はじめに
田舎というイメージのミャンマーですが、ミャンマー「ヤンゴン」は民主化が進み高級ホテルも点在するなど最近、観光客からも注目されている都市です。観光シーズンには近郊のホテルの確保も難しくなるほど、人気急上昇中のスポットです! ミャンマーというと「仏教の国」で仏教に関連する建物も多いのでは?と思いますよね。どんな観光スポットがあるのか、気になりませんか。ミャンマー「ヤンゴン」に来たら絶対に外せない名所や見どころや穴場、それにおすすめの過ごし方についてご紹介します!
ミャンマー「ヤンゴン」とは?
「ヤンゴン」はミャンマー最大の都市で人口は約410万人です。2006年までミャンマーの首都だった「ヤンゴン」は今でも経済や政治の中心として賑わいを見せています。 そもそも、ミャンマーの位置をご存じでしょうか?ミャンマーはタイ・中国・インドなどに囲まれた国です。有名な観光地に囲まれていながら、あまり行かない場所ですよね。交通手段は空路と陸路がありますが「ヤンゴン国際空港」に飛ぶのがいいでしょう。入国の際は観光目的であってもVISAが必要です。空港や入国管理局での申請も可能ですが、行く前にVISAを取得しておく方がいいでしょう。一部の場所だけでドルは使えますが、ミャンマーの通貨チャット(Kyat)に両替するのも忘れずに。
ミャンマー「ヤンゴン」の治安は?
ミャンマー「ヤンゴン」は現在、経済発展が目覚しく外国人もビジネスチャンスを逃すまいとたくさん出入りしています。日本人が狙われたという目立ったニュースはあまりないようですが、スリやひったくりなどの窃盗事件はたびたび起こります。外国人は特に狙われやすいので注意が必要です。 タクシーの料金は交渉制なので、それを知らないとトラブルになることも。夜間、女性が1人でタクシーに乗るのはやめた方がいいでしょう。市街地以外は、まだ電灯なども少なくかなり暗い場所も多いので夜の1人歩きは気をつけましょう。
ミャンマー「ヤンゴン」観光のおすすめスポットをご紹介!
それではミャンマー「ヤンゴン」のおすすめ観光スポット&おすすめの過ごし方をご紹介します!ミャンマーは近代まで閉鎖的な国だったために、独自の文化や独特な景観が残っています。ヤンゴン近郊にはパゴダと呼ばれている仏塔や公園、湖、それにマーケットなど名所や見どころがたくさんあります。魅力的な建物や自然に囲まれている「ヤンゴン」を詳しく見てみましょう。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット①
シェエダゴン・パゴダ
ミャンマー「ヤンゴン」に来たら絶対に外せない名所が「シェエダゴン・パゴダ」です。ミャンマーにあるパゴダと呼ばれる仏塔の中でもひときわ大きくて美しいので、旅行客がミャンマーに来たら必ず訪れる観光地です。 2500年以上も前に建てられたと言われていて、高さは99.4mにもなります。まぶしいくらいに金色に光り輝くパゴダは圧巻です。入場料があり、中は素足で歩かなければならないので(靴下やストッキングもダメ)あとで足を拭くウェットティッシュを用意して行ってくださいね。
おすすめの過ごし方
日中は床の石がとても熱くなっているので、朝早い時間か夕方以降に行くのがおすすめです。ライトアップもきれいで見どころなので暗くなる時間まで近くにいられたらベストですね。ミャンマーでは、自分の生まれた誕生日の曜日によって、祈る神様が違うのだそう。何曜日に生まれたか調べておいたら、現地の人たちと一緒にお祈りして来られるので行く前にチェックしておきましょう。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット②
チャウタッジー寝釈迦仏
こちらもミャンマーの有名な名所の1つです。巨大なヤンゴン近郊で1番大きな寝釈迦で、大きさは高さ17メートルx長さ70メートルもあります。顔はとてもきれいで優しげな女性のようにも見える姿に見ていてうっとりさせられます。ヤンゴン旅行に来たなら是非とも会っておきたい仏像です。こちらもパゴダ同様に土足厳禁ですのでご注意を。
おすすめの過ごし方
これだけ大きいと写真を撮るのに困りますよね。でも大丈夫。足側に少し高いところから全体像の写真が撮れる台があります。足の裏には108個の煩悩が描かれていて、足の裏の近くにその解説があります。お化粧をしたお顔を眺めるのもいいですが、足の裏まで見どころたくさん!是非チェックしてみてくださいね。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット③
インヤー湖
地元の人々が散歩やランニングしたり、デートスポットとして使われているのが、ヤンゴン近郊にある「インヤー湖」です。ヤンゴンの北側にある大きな湖で、湖の南西の角にはレストラン、カフェ、それに高級住宅地、アメリカ大使館、アウンサンスーチー女史の自宅などの名所もあります。ダウンタウン近郊からバスで10分程度で行けます。ヤンゴン近郊の中では、こちらは穴場スポットと言える場所です。
おすすめの過ごし方
行くなら、早朝の涼しい時間か夕方に行くのがおすすめ。美しい夕日も見どころです。インヤー湖は旅行で来ている人よりは地元の人が多いのでミャンマー人の日常生活を垣間見れるという見どころがあります。観光客ばかりに囲まれて過ごすのに疲れたら、ブレイクタイムを取りに穴場に出かけるのもアリです。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット④
ヤンゴン中央駅
ここは観光地ではないんですが駅舎は、1954年に伝統的なビルマ建築様式で建てられた歴史を感じさせる重厚な建物です。もしかして、電車に乗りたい場合は掲示板の文字はミャンマー語で書かれているので、よく調べてから切符を買いましょう。ヤンゴンの中心部にあるので、建物の見学だけでもオーケーです。電車を見ているとどこか別の場所へ旅行に出たくなるかも。
おすすめの過ごし方
鉄道に乗らない人でも、駅の中に入ることができます。ヤンゴンの列車は、日本からの中古車両もいくつかあるので昔懐かしい車両を見ることができるかも。鉄道好きにはたまりません。電車からヤンゴン近郊の街に出かけてみてもいいですね。観光地としてではなく、ヤンゴンの穴場スポットとして訪れてみてはいかがでしょうか。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット⑤
タウッチャン戦没者墓地
ヤンゴンの北約30キロメートルに位置する共同墓地です。第二次大戦中にビルマ戦線などで死亡した連合軍兵士約2万7000人の遺骨が埋葬されています。墓石の花はきれいに植えられ、芝生も丁寧に刈られていて、非常に美しい風景です。観光地にも、ミャンマー人の憩いの場所にもなっているようです。第二次世界大戦の歴史を今一度考える意味でも是非訪れたい穴場スポットです。
おすすめの過ごし方
ヤンゴン市内からは少し距離があるので車かタクシーで向かうのがおすすめ。隣の街であるバゴーに向かう途中で立ち寄ってもいいかも知れません。こちらも穴場の観光地になるので、比較的人が少ないです。できるだけ日中は避けるか帽子やお水を持って行くことをお勧めします。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット⑥
ボタタング パゴダ
インドからお坊さんが持って帰って来たと言われている仏陀の髪の毛などの仏陀の遺品がたくさん安置してあるパゴダです。こちらのパゴダの見どころは、何と言っても内部にあります。内部は迷路のようになっていて、中はゴールド!!この黄金に輝くボタタングパゴダは一度見る価値ありです。
おすすめの過ごし方
ヤンゴン川の川沿いに建てられたボタタングパゴダは、夕日に輝くといっそう美しく見えます。夕方前に入りゆっくり見学したあと、夕方になって外に出て外からも眺めて写真など撮るとステキな写真ができあがります。そして、夕日を見ながら川沿いを散策してもいいですね。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット⑦
マハバンドゥーラ公園
マハバンドゥーラ公園の名前は、第一次大戦でイギリスと戦ったMaha Bandula将校に由来しています。この公園を中心に、周りにはヤンゴンの歴史的な建造物が立ち並びます。一番分かりやすいのは、観光地になっている「スーレーパゴダ」です。公園の中心には白く美しく輝く塔があります。ミャンマーがイギリスから独立した証として建てられたのがこの独立記念塔です。ヤンゴンの名所を回るついでに、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
おすすめの過ごし方
マハバンドゥーラ公園の周りには、屋台がたくさん並んでいて買ってきて食べている人もたくさんいます。おやつタイムやコーヒータイムは、公園で過ごしてもいいですね。芝生に寝転がって休憩もいいかも。旅行の途中、緑豊かな公園で、地元の人たちの憩いの場でゆったりとした時間を過ごしてください。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット⑧
スーレーパゴダ
先ほどのマハバンドゥーラ公園のすぐ隣にあるのが「スーレーパゴダ」です。 こちらもシェエダゴン・パゴダに並ぶヤンゴンの名所になっています。スーレーパゴダの特徴は仏塔が八角形になっているところ。シェエダゴン・パゴダより大きさは小さいですが、仏塔巡りをされる方は拝観料を払って中まで見に行く価値はあります。
おすすめの過ごし方
もし他のパゴダの中も見たし中に入らなくてもいいという人は、大通りの中心に金色にそびえる夜の姿を遠くから眺めるのもおすすめです。周りは繁華街ですので買い物、飲食に適しています。中に入らずとも観光地として有名なスーレーパゴダは外からでも是非見てくださいね。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット⑨
ボージョーアウンサンマーケット
市内の名所でヤンゴン最大のマーケットです。観光地にもなっているので観光客が多いです。宝石、貴金属店、服飾店などがメインなので、アクセサリー好きにはたまりません。その他にも絵画や骨董、食品など見どころいっぱい。ショッピングにもお食事にも利用できます。日本語で話しかけてくる人もいますが、高い値をつけてくる場合もあるので注意が必要です。
おすすめの過ごし方
ルビーや翡翠など特に宝石類は豊富で、安いアクセサリーから高価なものまで幅の広い価格帯の宝石があります。もし、品質のいいものを手に入れたいならマーケットの2階が穴場です。なかなか、現地の人と値段の交渉をするのは難しいので、通訳をつけて出かけるのがいいでしょう。購入の際は、しっかり見定めて粘り強く交渉してくださいね。
マーケットのおすすめ商品
竹細工の商品もたくさんあります。日本で夏になると流行る「かごバック」も安くてかわいいものがゲットできるかも!お気に入りの穴場のお店を見つけちゃいましょう!
地元の女性が見につけている「ロンジー」という布。カラフルで刺繍がステキな布を手に入れて、ストール代わりにしてもいいですね。
広いマーケットを歩き回ってお腹がすいたら、焼き餃子はいかがですか?!写真だけでも、美味しさが伝わってきますね。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット⑩
セントメアリーズ教会
ヤンゴン中央駅近郊にあるセントメアリーズ教会はカトリックの教会です。外観は赤レンガのゴシック様式で造られていて、ここだけヨーロッパのような雰囲気です。中はカメラでの撮影は厳禁ですが、使徒や聖書のいろんなエピソードを描いたステンドグラスが数多くあり、見どころの1つとなっています。パゴダなどをたくさん見たあとに来ると、また違った雰囲気があります。観光地としては穴場です。
おすすめの過ごし方
仏教の国に来て、パゴダや仏像などの名所を見て回って少し飽きてきたなという頃にこのセントメアリーズ教会を訪れると新鮮な気持ちになります。歩くのに、ちょっと疲れたなというときに立ち寄ると、とてもリラックスできます。ヤンゴン市内の喧騒から逃れて、ゆっくり過ごしたいというときにおすすめです。旅行の疲れを癒してくれる穴場的空間です。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット⑪
ミャンマープラザショッピングセンター
2015年にベトナム系企業が、ミャンマー最大となるショッピングモールの「ミャンマープラザ」をオープンしました。4階まで吹き抜けになっていて開放感もあります。ブランド品や衣料品、電化製品や日用品まで揃います。飲食店のフロアはファーストフードなど世界各国のチェーン店があります。暑い日ざしを避けたり、雨季で雨だったとしてもここなら楽しめますね。
おすすめの過ごし方
ミャンマープラザでは、屋台などの料理に飽きたときに入ってフードコートやファーストフードの食べ物を楽しむといいでしょう。旅行中、お洒落なカフェでのんびりしたいなというときにもおすすめです。ダウンタウン近郊ですが、少し離れたところにあるのでバスかタクシーのアクセスを。
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット⑫
ヤンゴン中華街
ヤンゴンのダウンタウンにあるのが「ヤンゴン中華街」です。通りでは、店の前の椅子に座って飲む屋台や、麺類などのご飯もの、お惣菜系のお店、それにジュースやカキ氷なども売られています。ローカルフードの食べ歩きは旅行に来たら一度は体験したいですよね。新鮮な果物も手に入るので、果物を手に入れてホテルで食べてもいいですね。
おすすめの過ごし方
屋台がにぎわい、雰囲気を感じられるのはやはり夜です!お腹をすかせて晩ごはん時に来ると、あれもこれもと色々なものを味わえます。焼き鳥や焼きそばや餃子など、日本でおなじみな食べ物も。もちろん中国の食べ物である肉まんやシュウマイ、お粥屋さんなどもあります。旅行に来たら食べ歩き!こちらで次の日からの観光地巡りのエネルギーを蓄えましょう!
ミャンマー「ヤンゴン」観光おすすめスポット⑬
チャウタン
ヤンゴンの近郊にあるのがチャウタンという村です。この村は、名所として知られていない穴場スポットです。チャウタンの見どころは川の中州にある水上寺院。名所ではないですが、遠くから見ても近くから見ても見ごたえ十分です。ダウンタウン近郊からは少し距離があるので、時間に余裕がある人は是非立ち寄ってみてください。
おすすめの過ごし方
寺院をまじかで見たい!内部も見てみたいという人は、是非おすすめしたいのが「渡し舟」です。地元の人と観光客用の渡し舟は分かれていますが、川を渡るというスリルも味わえます。こちらの寺院も土足厳禁なのでご注意を。
まとめ
いかがでしたか?仏教色の強い独特の文化が残っている街でしたよね。ミャンマー「ヤンゴン」近郊には観光地もたくさんあり、見どころがいっぱいですよね。早速、旅行の計画を立てなくなりませんか?名所も穴場のスポットも両方楽しめるように、旅行のプランはじっくり考えてから出発してくださいね。
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ボタタングパゴダは中にも入れるんですが、もう目がくらくらするくらいの金がピカピカ輝いています。これでもかというくらいの黄金の世界は見どころです。