貝殻で自由に工作を楽しもう!
工作に使うアイテムには、例えばペットボトル、牛乳パック、トイレットペーパーの芯など色々あります。これらはリサイクル工作としておすすめですが、もう少し他のアイテムで工作を楽しみたいと思っている方は、貝殻はいかがでしょうか?
貝殻はカラフルでいろんな形があり可愛いので、お子さんと会話を楽しみながら工作できること間違いなしのアイテムです。
貝殻は、市販のものを購入する方法もありますが、海に行って自分たちで拾ってきた貝殻をリサイクルする方法もおすすめです。一生懸命自分たちで探した貝殻だからこそ、工作するときに貝殻を大切にする気持ちもより芽生え、お子さんのリサイクルへの関心も高まるかと思います。
貝殻を使った工作は少しハードルが高く感じるかもしれませんが、幼稚園の小さいお子さんでも楽しめるアイデアもあります。今回ご紹介するアイデアで気になるものがありましたら、ぜひチャレンジしてみましょう!
【幼稚園生向け】簡単!子供にウケる貝殻工作アイデア5選
工作アイデア①貝殻に色塗り
幼稚園の小さなお子さんにまず最初におすすめしたいのは、拾ってきた貝殻などにマーカーで自由に色を塗る工作です。このアイデアは、まだ細かい作業が難しい幼稚園のお子さんでも楽しめるのでおすすめです。
お子さんの自由な発想で貝殻に好きな色を塗ってもらうだけでとても可愛い貝殻アートの出来上がりです。お子さんに何を描いているか質問するなど会話も弾みそうです。
貝殻の色塗りに必要な材料
貝殻の色塗りに必要な材料は、拾ってきた、もしくは購入した貝殻と、色を塗るためのマーカーや絵の具やマニキュアなどです。色を塗るときは、貝殻を片手で固定しながら塗ると綺麗に色塗り出来るので、お子さんの代わりに貝殻を持ってあげるなどのサポートをしてあげるといいでしょう。
【工作動画】貝殻に色を塗ってみよう!
貝殻にどのような色や絵を描くかは自由です。シンプルに同じ色を塗っていく、色を重ねてグラデーションを作る、物語を作るようにイラストを描いていくなど、想像力を自由に使って工作していきましょう。
工作アイデア②貝殻キャンドル
瓶の中に好きな貝殻を自由に入れて、それを楼で固める貝殻キャンドルもおすすめです。貝殻キャンドルは、楼を溶かすときに一緒に色を加えるとカラフルでより可愛くなります。楼を溶かす作業はお子さんには危険なので、保護者の方がお手伝いしてあげましょう。
貝殻キャンドルの作り方1
貝殻キャンドルで必要な材料は、貝殻、キャンドル、ワックス、大きめの容器、小鍋、必要に応じて色付け用のクレヨンです。容器にキャンドルをセットし、出来た隙間に貝殻を自由に入れていきます。
デザインが決まったら小鍋などでワックスを溶かし容器に注ぎます。キャンドルを冷蔵庫で冷やしてしばらく待ちます。完全に固まったら容器から取り出して完成です。
貝殻キャンドルの作り方2
作り方1では、容器にセットするキャンドルが必要でしたが、キャンドル用の紐のみを使用する方法もあります。作り方は、まずは貝殻などを容器に自由に入れて、紐を割り箸で挟んで真ん中にセットします。
そして溶かしたワックスを容器の中に入れて、冷蔵庫で固まるのを待ちます。この方法だと、貝殻を入れるスペースが広くなり、お子さんも入れやすくなるかと思います。
【工作動画】貝殻キャンドルを作ってみよう!
市販のキャンドルを真ん中に置いて周りに貝殻を入れる場合は、貝殻とキャンドルが入る余裕のある大きさの容器を選ぶのがうまく作るポイントです。また容器から取り出しやすいように、はじめにオイルなどを軽く塗って置くのもおすすめです。
工作アイデア③貝殻スライム
スライムの中に、貝殻を入れて自由にグニャグニャにする貝殻スライムはいかがでしょうか?スライムの感触と貝殻が擦れる音に夢中になること間違いなしです。スライムは100均などでも購入出来ます。
貝殻スライムの作り方
貝殻スライムに必要な材料は、貝殻とスライム、必要に応じて貝殻に色を塗る用のマーカーや絵の具、モチーフなどです。グニャグニャにしたスライムの中に貝殻をいくつか入れ、さらに混ぜ込んでいきます。満足行く形が出来たら、お好みで貝殻スライムの周りに他の貝殻やモチーフなどを貼り付けて完成です。
【工作動画】貝殻スライムの作ってみよう!
動画でも紹介されているダイソーのグリッタードロネーバは、カラフルなので貝殻と合わせると可愛いです。最近は100均で貝殻セットも販売されているのでそちらを活用するのもいいと思います。元々カラフルに色塗りされた貝殻もあるので、色塗りの手間が省け簡単に貝殻スライムが作れます。
工作アイデア④貝殻アート
小さなお子さんと一緒に楽しめる工作として、貝殻アートもおすすめです。様々な形や色の貝殻を集める楽しさや、貝殻同士を合わせて出来る形の面白さなども学べる貝殻アート。小さなお子さんにとって楽しい発見にもなり、モノ作りの楽しさを体験出来る素敵な工作です。
貝殻アートの作り方
貝殻アートに必要な材料は、貝殻、ボード、ボンドまたはグルーガンです。まずは、集めた貝殻を形や色を種類別にまとめます。貝殻を貼る用のボードの上に、ボンドやグルーガンを使って自由に貝殻やシーグラスなどを貼り付けて完成です。
貝殻以外のアイテムも活用しよう
拾ってきた貝殻を使う場合は、貝殻を洗っていると貝殻以外のものも含まれていることに気付かされます。カラフルなシーグラスや、石や食器の破片と思えるものなど色々あります。
いろんな種類のものを組み合わせてアートを楽しんでみましょう。お子さんと一緒に工作するときは、破片などで怪我をしないように選別する際に鋭利な部分があるものは取り除いてあげましょう。
工作アイデア⑤貝殻アート(粘土使用)
先ほどご紹介した貝殻アートに、粘土をプラスした工作もおすすめです。台の上に貼るだけのときよりも、粘土をこねて出来た形、貝殻を置いたときに出来る模様の面白さを体験出来るので、お子さんの発想を豊かにしてくれる工作です。
貝殻アート(粘土付き)の作り方
粘土を使った貝殻アートでは、貝殻、貝殻を置く台、粘土、ボンドまたはグルーガンが必要な材料です。作り方は、まず台の上に粘土を自由にくっつけていきます。
次にその上に拾ってきた貝殻などを自由に貼っていきます。粘土は柔らかいので、貝殻の外側の模様を粘土に付けてみるのもおすすめです。粘土の色は一種類でも良いですが、テーマに合わせて色を数種類用意するのもいいでしょう。
【小学生向け】簡単!子供にウケる貝殻工作アイデア7選
夏休み自由研究に①貝殻の時計
小学生になると学習する時計。お子さんの夏休みの自由研究の工作として、貝殻の時計はいかがでしょうか。貝殻を時計のデコレーションとして使うのはもちろん、数字を貝殻で作るなど自由な発想で工作してみましょう。
いろんな色や形の貝殻を組み合わせて一生懸命作った世界に一つだけの時計は、お子さんの記憶に残る工作になるでしょう。
貝殻の時計の作り方
貝殻の時計の工作に必要な材料は、貝殻、時計、キリ、貝殻と時計を設置するボード、ボンドまたはグルーガンです。貝殻と時計を貼り付けていくので、使用するボードは適度な厚みがあるものの方が安定します。
木材を使用する場合は、時計を差し込む部分に穴を開けるのに少し手間がかかるかもしれません。
【工作動画】貝殻の時計を作ってみよう!
動画で紹介されている貝殻の時計工作では、ボードはフォトフレームの台紙を使用しています。キリで簡単に開けれる硬さなので、小学生のお子さんでも安心して使えます。
デコレーションには、貝殻、シーグラスやボタンなどいろんな種類のものを組み合わせるとより可愛くなります。数字のところは、動画のように貝殻などを12個乗せる方法もおすすめです。
夏休み自由研究に②オブジェ
小学生の夏休みの自由研究では、夏休みに行ったところ、見たものの中で印象に残っているものを貝殻を使ってオブジェとして工作するのもおすすめです。
例えば動物園に行ったのであれば、一番印象に残った動物のオブジェを貝殻で作ってみてはいかがでしょうか。どの貝殻を、動物の体のどの部分に使うかを考えながら作るので、パズルのようでお子さんもも楽しめる工作かと思います。
立体的じゃなくてもOK
例えば動物のオブジェを貝殻で工作したいと思ったとき、立体的に作ろうとするとなかなか難しく感じることもあります。そんなときはボードの上に貝殻などを貼り付けていく方法でもいいかと思います。
貝殻アートは幼稚園のお子さんも楽しめる工作なので、例えば小さな兄弟姉妹のいるご家庭でしたら、それぞれのボードを用意してあげて一緒に作品作りをさせてあげることも出来ます。
夏休み自由研究に③貝殻風鈴
小学生の夏休みの自由研究工作としておすすめなのが貝殻の風鈴です。夏の暑い時期に聞くと涼しい気分になる風鈴。貝殻の風鈴に使う材料は自由で、例えば流木などを使うとおしゃれな雰囲気になります。拾ってきた貝殻と流木で作れば、費用もかからずリサイクルで工作した素敵な作品になります。
貝殻風鈴の作り方
貝殻風鈴に必要な材料は、貝殻、貝殻を通す為の紐または糸、風鈴を上でまとめる為の流木などです。まずはどの貝殻を風鈴として使うかを決めたら、貝殻に穴を開けて紐または糸を通します。必要な個数を同じ要領で作成し、流木などに巻きつけて垂らして完成です。
貝殻風鈴は音がとても綺麗
風鈴は使う材料によって音色が変わります。貝殻の風鈴は、見た目が可愛いだけでなく繊細で綺麗な音を聴くのも楽しんでみましょう。
夏休み自由研究に④フォトフレーム
貝殻などを自由にデコレーションしたフォトフレームも夏休み自由研究工作としておすすめです。貝殻のフォトフレームには貝殻に穴を開けるなどの労力は必要ないので、小学生のお子さんでも簡単にできるので安心です。夏休みの思い出の写真を飾ってみてはいかがでしょうか。
貝殻フォトフレームの作り方
貝殻フォトフレームに必要な材料は、貝殻や砂、写真立て、ボンドまたはグルーガン、必要に応じてカラーマニキュアなどです。写真立てのどこに貝殻や砂を貼りたいかを決めて、ボンドやグルーガンで自由に貼り付けて完成です。写真立てはできるだけ平らなものの方が、貝殻などを貼り付けやすいです。
【工作動画】貝殻フォトフレームを作ろう
動画では、フォトフレーム全体に砂を貼り付けています。その場合は砂がフレームにしっかり付くようにボンドやグルーガンでしっかりと貼り付けておくのがポイントです。貝殻を貼る順番ですが、できれば大きいものから貼る位置を決めていくのがおすすめです。
夏休み自由研究に⑤貝殻リース
リースといえば造花やドライフラワー、葉っぱなどの植物を貼り付けていくイメージがありますが、貝殻を貼り付けたリースもとても可愛い仕上がりになります。リールはクリスマスやお正月に登場する印象が強いアイテムですが、貝殻を使うことによって夏らしいデザインになります。
貝殻リースの作り方
貝殻リースに必要な材料は、貝殻、リース、グルーガン、必要に応じて造花やドライフラワーです。作り方は、リースに貝殻や造花をグルーガンで貼り付けて完成です。
ボンドで貼り付けることも可能ですが、接着力が強いグルーガンの方がおすすめです。リースやグルーガン、造花などの材料は100均で全て揃います。
【工作動画】貝殻リースを手作りしよう!
貝殻だけのリースも可愛いですが、造花などと合わせるとよりカラフルで可愛い印象になります。リースに貝殻を貼り付けていく時は、できるだけ大きいサイズのものの配置から決めて取り掛かるとスムーズにいくのでおすすめです。
夏休み自由研究に⑥貝殻モチーフ
貝殻の中にお好みのアクササリーを入れたモチーフも、夏休みの自由研究工作としておすすめです。例えば夏休みに行った場所、見たものをイメージして作ればお子さんも思い出を振り返れるきっかけになり、とてもいい工作作品になると思います。
貝殻モチーフの作り方
今回おすすめする貝殻モチーフに必要な材料は、貝殻、UVレジン、UVライト、小さなアクセサリーやモチーフです。まずは貝殻の中にUVレジンを入れ、UVライトで固めます。固まったら小さなアクセサリーをピンセットなどで好きな場所に配置し、再びUVライトで固めて完成です。
【工作動画】貝殻モチーフの作り方
UVレジンは紫外線によって固まる仕組みになっています。動画のような形のUVライト以外にも100均ではダイソーでは「マジックライトペン」、セリアでは「シークレットペン」という名前で販売されています。レジンや小さなモチーフのパーツなども100均で購入可能です。
夏休み自由研究に⑦貝殻キーホルダー
先ほどご紹介した貝殻のモチーフに穴を開けてキーホルダーにする工作もおすすめです。バッグや携帯などのストラップとしても使えるので、親子で一緒に作る楽しみもあります。
貝殻キーホルダーの作り方
貝殻キーホルダーの作り方は、まずは貝殻に丸カンを取り付けれるように穴を開けます。そして貝殻モチーフと同様にお好みの貝殻の中にUVレジン液を入れて固め、小さいモチーフなどを自由に入れて完成です。
手順としてはシンプルですが、貝殻に穴を開ける工程がなかなか時間がかかり苦労します。今まで貝殻に穴を開けるのに一苦労していたという方のために、おすすめの方法が分かる動画を紹介します。
【工作動画】貝殻の穴の開け方
貝殻は固いので、ネイルマシーンを使って穴を開けると簡単に開けられます。貝殻を横にしたときに見える窪みの先の部分を削るのがおすすめです。ネイルマシーンがない場合は、ネイルファイル(爪やすり)を使用し、ピンバイス(ハンドドリル)で穴を開けるのも可能です。
100均でも購入可能
ネイルマシーンとなると購入するのにそこそこお値段しますが、爪やすりとハンドドリルなら100均で手軽に購入できます。
爪やすりで削るのはお子さんでも大丈夫かと思いますが、ハンドドリルで穴を開けていくときは怪我をする危険もあるので、保護者の方が側で見てあげるか、代わりに開けてあげるのがいいかと思います。
貝殻工作の注意点
拾ってきた貝殻は綺麗に洗おう
貝殻工作は、拾ってきた貝殻をリサイクルして使う楽しみもありますが、貝殻には生き物の残骸が残っていることがあるので、工作に取り掛かる前に貝殻の汚れをしっかり落とすことが大切です。拾ってきた貝殻の洗浄方法には、煮沸、漂白剤に浸けるなどの方法があります。
洗浄方法1:煮沸
貝殻を煮沸洗浄したあとは、動画でも説明されているように天日干しして貝殻をしっかりと乾燥させましょう。煮沸させるときは、貝殻が水にしっかりと浸かるようにすること、鍋を加熱する前に貝殻を鍋に入れておくことがポイントです。
洗浄方法2:サンポールに浸ける
トイレ洗浄などに使用するサンポールを使って貝殻を洗浄する方法もあります。容器の中にサンポール原液を入れて1〜2時間ほど貝殻を浸けたあと、水洗いすると汚れが綺麗に落ちます。
まとめ
以上、幼稚園、小学生の子供も楽しめる貝殻を使った工作アイデアのご紹介でした。貝殻は拾ってきたものを活用すればリサイクルにもなり、エコな工作になります。見た目も可愛い作品が多い貝殻工作。お子さんとの夏休みの自由研究工作として取り入れたいアイデアが見つかれば嬉しいです。
夏休みの自由研究が気になる方はこちらもチェック
幼稚園、小学生の子供でも楽しめる工作はまだまだたくさんあります。空き箱や紙皿など、ご家庭にある身近な材料をリサイクルした工作などもおすすめです。ぜひ夏休みの自由研究のアイデアに役立ててみてください。
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