ユニフレーム 山ケトル700
山ケトル 700 対応 注ぎ口
トランギア ケトル0.6L TR-SN325
ダイソー メッシュバッグ
モンベル アルパインケトル 0.9L
ファイヤーサイド 1.8L エニーケトル
スノーピーク ケトル NO.1 CS-068R
コールマン ファイアープレイスケトル
焚き火で湯沸かしができるギアをご紹介
ケトルとは
ケトルは英語で「やかん」や「湯沸かし」という意味を持ちます。同様にお湯を沸かすことのできるキャンプ道具・クッカーと比較すると、ケトルは注ぎ口が付いているため安定した量のお湯を供給できるのがメリットです。
種類が豊富でおしゃれな商品も満載
ケトルには形状や容量、サイズなどの種類が多く用途に応じて選ぶことが重要です。デザインも多彩でキャンプをおしゃれに演出してくれます。以下では焚き火用ケトルの種類について解説し、おすすめ商品を容量別にして紹介します(本記事は2023年7月25日の情報をもとに作成しました)。
ケトルの種類&選び方
1.素材について
ケトルの素材には湯沸かしができる熱伝導率の高さや屋外でも長く使える強度、耐食性(さびにくさ)を備えていることが必要です。主な素材を3段階で評価した表を下に掲載しますので選ぶ際の参考にしてみてください。
素材 | 熱伝導率 | 強度 | 耐食性 |
アルミ | 〇 | △ | 〇 |
ステンレス | △ | ◎ | ◎ |
銅 | ◎ | ◎ | 〇 |
2.形状について
キャンプ用のケトルは主にやかん型とポット型、寸胴型の3種類です。やかん型は底面が広く、短時間で湯沸かしができるのが利点。スマートな外観が魅力のポット型は熱を受ける面積が小さく、なかなかお湯が沸かないこともあります。寸胴型はクッカーと似た形で料理にも使えますが、注ぎやすさなどに注意が必要です。
3.容量について
ケトルにはソロキャンパーに適した0.8L以下の小型タイプや2・3人用の0.9〜1.5Lの中型、グルキャンにも使える1.5L以上の大型商品があります。例としてコーヒー1杯分は150mL、カップ麺用は400mL程度というのを湯量の目安にし、必要なケトルのサイズを推察してみてください。
0.8L以下の小型ケトル2選
1.ユニフレーム・山ケトル700
ユニフレーム 山ケトル700
サイズ | 直径14.7cm×高さ7.1cm |
---|---|
重量 | 約163g |
山ケトルはアウトドアブランド・ユニフレームのやかん型ケトルのシリーズです。700タイプは満水容量0.7L・適正容量0.6Lと小型でソロキャンパーに向いています。収納ケース付きで4,400円ほどのリーズナブルな価格帯です。
機能・性能が高いケトル
こちらのケトルは軽量でかさばりにくいため登山用途にも適しています。底面が広く短時間でお湯を沸かせるのも便利なポイントです。また、アルミニウムの上にアルマイトコーティングを施すことにより耐久性も確保しています。
注意点&便利アイテムのご紹介
山ケトル 700 対応 注ぎ口
注ぎ口にふたはなく、直火のすすなどがケトル内に入りやすいのでご注意ください。なお上にリンクしたような山ケトル対応のドリップノズルを取り付ければ、美味しいコーヒーがつくれるだけでなく、注ぎ口が細くなり内部に異物が入りにくくなります。
2.トランギア・ケトル0.6L(TR-SN325)
トランギア ケトル0.6L TR-SN325
サイズ | φ13.5cm×H7.5cm |
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重さ | 140g |
スウェーデンのアウトドアブランド・トランギアのソロキャンパー用ケトルです。価格は3,630円ほどでレトロ感のあるかわいいデザインには定評があります。なお、アルミの無垢素材のため使用前には「シーズニング」を行い、表面を保護しておきましょう。
焚き火対策も万全
TR-SN325はふたのノブをステンレスにした焚き火仕様モデルで、ノブの切り込みにナイフなどを差し込めば簡単にふたを持ち上げられます。また、焚き火の際には持ち手のラバーチューブを外しておけば溶ける心配もありません。
100均の収納ケースもおすすめ
ダイソー メッシュバッグ
ケトルの注ぎ口は下側がやや突き出ているため、ある程度の湯量調整が可能です。なお、収納ケースは別売りとなっています。メーカー純正品もありますが、上にリンクしたダイソーの「メッシュバッグ」もフィットすると評判なので候補にしてみてください。
0.9L~1.5Lの中型ケトル2選
1.モンベル・アルパインケトル0.9L
モンベル アルパインケトル 0.9L
サイズ | Φ16.0cm×9.0cm |
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重さ | 207g |
アウトドアブランド・モンベルの人気シリーズで0.9Lサイズは2・3人のキャンプに向いています。熱伝導性が高いアルミ合金製のため、直火で素早く湯沸かしできるのが魅力です。メッシュケースも付いて2,640円ほどの手頃な価格で購入できます。
丈夫でおしゃれなデザインも魅力
ケトル本体には「ハードアナタイズド加工」という硬度と耐久性の高いコーティングが施されています。本体には汚れの目立ちにくいブラックカラーを採用し、取っ手やノブのイエローがおしゃれなアクセントになるでしょう。
便利な機能も搭載
注ぎ口の先端部は鋭利な形状に加工されているため、大きさの割に湯切れがよく水量を制御しやすいのがメリットです。また、ケトルのふたには複数の蒸気孔を設けられており、注ぎ口からの噴きこぼれを抑えてくれます。
2.スノーピーク・ケトル NO.1
スノーピーク ケトル NO.1 CS-068R
サイズ | 15ⅽm×14ⅽm×高さ9.6ⅽm |
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重さ | 290g |
スノーピーク製の満水容量0.9Lの中型ケトルです。3,300円ほどの価格帯の寸胴型商品で湯沸かしから料理にまで幅広く活用できます。取っ手は折りたたみ式のためクッカーに重ねてコンパクトに収納できるでしょう。
1台2役の便利なキャンプギア
こちらのケトルはソロキャンパーがラーメンをつくり、直接食べるのにもちょうどよいサイズです。数人分の料理やお湯がつくれる容量があるので2人以上でのキャンプにも活躍するでしょう。また、注ぎ口も備えていてお湯の供給もしやすくなっています。
機能豊富でメンテナンスもスムーズ
素材は丈夫で錆びにくいステンレス製のためメンテナンスの手間がかかりません。取っ手は2か所あり、側面の折りたたみ式の取っ手はガタが少なく安定した構造、上側の取っ手はトライポッドなどに吊り下げて使うのに便利です。
1.5L以上の大型ケトル2選
1.ファイヤーサイド・1.8L エニーケトル
ファイヤーサイド 1.8L エニーケトル
サイズ | 幅13.8ⅽm×奥行18.5ⅽm×高さ21ⅽm |
---|---|
重さ | 660g |
焚き火関連のギアを扱うファイヤーサイドの商品で満水容量1.8L、適正容量は1.0Lです。3万円前後の高級品でベテランキャンパーからも支持を得ています。高純度の銅素材は熱伝導率が高く、湯沸かしの時間を短縮できるでしょう。
デザイン性が高く家庭でも活躍
エニーケトルは本体と注ぎ口の接続にリベット加工を施すなどデザインも洗練されています。また、銅素材は使うほどに深い味わいが出てくるのも魅力です。底の直径(138mm)はカセットコンロにも対応し自宅でも気軽に活用できます。
機能が豊富で持ち運びも安心
注ぎ口はふた付きで灰などが入りにくいのが利点です。鳥のクチバシに似た鋭利な注ぎ口の形状によりお湯の量の制御もしやすいでしょう。また、真鍮製の14cmの持ち手を備えているので厚いグローブを着用しても持ちやすくなっています。
2.コールマン・ファイアープレイスケトル
コールマン ファイアープレイスケトル
サイズ | 幅13cm×奥行22cm×高さ23cm |
---|---|
重さ | 約570g |
アウトドアブランド・コールマンの容量1.6Lのケトルです。寿命が長いステンレス素材を採用した7,700円ほどのコスパの高い商品となります。細長のポット型ですが裾広がりの形状のため安定性が高く、丸みを帯びた飽きのこないデザインも魅力です。
便利な注ぎ口が特徴
ケトルの注ぎ口にはふたを備え、異物が入りにくいのが利点です。注ぐ際には水圧によりふたが自動で開く仕様のためスムーズにお湯を注げるでしょう。なお、注ぎ口の先端は細めに加工されていてコーヒーのドリップ用途にもぴったりです。
機能豊富で多彩なシーンに活躍
ケトル側面の持ち手は指にフィットする波型形状に加工されていて、滑りにくいのも特徴です。また、ケトル上面の持ち手には吊り下げ用のくぼみが設けられているため、さまざまなスタイルの焚き火に活用できるでしょう。
話題のキャンプギアで焚き火を満喫
焚き火用のケトルはキャンプでドリップコーヒーや朝食用スープなどを手軽につくれるギアです。種類も豊富にあり用途に合った商品を選ぶことができます。近年はデザインにこだわったおしゃれな商品も増えています。気になる商品がありましたらアウトドア用品店などで実際に手に取ってみてはいかがでしょうか。
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出典:unsplash.com