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日本屈指の絶景が見れる「北海道」のおすすめ観光スポットランキング13!

日本の秘境ランキングを思い浮かべたら、真っ先に思い浮かぶおすすめ秘境エリアは北海道です。実際に北海道は他の場所には無い、絶景が見られるスポットばかり。今すぐ行きたい、自分の目で確かめたい。北海道で今が旬、おすすめ絶景スポットランキングをお知らせします。
2020年8月27日
はぐれ猫
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北海道は絶景に満ちている

日本の津々浦々に自然の素晴らしい景色はあれど、北海道ほど絶景に満ちた場所は、ほかの都府県にはないかもしれません。北海道は絶景に恵まれているのです。

絶景が残されている理由

北海道が絶景の自然に満ちているのは、北海道の面積が広いこと、文明開化以降も人の開発の手が届きにくかったこと、開発の手が入ってすら雄大な自然であること、国内でも最高レベルな冬の厳しい寒さ。こんな色んな条件が揃っているから、壊されずに自然の景色が太古のままに残されやすいのですね。

アイヌ人に信仰された土地

北海道のそんな絶景の数々は、むかしからアイヌ人によって神と結びつけられ、崇拝の対象ともなってきました。古代の縄文人も同じ畏敬を抱いて見ていたのでしょう。アイヌ人が何故その絶景を崇拝したか、ドライブしたり、電車・バスで訪ねて、その目で確かめてみてください。

北海道おすすめスポットランキング13位

倶知安町の羊蹄山

蝦夷富士の名で親しまれている羊蹄山は、標高1,898メートルの活火山。倶知安町やニセコ町など、北海道西部にまたがっています。アイヌ人はマッカリヌプリ(後ろを回る川の山)と呼びましたが、歴史的に羊蹄山や後方羊蹄と呼ばれるのも、アイヌの呼び名と関係があります。「日本書紀」では、7世紀に阿倍比羅夫がこの地まで到達していたことが記されます。

羊蹄山の絶景

富士山に似た左右対称な景色はそのままで見栄え、山の周囲が紅葉する秋や、冠雪している冬から春にかけては特に美しさを増しています。羊蹄山観光で行きたい穴場が、水面に逆さ羊蹄山の絶景を映し出す、倶知安町富士見の名もなき湧水の池。レストランじゃが太の南側です。上下左右に対象的な羊蹄山の景色は、秋も冬もおすすめです。

羊蹄山のアクセス

道央自動車道の虻田洞爺湖インターから、国道230号線を北へドライブして1時間。札幌からは国道230号を西進して、穴場の池まで2時間。鉄道は、札幌から函館本線で、倶知安町駅までおよそ2時間です。

北海道おすすめスポットランキング12位

余市町のえびす岩と大黒岩

札幌中心街から1時間、余市駅からさらに辺境の地へ向かえば、石狩湾の海に面して、切り立った断崖の風景が続いています。その中に何やら独楽のようにして倒れそうで倒れない、そんな危ういバランスの名手の、奇岩の穴場スポットがあります。福の神である、恵比寿と大黒の名をもつ珍しい岩です。

えびす岩と大黒岩の絶景

特にえびす岩のほうは、触ったら倒れてしまうのではと心配になるほど、海水面に近い岩が削られています。夏や秋は岩も居心地よさげですが、冬や春は厳寒で、えびす岩に雪が積もっている景色があります。風雪に絶えてよく頑張った感動の奇跡的な岩なので、あやかって行きたいご利益スポットでもあります。

えびす岩と大黒岩のアクセス

札幌市からは石狩湾に沿って、札樽自動車道、羊蹄国道(国道5号)、雷電国道(国道229号)と経由して、余市町のえびす岩まではおよそ1時間ほどのドライブ。北海道中央バスの白岩町バス停から徒歩5分です。

北海道おすすめスポットランキング11位

小樽運河

大正時代の街の景色をそのままに残している場所として、北海道を代表する人気の観光地になっているのが、小樽市の海沿いにある小樽運河。全長1,140メートル、幅20~40メートルの湾曲した運河沿いに、大正時代当時の石造倉庫群が今も現役で使われています。

小樽運河の絶景

小樽運河が特に絶景を見せるのが、春夏秋冬を問わず夜の時間帯。建物がライトアップされ、ガス灯の明かりが遠くまで続いています。古びた倉庫の街並みが、運河の水面に映し出されているのです。特に雪の積もった冬の大正ロマンの景色は、行きたい気持ちを掻き立てます。

小樽運河のアクセス

JR函館本線の小樽駅から、中央通りを小樽港方面に歩いて12分。札樽自動車道の小樽インターから、道道17号を通って10分。駐車場は港の小樽市観光駐車場が穴場的で、空いていることが多いです。

北海道おすすめスポットランキング10位

斜里町の天に続く道


日本では果てしなく真っ直ぐ伸びる道路は滅多にないですが、北海道をドライブしたら、真っ直ぐに伸びた道に直面します。中でも北海道のオホーツク海や知床半島の観光地が話題の斜里町には、天に続く道という道路の絶景スポットがあります。今では穴場どころか、北海道東部を代表する風景にもなっています。

天に続く道の絶景

海別岳の麓から伸びている二車線道路は、知床国道334号、244号を通って18キロ先までずっと曲がることなく伸びています。坂道の高低差によって、まるで実際に天国1丁目に行けてしまうような錯視的絶景があります。近くにある小さな展望台は、周辺の自然や畑の景色もよく見える穴場です。天に続く道は、ドライブをするなら夏や秋に行きたい場所です。

天に続く道のアクセス

大空町の女満別空港から、レンタカーやタクシーで知床国道(国道334号線)を東へ向かって2時間半です。車で実際にドライブしてみたいところでしょう。

北海道おすすめスポットランキング9位

富良野ファーム富田のラベンダー畑

十勝岳の西側に広がる富良野盆地は、「かおり風景百選」にも選ばれているラベンダー畑の風景で有名な土地です。特にラベンダーが咲く春・夏の6~9月に観光客で賑わいを見せているのが、富良野線ラベンダー畑駅のそばの期間限定名所、ファーム富田です。

ラベンダー畑の絶景

十勝岳を背景にした日本最大級の紫色のラベンダーの絨毯は、女性の誰もが行きたい景色。丘の斜面に広がる虹色のラベンダーは、日本のお花畑を代表する絶景です。富良野の夏は高温にならず、ラベンダーアイスクリームが美味しいカフェがあることも、何度も行きたい理由です。

ファーム富田のアクセス

出典: http://www.farm-tomita.co.jp/access/station.asp

6月から9月のラベンダーの季節になると、ファーム富田の近くのラベンダー畑駅まで、臨時列車「ノロッコ号」が通ります。始発は旭川駅か富良野駅です。ラベンダー畑駅からファーム富田までは徒歩7分の距離です。なお、ラベンダーの春・夏シーズン以外は駅が使えず、ファーム富田も営業していませんのでご注意ください。

北海道おすすめスポットランキング8位

積丹半島の神威岬

日本海に突き出た積丹半島で、さらに前に一歩突き出た自然地形の神威岬。アイヌ語で神の岬を意味する場所は、昔から神の威厳を感じ取れる場所でした。かつて女人禁制だった名残りを見せる門、電磁台、神威岬灯台などの珍しい穴場的な施設も、神威岬の景色のワンポイントです。

神威岬の絶景

神威岬の尾根に沿った「チャレンカの道」は、岬の高所を突端まで伸びています。源義経が去って絶望して身を投げた女性、チャレンカの伝説にあやかった名です。神威岬の両側の断崖と海の絶景の中を進むと、灯台の向こうにチャレンカの化身だという神威岩を目にできます。春から秋にかけてと違い、雪景色の冬ではまるで別世界になります。

積丹半島の神威岬のアクセス

JR小樽駅前から、北海道中央バスの神威岬行きで2時間18分です。車でドライブの場合、札樽自動車道の小樽インターから、海沿いの雷電国道229号を走って2時間程度になります。

北海道おすすめスポットランキング7位

弟子屈町の摩周湖

霧の摩周湖として知られ、世界で2番目の透明度を誇る摩周湖は、北海道東部弟子屈町(てしかがちょう)の北海道遺産。アイヌ人はこの魔性的な摩周湖を「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)と、神の住まう地として崇敬してきました。すぐ横には標高857メートルのカムイヌプリ(神の山)があり、周囲は原生林の自然に覆われています。

摩周湖の絶景

摩周ブルーと呼ばれる摩周湖の水の色は、春の新緑、秋の紅葉によって表情の違う絶景を見せてくれます。特に絶景と言えば冬の摩周湖で、湖面がさまざまな模様で氷結しているので、一度見たら忘れられない絶景になります。しかし透明度をとくとご覧になりたければ、氷と雪が無い状態のシーズンです。

摩周湖のアクセス

女満別空港から、JR石北本線、釧網本線とたどって、摩周駅に向かいます。摩周駅から、摩周湖の展望台に向かうバスがあります。女満別空港からレンタカーでドライブの場合、国道243号を辿って摩周湖に向かうのがベストです。

北海道おすすめスポットランキング6位

大雪山旭岳の姿見の池

北海道の中央にそそり立つ標高2,291メートルの大雪山は、まさに日本屈指の巨大火山群です。大雪山山系でも最高峰となるのが、西側の旭岳。この山のふもとまでは、旭岳ロープウェイで結ばれているので、ドライブがてらやって来て、夏から秋にかけては山頂近くまで手ぶらで登るのも容易です。


姿見の池の絶景

旭岳ロープウェイは、山麓駅の標高1,100メートル地点から、標高1,600メートルの山頂駅に向かいます。ここから旭岳で行きたい場所No.1の姿見の池までは、東へ1時間ほどハイキングした先です。旭岳の険しい斜面からは、夏でも冬でも、もうもうと煙が吹き出る絶景が見られます。姿見の池と言う理由は、晴れた日に旭岳の姿を湖面に映し出すためです。

山頂の穴場スポット

山頂駅近くの第一展望台のあたりは、夏の7月から山頂の高山植物が開花を見せています。秋は紅葉の名所であり、冬は樹氷や霧氷のスポットです。夫婦池や鏡池など、各地に火口の湖が見られるまさに穴場で、幾つかの展望台も大雪山の様子を観察する穴場スポットになります。

大雪山旭岳のアクセス

旭川駅前からはタクシーやレンタカーで60分程度です。旭川駅前からは旭川電気軌道の、旭岳行き路線バスが出ています。旭岳からはロープウェイで山頂駅に向かいます。

北海道おすすめスポットランキング5位

タウシュベツ橋梁

大雪山も近くの士幌町山中に、国鉄士幌線のタウシュベツ川橋梁が完成したのは、1937年(昭和12年)でした。1955年、糠平ダムを建設するため、タウシュベツ川橋梁は閉鎖されます。以降北海道の厳しい自然の中で急速に風化する橋梁は、まるで古代ローマの水道遺跡のような姿に。北海道遺産にも指定される観光名所となりました。

タウシュベツ橋梁の絶景

背後にウペペサンケ山と手付かずの緑を配し、南北7キロ、東西2キロの広々した糠平湖に架かるタウシュベツ川橋梁は、文明絶賛崩壊的な絶景を見せています。橋梁は今も刻々と崩壊が進んでいるために、綺麗な姿を見られるのもあと何年かと言われています。まさに今ドライブして見に行きたい観光地です。

タウシュベツ橋梁のアクセス

旭川市から、道央自動車道、旭川愛別道路、旭川紋別自動車道と通って、上川町で国道39号を273号と南下します。旭川からは3時間程度のドライブです。

北海道おすすめスポットランキング4位

しかりべつ湖コタン

大雪山の南方の鹿追町には、近年冬のシーズンに話題になっている、氷のファンタジーの世界に浸れるレジャースポットがあります。春や夏は美しい緑に包まれた湖、然別湖。それをまるごと利用した、すべてが雪と氷の世界、しかりべつ湖コタンです。冬の毎年1月から3月下旬まで、期間限定で営業しています。

しかりべつ湖コタンの絶景

凍りついた然別湖の上に建っている建物は、全て雪と氷で作られています。イヌイットの伝統的な圧雪ブロックの家、イグルーの中は意外と暖かく、雪と氷で出来た幻想的な神殿のよう。ここに寝泊まりをしたり、コンサートを観賞したり、結婚式もできたり、アイスバーでの食事や、露天風呂までも楽しめてしまいます。然別湖は然るべき恐るべき、穴場スポットなのです。

しかりべつ湖コタンのアクセス

帯広駅から訪れる場合、北海道拓殖バスで、然別湖バス停までむかって1時間40分です。または新得駅から、北海道拓殖バスに揺られて、然別湖バス停に到着までは1時間です。

北海道おすすめスポットランキング3位

美瑛町の白金の青い池

富良野盆地北部の美瑛町に、この世のものとも思えない世界がリアル化したような、白金の青い池があります。ここは十勝岳北山麓の標高500メートル付近で、白金温泉も近くの美瑛川のほとり。十勝岳の火山泥流を防止するための人造湖です。1990年代の後半の頃は穴場的な場所でしたが、2000年代になって、青い池の絶景が幻想的だと評判になりました。

白金の青い池の絶景

春から秋は、白金の青い池に対面すれば、乳白色を混ぜたような独特なパステルカラーの青さの水が印象的です。また、青い池の中で無数に立ち並んでいる枯死した灰色の樹木や、背後の緑の自然などが組み合わさって、青い池を引き立てています。冬になると凍って雪に覆われた湖面はライトアップされ、ファンタジックな景色が一層際立ちます。

白金の青い池のアクセス

旭川駅前から道北バスの国立大雪青年の家行きに乗り、白金青い池入口バス停で下車します。車でドライブする場合、道央自動車道の旭川鷹栖インターから、市街地を抜けて国道237を南下、美瑛駅前の青い池入口交差点から、道道966号線を南下して1時間程度です。

北海道おすすめスポットランキング2位

トマム雲海テラス(霧氷テラス)


春から秋にかけ、眼下に流れ動く雲海の絶景が迫る、北海道の中部占冠村の星野リゾートの観光名所です。雲海ゴンドラで、トマム山の標高1,088メートル地点まで上がった地点の、天国のような場所です。雲海テラスは、冬になると霧氷テラスとして自然の違った絶景を見せます。

雲海テラスの絶景

通常の雲は人間のはるか上に発生して動くものだから、眼下に流れる雲海はまさに白い海のようで、じっと見ていると吸い込まれそうになります。トマム山の雲海は、春、夏、秋の暖かい時期、早朝のみに発生する風物詩です。しかし雲海は毎日のように発生することはないので、現地で見られるかどうかは運次第です。

霧氷テラスの絶景

冬の季節、雲海テラスは霧氷テラスの名前に変わっています。霧氷とは氷点下の厳寒な気温の中で、水蒸気や霧が森の樹木に付着して、真っ白な雪の森と化す現象を言います。星野リゾートのトマム山の霧氷テラスは、霧氷の森と化した自然の様子を、標高1,088メートルから観察できます。12月から4月までに行きたい観光地です。

雲海テラスのアクセス

札幌からはJRスーパー十勝で1時間40分ほどです。JR石勝線のトマム駅前で、星野リゾート行きの送迎バスに乗り換えます。道東自動車道のトマムインターから、道道136号線を通って星野リゾートトマムまで5分。星野リゾートに到着したら、施設内のゴンドラで、トマム山の山頂まで向かいます。

北海道おすすめスポットランキング1位

オホーツク海の流氷

北海道北東部のオホーツク海の流氷は、冬の北海道を代表する、壮大過ぎるスケールの絶景です。地球上で最も南まで接岸する流氷であり、東アジアで唯一の流氷到達地。網走市の地上から観察したり、流氷ウォークをできるほか、流氷砕氷船に乗って、迫力の流氷体験もできます。流氷シーズンは冬1月から2月にかけての頃です。

オホーツク海の流氷の絶景

オホーツク海を大量の氷が覆い尽くして、水平線ならぬ大迫力の氷平線を見せてくれるのは、日本でもオホーツクの海だけです。流氷はただ陸地に押し寄せてくるだけでなく、氷同士がぶつかることで、まるで猫と猛獣のような鳴き声も聞かせてくれます。氷上には北からひょっこりやって来た、アザラシやキタキツネの姿もあるなど、まるで現実離れしています。

流氷砕氷船からの絶景

オホーツク海の砕氷船に乗り込むことによって、流氷をガリガリ削りながら突っ切るという絶景を味わう事ができます。網走市では道東観光開発の「おーろら」は491トンで定員450名の大型砕氷船で、「おーろら2」も489トン、450名という同規模を持っています。紋別市の「ガリンコ号2」は39トン、定員70名の小型砕氷船です。

オホーツク海の流氷のアクセス

おーろらを利用する場合、女満別空港から網走市内のおーろら乗船場まで、直通バスで40分です。ガリンコ号2を利用する場合、オホーツク紋別空港から連絡バスで紋別市の乗船場まで12分で到着です。

北海道の絶景を見に行くべし

自然と人間が生み出した、北海道の様々な絶景は、確かに日本屈指の言葉がしっくり来る、そんな景色の観光名所ばかりでした。春、夏、秋、冬と、四季ごとに行きたい場所、期間限定で行きたい場所など、北海道の絶景観光は、季節を問わず1年中です。ここは自分の目で見てみたいと思ったら、北海道の絶景を旅するプランを考えてみましょう。

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