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鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」の見どころを徹底解説!梨の食べ比べまで出来ちゃう!?

今回は鳥取県倉吉市にある鳥取二十世紀梨記念館、通称「なしっこ館」と呼ばれる観光スポットを紹介いたします。梨の作り方から種類、それらをモチーフにしたキャラクターまで、数々の見どころが詰まった「なしっこ館」、その見どころを中心に紹介いたします。
2020年8月27日
東雲 めざめ
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鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」とは?

今回紹介するのは鳥取県倉吉市にある観光スポットから、鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」を紹介いたします。確かに日本でも珍しい建物でもある鳥取二十世紀梨記念館こと「なしっこ館」ですが、どんな建物なのか?見どころは何なのか?そんな鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」の館内を隅から隅まで徹底的に紹介いたします。

鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」のアクセスや料金は?

そんな倉吉の観光スポットである鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」の料金を最初に紹介いたします。
一般 300円 小、中学生 150円
こちらが一般的な値段になります。また障がい手当などで無料になることも出来ます。
また、アクセスは倉吉パークスクエアという建物の内部に鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」があります。その倉吉パークスクエアには倉吉駅から倉吉パークスクエアに繋がる停留所もありますので旅行の際はバスを活用するのがおすすめです。より詳しい内容はURLを張りますのでそちらをご確認ください。

ご利用案内 | 鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館

「なしっこ館」の見どころ その1

梨の歴史

まずは館内のいたるところに梨の歴史が残されていることです。いままでどのように生産されてきたか、どのように過去の人達はやってきたのかを残した資料館があります。さらには時間帯にもよりますが、ロボットを使って当時の風景を再現した梨に関する劇場もやっています。わたしは最初人形かと思いましたがあとからロボットと知って、クオリティの高さを実感させられるくらいに素晴らしいものになっています。

「なしっこ館」の見どころ その2

梨の栽培

次の見どころは梨の栽培の一つ一つの工程が館内の映像で見ることが出来るころです。映像でわかりやすく3Dで公開されているので、子供にも受けしやすい作りになっています。また、収穫までの疑似体験が出来るフロアもあり、そこでも細かいことまで教えてくれるので、正しく子供から大人まで楽しめる場所になります。他にも子供向けの展示物、遊び場などもあり、家族向けの物がなしっこ館の館内では多いです。

「なしっこ館」の見どころ その3

梨の大木

続いての見どころは館内に貼ったらすぐ見れる梨の大木です。この大木は直径20mにもおよび、まさしく鳥取二十世紀梨記念館という冠にふさわしいインパクトを持っています。また、なしっこ館の館内は二階建てになっておりますが、どちらからでも見ることが出来、またどこから見ても違った魅力があります。この大木ですが「二十世紀梨」と呼ばれる梨の大木になります。わたしも生で見た際にここまで育つものかと驚かされました。

「なしっこ館」の見どころ その4

梨のアートギャラリー

続いての見どころは館内に展示されている梨のアートギャラリーです。こちらは梨をテーマにした数々の展示がされています。和紙を使った人形から、短歌、俳句、壁紙までいたるところに展示されているフロアです。また、こちらとは少し離れてしまいますが、梨に対する想いが記された手紙なんかも残されていて本当に梨を愛してる人がいるんだなと感じました。この梨のアートギャラリーですが、個人的な一番の見どころが和紙人形です。こちらは実際に見てみるとより細かいところまできれいに作られており、この梨のアートギャラリーは梨の知識がなくても楽しめるものになっています。

「なしっこ館」の見どころ その5


梨の食べ比べ

続いての見どころは梨の食べ比べです。このなしっこ館では梨の食べ比べコーナーがあります。わたしが訪れた際に食べ比べとしておかれていたものは、「愛宕」「新雪」「王秋」の3つです。これらは鳥取県の誇る「氷温技術」があるらしく、収穫時期に関係なく年がら年中食べることが出来ます。また食べ比べの梨も日替わりで変わるとのことなので、食べ比べも数パターンあり、何回行っても飽きない仕様になっております。それではこれから今回の食べ比べコーナーで食べていったものを紹介していきます。

愛宕

まず紹介するのは「愛宕」と呼ばれる梨の品種になります。愛宕は今回試食した梨の中では一番大きい品種になります。愛宕は梨としての独特なサクサク感を残しながら、果肉は柔らかめといった仕上がりになっています。愛宕の収穫時期は11月らしいので、愛宕が好きな人の場合は、11月ごろが食べごろとのことです。

新雪

次に紹介するのは「新雪」と呼ばれる梨の品種になります。新雪は主に新潟県で作られている梨で、食べた際に出る果汁が多く梨の味がしっかりと伝わる品種になります。また保存もしやすいため長持ちしやすい梨になります。先ほどの愛宕は岡山で作られたものなので、地域によって作られる梨の違いも同時に楽しめます。収穫時期は11月下旬らしく、新雪が食べたい方は12月が食べごろです。

王秋

最後に紹介するのは「王秋」と呼ばれる梨の品種になります。こちらは今までの梨に改良に改良を重ねた最近生まれた梨の品種です。果肉も柔らかく、果汁もしっかりしていて、まさしくいいとこどりの品質になっています。またこれは意見が分かれるかとは思いますが、梨の独特なサクサク感が少なく、とても食べやすい梨になっています。収穫時期は10月中旬からですので王秋を食べたい方はその時期を狙うとよいでしょう。

食べ比べの感想

さて今回の梨の食べ比べですが、個人的には「王秋」が一番食べやすく、味もしっかりしていておいしかったです。最後にアンケートみたいなのもあって、こちらも王秋への票が一番多かったです。また、こちらのコーナーには食べ比べの他にも各フルーツのにおいなんてのも展示されています。わたしは答えを見てもわからなかったのですが、においあてに自信のある方は挑戦してみてください。

「なしっこ館」の見どころ その6

梨をモチーフにしたキャラクター

続いての見どころは館内で紹介されている梨をモチーフにしたキャラクター達です。なしっこ館の館内ではそれぞれ、梨をモチーフにしたキャラクターたちがたくさんあります。キャラクターは子供向けの展示物で子供たちに梨の魅力をより伝えやすくさせるように作られており、ムービーとはまた違った楽しませ方が伝わります。ではそんなキャラクター達を紹介していきましょう。

二十世紀梨

こちらがすべての起源といっても過言ではない「二十世紀梨」をモチーフにした主人公の立ち位置のキャラクターになります。言わばなしっこ館の顔です。このように各梨の品種についてキャラクターとともに簡単な紹介がされており、漫画などもあってわかりやすいです。

なつひめ

こちらはなつひめと呼ばれる梨の品種をモチーフにしたキャラクターになります。先ほどの二十世紀梨もそうでしたが、実は各キャラクターによって内容が違い、よく見てみるとより細かい資料としてみることも出来ます。それを表すようにキャラクターの個性として漫画にされています。

新甘泉

こちらが新甘泉と呼ばれる品種をモチーフにしたキャラクターになります。画像は少しピンボケしてしまっていますが、これでもキャラクターの性格からどんなタイプの品種なのかは何となく伝わるかと思います。新甘泉って何だと気になる方はぜひなしっ子館に行きましょう。


幸水

こちらは幸水と呼ばれる品種をモチーフにしたキャラクターになります。実は画像の通りみなさんがよく知っている梨のイメージがこの幸水からきています。それだけこの幸水という梨が広く全国に渡って売られているということですね。

豊水

こちらが豊水と呼ばれる品種をモチーフにしたキャラクターのなります。こちらも書かれている通り幸水の次に売られている梨になります。ここで豆知識ですが、梨のイメージって地域によって違います。二十世紀梨やなつひめが作られるのが主に鳥取付近なので中国地方や関西付近の人は梨は緑のイメージが強く、またよく売られている幸水や豊水といった梨は他の地域で栽培されているので茶色のイメージがつきやすいそうです。

新興

こちらが新興と呼ばれる品種をモチーフにしたキャラクターになります。実は気づいてる方もいるとは思いますが、この紹介順は収穫の時期の順番に紹介しております。つまりこの梨の一番食べごろがどこかまでしっかり紹介されているのです。

王秋

こちらは先ほどの試食の際にも紹介した王秋と呼ばれる梨の品種をモチーフにしたキャラクターになります。先ほどの食べ比べでも紹介しましたが、それにふさわしい紹介がされているので、食べてみてから見ると納得させられます。

愛宕

こちらは先ほどの試食の際にも紹介した愛宕と呼ばれる梨の品種をモチーフにしたキャラクターになります。こちらも食べ比べでも説明しましたが、この愛宕は日本でも最大級の梨でもあるので実際に買う際は食べ応え抜群です。

新雪

最後に先ほどの試食の際にも紹介した新雪と呼ばれる梨の品種をモチーフにしたキャラクターになります。こちらが日本の梨でも収穫時期が一番遅い品種であり、愛宕同様かなり大きめの梨なので食べ応え抜群です。ただ、収穫時期が近い愛宕と食べ比べすると意外と違うので、実際にどちらがお好みなのかは食べ比べするのがいいでしょう。

梨の魅力を最大限に活かすキャラクター

これらが日本の梨をわかりやすく紹介してくれるキャラクターたちになります。また、こういった子供向けのキャラクター梨だけではなく、梨になりきれるコスプレスペースや子供が遊べるスペース、さらには梨の歴史を漫画にしたコーナーまできちんと置かれているのでお子様持ちの家族旅行にはいい観光スポットです。

「なしっこ館」の見どころ その7

世界各国の梨

続いて紹介するのは館内に展示されている世界各国の梨を見ることか出来るコーナーです。こちらでは日本だけでなく、フランス、アメリカ、韓国、中国、オーストラリアなどたくさんの梨のレプリカが置かれています。また世界各地での栽培方法や品種、気候、収穫時期まで本当に世界の梨が一つに集まったといっても過言ではないスポットです。実際に訪れてみると、梨だけでもこんなに種類があるのかと圧巻させられます。

「なしっこ館」の見どころ その8


日本梨の効用

続いて紹介するのは館内にここまでするかというくらいに詳しく日本梨を食べることによる効能が書かれていることです。日本梨の主な効能は「肥満解消」「便秘解消」「高血圧・脳卒中の予防」「気管支炎の予防」「糖尿病・心臓病の予防」の5つです。これらがどういう理由で効果があるのか、その具体的な利用法までしっかりと記されており、いかに長い間日本梨に関して愛され、研究されてきたかが伝わる内容となっております。

「なしっこ館」の見どころ その9

梨に関する小ネタ

続いて紹介するのは、これは個人的に面白いと思ったものになりますが、日本全国の梨と名のついた地名が記されたものまで館内に展示されていることです。わたしは最初見たとき梨だけでどうしてここまでやってしまったのかと思いました。しかしよくみてみるとおもしろい結果が出てきたり、「梨」という文字が使われている地名がこんなにもあるのかと意外と新しい発見を見つけることが出来たので面白い展示だと感心しました。

「なしっこ館」の見どころ その10

お土産コーナー

最後に紹介するのは、こちらはなしっこ館外になりますが、そのまま梨に関するお土産コーナーが置かれていることです。鳥取と言ったら梨と言わんばかりに梨を取り扱ったお土産がたくさん置かれております。ですので、とりあえずの旅行のお土産としても最適な場所にもなっています。もし鳥取旅行で倉吉を訪れた際に、お土産に困ったらなしっこ館に行けば何かのお土産の参考になることは間違いありません。

なしっこ館外部

それではなしっこ館の外部について紹介いたします。先ほども紹介いたしましたが、なしっこ館は元々倉吉パークスクエアの一部ですそんな倉吉パークスクエアの内部ですがなしっこ館とは別にお土産コーナーがあります。その他にも何かにイベントの際に使える広さを誇っており、なしっこ館単体でもイベントを行うことはありますが、倉吉パークスクエア自体がイベントの会場として使われます。

なしっこ館周辺の観光スポット

最後になしっこ館の周辺にはどんなものがあるのかを簡単に紹介します。なしっこ館周辺ですと「白壁土蔵群」と呼ばれる観光スポットがあります。この白壁土蔵群内部にも数々の観光スポットとしての魅力があります。また、もう少し先に進めば今年の春にできたばかりの「海洋堂フィギュアミュージアム」があります。どちらも別記事であげることになってますので、良ければ参考にしていただけると幸いです。

なしっこ館の魅力

今回は鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」について紹介いたしました。観光スポットとしては一見地味に見えるかもしれませんが、いざ中に入ってみると、意外と面白い施設でした。一つ一つ梨の魅力が詰まっており、ちょっと思ったより専門的すぎるのが逆に愛を感じました。これだけでも梨の魅力は伝わりますが、もっと梨について知りたい方はなんとなしっこ館の館内により細かい資料が置かれているところもあります。梨博士になりたい方は行ってみるのもありです。また梨が食べたくなったという方は以下のリンクから収穫時期になると輸送できるとのことなので使ってみて一緒に梨の魅力を味わいましょう。

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