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北海道の鮭釣り情報ガイド!紋別や稚内・函館などのポイント・シーズンを紹介

秋になると北海道のみならず、日本を熱狂させる鮭釣り。 今回は北海道にしぼった鮭釣りポイントを紹介していきます! 道東紋別、道北稚内、道南函館や札幌・小樽からもアクセスが容易なポイントから狙う時間帯はいつが良いのか? あなたの鮭釣りの参考になれば幸いです!
2020年8月27日
Keisuke
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北海道の鮭釣りポイント!

毎年、9月〜10月の時期になると鮭釣りアングラーがそわそわし始めるかと思います。北海道の鮭たちが生まれた川に戻ってくるのです。鮭といってもベニザケ、ギンザケ、カラフトマス、キングサーモンなど実は多くの種類がいます。その中でも北海道に戻ってくる鮭は主に白鮭とカラフトマスです。鮭は生まれてから2〜8年もの時間をかけて戻ってきます。回遊ルートはベーリング海やアラスカ湾(北アメリカ)にまで回遊して戻ってくるという情報はお聞きになった方も多いかと思いますが、冷静に考えてみて北海道で生まれてベーリング海からアラスカ湾まで多いでいくというのは自然の偉大さと言いますか、人間では想像もつかないパワーを秘めていると思います。 今回はパワフルな鮭を北海道で釣るためのポイント情報をお伝えしていきます!ポイント情報は無数にあります。秋になると北海道全域がポイントといっても過言ではないです。枝幸紋別の道東、道北、札幌・小樽からも通いやすい道央そして道南です。いくつか地域でまとめて紹介いたします。

鮭の七不思議

出典: https://www.maruha-nichiro.co.jp/salmon/jiten/jiten03.html

鮭はなぜ自分の生まれた川に戻ってこれるのか?今では、生まれた川の匂いを嗅ぎわけて戻ってくると言われていますが、実は現在でもはっきりとした定説はないのです。鼻詰めされた鮭が元の川に戻ってこれなかったということで匂いの説が有力とされているそうです。しかし、北海道からアメリカまでの距離の匂いを嗅ぎわけるのは不可能なので、鮭は匂いの他にも太陽コンパスや磁気、海流などをよんで戻ってくるといわれています。 鮭は非常に身近な魚ですがまだまだ謎は解明されていないのです。鮭の釣り場と全く関係ない話ですが、鮭の情報としてすごいと思いましたので加えさせて頂きました。

北海道の鮭釣り:シーズンは?

北海道の鮭釣りシーズンは8月下旬から12月の秋から冬にかけての時期になります。その年や時期の海水温などによっても接岸時期はことなりますし、いつもより鮭の接岸時期が遅れたり早まったりするので8月頃からアンテナをたてて鮭の情報に敏感になっている必要があります。

北海道の鮭釣り:時間帯は?

鮭釣りの時間帯は何時ころが良いのでしょうか?鮭においては一概にこの時間帯と言い切るのは難しいですが、一番人気の時間帯は早朝(朝マズメ)です。次の時間帯に夕方(夕マズメ)です。なので、時間帯に迷ったらいつもの釣りと同じようにまずはマズメの時間帯で試してみると良いです。もちろん昼間の時間帯でも釣れることもあるので、できればそのときの状況を釣れてる人に情報を聞くのが良いと思います。 鮭を釣るコツも実際に釣れている人から情報収集するのが一番ですが、ウキルアーやウキフカセで言うと一つはタナ取りです。鮭の泳いでる層を見極めながらこまめに調整していくのが釣果を伸ばすコツです。ウキルアーを巻いてくるスピードなどもありますが、最初は見よう見真似で試してみてそこから少しずつコツを掴んで行くと良いと思います。

北海道鮭釣り:オツケの浜(函館)

北海道の鮭釣り、最初のポイント情報は函館戸井町にある通称「オツケの浜」です。オツケの浜は磯・テトラ帯と砂浜が隣接しているポイントです。そのため、ウキルアーと投げ釣りでのぶっこみと両方のアングラーが楽しめるポイントになっています。磯・テトラ帯ではウキルアーで、砂浜では投げでのぶっこみ釣りのアングラーで賑わいます。オツケの浜は鮭が入ると網(漁師さんの定置網)が入るので途中から鮭の魚影が薄くなるというのが釣り人にとっては難点かもしれません。そのためオツケの浜のおすすめの時期はシーズン序盤の9月から10月上旬が良いです。


北海道鮭釣り:原木海岸(函館)

鮭釣りでシーズンによって当たりはずれはありますが、函館の原木海岸は去年当たり年でした。原木海岸も砂浜と磯場が隣接しているポイントになります。右岸の砂浜は投げ釣りでのぶっこみが楽しめます。ウキルアーのポイントは主に船揚場から磯先端でのポイントがおすすめです。ただ去年は船揚場などがある左岸よりも右岸の方が良い年でしたので、一概にここが良いというのはないのでその年や時期によって見極める必要があるかと思います。そこが鮭釣りの難しいところであり、面白いところかもしれません。

北海道鮭釣り:大船海岸(函館)

函館の南茅部地区にある大船海岸ですが、こちらのポイントの大船川には河口規制があるので場所や時期には十分注意が必要です。去年、大船海岸は素晴らしい年でした。大船海岸右側は磯場になっており、左側はゴロタ場になっています。毎年、鮭の魚影が濃い一級ポイントです。

北海道鮭釣り:礒谷海岸(函館)

出典: http://mirrorballblog.doorblog.jp/archives/45210260.html

大船海岸と同じく函館南茅部地区にある礒谷海岸です。礒谷川はすっかいメジャーになった北海道の鮭釣りポイントです。鮭釣りといえば大体、どの釣り人も河口から攻めると思いますし、河口から大きく外れるとなかなか釣れないものです。こちらのポイントの良いところなのですが、日が昇ってから大きく河口から左側に外れたところでも鮭を狙えるのです。人は多く入るポイントですがその分ポイントも広いので一人でゆっくり釣りをしたいという方にオススメのポイントです。

北海道鮭釣り:常呂川河口(函館)

出典: https://blog.goo.ne.jp/efu2655f/e/4e1212ecdff86a4c1325c062ead7f052

函館にある常呂川河口ですが、鮭釣り時期になっても河口規制がない川になります。河口を挟んで左側から右側までほぼ全域で鮭が釣れるポイントになります。鮭釣りファンにとっては聖地とも言えるポイントで毎年鮭釣りシーズンになると多くの人で賑わいます。

北海道鮭釣り:枝幸港(枝幸)

紋別から北上したところにある枝幸港ですが、道東の枝幸紋別地区では有名な港です。こちらの港は釣れない時期は2月から4月下旬までとほぼ年中たのしませてくれる場所です。5月のカレイに始まり12月、1月のサクラマスまでチカやサンマから鮭まで様々な魚が楽しませてくれます。海底は岩礁帯に砂泥地に飛び根などと変化に富んでいます。南外防波堤基部の小型船だまりは鮭の1級釣り場でしたが、9月1日から10月20日まで禁止となっています。枝幸港真ん中にある南防波堤は水深が深く鮭の実績も高いです。釣果を伸ばすポイントですが、時間帯や天候によって鮭の泳ぐ層がちがうので小まめなタナ調整がコツです。紋別市内から車で1時間半ほどです。


北海道鮭釣り:音標漁港(枝幸)

北海道鮭釣り:富磯漁港(稚内)

稚内市宗谷村にある富磯漁港は内海、外海共に岩盤に砂地の中に飛び根が混在する変化に富んだ海底です。根掛かりが多いですがそれだけ魚種が豊富な証拠です。稚内の富磯漁港は鮭だけではなく、ルアー釣りで人気のアメマス、サクラマス、カラフトマスも釣れることから冬期間を除いては釣り人の多い港です。南防波堤基部にある南護岸でカラフトマスや鮭が回遊することがあり、ウキルアーやウキ釣りで釣れています。時期はカラフトマスと共におもに7月から9月頃までです。

北海道鮭釣り:抜海漁港(稚内)

稚内市抜海村にある抜海(ばっかい)漁港は時期になると防波堤基部が鮭の好ポイントになっています。以前は鮭だけではなくクロガシラやマガレイの好釣り場として知られていましたが各防波堤の改修工事後は港口が狭くなったこともあり砂の流入により水深が浅くなったためかカレイは不調が続いています。今はカレイにかわり鮭釣り時期が一番賑わいます。漁協施設前の船だまりに面する場所や岸壁からウキ釣りやウキルアーで狙えます。時間帯によっては複数匹釣ることも可能です。

北海道鮭釣り:西稚内漁港(稚内)

西稚内漁港は稚内市街から近い小さめの漁港です。ただ近年は放流事業によって回帰し始めた鮭釣りで注目を集めています。秋から冬にかけての時期に釣れるチカやニシンも盛んで、春と秋はカジカも有名な釣り場です。鮭は構内にある突堤先端と船揚場付近が好ポイントです。ウキ釣りやウキルアーで数釣りも可能です。稚内市街から近いからか鮭釣りの時期には混雑します。穴場ポイントですが、北防波堤先端から船道を狙って良型のカジカやソイ、アイナメ、クロガシラカレイなども狙えます。

北海道鮭釣り:幌漁港(石狩)

札幌や小樽から比較的近くアクセスが容易な場所になります。幌川が流れてくるゴロタ場の海岸で秋にはウキルアーやウキ釣りで鮭を狙う大勢の釣り人で賑わいます。港内通年をとおしてチカ釣りで賑わい、札幌、小樽だけではなく旭川方面からの釣り人も多いです。鮭釣りの時期は9月10月で南防波堤の外海側でウキルアー釣りで狙いますが足場が高いので柄の長いタモ網が必要です。鮭がダメでも同じ場所でクロガシラガレイやカジカも同じ時期に狙えるので投げ竿を持っていっても良いと思います。

北海道の鮭釣り:雄冬漁港(増毛)


留萌管内にある雄冬漁港は小樽、札幌から近いこともあり、札幌、小樽からの釣り人が多い漁港です。特に9月下旬から10月にかけての時期は鮭釣りの人気が高く、大勢の釣り人で賑わいます。船揚場周辺が特に人気です。ウキルアー釣りの入釣者が多いようですが、実際にはウキフカセも多く最近は投げ釣りの人も多いです。

北海道の鮭釣り:美国漁港(積丹)

美国漁港も雄冬漁港と同様に札幌、小樽からのアクセスが容易なため雄冬漁港にならんで札幌、小樽からの釣り人が多いです。美国漁港は魚種も多彩で鮭釣り以外にも期待のもてる漁港です。特に西風にに強いことから冬時期のでも竿を出せることが多いです。西積丹でつりにならなくても裏側の美国漁港では釣りができることがあり頼りになる場所です。隣を流れる美国川の流れ出しにウキルアーをキャストすると鮭が釣れます。他に情報は美国川の導流堤からもウキルアーやウキフカセで釣ることができます。船揚場や製氷施設までも実績の高いポイントです。シーズンは9月から10月頃までです。

北海道鮭釣り:神恵内漁港(神恵内)

積丹にあり小樽からのアクセスが楽な神恵内漁港です。こちらの漁港は古宇川が流れており、川の影響を受けカレイ、ホッケ、チカ、鮭と魚種は豊富な港です。構内には漁協施設が2箇所あり、どちらの漁協前にも鮭が溜まりやすい場所なっています。ウキフカセがメインの釣り方になります。シーズンは9月から10月です。

北海道鮭釣り:盃漁港(泊村)

カブト地区にも盃(カブト)漁港という聞く的新しい漁港がありますが、こちらは古くからある漁港になります。老朽化と港が小さいことからあまり人は入らない場所です。鮭シーズンの9月から10月に港内に鮭が入ると群れが溜まりやすいポイントになりますので、ウキフカセで狙うのが良いです。積丹地域で小樽から近いのも嬉しいです。

北海道鮭釣り:最後に

ここまで北海道の鮭釣りポイント情報を書いてきましたがいかがでしたでしょうか?SNSが発達した今日では鮭釣りの情報も多く飛び交うようになりひと昔前よりも今はどの場所が釣れているのかといった情報を手に入れるのも楽になりました。鮭釣りのシーズンも主に9月に始まってほとんどが12月には終わりを迎えます。鮭のシーズンインがいつなのかはその年になってその場所にならないとわかりませんができるかぎり、その場所の鮭シーズンインを確認してから出かけると良いと思います。ただ、行ってみて釣れないのも貴重な経験となって蓄積されていくので、釣れない日も楽しめる余裕を持てるようになると釣りそのものを楽しめると思います。 実際は道東の枝幸紋別はもちろんのこと、札幌や小樽からのアクセスの良い積丹や石狩地区でも鮭は釣れています。また、道東道が開通しタことにより札幌、小樽からでも道東の紋別までは4時間ほどで着けるようになりました。 北海道では特に鮭の放流事業が盛んに行われていることもあり、秋になると今まで以上に盛り上がりを見せているように思います。北海道はこのようたくさんの素晴らしいポイントがあります。これから鮭釣りを始めてみようとお思いの方もこの記事が場所を決めるひとつのきっかけにしていただければ幸いです。