな、カラフルな熱帯魚も数多く売られています。
マニアックな名所へのアクセスなど
熱帯魚を調理してもらって、市場の2階の食堂で新鮮な魚が味わえる、第一牧志(まきし)公設市場へのアクセスは、ゆいレール牧志駅より徒歩約9分、那覇空港から車で約16分程度です。ただ専用駐車場がないので、周辺の有料駐車場を利用しましょう。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑧
「伊計島」話題の秘境の概要
沖縄本島中南部に位置し、本島と橋でつながっている伊計島(いけいじま)は、那覇とは反対方向になる「うるま市」の島です。沖縄本島から飛び出ている勝連半島の先から途中2つの島を伝って行くことができます。ここは海が綺麗だけでなくどこか遠くの離島に来たようなのどかな雰囲気が味わえる隠れた穴場です。
マニアックな名所へのアクセスなど
貝塚・グスク時代の遺跡も多数発見され、勝連半島・平安座(へんざ)島、宮城島を走りながらの海中道路の風景も楽しい「伊計島」へのアクセスは、那覇バスターミナルからバスで160分、レンタカーならば、那覇空港から高速道路経由で1時間30分程度で到着します。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑨
「波上宮」話題の秘境の概要
波上宮(なみのうえぐう)は沖縄本島南部那覇市内にある神社です。那覇港を臨む高台の上にあります。琉球王国(そして現在の沖縄)の総鎮守です。沖縄戦などで、何度も本殿が焼失しましたが、その都度再建されています。ここは行くべき隠れた穴場です。南国の神聖なるパワースポットで力を頂きましょう。
マニアックな名所へのアクセスなど
周囲の波の上ビーチからの眺めも大変素晴らしく、狛犬の代わりにシーサーが鎮座している波上宮へのアクセスは、ゆいレール「県庁前駅」より西へ徒歩約15分、西武門バス停下車です。レンタカーでは那覇空港から10分ほどです。神社には20台ほどの無料駐車場もあります。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑩
「瀬長島 」話題の秘境の概要
瀬長島(せながじま)は、沖縄本島南部の、那覇空港から最も近いリゾートの島として、注目を集めつつある行くべき穴場スポットです。 空港の南1.5kmに位置し、周囲は1.8kmのサンゴ礁に囲まれた小さな島です。本島とは海中道路で繋がっています。島には「ウミカジテラス」というリゾート施設があります。
マニアックな名所へのアクセスなど
空港に近いので、空港から離発着する飛行機も眺められて、航空ファンも注目している瀬長島へのアクセスは、ゆいレール「赤嶺(あかみね)」駅からウミカジテラス方面まで、無料シャトルバスが運行しています。レンタカーの場合は、那覇空港から20分程度になります。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑪
「辺戸岬」話題の秘境の概要
辺戸岬(へどみさき)は、沖縄本島北部、島の最北端にある岬です。この岬からは天気が良ければ20kmほど離れた与論島や沖永良部島などの奄美群島が見られます。那覇からは車で2時間と非常に遠いものの、大自然を感じるこの場所には、沖縄の最強な穴場としてぜひとも立ち寄ってみましょう。
マニアックな名所へのアクセスなど
「日本復帰」を目指すべく、年に一度与論島へ「のろし」を上げた事を記念する与論島・国頭村友好記念碑や日本祖国復帰闘争碑もある、辺戸岬(へどみさき)へのアクセスは、車で那覇空港から高速道路経由、2時間強かかります。途中からの沖縄北部の「やんばるエリア」をのんびりドライブするのも楽しいです。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑫
「備瀬のワルミ」話題の秘境の概要
沖縄北部「美ら海水族館」にも近い場所に不思議な、岩の割れ目「備瀬(びせ)のワルミ」があります。観光客で人気でしたが、マナーの悪さから2017年より地元住民の手により閉鎖されてしまいました。
従って2018年6月現在、陸路からは行くことができませんが、カヤックを使って海路経由で行くツアーがあります。
マニアックな名所へのアクセスなど
カヤックのツアーを行っている。「備瀬カヤック」までのアクセスは、レンタカーで那覇空港から高速道路経由で1時間45分、沖縄美ら海水族館からは5分です。また水族館からの途中には、フクギ並木道やその通を水牛の車にのってゆっくり散策することもできます。ここは大変癒されます。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑬
「茅打ちバンタ」話題の秘境の概要
茅打バンタ (かやうちばんた)は、沖縄本島の最北部に位置します。ここは80-100mの高さを誇る断崖絶壁になっています。道路が整備されるまでは、この崖を通る必要があり、大変交通の難所でした。崖から見える海の眺望は大変素敵で、運が良ければ、サンゴの海の中を泳ぐ「魚の影」も見られます。
マニアックな名所へのアクセスなど
夜になれば星空が空一面に見渡せますので、心が非常に落ち着くでしょう。この「茅打バンタ 」へのアクセスは、名護・辺戸名バスターミナル経由で、宜名真入口バス停下車、徒歩15分です。レンタカーでは那覇空港から高速道路経由で約2時間となります。ちなみにバンタとは沖縄の方言で「崖」を意味しています。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑭
「久高島」話題の秘境の概要
沖縄本島南部東側の沖合にある「久高島(くだかじま)」は、細長くて標高の低い島です。ここは「神の島」と呼ばれ、琉球の国づくりを始めた伝説が残ります。沖縄最高の聖地で、旧来から男子禁制、現在は男女とも立ち入りが禁止され、入口を見るだけしかできないフボー御嶽(みたけ)があります。
マニアックな名所へのアクセスなど
マナーを守りながら、数々の聖地・パワースポット巡りが楽しめる「久高島」へのアクセスは、那覇空港からバスなどの公共交通またはレンタカーで、安座真(あさま)港までむかい、高速船またはフェリーで向かう事になります。本島から船でしかいけない離島なので、島はきれいな海が広がっています。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑮
「港川ステイツサイドタウン」話題の秘境の概要
沖縄本島の中南部、浦添市のた穴場、「港川ステイツサイドタウン」は、アメリカ統治下時代、基地内の住宅では間に合わないという事で民間の物件を賃貸用にと70棟ほど建てた外国人向け住居です。歴史を感じる不思議な「秘境」も、今ではおしゃれなスポットとしてカフェやショップが並ぶようになりました。
マニアックな名所へのアクセスなど
あまりにも多くのお店があるので、事前に行きたい店をチェックしておきたい「港川ステイツサイドタウン」へのアクセスは、港川バス停より徒歩8分程度です。レンタカーでは18分程度です。近くにコインパーキングもでき、行きやすくなりまりましたが、非常に解りにくい場所にあります。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑯
「東村ふれあいヒルギ公園」話題の秘境の概要
沖縄本島北部で東側にある「東村ふれあいヒルギ公園」は非常に楽しい穴場スポットです。この公園内にはマングローブが広がり、天然記念物のヒルギの林や他の場所では、めったに見られない小さなカニなどの生物、それからカヤックでも遊べます。マングローブの森を探検してみましょう。
マニアックな名所へのアクセスなど
沖縄本島にいながら熱帯雨林の大自然が味わえる「東村ふれあいヒルギ公園」へのアクセスは、那覇空港から車で2時間程度、美ら海水族館からは80分、名護市からは1時間の距離になります。周辺には、東村地域の生活がわかる博物館や不思議な根を持つ天然記念物のサキシマオウノキなどがあります。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑰
「浜比嘉島」話題の秘境の概要
沖縄本島南部にあり、海中道路でつながっている浜比嘉島(はまひがしま)も神秘的なパワースポットの島です。この島は琉球の起源の島といわれ、期間限定でしか入れない場所や、見た目からして不思議な形をした奇岩が信仰の対象になっています。パワースポットの宝庫のような行くべき隠れた穴場です。
マニアックな名所へのアクセスなど
パワースポットだけでなくビーチの美しさやモズクなどのグルメも忘れる事が出来ない、浜比嘉島へのアクセスは、那覇バスターミナルからバスで100分、レンタカーの場合は高速道路経由で、1時間10分程度になります。車で気軽に行けるのでプチ穴場旅行にも最適です。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑱
「斎場御獄」話題の秘境の概要
沖縄には、伝統的な信仰の場所が数多くありますが、こちらの斉場御嶽(せいふぁーうたき)は最高の「うたき」とされ、世界遺産に登録されています。この場所から海を隔てた先に、最高聖地のある「久高島」が見えるようになっています。かつては男子禁制の場所で琉球国王も、襟(えり)を女装にして入る必要がありました。
マニアックな名所へのアクセスなど
沖縄本島南部では非常に優れて、珍しい植物の森がおおい茂る、斉場御獄へのアクセスは、斎場御獄バス停下車、レンタカーでは那覇空港から45分くらいで、無料駐車場があります。最近マナーの悪い観光客が増えてきており、男子禁制の徹底を検討しているといわれています。訪問にはマナーの徹底をお願いします。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑲
「青の洞窟」話題の秘境の概要
「青の洞窟」という名の観光地は世界中にありますが、沖縄本島北部にある「青の洞窟」もダイバーに人気の穴場観光地です。元々台風の避難場所だった場所は、現場に精通しているダイビングショップガイドの案内で、不思議な海底世界を満喫できます。時間帯により洞窟の青色にも変化が生まれます。
マニアックな名所へのアクセスなど
「ダイビング」と「シュノーケリング」の2つの遊び方から選べる青の洞窟(真栄田岬:まえだみさき)へのアクセスは、那覇空港ターミナルからバスで1時間30分くらいで、レンタカーだと国道58号線経由で1時間程度です。岬からの風景もおすすめです。
沖縄旅行の穴場観光スポット⑳
「喜屋武岬」話題の秘境の概要
沖縄本島南部、ほぼ最南端にあるのが、糸満市にある「喜屋武岬(きやんみさき)」です。ここは沖縄戦で米軍に追い詰められた人々が自決するために身を投げた悲しい歴史があります。沖縄戦関連では「ひめゆりの塔」が有名ですが、近くにあるので一緒に立ち寄るべき穴場名所です。
マニアックな名所へのアクセスなど
沖縄本島の南には、インドネシアまで島がありません。また南西方向を見ても宮古島まで島影がありません。そのため天気の良い日は青い海だけが水平線のかなたまで見られます。この喜屋武岬へのアクセスは、バス喜屋武バス停から徒歩30分、レンタカーなら那覇空港から30分程度、無料駐車場もあります。
沖縄旅行の穴場観光スポット 番外
番外ですが、沖縄南部にある「守礼の門」を紹介します。この門は首里城が再建されるまでは、沖縄旅行のパンフレットに必ず登場し、2000円札にも描かれています。しかし首里城完成後は、この門も1958年再建されているためか存在感が薄くなり、隠れた穴場になってしまいました。
でも首里城に行く前に、せっかくなので正門・大手門の役目を担っているこの門も注目しましょう。
まとめ
以上で、沖縄の行くべき穴場スポットを紹介しました。沖縄にはまだまだあまり知られていないところや徐々に注目を浴びているところなど数多くの穴場があります。参考にしていただければと思います。
一部のマナーの悪い観光客のために、原則立ち入りが不可にったり、制限の厳しい場所もあります。穴場観光には、社会人としてのマナー厳守でお願いします。
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