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ランニングシューズの寿命や耐久性は?買い替え時と交換時期の目安を解説!

これからランニングやジョギングを始める方、すでに始めている方も、自分のランニングシューズの寿命が気になるのではないでしょうか。大切なパートナーとなる、ランニングシューズの寿命や耐久性、買い替え時と交換時期の目安を解説します!
2020年8月27日
kashuyu10386
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この記事で紹介しているアイテム

ニューバランス| ランニングシューズ Fresh Foam Zante v3

アシックス|ランニングシューズ TARTHERZEAL 5

ランニングシューズとは

他のスポーツシューズとの違い

同じスポーツシューズでも汎用性を高く持たせたスニーカーとは違い、走ることにおいて一線を画した専門性を持つのがランニングシューズです。読んで字の如く「走る」ことを第一の目的とした靴ですから、シューズの重さや足の負担を軽減する面で特化しています。

「走る」ための性能とは

「走る」ということは「短い間隔で飛び跳ねている」ことに相当し、体重の3倍以上の負荷が足にかかります。その負担を軽くしつつ安定性を維持する、という重要な働きを持つのがランニングシューズです。ランニングは足が非常に蒸れやすくなるので、通気性にも気をつかった性能となっています。

ランニングシューズの位置づけ

ランニング、ジョギングに

ゆったりとしたジョギング、速く力強さを持つランニング、いずれも「走る」という動作にかかる負荷はウォーキングに比べて大きく、特にランニングはそうと言えます。「歩く」ことを目的とした靴では、到底それらの負荷をまかなうことはできません。走ることを長く楽しめるランニングシューズはとてもニーズが高いです。

デイリーシーンで

ランニングシューズは、機能面では申し分なくとも、普段着とは合わせにくいなどから、その名の通り「走る」時に主に使われていました。近ごろでは現代のニーズに合わせた、ファッションにも合う仕様のランニングシューズも数多く考案されるようになり、さらに需要が上がりました。

ランニングシューズの種類

セーフティ(クッション)

ランニングがまだ不馴れな方向けのシューズで、足の負荷軽減と安定感を重要視しています。クッションとなるソール部分が厚いことから、ランニングシューズの部類中重めのものになります。慣れてくるまではセーフティタイプで体幹や足の筋力などのサポートがおすすめです。

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トレーニング

セーフティよりもクッション部分を薄くして軽量化しつつ、ある程度足への負荷を軽減する設計がなされています。セーフティに比べると足への負荷がかかる仕様になるので、ランニングに慣れてきた中級者向けのランニングシューズです。長距離を走る際には性能を大いに発揮します。

ニューバランス| ランニングシューズ Fresh Foam Zante v3

出典:Amazon
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レース

こちらは玄人レベルの方にうってつけのタイプで、とことん速さを追及した仕様です。上記2種類以上にクッション部分を薄くし、軽量化されています。負荷の軽減を犠牲にしているので、走る技術や筋力がしっかり身につけておかないと、けがの原因にもなり得ます。

アシックス|ランニングシューズ TARTHERZEAL 5

出典:Amazon
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ランニングシューズの構造


アウトソール

靴底全体をソールと言いますが、そのパーツの中で一番地面と接している部位がアウトソールです。しっかりと地面をとらえて、安定感をキープする働きを持たせつつ、足の負担を軽減する一役を担います。耐摩耗性の優れた素材を使用していも、一番損傷するパーツですので、ランニング前のチェックをおすすめします。

ミッドソール

アウトソールとインソールの間の層をミッドソールと言います。ソールの中でも目立ちにくいポジションですが、よりクッション性を重視したパーツで、ソールの中で一番技術が結集された部位です。ランニングにおいて重要なパーツでもあり、衝撃を和らげ、柔軟な性能をもたせつつ、さらなる軽量化を期待されているパーツです。

インソール

よく耳にする呼称で、「足のサイズが合わない時に靴に入れる物」といった認識の方もいるのではないでしょうか。ここでは靴の構造上備わっているデフォルト時のものを指します。足との接触面積が一番広く蒸れやすいパーツで、通気性とクッション性が求められるパーツです。

ランニングシューズの寿命や耐久性

シューズの走行距離による寿命や耐久性

個人個人の走り方やスパン、一日当たりの走行距離や体重、ランニングシューズのタイプやメンテナンス状況にもよりますが、一般的に知られている寿命は500~1000km前後です。このように、走行距離によるランニングシューズの寿命には、各人による要因を多分に含んでいるので、あくまで目安となります。

シューズのタイプごとの寿命や耐久性

セーフティタイプはソール部分が厚く、耐久性がある方になります。すり減りによる寿命も他のタイプより長く、800~1000km前後の走行が寿命です。レースタイプでは、速さを突き詰めて、軽さを重視しているので耐久性が低く、300km前後。2タイプの間を取ったトレーニング用は500~700kmの走行で寿命となります。

シューズの経年劣化による寿命や耐久性

ランニングシューズは履かなくても寿命がき、この場合は加水分解による経年劣化が大きいです。これが進行するとアウトソールなどのソール部分がひび割れて粉々になり、末期になると靴として機能しません。経年劣化による寿命はだいたい3~4年程度で、保管環境が悪ければ寿命に大きくひびきます。

ランニングシューズの買い替え時と交換時期の目安

1、シューズの耐久性&寿命が尽きた時

走行距離、経年劣化による寿命が来たら交換時期になります。寿命が尽きてしまったら少なからず使用者の身体へのダメージとなるので、お気に入りのシューズでもすり減りやその他損耗が見つかり次第、買い替えるのも肝要です。

シューズの変形にも気を付けましょう。かかと部分にわずか1mmのすり減りが生じると、バランスが崩れて、負担増加につながります。せっかく培った正しいフォームを崩す要因になり得るので、形状が少しでも違和感を覚えたらシューズを注意深く調べるのも肝心です。


2、足に負担がかかるようになった時

ランニングシューズに大した損耗が無くとも、足に負担が来ていれば買い替え時です。シューズの問題ではなく、身体的状況の変化(成長期やけが)などで、使用中のシューズとの相性が悪くなる場合があります。シューズは使い始めの状況に合わせて購入しているので、現在の状況に応じたものに交換しましょう。

3、ステップアップしたい時

初心者から中級者へ、中級者から上級者へステップアップしたい時、短距離から長距離へのランニングへチェンジしたい時は買い替え時です。自分の身体の状況や慣れ具合などで買い替えることは、やる気を維持することにもなりますし、ランニングシューズがさらなる良き相棒となれるチャンスでもあります。

4、アウトソールの寿命で買い替え時と交換時期を決める

見た目に分かりやすいアウトソールのチェックは比較的簡単で、アウトソールがすり減りきったら買い替え時です。すり減り過ぎると、もはやランニングシューズとして機能せず、緩衝材を完全になくしたアウトソールのままで走ることは身体への負担を大きくすることになります。

5、ミッドソールの寿命で買い替え時と交換時期を決める

見た目にわかりにくい部分ですが、寿命が来るとクッション性が失われるので注意が必要です。寿命の目安は「しわ」という形で現れます。走るごとにミッドソールが潰れていき、しわがよってきます。靴底にすり減り様が見られなくても、ミッドソール部分に弾力がなくなってきたと思ったら買い替え時だと思いましょう。

6、インソールの寿命で買い替え時と交換時期を決める

クッション感がなくなったら買い替え時です。インソールが劣化するとランニングシューズ内で足が遊び、靴擦れや疲労の原因なるので早めの交換が肝心です。本体のインソールは寿命が来ても新たなインソールを中敷きとして装着することができ、寿命が来るたびに交換できるので、シューズを新調せずに済みます。

ランニングシューズの寿命を延ばすには?

ランニングシューズの経年劣化を防いで寿命を延ばす

加水分解による経年劣化には水気が大きく関係しています。下駄箱などの湿気の多い場所には置かず、風通しの良い所に置くのが良いとされています。ランニング後の湿気を取り除くためにも空気の入れ替えができる場所が適切です。長期保管の場合は空気に触れないよう密閉袋などに入れて、風通しの良い所に保管しましょう。

シューズをローテーションして寿命を延ばす

ランニングシューズを何足か交互に履くことで、疲労したパーツを回復させつつ、シューズ内の湿気を逃がせます。こうしたことでも寿命を延ばす点で役立つ工夫の1つです。ランニングシューズの疲労は48時間前後で回復すると言われており、各々の走行距離をメモしておくと、寿命の点でどの靴に注意深くあるべきかがわかるでしょう。

シューズのお手入れで寿命を延ばす

ランニングシューズの汚れやほこりをブラシで取り除いたり、専用の洗剤を使用したり、濡れた部分はよく拭いて乾かしきるなどのお手入れができます。その際の置く場所として最適なのは、直射日光を避けた風通しのよい日陰がおすすめです。アッパー部分でも汚れたままと機能面での低下が現れるので、まめの手入れが肝心になります。


寿命がきたランニングシューズは修理できる?

自力とプロによる修理と2通りの方法があります。自力で修理できるアイテムも出回っていますが、失敗しても自己責任です。すり減りなどのソールの修理ならば厚みや細かい傾斜も最初のものとは違いますから、踏みしめる感覚も異なります。ランニングシューズを修理するなら、値が高くともプロに頼るのが間違いがなく安心でしょう。

寿命がきたランニングシューズに潜む危険

寿命や経年劣化による故障と転倒の恐れ

走行距離や耐久性、パーツの疲労やすり減り具合による寿命によって、本来の性能を失った状態のランニングシューズを使用すると、足に体重の3倍以上の負荷が直接かかるので、足の故障や疲労の蓄積が大きくなるなどの弊害が現れます。経年劣化の寿命であれば、ソールが崩れたり剥がれたりすれば転倒の恐れがあります。

故障の原因に

走行距離などの見た目に分かりづらい寿命は、見えないところでランニングシューズの性能が落ちています。気づかず、もしくは気づいていて走り続けるのは、短期的、長期的にも危険です。ランニングを楽しむにしても身体を壊しては元も子もありません。交換時期には、シューズが消耗品であると割り切りましょう。

ランニングシューズを長く使うために

1に湿気を避けた適切な保管をする。2にランニングシューズは生ものという意識をもって、疲労を回復させるために交互に履く。その場合は走行距離をメモしておく。3にまめな手入れをする。という具合にあらかじめ対処することで、相棒となるランニングシューズと長く付き合える可能性が上がります。

まとめ

ランニングシューズの寿命と耐久性や買い替え時や交換時期は、種類、履く人の身体状態と使用頻度、走行距離ごとに違いました。まずは走行距離とペース、頻度、フォームや癖などを今一度確認し、管理しましょう。一期一会の相棒にする喜びや、新たなパートナーに対する期待もしつつ、「走る」喜びを持ち続けられますように。

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