キャンプで余暇時間を楽しく過ごす遊びは?
朝早くキャンプ場に行ってテントを張り、荷物を片付けたら時間が余ってしまった…そんな時どんな風に過ごしていますか?遠出するほど時間に余裕はないけど、単なる暇つぶしではなく、何か盛り上がる遊びがしたい!
そんな時にぴったりのゲームやグッズを集めてみました。家族連れに最適なアクティビティに照準を合わせたので、大人同士だとちょっと子供っぽい遊びもあるかもしれませんが、童心に戻って意外に楽しめるかも!?
【キャンプで盛り上がる遊び・グッズ】晴れの日の遊び
天候に恵まれた日の昼間は、自然の中で思い切り体を動かす遊びがおすすめ。たくさん動けばそれだけお腹もすくので、夜のバーベキュータイムが待ち遠しくなりそうですね。キャンプでは用意する荷物が多くなるので、なるべく少ないグッズで楽しめるアクティビティを紹介します。
【キャンプで盛り上がる遊び・グッズ】アウトドアで体を動かす遊び
1-フリスビー
ラングスジャパン(RANGS) ドッヂビー 270
フライングディスクという名前でも呼ばれるフリスビーは、キャンプ場のような広い場所での遊びにうってつけのグッズ。1対1で投げ合うだけでも楽しいですが、家族でチームに分かれてボール代わりにフリスビーを使う「ドッチビー」という楽しみ方もあります。
2-大縄跳び
スクヤド(Scyad) byトーエイライト
小学生の子供にはおなじみの大縄跳び。大人が1人しかいなくても、縄跳びの片方を太い木などに結び付ければ楽しめます。人数が多い方が盛り上がりますね。大縄を地面に置いて円を作れば、簡単な相撲の土俵にもなりますよ。
3-風船バレーボール
ORANGEHOME マカロンバルーン
風船を持って行って、キャンプ場で空気を入れればすぐに楽しめる風船バレーボール。当たっても痛くないので、小さい子でも楽しめます。みんなで輪になって、地面に落とさずに何回ラリーが続くか挑戦してみましょう。
4-バドミントン
カイザー ファミスポ セット KW-670
大人同士なら本式のバドミントン、子供が相手ならプラスチック製のラケットと、大きめのシャトルや柔らかいボールを使ったりと、遊び相手によっていろいろな楽しみ方ができます。上の画像は、バドミントン、ブーメラン、フリスビーが一度に楽しめるアクティビティ。どれから先に遊ぼうか迷ってしまいそうですね。
【キャンプで盛り上がる遊び・グッズ】自然を相手にした遊び
5-木登り
普段大きな木に触れる機会の少ない子供には、ぜひ木登り体験をさせてみましょう。公園のジャングルジムに上るのとは違い、自分で足を掛けやすい枝やつかまる枝を選ぶので、型にはまらない楽しみ方ができます。
6-昆虫採集
キャンプ場では、自宅の周りでは見かけない昆虫に遭遇することもあります。昆虫図鑑を持参すると名前や分類を調べることができますね。バッタなどは素手でも比較的簡単につかまえられます。夏キャンプの夜には、羽化するセミや木の樹液に集まるカブトムシを見ることができるかもしれません。
7-釣り
川のそばのキャンプ場では、近くの渓流で釣りができたり、キャンプ場の中に釣り掘があるところも珍しくありません。釣り道具もレンタルできるところがほとんど。まだ釣りは難しいお子さんには、魚のつかみどりができるキャンプ場もあります。釣った魚を焼いて食べるのも、キャンプの楽しみ方のひとつです。魚の生焼けには注意して下さいね!
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【キャンプで盛り上がる遊び・グッズ】小さい子供でも楽しめる遊び
8-しりとり
いつでもどこでも楽しめるのがしりとりですが、普通のしりとりにちょっとアレンジを加えると、意外な面白さがあって盛り上がります。
例えば、 ・最後の1文字ではなく、最後の2文字を含む言葉を繋げていく:やかん→かんづめ→つめきり ・最後の1文字の前の文字で繋げていく:ことり→とまと→マッチ ・食べ物縛りなどのルールを決める:りんご→ごま→マカロニ
頭の体操にもなり、思わぬ言葉の発見もあって、渋滞中の車内での暇つぶしにもなりますよ。
9-指スマ
幼稚園以上の子供なら、誰でも知っているのではないかというくらいポピュラーな手遊びです。2~3人だとゲームがすぐに終わってしまいますが、メンバーが5人以上いると長く続き、かなり盛り上がります。
直感と瞬発力が勝負のゲームなので、子供が大人を負かすこともしばしば。暇つぶしのつもりが、つい「もう1回!」と大人の方が夢中になってしまうかもしれません。
10-だるまさんが転んだ
誰もが幼少期にやったことのある遊びも、キャンプ場の空間を使えば新鮮。大きな木が1本あれば、そこを基地にして楽しめます。静と動の動きが交互に試されるので、集中力が必要。「片足で立つ」など、家族でローカルルールを決めて遊ぶのもいいですね。
11-宝探し
森林の中など、広くて平坦な場所がないキャンプ場でも楽しめるアクティビティです。お宝は、駄菓子や小さなおもちゃなどでOK。宝箱を用意すると、さらに気分が盛り上がります。
指令の手紙を準備しておけば、すぐにゲームが始められますが、キャンプ場の地形などを見ながら、その場で考えてもいいですね。子供に指令を作らせて、親が宝を探す逆バージョンで、子供の創造力を試してみては?
【キャンプで盛り上がる遊び・グッズ】雨の日の遊び
せっかくキャンプに来たけど天候が変わり、雨が降り出してきてしまった…キャンプに行く回数が増えれば増えるほど、そんな日に遭遇するケースも多くなります。でも、テントで寝ころんでスマホを見たり、コンピューターゲームをしているだけじゃもったいない!複数人だからこその楽しみ方を考えてみましょう。
【キャンプで盛り上がる遊び・グッズ】カードゲーム
12-トランプ
任天堂|トランプナップ622赤 TRP−N0622R
王道のトランプは、キャンプの荷物に忍ばせておきたいグッズのひとつ。紙製のものだと雨で濡れたり破れたりすることがあるので、プラスチック製のものを選びましょう。小さい子供のいる家族では、ババ抜きや七並べ、子供が小学校高学年以上になれば、ポーカーや大富豪などのルールが複雑なゲームも楽しめます。
13-UNO
H2Oウノ カードゲーム H8165
UNOは小さい子供には難しいかも?と思われるかもしれませんが、色と数字が読めればそれなりに楽しめるので、パパチーム・ママチームなどに分かれて複数人で楽しむのもおすすめです。「どのカードを出す?」と、子供に選ばせてみるのも面白いかもしれません。
14-ナインタイル
テーブルゲーム ナインタイル新装版
テレビで東大生が脳トレに取り入れていると紹介されたこともあるカードゲーム。2~4人でプレイでき、配られたゲームタイルを、お題カードの模様や配列に合わせて並べるという簡単なゲームですが、センスと瞬発力が試されます。色鮮やかなカードを見ているだけでもわくわくしますね。
15-人狼
はじめての人狼
中高生に人気の会話型心理ゲーム。配られたカードで「村人」「人狼」「占い師」などの役割を決め、自分が誰か相手に悟られないようにしながらゲームを進めます。
上の画像の商品は「はじめての」という名前にもある通り、初心者や子供でも遊びやすいように、リアルなイラストや残酷な表現が抑えられているのが特徴。暇つぶしのつもりが、白熱しすぎて夜を徹して遊んでしまった…なんてことのないようにご注意!
【キャンプで盛り上がる遊び・グッズ】ボードゲーム
16-オセロ
メガハウス Best Othello
マグネット式のオセロは定番ですが、上の画像の商品はそれに加えて、折り畳むとスボンのポケットに入る薄さで、持ち運びが苦になりません。2人でしかプレイできないのが難点ですが、子供のリュックに入れておけば、ちょっとした時間の暇つぶしにも使えそうです。
17-将棋
TS.CORP 将棋セット マグネット式
最近何かと話題の将棋ですが、こちらも折り畳み式の盤とマグネット付きの駒で、キャンプでも役立ちそうな商品です。折り畳んで収納すると長財布よりも少し大きめのサイズで、盤の角は面取りしてあるので、手を切る心配もありません。駒の漢字が難しくて読めないお子さんには、絵柄で役割を覚える「どうぶつしょうぎ」もおすすめ。
18-ツイスター
ツイスター 98831
ボードゲームといえるか分かりませんが、2人~5人で遊ぶのにぴったりの遊び。ルールは簡単で、審判役の人がスピナー(ルーレット)を回し、「右手は赤」などと指示をする通りに体を動かします。
次々に飛び出す指令で、体のバランスを崩してしまったらアウト。最後まで指令通りに間違えずに動けた人が勝ちです。シートを広げるのに場所が必要なので、雨の日は広めのテントの中限定の遊びになります。
【キャンプで盛り上がる遊び・グッズ】おもちゃを使った遊び
キャンプにおもちゃ?と思われるかもしれませんが、いつも自宅で使っているおもちゃや、飽きてしまって最近遊んでいないおもちゃでも、場所が変われば新鮮に感じることがあるかも。
子供部屋に眠っているおもちゃで、キャンプの遊びに使えそうなものがないか探してみましょう。
19-ワルひげ危機一髪
ワルひげ危機一発 辛口
今や100円ショップでも類似品が購入できる「黒ひげ危機一髪」ですが、その発売40周年を記念して2015年に登場したのが、この「ワルひげ危機一髪」です。樽の穴の数は従来型と同じ24カ所ですが、剣の数が100本あり、それぞれに指令が書かれています。
ワルひげを飛ばした人は、剣に書かれている指令に従わなければならず、ハラハラドキドキと罰ゲームが同時進行で楽しめるおもちゃです。
家族で遊ぶ場合は、甘めの指令が書かれた「黄色の剣」、友達同士でワイワイ盛り上がるには「黒の剣」がおすすめ。
20-シャボン玉
オンダ シャボン玉 電動 ライトアップバブル
2~3歳から楽しめるシャボン玉。ただ吹いているだけでも楽しいですが、バブルガンや大きな玉が作れる道具があると子供は喜びます。ちなみに、ぬるま湯1:石鹸または台所洗剤1:グリセリン3の割合でシャボン液を作ると、割れないシャボン玉ができるそう。ぜひ試してみて下さい。
21-水鉄砲
スプラトゥーン2タンク付きスプラシューター
水鉄砲は、100円ショップでもかなり立派なものが買えて、夏には川遊びなどでも使えるのでおすすめです。薄い紙でできた的を体に付けて、打ち合いバトルをするのも盛り上がります。近くに他の家族の子供がいないか、注意して遊ぶようにして下さいね。
【キャンプで盛り上がる遊び・グッズ】工作や料理を採り入れた遊び
部屋の汚れや後片付けが気になって、自宅ではなかなかさせてあげられない工作や料理も、アウトドアのキャンプ場なら気軽にトライできます。作ること自体も楽しいですが、その後に遊んだり食べたりとさらに楽しめます。
22-割り箸鉄砲
ストリックスデザイン SD-705
大きなおもちゃを持参するのはちょっと面倒、というファミリーには、割り箸鉄砲はいかがでしょうか?割り箸鉄砲はいろいろな作り方がありますが、基本的には、割り箸とカッター代わりのナイフ、輪ゴムがあれば作れます。子供と一緒に作った後は、空き缶などを遠くに並べて的にし、射的のようにする楽しみ方もあります。
23-石アート
ぺんてる WFC2-12
河原が近くにあるキャンプ場なら、お気に入りの石を拾ってきて石アートはどうでしょう?作りたいものを決めてから、それに合う形の石を探してもいいですし、拾ってきた石を見てインスピレーションを働かせてもよし。絵の具やカラーペンなどで色を塗ったり、顔を描いたりして自由な発想で楽しんで下さい。
24-あぶり出し
ぺんてる XZBNR-3S
昔からある遊びですが、火を使うことから自宅ではちょっと敬遠しがち。でもキャンプ場でなら、炭火を利用して手軽にチャレンジできますよ。やり方はとっても簡単。まずはミカンやレモンの汁を絞って、少し厚めの紙に筆で絵を描き、乾かします。
完全に乾いてから火であぶると、それまでは見えなかった絵が浮かび上がってきます。これは、果汁に含まれる水分が蒸発し、紙に残った糖分が炭化するためといわれています。秘密のメッセージを書いて交換したりしても楽しめそう!
25-焼きマシュマロ
ロッキーマウンテンマシュマロ300g
キャンプではおなじみの焼きマシュマロ。大きめのマシュマロを串に刺し、炭火や焚き火でさっとあぶって食べます。少し焦げ目がついた方が美味しいですが、あまり長く焼いていると溶けてしまうので注意!
マシュマロを焼いて食べるだけでは物足りない人は、マシュマロをブラックコーヒーに入れて溶かして飲んだり、クッキーに挟んで「スモア」にして食べる楽しみ方もあります。
焼きマシュマロのレシピはこちらの記事をチェック!

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26-ポップコーン作り
キャンプ好きの人には、すでにおなじみかもしれませんが、ビールの空き缶でポップコーンを作る方法があります。詳しくは下の動画を参考にしてみて下さい。簡単にできて盛り上がること請け合いです!
溶かしたマシュマロとバターと合わせたソースにポップコーンを浸せば、キャラメルポップコーンに。塩やガーリックパウダーをまぶせば、大人のおつまみになります。
ハニー ポップコーン豆
27-燻製作り
バーベキュー用のソーセージや肉を燻製にすると、より旨みが加わってついお酒が進んでしまいますね。チーズや卵、ナッツなどの定番も欠かせません。燻製器はわざわざ買わなくても、ダンボールなどで自作することもできます。作り方は下記の記事を参考にしてみて下さい。
ソト(SOTO) ST-114
燻製器の作り方とレシピはこちらの記事をチェック!

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【キャンプで盛り上がる遊び・グッズ】夜の遊び
キャンプの夜は、静かにくつろぎたいと考えるキャンパーが多く、22時消灯などのルールが定められているキャンプ場もあるので、遅い時間に大声ではしゃぐような遊びは、NGです。でも、アウトドアで過ごすキャンプの夜にしかできないアクティビティもあります。周囲への配慮を十分にしたうえで、節度を守って楽しみましょう。
28-星空観察
灯りの少ないキャンプ場の夜は、月や星が自宅よりもきれいに見えます。晴れて澄んだ夜空なら、まるで天然のプラネタリウムのよう!季節によって見える星も違うので、親子で星座の勉強をしてみるのもいいかもしれませんね。
星・星座 (学研の図鑑LIVE)
1冊あると便利な星座の本。コンパクトで、星座早見盤がついているものが使いやすいです。
29-キャンプファイヤー
コールマン(Coleman) 焚火台 ファイアーディスク
まずは、利用するキャンプ場のサイトで、焚き火が許可されているかチェック。OKだったら、日が暮れる前にキャンプファイヤーの準備に取り掛かりましょう。少人数の家族でも手軽にできる方法は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
火起こしの初心者はまずこの記事をチェック!

焚き火で大切な4つの知識!おすすめ道具5選&上手な焚き火の仕方を解説!
焚き火は数十万年前から人類に親しまれてきました。この焚き火が近年脚光を浴びており、多くの焚き火愛好家を生み出しています。また焚き火に役立つ道...
30-花火
お庭で遊べる花火デラックス
キャンプの夜の定番といえばやはり花火!キャンプファイヤーの火を利用して、花火をするのもいいですが、1人は火の番を置きましょう。ヘビ花火やネズミ花火などの小さな花火が、キャンプでは意外に盛り上がります。
まとめ
「キャンプで盛り上がる遊び・グッズ30選」いかがでしたか?試してみたいゲームやおもちゃはありましたか?キャンプ場での遊びといっても、スポーツに近いアクティビティや頭の柔らかさが必要なゲーム、自然とたわむれる遊びなど、意外と奥が深いことが分かりますよね。
大人はついついアクティビティを盛りだくさんに詰め込んでしまいますが、手軽なグッズで盛り上がるのもキャンプの楽しみ方のひとつです。そして、子供は暇つぶしの天才です!子供の発案で思いもよらない遊びを発明できるかもしれません。