デイキャンプは普通のキャンプとどう違うのか?
ちょっと違います
キャンプというと遠方のロケーションの良い場所にいってテントを張り、宿泊をしながら料理を楽しんだりする・・・というイメージが強いかもしれません。
ですがこうした一般的なスタイルのキャンプでは装備もそれなりに整えたり、もちろんですが日程も確保しなくてはならないため、いろいろと負担も大きくなりますよね。 場合によっては大きな荷物を運ぶために車が手狭になって買い替えを検討するということもあるかもしれません。
頻繁にキャンプなどを楽しむから車はこの機会に買い替え手も良い、というのならまだしもそうではない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そんな方々にも気軽に楽しむことができると支持されているのが「デイキャンプ」というものなのです。
例えば東京にお住まいの方ですと、東京都内でもデイキャンプを楽しむことができる場所はありますし、少しだけ遠出をして関東圏内のスポットでデイキャンプを楽しむという方もかなり増えてきているのだそうです。
さて、デイキャンプとは、気軽に楽しめるキャンプと簡単にご説明することもできるのですが、実際にはどのような定義なのか、もう少し詳しくご説明してみたいと思います。
日帰りでキャンプを楽しみ、その中でBBQをしたり、キャンプをするときのような食事を準備して楽しんだり、テントをはって心地よい緑を感じながら昼寝をする、というものになります。
テントも宿泊できるような大きなサイズを用意する必要はありませんし、必要になる装備やアイテムもかなり少なく済む中で、初心者の方でもキャンプの楽しいところだけを気軽に楽しめる、それがデイキャンプなのです。
デイキャンプを東京都内で気軽に楽しめるおすすめスポット!
都内に住んでいるとアウトドアを楽しむのにはいちいち遠出をしないといけないような印象もあるかもしれません。 ですがそうではないのです! 特に気軽に出かけられることこそ魅力のデイキャンプを楽しむための場所であれば、東京都内でも見つけられます。
いくつか人気のスポットをご紹介していきますので、参考にチェックされてみてはいかがでしょうか。
城南島海浜公園
住所:東京都大田区城南島4-2-2
電話番号:03-3799-6402
東京都大田区にある「城南島海浜公園」は通年通してバーベキューなどを気軽に楽しむことができる公園なのだそうです。 海浜公園ということで、釣りも楽しめる?!と期待してしまうところでもありますが、そこは申し訳ないのですが我慢していただく必要があります。
遊泳、釣りは禁止ですがワンちゃんのお散歩を楽しむ人、小さいお子様の遊び場所、砂遊びも楽しむことはできます。 スケボー広場やドッグランもありますし、なんといっても都内にいながら目の前に広がる海をデイキャンプを楽しむことができる最高のスポットといえるでしょう。
テントを張ることはもちろんですが、オートキャンプも楽しむこともできるのだそうです。 さらには羽田空港も近いので、飛び立つ飛行機を見ることもできますよ!
毎週水曜日と年末年始はお休みですが、春休み期間と夏休みの期間にはなんとお休みなしで運営されているうれしいスポットです。
川井キャンプ場
住所:東京都西多摩郡奥多摩町梅沢187
電話番号:0428-85-2206
東京の大自然といえば!!として有名な奥多摩にあるこちらのスポットは「川井キャンプ場」というだけあり、もちろんデイキャンプだけではなく宿泊でしっかりとキャンプを楽しむこともできるスポットです。
多摩川沿いに広がる大きなキャンプ場ですから、混雑する時期でもある程度安心してデイキャンプを楽しむにお出かけになることもできますね。
ここではデイキャンプを楽しむだけではなく川遊び、釣り、そしてボルダリング、カヌー、ラフティングとかなりダイナミックな自然の遊びも体験することができるプログラムまであるのです。
休業日は12月から2月いっぱいとなっていて、真冬の寒い時期には楽しむことはできなくなってしまいますので、注意しておいてください。 ここは車だけではなく電車からのアクセスも良いのも特徴です。
青梅線川井駅から徒歩でも7分という好立地ですから、車はないけどそこそこの装備で気軽にアウトドアを楽しむためのデイキャンプを!という場合にもおすすめのスポットです。
江東区若洲公園
住所:東京都江東区若洲3-2-1
電話番号:03-5569-6701
ここはキャンプ場、としてではなく大きなアウトドアも楽しむことができる公園、としてご紹介したいと思います。 都内でありながらも海釣りも楽しむこともできてしまいますから、釣った魚を調理する!!というまさにアウトドアのだいご味ともいえる体験をすることもできますね。
サイクリングコースもかなり大きく、様々なサイクルをレンタルして楽しむこともできますから、お子様から大人まで本気で楽しむことができる公園ではないでしょうか。
もちろんですがデイキャンプを楽しむためのスペースとしてキャンプ場もありますし、気軽にピクニックを楽しむための多目的広場もあります。 お子様が飽きてしまって・・・ということもないのもこの公園の良いところで、アスレチック遊具もたくさん設置されています。
お天気が良いと、ゲートブリッジはもちろん富士山、海ほたるを見ることもできるのだそうです。 都心にお住いの方にとっては丸一日、暗くなるまででも楽しむことができるこんな公園があれば、いつでも気軽にデイキャンプを楽しむことができますね!
デイキャンプ 気軽に出かけられる関東圏内のオススメスポット!
関東圏内にはたくさんのデイキャンプスポットがあります。 都心からのアクセスも楽な場所でも、十分にアウトドア気分を満喫できる素敵なスポットはありますから、いくつかのスポットをご紹介してみます。 中にはオートキャンプを含む本格的なキャンプを楽しむこともできるスポットもご紹介します。
浅間高原くるみの森キャンプ場
住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1353
電話番号:0279-84-1078
こちらは北軽井沢という立地の良さを生かした、軽井沢グルメを買い込んでのBBQなどを楽しむこともできるキャンプ場です。
しかも、管理費はたったの200円、屋根付きのバーベキュー場を利用する場合には4歳以上が800円(管理費込)となっていて、かなり良心的なお値段なのには驚きを隠せません!
オートキャンプサイトもありますが、この屋根付きバーベキュー場にはなんとテーブル、いす、バーベキュー用コンロ(炭)が備え付けになっているので、調理器具や食材さえ持っていけば気軽にデイキャンプを楽しむことができるのです。
さすがにここまで充実した設備でここまでリーズナブルな料金で楽しめるバーベキュー施設はなかなかありませんよね。 オーナーさんが手作りした、ということですがとてもしっかりと作りこまれたキャンプ場になっています。
ただし4月中旬から11月下旬までの営業、ということになっていますから、注意してください。
コテージ森林村
住所:東京都あきる野市乙津810
電話番号:042-595-2210
こちらは東京都内ですがかなり豊富な自然が楽しめるあきる野市、それでも都心から車で90分とかなり便利な立地です。秋川渓谷での川遊び、宿泊もできるということで本格的なキャンプももちろん楽しめます。
テントでの宿泊では虫が!!という方でも安心のコテージ併設の施設です。 バーベキューをする場所としては完全屋根付きのバーベキューハウスもあり、雨天でも安心してBBQを楽しむことができます。
しかも、お肉の専門店と提携してお肉がセットになったコースも提供されていますから、「夏場にお肉の持ち運びは不安・・・」という方でも安心しておいしいBBQを楽しんでいただけるでしょう。
とてもきれいな秋川渓谷の水に触れると、きっと「ここは東京都」ということを忘れてしまうのではないでしょうか。
フレンドパークむかわ
住所:山梨県北杜市武川町柳澤3506-1
電話番号:0551-26-3381
中央道でささっと都心からのアクセスも良好な山梨県からは、「フレンドパークむかわ」をご紹介したいと思います。
ここではお子様も十分に楽しめる無料のアスレチック遊具も人気なのだそうですが、須玉ICから25分という便利な立地で、果物のおいしい山梨県ならでは、みちすがら地物のフルーツを入手して、新鮮でおいしいフルーツも楽しめるアウトドア気分を味わうことができますね!
通年営業ではなく3月から11月末まで、という営業期間になっていますので注意してください。 定休日は火曜日となっていますが、GWと夏休み期間はお休みなし、ということもうれしいですね!
おいしい湧き水での調理と、森林浴、川遊び、魚のつかみ取り、スポーツや工作までも楽しむことができるキャンプ場です。 オートキャンプ場もありますから、もし宿泊でのキャンプを楽しみたい!となったときにも安心です。
無印良品カンパーニャ嬬恋
住所:群馬県吾妻郡嬬恋村干俣バラギ高原
電話番号:03-5950-3660(MUJIアウトドアネットワーク)
なんと雑貨やインテリア、食品などで昔から人気の「無印良品」が運営しているキャンプ場があるのはご存知でしょうか?
「無印良品カンパーニャ嬬恋」では浅間山や草津白根山、パラギ湖畔を一望できる最高のロケーションでデイキャンプ、本格的なキャンプを楽しむことができます。
関越道の碓氷軽井沢ICから50kmと、距離はありますが、とにかくその素晴らしい眺望は一度行くとまた行きたくなるということで人気のキャンプ場となっているようです。
釣りやカヌー、サイクリングも楽しむことができますから、釣ったばかりの魚を調理するという贅沢なBBQも楽しんでいただくこともできます。 オートキャンプエリアの料金になってしまいますが、中学生以上の大人一人が2160円、小学生は1080円とかなり良心的な料金で楽しめます。
ドッグランもあります。かなり広大なエリアにいろいろな設備があるキャンプ場で、テントやランタン、キッチン用品などのレンタルできますから、ネットから予約する際にはどんなものがレンタルできるかチェックしていただければ手軽に荷物を少なくしてもデイキャンプを楽しむこともできます。
デイキャンプにあると便利なおすすめの持ち物情報!
デイキャンプと言いつつも、休憩をしたり気軽に転がってくつろいだり、昼寝をするくらいは楽しみたいという方になら、「テント」は必須アイテムになるのではないでしょうか。
デイキャンプで使うくらいのテントであれば、虫よけができて、それなりの大きさがあるものであれば小さいお子様が一緒のデイキャンプでも十分に安心してアウトドア気分を満喫することができます。
また食事をするためには「テーブルセット」があるとより便利で快適に過ごすことができます。 折りたたみ式で気軽に持ち歩きができるテーブルセットもありますし、テーブルとチェアをそれぞれ気に入ったものをそろえるということでももちろん良いでしょう。
シンプルなものから、ちょっとおしゃれなものまで、最近はかなりデザインも豊富になっているので、選ぶのも楽しいかもしれません。 戸建て住居にお住まいの方であれば、休日にお庭やバルコニーにだしてちょっと気分を変えて食事を楽しむ、なんていうときにも使えるアイテムになります。
また、調理をする際の作業場所としてもテーブルはあるほうが良いでしょう。 テーブルとチェアが一緒になっている「ノースイーグル アルミピクニックテーブルクラシック」のような商品もありますよ。 調理をする場合に必須になるのが「コンロ」ではないでしょうか。
中にはカセットボンベをセットして使えるタイプのコンロと、お鍋やフライパン、最近はやっているダッチオーブンやスキレットを使用して調理を楽しむという方もいらっしゃいます。
ですが炭火でのBBQを・・とお考えになっているのであれば、バーベキューコンロはあると便利な商品です。 なくてもBBQを楽しむことはできますが、ご自身で火を起こす場所となるものを作り上げなくてはいけないので、ある程度限られた時間で楽しむデイキャンプにはあまりおすすめできません。
火力が強い場所での調理が多いデイキャンプですから、調理をする際に利用する道具も、普段のままですとやけどの原因になることもあります。 あると便利なものが「トング(高い火力にも耐えられるもの)」などですが「金属製」であれば安心してBBQでも利用することができます。
ナイフや金串、菜箸など、ご自身が作ろうとしているレシピに合わせて、どんな調理道具をそろえておくべきか検討してから出発するのがお勧めです。
また、サラダ油も使いますが、持ち歩くということを考えると家ほど頻繁ではないため、あまり大きすぎないペットボトルのようなプラスチック容器で、しっかりと閉めておけるタイプの容器に入ったものを用意しておくのがお勧めです。
その場で野菜を切ったり、お肉やお魚をカットするのであれば、まな板や包丁、ナイフといったものも必要ですが、「自宅でカットして持っていく」ということでも代用できます。 意外とアウトドアで調理をする際にあると便利なのが「アルミホイル」です。
色々な調理も簡単にしてくれます。
また、これは忘れてはおけないものとして「クーラーボックス」もありますね。 飲み物や、調理に必要な食材を持っていくのにも、きちんと冷やしておけるのでクーラーボックスがあればお肉やお魚を調理する場合にも安心です。
本格的な調理をする際、いくらアウトドアでもそのまま川の水で調理するのは気が乗らない・・・という方には、お水をペットボトルのものを準備する、もしくは「ウォータージャグ」を用意しておくのもおすすめです。
大きいタイプのウォータージャグを用意しておけば、簡単に洗い物もその場で済ませることもできます(その場のマナーも重要です)。 食器、カトラリーも忘れないでくださいね。 やっと調理ができたのに食べられない・・・なんていうことになってしまっては元も子もありません。
最近は使い捨てのものだけではなく、持ち歩いても割れたりすることを気にせずに済むプラスチックタイプの食器とカトラリーがセットになったものや、金属製のセットなども販売されています。
レジャーシート、蚊取り線香、除菌できるウェットティッシュ、日焼け止め、キッチンペーパーなども季節や必要性に応じて用意しておくと便利で快適なデイキャンプを楽しめます。
デイキャンプでおいしいグルメならこんなメニューもおすすめです!
せっかくデイキャンプにいくのならこんなアウトドアメニューを作ってみませんか?
アウトドアならではの豪快な料理やBBQも良いですが、最近はアウトドアでも調理の幅を広げてくれる調理器具も増えているので、様々な料理を作って楽しむことができてしまうんですよね。
また、アイディア次第でご飯ものやパンまで焼けてしまうので、今までのアウトドアメニューとはまったく違う楽しみを見つけていただくことができるのではないでしょうか。
おすすめ肉料理
①ローストチキン(柑橘類を使って漬け込み、ローストする調理なので本格的に料理をしているという感覚も味わえますが、なんといっても丸ごとの鶏を外で調理するというダイナミックさはインパクトも抜群!)
②牛肉の塩釜焼き(牛肉に限らず鶏肉でも豚バラ塊肉でもおいしい料理ですが、見た目のインパクトとパフォーマンスも楽しめる、シンプルながらもおいしい肉料理です)
③かぼちゃの肉詰め(丸ごとのかぼちゃの中にひき肉などの餡を詰めてダッチオーブンで豪快に調理!家庭用の鍋などではなかなかうまくいかなくてもダッチオーブンで簡単に作り上げることができます!)
④スペアリブのビール煮(宿泊ではないからアルコールは飲めなくても、料理で使っておいしい肉料理を仕上げることはできちゃいますよ!)
⑤トマトベーコン巻串焼き(プチトマトにベーコンを巻いたものを串に刺して焼くだけですが、女性受けもよく彩りにもおすすめの簡単な一品です!)
⑥塊肉でのステーキ!(アウトドアらしい豪快さも魅力ですがアウトドアだからこそキッチンに油が跳ねて汚れるのも気にせず豪快に調理することができますね!)
おすすめ魚料理
①サーモンの味噌マヨホイル焼き(サーモンと調味料を混ぜたソース、お好みの野菜をホイルで包んで蒸し焼きにするだけですから調理後の片付けも簡単で美味しい一品です)
②釣った魚で塩焼きを!(なんといっても釣りたての魚を塩焼きでいただくのに勝る贅沢はありませんよね!内臓を取って塩を振り串に刺して焼くだけですから調理も簡単です!)
③エビのバターガーリック焼き(ハワイの人気メニューガーリックシュリンプのような料理も、アウトドアで楽しめてしまうのでぜひやってみては?)
④贅沢に焼きガニ!(ちょっといつもとは違う贅沢を楽しもうと思うなら、豪快に炭焼きにしたカニもおすすめです!ぜひ殻が付いた脚を焼いてみてください!)
⑤ホタテのバター醤油(殻付きのホタテに醤油とバターを垂らして網の上で焼くだけですが、あたりに立ち込める香りも最高なメニューです)
おすすめのスペシャルメニュー
①パエリア(ダッチオーブンを使えばシーフードもおいしいパエリアを外で楽しむことができちゃいます!)
②上海風焼きそば(いつものソース味に飽きてしまったら、オイスターソースと醤油などで簡単にイメチェンして楽しんじゃいましょう!)
③アスパラとウインナー 卵のホイル焼き(ちょっとおしゃれに野菜もとれるメニューとして後片付けも楽々なこんなメニューはいかがですか?)
④ビーフシチュー(ダッチオーブンをせっかく買ったのなら、ぜひじっくりとおいしいビーフシチューを楽しんでみてはいかがでしょう。)
⑤アヒージョ(おしゃれなメニューでパンチのきいたおいしさ、簡単な調理で特に準備もそれほど必要なく楽しめるメニューです)
⑥パン(基本的なバターロールやちぎりパンも、ダッチオーブンとアルミホイルがあれば作れてしまいます。まさかの外で焼き立てパンなんてとても素敵ですよね!)
初心者オススメのデイキャンプまとめ
日帰りでも楽しめる、デイキャンプ。 キャンプは準備が大変と思われがちですが、このように日帰りなどと決めてしまえば道具の準備や服装も限られるために 気軽に楽しむことができます!
ぜひ、初心者の方でキャンプのハードルは高いなー。とお考えの方はデイキャンプから始めてみてはいかがでしょうか?^ ^