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江ノ島で海釣り!釣れるスポット5選&おすすめ仕掛けを解説!季節別の釣果は?

江ノ島は都心からすぐに行かれる海釣りスポットとして、多くの釣り人から人気と支持を得ている場所です。海釣りならではの季節ごとの釣果が楽しめ、初心者から上級者まで行かれる釣りスポットがある江ノ島の魅力を魚&仕掛けと場所に分けてお伝えします!
更新: 2021年9月28日
あさぎ
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江ノ島はどんなところ?

江ノ島は旅行雑誌でよく見かける、都心からも2時間かからないで行かれる観光地として人気のスポットです。海釣りが楽しめるという話は聞くけれど、観光地でもある江ノ島はどんなところなのでしょうか。

都心に近い観光地

江ノ島は新宿駅から電車で1時間少々で到着する、日本百景に数えられる古くからの観光地です。奈良時代から平安時代にはお坊さんの修行の場として賑わい、鎌倉時代以降はは弁財天を祭る江島神社が建てられてからは参拝客でにぎわっています。

島内には観光名所がいっぱい

現在の江ノ島は、江島神社のパワースポットに参道に立ち並ぶ多くの商店でのショッピング、江の島展望台とサムエル・コッキング苑、ヨットハーバーと多くの施設が立ち並んでいます。島の周囲は釣り場がいくつもあり、シーズンになるとたくさんの釣り人が江ノ島を訪れているほどです。

江ノ島がある相模湾は魚が豊富

江ノ島周辺は良い釣りスポットがたくさんありますが、その場所を支えている海・相模湾が国内でも稀有で豊かな海だからこそです。そんな相模湾を簡単にご紹介します!

日本三大深湾・相模湾

駿河湾・富山湾と並んで日本三台深湾として数えられる相模湾は、深海1000メートルを超える深い海もあるために生息している魚の数がとても豊富です。日本国内に生息している魚類の4割にあたる約1000種類の魚が観測されていて、皇室の方々も東京から近いことから研究の場としています。

江ノ島で釣れる主な魚

江ノ島で釣れる魚は多種多様で、よく名前が挙がる人気があるものはキスやカレイ、クロダイ、イシダイがあります。ほかにもメジナ、ハゼ、カワハギ、カサゴ、アオリイカ、ヤリイカと、釣りのメジャーネームがたくさん釣れる、珍しい釣り場でですね。

江ノ島島内の駐車場・トイレ

楽しい釣りのときに困ってしまうのが、釣り場の近くに車を止められる駐車場やトイレが見つからないことでしょう。事前に駐車場とトイレの場所を知っておけば、スムーズに釣りを始められますね。

江ノ島の海釣りで便利な駐車場

江ノ島の入り口・弁天橋を通ってすぐ左手にある「江ノ島なぎさ駐車場」は、島内のどこに行くにも便利な駐車場です。ヨットハーバーや湘南港灯台の防波堤など島も東側で釣りをするなら、江ノ島の一番奥にある「湘南港臨港道路附属駐車場」が近くておすすめです。

海釣りでもトイレの心配なし!

古くからの観光地だけあって、トイレはそれなりに揃っています。湘南港臨港道路附属駐車場の隣や灯台のある防波堤の手前の仮説トイレは海際で観光客も少なくて待つことは少ないでしょう。

島の西側の釣り場に行くときは、恋人の丘の手前や稚児ヶ淵の手前にあるトイレが一番近くになります。少し距離があるのでスポットにまっすぐ行かずに、確認してから行くのが安心ですね。

江ノ島は釣り道具のレンタルやえさの補充もできる

江ノ島で釣りをしてみたくても、海釣り用の道具をそろえると時間もお金がかかるためになかなか行きづらいと思っている人もいるでしょう。江ノ島は釣具がレンタルできるお店があり、手ぶらでも釣りが楽しめるのです。

井上釣具・釣餌店で釣り道具をレンタル

出典: http://www7a.biglobe.ne.jp/~enoshima-inouetsuriesaten/

江ノ島島内にはいくつか釣具屋さんや釣りえさを売っているお店がありますが、釣具からえさまで全部まとめてレンタルをしてくれるのが、湘南港臨港道路附属駐車場のすぐ手前にある「井上釣具・釣餌店」です。

釣具やえさ、仕掛けのアドバイスはもちろんのこと、シーズン中に調理担当の人がいれば釣った魚をさばいてもくれます!湘南港や湘南港灯台のある防波堤から一番近い釣具店なことも嬉しいですね。

島内で釣りえさが買えるスポット

江ノ島島内でえさがなくなったら、和田つりえさ店での購入がおすすめです。地元の釣り場・穴場スポットに精通していて、釣りたい魚について的確な情報がもらえます。

お店の営業も年中無休で行っているために、いつ行っても開いていて急なえさの追加にも安心です。また、仕掛けについても親切に教えてもらえるために、江ノ島のつりではお世話になった人も多いといいます。

江ノ島で春に釣れる魚&仕掛け

暖かくなってきて、産卵のためや回遊で多くの魚が現れる春の江ノ島の海は、どんな魚が釣れるのでしょうか。代表的なものを紹介していきます。

春にたくさん釣れるイカ!

春に産卵を迎えるアオリイカやモンゴウイカは、岸近くに海草や藻がたくさんある春の江ノ島でよく釣果が上がると人気の魚です。イカというと夜釣りのイメージが多いですが、春の江ノ島では日中でも期待できるでしょう。

春のイカの仕掛けはエギング!

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出典:Amazon
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春先のイカには、一般的なエギング用の仕掛けで十分釣果が期待できます。エギングとは餌木と呼ばれるルアーをつけて釣る方法で、大きく育った春に釣るには、餌木も合わせて3~4号の大きめのものを選ぶと良いでしょう。

クロダイも春から楽しめる

クロダイは一年中釣れるといわれていますが、やはり暖かくなった春からが目に見えて釣果が増えます。特にクロダイは冬の間に栄養を溜め込んで大きくなっているので、釣れたときは格別の喜びがあるでしょう。

クロダイの仕掛けは多種多様

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出典:Amazon
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雑食性で好奇心旺盛、防波堤や岸だけでなく船でもどこでも釣れることから人気のクロダイは、その釣り場と季節によって仕掛けもいくつもの種類があります。おすすめの仕掛けはフカセ釣りと呼ばれる、糸と針の重さを使ってえさを海中に漂わせる釣り方のものです。

江ノ島で夏に釣れる魚


海の中も暑くなる夏の江ノ島は、周囲でマリンスポーツが活発に行われていても釣果は悪くない不思議な釣り場です。初心者も増える夏におすすめの魚をご紹介します。

南から戻ってきたイワシを狙う

夏ならではの魚であるイワシも、江ノ島周辺では昔からよく釣れます。海釣りの中でもメジャーな魚ですし、江ノ島の中にある漁港の西浦漁港でも水揚げされていたということから、夏休みのファミリーフィッシングにおすすめです。

イワシにはサビキ釣りの仕掛けを使おう

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出典:楽天
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イワシを釣る仕掛けは、サビキ仕掛けと呼ばれるいくつもの針が連なるものと、細かくえさを撒き散らすコマセ袋やコマセカゴをセットにして使います。生きた虫などをえさにしないため、初心者の女性や子供でも簡単にできて、手軽に釣りを楽しめるでしょう。

夏の味覚・キスも江ノ島で海釣り!

普段は沖に住んでいるキスも、夏になると防波堤や堤防・砂浜にくるようになり、江ノ島でもよく釣れるようになります。時期的に食欲旺盛になるために、生き餌が苦手な人は疑似餌を使ってもいいでしょう。

江ノ島のキス釣りはちょい投げ海釣り装備がおすすめ

磯と堤防、防波堤がメインの江ノ島でキスを釣ろうとすると、ちょい投げ釣りか船釣りのどちらかです。江ノ島周辺に船宿は多くありますが、慣れない船で釣りをするのは大変なので磯か堤防からのちょい投げがいいでしょう。岩礁への根がかりを考えて、少し軽めの錘を装備させてみては?

江ノ島で秋に釣れる魚

秋になると春に生まれたイカが大きくなって釣れだす季節ですね。イカもいいですが、朝が肌寒くなった頃に獲れだす魚を狙ってみましょう!

40cm超えのイナダを釣りたい!

イナダは40cmを超えると名前がワラサに変わる出世魚のひとつです。江ノ島では名前の変わり目ほどの大きさに育ったものが、日に何本も釣れるときがあるとの話をよく聞くため、期待が膨らみますね。

イナダはコマセサビキ釣りで食いつかせる!

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出典:Amazon
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回遊魚のイナダは似た場所をぐるぐる回っているために、長時間えさが撒ける夏のイワシと同じ仕掛けのサビキ釣りの仕掛けがおすすめです。回遊魚じゃなかなか釣れないかな…と思いがちですが、肉食で貪欲なイナダはえさを見つけるとすぐに近寄ってくるでしょう。

大きくなって帰ってくるサバ

江ノ島は夏の間に北海道や東北で過ごし、十分に太って帰ってくるサバの通り道でもあります。また、江ノ島を含む相模湾には「根付き」と呼ばれる、移動しないサバなどの回遊魚がいて、まれに磯釣りでもかかることがあるといいます。

サバもイナダと同じ仕掛けでOK

秋のサバ釣りは、魚のタイプが似ているイナダ釣りと一緒のコマセサビキ釣りの仕掛けでいいでしょう。実際魚がいるスポットもかぶっていますので、釣果にこだわらないにであれば、サバともイナダとも決めずに五目釣りで楽しめます。

江ノ島で冬に釣れる魚

魚が釣れづらくなるといわれる冬でも、江ノ島では冬ならではの魚が釣れるために釣り人がいなくなることはありません。冬でも江ノ島を訪れる人たちは、どんな魚を釣っているのでしょうか。

冬が旬のカサゴを海釣りでゲット

赤褐色の体と鋭い背びれが印象的なカサゴは、旬の時期はグルメの間ではとても人気の魚です。から揚げや鍋の具にするのが一般的ですが、せっかく生きたまま釣れる海釣りでは、新鮮なカサゴをお刺身にしてみませんか?

カサゴは落とし込み釣りの仕掛けで

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出典:Amazon
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日中は岩場や砂の中、夜は岩場の隙間を縫うように動くカサゴは、その隙間に糸をたらして釣り上げる落とし込み釣りという特殊な釣り方があります。シンプルに7~8号のメバル針に生き餌をつけるシンプルな仕掛けでできるので、やってみたことがない人はチャレンジしてみましょう!

江ノ島でカワハギを磯釣り!

海釣りの中でも船での釣りが多いカワハギも、江ノ島では磯釣りでも狙える魚のひとつです。すばしっこくすぐにえさを取られてしまうことの多い魚な事から、冬に釣れる魚では釣りごたえのある種類と言えますね。

胴付き仕掛けは初心者にもおすすめ

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出典:Amazon
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磯釣りでカワハギを釣ろうとしたら、いかにえさを取られずにするかが釣果を分けるといっても過言ではありません。カワハギ釣りに使う胴付き仕掛けは作るのが難しいため、まずは完成済みの既製品を使うのが良いでしょう。関東ではカワハギ用、関西ではハゲ用と書かれています。

江ノ島のおすすめ釣りスポット① オリンピック記念公園

江ノ島に入ってすぐ左手側にあるオリンピック記念公園は、その名の通り1964年の東京オリンピックを作られた公園です。参道や商店街に近いことから、連日ファミリー連れやお手軽フィッシングを楽しむ人でにぎわっています。

整備された公園は家族連れの海釣りに人気の場所

きれいに整備されている公園の岸壁は、江ノ島に入ってすぐという立地や公園内にトイレや自動販売機があること、少し歩くだけで商店が並ぶ商店街に行けることからファミリーフィッシングに大人気の釣り場です。

キスやイワシが狙える岸壁スポット


人通りの多い公園内ですが、そこそこ高さのある岸壁のためにキスやイワシなどの磯や砂地によくいる魚が狙えます。訪れたり海釣りをしたりするには便利な場所ですが、立地上水深がないために大きな釣果が望めないことから、上級者はあまり多く訪れない場所です。

狙い目の場所は公園奥のポイント

オリンピック記念公園は江ノ島の入り口である弁天橋の方から湘南港に向けて、やや斜めに水深が深くなっています。ヨットハーバーも備えた湘南港の近くだと船の出入りが多くてあまり魚がいなさそうに思えますが、弁天橋近くよりも水深があるために水底には魚が集まっているでしょう。

江ノ島のおすすめ釣りスポット② 湘南港大堤防

江ノ島最大の港である湘南港の灯台を擁する湘南港大堤防はウッドデッキと花壇で整備されていて、ペットとの散歩ルートとしても人気のある防波堤です。オリンピック記念公園よりもより外側を向いているためか、さまざまな種類が連れやすくなっています。

整備された堤防は行きやすい海釣りスポット

湘南港臨港道路附属駐車場の突端にある湘南広大堤防は、オリンピック記念公園に負けず劣らす整備がされていてとても行きやすい釣り場です。トイレ・自動販売機・ベンチが完備されていて、オリンピック記念公園では物足りない家族連れや地元の常連さんが多い釣り場でもあります。

アジやカワハギのいる防波堤

湘南港を挟んでオリンピック記念公園の反対側、江ノ島の奥に位置する湘南広大堤防は、整備された場所でありながら外海に面している防波堤のために釣れる魚の種類が豊富で、常に多くの釣り人でにぎわっています。アジやカワハギに他にもクロダイやイシダイ・イナダ・アオリイカも釣れるために、釣果に期待が持てるでしょう。

井上釣具・釣餌店や和田つりえさ店の最寄りスポット

湘南広大堤防は釣具のレンタルが出来る井上釣具・釣餌店やえさや釣具が購入できる和田つりえさ店から一番近い釣り場のために、釣具一式をレンタルしての釣りやのんびり海釣りを楽しむ人にぴったりの釣り場です。防波堤という立地からビギナーも上級者も多いために、江ノ島で本格的な海釣りを始めるときにおすすめできる場所といえます。

江ノ島のおすすめ釣りスポット③ 表磯・釜の口

江ノ島での磯遊びスポットでもある表磯の釜の口は、江ノ島の奥・湘南港臨港道路附属駐車場の方面から湘南広大堤防の反対側へ入っていく未整備の磯です。地元の人も磯遊びでよく訪れる場所のため釣りをしていない人も多く訪れます。

気軽に行ける磯釣りスポット

湘南港臨港道路附属駐車場から徒歩5分ほどで行かれる表磯の釜の口は、すぐに舗装道があり商店も近いながらも本格的な磯釣りが楽しめる人気の釣り場です。更に奥に行くと水道口・長磯と呼ばれる磯が続いていますが、長磯にイナダがいるくらいで釣れる魚の種類に大きな差はありません。

クロダイやイシダイを狙おう!

行きやすい表磯の釜の口周辺では、フカセ釣りでクロダイやイシダイ、メジナが狙えるために多くの釣り人が集まってきます。カサゴなどの深いところにいる魚を狙うと、ちょくちょくウツボがかかってしまいますのでそこだけは注意が必要ですね。

表磯は表磯だけしかいけない

地図で江ノ島を見てみると、釜の口から始まる表磯と稚児ヶ淵や江ノ島岩屋洞窟などと繋がっていそうに見えますが、長磯周辺から磯が途切れているために江ノ島岩屋洞窟や裏磯の稚児ヶ淵方面とは繋がっていません。

まれに天気がよく引き潮のときには江ノ島岩屋洞窟まで歩けたという話も聞きますが、基本的に歩けるような場所ではありませんので無理に歩いていこうとしないようにしましょう。

江ノ島のおすすめ釣りスポット④ 裏磯・稚児ヶ淵

江ノ島の西側に位置する裏磯の中でも、江島神社・奥津宮や江ノ島岩屋洞窟がある方面に位置する稚児ヶ淵は、ぴょこっと突き出た形が特徴的です。入り口付近には松尾芭蕉の句碑があり、江ノ島の長い歴史を物語っています。

潮溜まりがたくさんの磯遊びスポット

低くペタリをした岩場が続く磯の稚児ヶ淵は、波が高いとすぐに海の中に入ってしまうほどの場所です。潮溜まりが多いために集まる魚の種類は豊富ですが、天候がよくなかったり少しでも不安を感じたりしたらすぐに撤収するくらいの気持ちで行きましょう。

アジやイナダ、タチウオもいる!

表磯と同じく外海に向かって開けている稚児ヶ淵もクロダイやイシダイが期待できる場所です。また、防波堤などがないためにタチウオやマダイが釣れることもあり、釣果に関係なくマダイ仕掛けでチャレンジしている人もいます。

船に乗って訪れられる海釣りスポット

裏磯の稚児ヶ淵まで行くには、アップダウンのある島内を大きく横断する必要があり、行くまでが大変で敬遠されてしまうこともあります。そんな時は、弁天橋の中ほどと稚児ヶ淵近くをつなぐ遊覧船「べんてん丸」に載っていけば楽々到着できます。

富士山を眺めながら相模湾を行く遊覧船は、片道約10分ほどで到着するために裏磯方面の行き来には大きなショートカットになります。ただし小さな船のために海の状況や天気・台風の接近などで運休をすることがありますので、ご利用の際は運行スケジュールを確認しておきましょう。

江ノ島のおすすめ釣りスポット⑤ 裏磯・割磯

裏磯の中でも島の北西側、江ノ島唯一の漁港の西浦漁港から海側を通って奥津宮の手前から降りる辺りの磯は、昔から割磯と呼ばれています。足場の悪い磯ではありますが、その分釣果が期待できるでしょう。

荒々しい磯でダイナミック海釣り!

割磯やその先にある松ヶ崎は、行くまでも足場が悪く上級者が集まる場所です。しかし、訪れる人数が少ない分大物が釣れる確立も上がるために、天候のいい日はチャレンジする人が後をたちません。

狙い目はイシモチやキス

表磯・裏磯の稚児ヶ淵と違い、江ノ島の中では少ない砂地の海底のためにイシモチやキス、クロダイといった魚が中心に釣れます。入り口にある弁天橋の西側を流れる境川の水流の影響からシーバスがちょくちょく釣れることもあり、ルアー釣りをしてもいいかもしれませんね。

裏磯の端・西浦漁港でも釣れます!


裏磯に行ってみたいけれども、遠いし足場の悪い磯はちょっと…というときは、裏磯の端にある西浦漁港がおすすめです。西浦漁港は今も操業をしている漁港で、江ノ島島内に住む漁師さんや、マリンスポーツを楽しむ人が出入りしています。

西浦漁港での海釣りは注意が必要

小さな砂浜の西浦漁港では、毎日漁を行う漁師さんやカヌーなど行う人が頻繁に出入りして船を動かしているため、それらの活動の邪魔になるような釣りはしないようにしましょう。富士山や夕日がきれいに見えるとデートスポットとしても有名で、投げ釣りなどを行う際は周囲に十分注意してください。

江ノ島の手前、片瀬漁港もおすすめ

江ノ島島内ではありませんが、弁天橋と境川を挟んだ反対側にある江ノ島片瀬漁港は大きな漁港ですが、新江ノ島水族館の裏手にあるために訪れる人が少ない場所です。しかし、江ノ島の裏磯や西浦漁港と同じ魚が釣れるために江ノ島周辺では穴場スポットと知られています。

駅から3分、好立地の漁港

片瀬漁港は最寄り駅の小田急線・片瀬江ノ島駅から徒歩3分の至近距離にあることや、道々にある船宿ではえさや針などの消耗品だけを買うことができるといった利便性の高さが特徴です。漁港自体も2007年に改修をしものの、漁港も直売所も観光地化されておらずに昔ながらの静かな漁港の姿も釣りをするには嬉しい環境といえますね。

メジナ、イシダイ、ボラがよく釣れる

江ノ島の裏磯周辺と同じような種類の魚が釣れる片瀬漁港は、アジやイナダにイシダイと共にメジナ、イシダイ、ボラの名前がよく釣果に挙がります。シーバスは西浦漁港よりも釣れるという人もいますので、シーバス狙いのときは片瀬漁港に行ってみてはいかがでしょうか?

海釣りならではの外道もたくさん

狙い以外の魚を外道と呼んで釣果に含めないこともありますが、中にはどんな外道が釣れるかを楽しみにしている人もいます。そんな外道好きな人にはたまらない外道が釣れるのも、相模湾にある片瀬漁港ならではですね。

よく釣れる外道としては、大きく育ったエイやゴンズイ・ダイナンウミヘビがあります。どれも面白い魚といわれていますが、鋭い針や歯・毒を持つ魚ですので取り扱いには注意が必要です。

片瀬漁港のおすすめスポット

片瀬漁港では周囲の環境から、釣り場が限定されているスポットです。釣り可能ポイントの中でもおすすめの場所をご紹介していきます。

海釣り可能エリアは西側の堤防だけ

片瀬漁港には東堤防・西堤防と二本の堤防があり、どちらもウッドデッキが配されていて散歩などでの立ち入りができます。しかし釣りが許可されているエリアは、長めの西堤防の先端付近のみとの案内がされていますので、必ず守るようにしましょう。

今いるのはどっち?と思ったら灯台の色を見て!

二本の堤防が並んでいる片瀬漁港ですが、慣れないうちはどっちが東堤防で西堤防かわからなくなります。そうしたときは堤防の突端にある小さな灯台の色を見てください。灯台が白色なら西堤防、赤色なら東堤防です。特に夜釣りをするときに覚えていると迷いませんね。

白灯台の手前は好スポット

海に突き出た西堤防の突端にある白灯台の手前は、海底が砂地で根がかりがしないことでとても釣りやすい上に多くの種類が釣れることから釣り人に人気のスポットです。灯台自体は釣り禁止区域になっていますので、間違えて釣りをしないようにしましょう。

外向きの岩場はキス釣りにピッタリ

片瀬漁港の西堤防の中でも漁港側ではなく外海に面している西側は、防波堤がない代わりに消波のために岩が詰まれています。この岩場の影に隠れるようにキスやイワシがいて、シーズンになると多くの釣果が見込めるでしょう。

まとめ

江ノ島で季節ごとに釣れる魚と仕掛け、それと海釣りしやすいスポットを見てきましたが、いかがだったでしょうか。季節ごと、時間帯によってもさまざま変わるたくさんの魚を釣りに、週末は江ノ島まで足を伸ばしてみませんか?

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