アメリカのハンバーガーはいつ頃からあるの
ハンバーグを2枚のパンに挟んだ形のハンバーガーの誕生や命名には諸説あります。
サンドイッチが起源と言う事は明らかで1904年にアメリカのセントルイスで開催されたセントルイス万国博覧会の会場内でハンバーグステーキを挟んだサンドイッチが「ハンバーガー」と言う名前で販売されていた事から19世紀にはアメリカにハンバーガーがあった事は分かっています。
説 その1
1900年にコネチカット州ニューヘイブンの食堂で急いでいるお客に賄い用の挽肉を焼いてパンに挟んで出したのが始まり。
説 その2
1885年にウィスコンシン州シーモアのチャーリー・ナグリーンが農業品評会で揚げたミートボールを売っていたが売れなかったので、それを平らにしてパンに挟んで売ったのが始まと言われています。
なぜ、ハンバーガーと言うの
ドイツのハンブルクと言う都市名からと言う説やニューヨーク州ハンバーグ村ではこの地がハンバーガーの名前の由来だと主張している等やはり諸説あるようです。
アメリカの人気ハンバーガーショップランキング
アメリカ人が選んだ人気のハンバーガーショップをランキングでご紹介します。日本でもお馴染みのお店の人気は?気になりますよね。
アメリカの人気ハンバーガーショップトップ10
それでは早速ランキングを発表して行きます。 日本でも聞いたことのあるお店や現地で有名なお店まで、美味しいハンバーガーショップをご紹介していきますので、ぜひご覧ください!
アメリカで人気のハンバーガーショップ10位
Hardee's ハーディーズ
ランキング10位は呼び名が東西で違うだけのカールスJrと同じグループ会社のチェーン店です。値段は少し高めですが見た目のサイズも大きい巨大ハンバーガーはさすがアメリカです。カロリーは気になりますがボリュームも味も期待を裏切りらないお店です。
アメリカで人気のハンバーガーショップ9位
Steak'n-Shake
ランキング9位は1934年創業の主にアメリカ中西部、南部にあるハンバーガーチェーン店です。パティ、ピクル、玉ねぎ、トマト、レタスにチーズのオーソドックスなハンバーガーが基本でです。
看板商品はSteakburger(ステーキバーガー)です。もう一つのおすすめは上にホイップクリームが乗っているバニラシェイクです。
大きさも飲みきるのに丁度良いサイズなのが人気です。ポテトも厚すぎないので食べやすいですがハンバーガーとシェイクを合わせると高カロリーになるので注意です。
アメリカで人気のハンバーガーショップ8位
Burgerville
ランキング8位はオレゴン州やワシントン州でチェーン展開しているBurgervilleです。電力は風力発電、食べ残しは肥料として使う等、環境に優しいをコンセプトにしているショップです。
バンズ、野菜、パテの相性が良く優しい味わいのハンバーガーです。一般的なアメリカンハンバーガーのサイズよりは小さめなのでカロリーも抑えれれます。
アメリカで人気のハンバーガーショップ7位
Whataburger
ランキング7位は約60年前、Harmon Dobson氏が5inch(約12cm)サイズのバーガーをお客が食べた時、思わず「What a burger !」という叫び声を聞きたい、という理由で始めたテキサス州発のハンバーガーショップです。
カロリーは気になりますが、安い価格でボリューム満点の大きいハンバーガーと規格外に大きいドリンクを提供している人気店です。チェーン展開している24時間営業のドライブスルーもあります。
アメリカで人気のハンバーガーショップ6位
Culver's
ランキング6位はシカゴで人気のフローズンカスタードのショップですがバターバーガーが子供から大人まで大人気です。何も言わないと普通のハンバーガーが出てくるのでバターバーガーと伝えましょう。
カロリーは気になりますが、ここはアイスクリームが美味しいので胃袋に余裕があれば食べてみて下さい。
アメリカで人気のハンバーガーショップ5位
Fuddruckers
ランキング5位はテキサス州発のハンバーガーチェーンFuddruckersです。
大きいサイズのハンバーガーが食べられると人気のチェーン店です。World's-Greatest-Hamburgers用の肉が1/3、1/2、2/3ポンドと分けられていて一番大きい2/3ポンドは約300gある特大ハンバーグです。カロリーも気にしないという人にはおすすめです。
アメリカで人気のハンバーガーショップ4位
Smashburger
ランキング4位は2007年に創業した比較的、新しいハンバーガーチェーン店Smashburgerです。アメリカ37州とカナダ、イギリス等9ヵ国でチェーン展開しています。
注文を受けてから作るので冷凍していない新鮮なパテのハンバーガーが食べられサクサクのオニオンリングは一度食べると癖になる味だと評判です。アボガドバーガーも人気です。
何を頼んでも美味しくサイズも大きいハンバーガーはポテトも食べると高カロリーになりますが満足すること間違いなしのお店です。
アメリカで人気のハンバーガーショップ3位
Five-Guys-Burgers&Fries
ランキング3位はアメリカでは東のFIVE GUYS、西のIN-N-OUTと言われる程の有名店です。アメリカ47州とカナダに店舗がある巨大ハンバーガーショップのチェーン店です。
価格は安いとは言えませんが、肉は勿論、全ての素材に冷凍は使用しません。カロリーはかなり高くなりそうですが、トッピングも無料で選べ、新鮮な素材で大きいボリュームのあるハンバーガーが食べられと人気です。
店舗には冷蔵庫はありますが冷凍庫はありません。もう一つの名物は店舗に無造作に置かれたピーナッツのダンボールから無料でピーナッツが食べ放題な事です。
オーダーを受けてから作るので待っている間にピーナッツをつまむのがファイブガイズ流です。
アメリカで人気のハンバーガーショップ2位
In-N-Out
ランキング2位はカリフォルニア州をはじめ主にアメリカ西海岸にチェーン展開するIn-N-Outです。注文を受けてから作るので出来立て熱々が食べられ、手間が掛かっていますが価格は安く人気のショップです。
メニュー以外に多くの隠しメニューがあり色々な組み合わせが楽しめます。
生のジャガイモを目の前で手動の押機で絞り出し油で揚げるアニマルスタイルのポテトフライは多くの人が全米1と言うくらい美味しいと評判です。日本でも渡米した事が無い人でも知っているという人気店です。
アメリカで人気のハンバーガーショップ1位
The-Habit-Burger-Grill
ランキング1位になったのはカリフォルニア発のハンバーガーショップチェーン店です。
フレッシュな野菜たっぷりなハンバーガーで日本のモスバーガーに近いイメージです、色々な種類のハンバーガーがありますが基本的に野菜が入っているのでバランスの良いハンバーガーといえますが肉厚なパテはポテトとも付けると高カロリーになるのは間違いありません。
ほとんどの店舗がカリフォルニアにあるので、カリフォルニアに行く機会があったら立ち寄ってみてください。
日本でも食べられるアメリカの人気ハンバーガーショップ 4選
以前からあるマクドナルドやバーガーキング等以外に日本にもアメリカの人気ハンバーガーショップのチェーン店が次々に上陸しています。日本でチェーン展開する人気のハンバーガーショップ4店舗をご紹介します。
その1 Shake Shack
ニューヨークで人気のシェイク シャックが2015年に神宮外苑内に1号店をオープンさせて現在東京に8店舗 、2018年5月10日にテラスモール湘南店、6月1日に大阪、梅田阪神店をオープン予定。 シェイク シャックではハンバーガーやホットドッグに入れる野菜やソースを無料で増量してくれますが頼むメニューにによって増量できる野菜が違いますが注文したメニューに使われている野菜のみなので注意しましょう。
その2 Carl's Jr
世界37ヵ国に約3700店舗を展開するCarl's Jrは2016年3月に日本1号店を秋葉原にオープンしました。1980年代に一度大阪でオープンしましたが諸事情で撤退しているので再上陸になります。
本場アメリカと同じ味の物が食べられるハンバーガーショップとして人気でオープン時は2~3時間待ちだったようです。
アンガス牛100%、オージービーフ100%、チキン胸肉の3種類からパテも枚数も選べ、トッピングもソースも選べるので自分だけのオリジナルハンバーガーを食べる事ができます。
アメリカの店舗と同じでドリンクバーもありますがカップのサイズで値段が変わります。2016年6月にららぽーと湘南平塚に2号店、2017年に自由が丘に3号店がオープンしています。
その3 UMAMI BURGER
UMAMI BURGERはその名の通り「うま味」を凝縮したハンバーガーとして2009年にアメリカでオープンしたハンバーガーチェーン店で2017年に青山に1号店がオープンしました。
日本人の持っている味覚の一つである「うま味」を多く含まれた牛肉やマッシュルーム等を使い最大限にうま味をひき出す調理法で作るハンバーガーは日本人にも好評です。
日本限定メニューのサムライバーガーとユウナミバーガーがあります。サムライバーガーは揚げたレンコンやナメコに照り焼きソースのパテ。
ユウナミバーガーは白身魚のフライにタルタルソースで隠し味にカレーが使われています。アメリカのハンバーガーはどこでもバンズがパサパサしていますが東京のUMAMI BURGERではしっとりしたバンズで丁寧に作られたこだわりのハンバーガーが食べられます。
その4 Bareburger
Bareburger(ベアバーガー)は地産地消、放し飼いで牧草育ちの牛肉、保存料不使用のバンズ、無農薬野菜等全て有機肥料で生産された農産物を使用するこだわりでニューヨーカーから支持されているハンバーガーショップです。
2015年に自由が丘に日本1号店がオープン、銀座に2号店があります。日本限定の黒毛和牛のハンバーガーが食べれれます。
アメリカと日本 こんなに違うオーダーの仕方
オーダーの違い1
カウンターで注文するのは日本のハンバーガーショップと基本的に変わりませんがアメリカのハンバーガーショップでは無料のトッピングが出来るショップも沢山あります。
日本ではハンバーガーの種類によって値段が設定されていますが、アメリカでは基本のハンバーガーに好みのトッピングやバンズの変わりにレタスでパテを挟んだりパテを増やしたり等。オリジナルのハンバーガーが人気のようです。
カロリーが気になる人も大丈夫ですね。増やしたトッピングやパテの枚数、バンズ等で値段も違ってくるようです。
オーダーの違い2
The Counterと言うカリフォルニア州に20店舗以上、他全米各地に10店舗ほどチェーン展開するハンバーガーショップは先ず席に着きます。
それからメニューと一緒にあるオーダー用紙にお肉の大きさ、種類、バーガーにするかサラダボウル(サラダの上にお肉を乗せる)にするかを選び、次にチーズやトッピング(有料もある)最後にバーガーにした人はバンズ(有料もある)とサイドメニューを選んで記入します。
アメリカではこんなハンバーガーも人気です。
アメリカのハンバーガーと日本のハンバーガーの違い
本場アメリカのハンバーガーはアメリカンバーガーと言う位だからボリュームもカロリーもあってサイズも大きいのではと思っている方もいるのではないでしょうか。
サイズを比較
日本の代表的なモスバーガー等と比べるとアメリカから上陸したシェイク シャック(SHAKE SHACK)やカールスジュニア(Carl's Jr.)等はアメリカで提供されているハンバーガーとほぼ、同じサイズの物を日本でも提供しているのでバンズやパテのサイズも大きい、ボリューム満点のハンバーガーを食べる事ができますが、かなりの高カロリーになる事間違いなしです。
マクドナルドではレギュラーサイズは世界各国、規定通りとなっているので、日本とアメリカのサイズも同じです。
ドリンクを比較
ドリンクに関してはアメリカのMサイズは日本のLサイズよりも大きいです。基本アメリカのハンバーガーショップではシェイクやナチュラルミネラルウォーターとアルコール以外はドリンクは飲み放題です。
価格を比較
ハンバーガーとポテト、ドリンクのセットでの価格は日本と余り変わらず500円~600円前後になりますがサイズが大きいのでお得感はあると思います。
マクドナルドは日本全国同じ価格設定ですが、アメリカでは州によって値段が違います。アメリカの都会や観光地でマクドナルドを利用すると日本よりも高いと思うかもしれませんね。
シェイク シャックはアメリカよりも日本の方が1~2割ほど高い料金設定になっているようです。
まとめ
アメリカで人気のハンバーガーショップランキングはいかがでしたか。アメリカ旅行でカロリーは気にしないから思いっきり大きいハンバーガーが食べたいと思ったら是非立ち寄ってみて下さい。
ホルモン剤フリーのアンガスビーフ100%のパテにチーズ、レタス、トマトのチーズバーガー(右)