DOD わがやのテント L
コールマン BCクロスドーム/270
ミニマルワークス マンゴーステーションプラス
スノーピーク SDE-003RD
フィールドア フィールドキャンプドーム300
オガワ クーポラ2679
グランベーシック スペースベース オクタゴン-BJ
ウィーオ ヤクドーム550
簡単に組み立てられる大型商品をご紹介
ドームテントの特徴
ドームテントとは名前のとおり天井が半球(ドーム)型をしたテントのことです。丸みをおびた形状のため風をよく受け流し、雨がたまりにくいというメリットがあります。また、ワンポールテントのように中央部にポールが設置されていないため、スペースを活用しやすいのも魅力です。
グランピング施設にも利用されるおしゃれな形状は、キャンプ場を華やかな雰囲気にしてくれるでしょう。
選択肢が豊富
ドーム型のテントには大型商品も多く、グルキャンやファミキャンといった大人数でのキャンプに活用できます。ワンタッチで組み立てられる便利な商品や多彩なレイアウトを楽しめるものなどバリエーションも豊富です。
以下では大型ドームテントの選び方を解説し、おすすめ品を人数別にして紹介します(本記事は2023年7月4日の情報をもとにしました)。
大型ドームテントの選び方
1.サイズの目安
テント内で快適に過ごすには利用人数+1名程度が定員の商品を選びましょう。テントの定員とは横になった場合に収容できる最大の人数で、荷物の置き場などを含めるともう少し広いスペースが必要になるのが理由です。
具体的には大人2人と子供1・2人のファミリーなら5人用、それ以上の大家族なら6人用以上がおすすめ。また、大人6・7名以上でのグルキャン用には8人用以上のテントが適しています。
2.天井の高さの目安
ドームテントの高さは身長を目安にして選びます。身長以上の高さがあれば移動したり、着替えをしたりする際に無理な姿勢をとる必要がありません。例えば大人同士のグルキャンで利用する場合は、余裕をもって180cm程度の高さのあるテントを準備するのがよいでしょう。
3.耐水圧の目安
キャンプ場では急な雨に対応する必要があるため、防水加工がされた商品を選ぶのがおすすめです。水圧については並みの雨で1,000mm、強い雨は1,500mmが目安とされているため、耐水圧1,500mm以上を確保しておけば、雨天の場合にも安心してキャンプを楽しめるでしょう。
4.機能や素材もチェック
ドーム型のテントは機能や素材が多様なため購入前に確認をする必要があります。例えばキャノピー(ひさし)を備えたテントはタープのような居住空間もつくれる便利な商品です。換気用のベンチレーターや防寒のためのスカートの有無や、小物収納用のポケットの数などもチェックしておくとよいでしょう。
なお、周辺で焚き火をする場合はコットンやポリコットンといった難燃素材を選ぶのがおすすめです。
ファミキャン向けの5人用ドームテント2選
1.DOD・わがやのテントL
DOD わがやのテント L
サイズ | 幅280×奥行280×高さ156cm |
---|---|
重量 | 10.5kg |
国内のアウトドアブランド・DODが提供する大人2人・子供2人程度の家族用にぴったりのドームテントです。グランドシートも付属しすぐにキャンプ場で使えます。
インナーシートを全面メッシュに切り替えれば、単体でデイキャンプ用のサンシェードとして活用できるでしょう。価格は38,500円ほどでカラーはキャンプ場にもなじむカーキ色です。
組み立て方は簡単
こちらのドームテントのインナーはひもを引くだけのワンタッチで広げられるのが特徴です。インナーをペグで地面に止めた後に上からフライシートをかぶせ、ロープも含めてペグで固定すれば組み立てが完了します。
快適に過ごせる機能が満載
フライシートは耐水圧3000mmの防水加工が施されているたため、大雨にも耐えられます。また、インナーの素材には結露しにくく、しっかりと日差しを遮ってくれるポリコットンを採用。ランタンフックや小物用の収納を備え、靴をおける前室も設けられているので、テント内をすっきりと保てるでしょう。
2.コールマン・BCクロスドーム/270
コールマン BCクロスドーム/270
サイズ | 幅270cm×奥行270cm×高さ175cm |
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重さ | 約10kg |
コールマンのベーシックキャンプ(BC)シリーズのドームテントです。縦横とも270cmのフロアーは大人2人・子供2人のファミリーが横になっても荷物を置く余裕があります。また、高さは175cmもあるので移動時の負担もありません。価格は29,480円ほどで、グリーンとカーキのカラーはキャンプ場の緑や土の色とよく合います。
パーツが少なく設営しやすい
BCクロスドームはメインポールが2本、フロントポールが1本のシンプルなフレーム構造のため張り方も簡単です。広げたインナーのスリーブに2本のグレー色のメインポールを通し、フックで固定しましょう。次に黄色のフロントポールを両サイドのエンドピンに差して立ち上げれば骨格が完成します。
便利なキャノピー付き
ドームテントのフロントには約1mの前室用スペースが確保されています。キャノピーを跳ね上げれば、雨や日差しを除けつつゆったりと団らんができるでしょう。
耐水圧は1500mmと大雨にも耐えられる仕様です。インナーの両側にはメッシュドアを備え、夏には単体での利用も可能。ギアポケットやランタンハンガーなどの便利な機能もあります。
大家族も使える6人用ドームテント2選
1.スノーピーク・アメニティドームL
スノーピーク SDE-003RD
サイズ | 幅540 cm×奥行310 cm×高さ165cm |
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重さ | 約9.8kg |
スノーピークのロングセラーでLサイズの「SDE-003RD」は2022年のリニューアルモデルです。最大6人用のサイズがあるため、大人2人・子供3人の5人ファミリーでも余裕をもって過ごせるでしょう。
高さは165cmと抑え気味ですが、その分だけ風雨に対する抵抗が少なく安定性が高くなっています。カラーはフライシートがベージュでインナーはグレーとなっていて価格は64,900円ほどです。
色分けにより張り方が簡単
アメニティドームの設営は2人以上で行うのが基本です。テントを広げたら先端が黄色の2本のフレーム(Xフレーム)を黄色のスリーブに挿入してインナーを立ち上げます。次に緑色のフレーム(サイドフレーム)を緑色のスリーブに差し込めば枠組みが完成です。
雨に強い&便利な機能が満載
こちらのドームテントの耐水圧は最小1,800mmと、全ての箇所で大雨に耐えられる安心の仕様です。また、パネルがフロントと側面についているので出入りがスムーズにできるでしょう。なお、プロントパネルはオプションのポールを利用すれば跳ね上げてタープとしても活用できます。
2.フィールドア・フィールドキャンプドーム300
フィールドア フィールドキャンプドーム300
サイズ | 300cm×500cm×180cm |
---|---|
重さ | 7.5kg |
人気アウトブランド・フィールドアの6人用のドームテントです。縦横300cmと大人でも足を伸ばせる広さがあり、立ったままでも着替えられる175cmの高さを確保しています。
UVカット機能や遮熱性の高いシルバーコーティングが施され、耐水圧も1500mmと環境にも強いのも利点。ダークブラウンやボルドーなど4種類のカラーがあり、価格は17,200円ほどです。
シンプルで組み立てやすい
フィールドキャンプドームのポールはインナーテント用が2本、前室用が1本のシンプルな構造なので張り方も簡単です。最初に2本のポールをスリーブに通し先端をハトメに差したら、ポールをフックに掛けます。あとはフライシートと前室用のポールを追加すれば設営が終了です。
大人数でも快適に過ごせる工夫が満載
テントには2本のキャノピー用ポールが付属し、広い前室をつくれます。前後には大きめのD型のドアを備えているため大人でもスムーズに出入りできるでしょう。また、ポケットが豊富にありギアや小物の収納場所に困ることもありません。
グルキャンに適した8人用ドームテント2選
1.オガワ・クーポラ2679
オガワ クーポラ2679
サイズ | 幅570cm×奥行285cm×高さ200cm |
---|---|
重さ | 15.95kg |
老舗アウトドアブランドのオガワが2022年にリリースしたドームテントです。最大8人が就寝できる大型商品で2ルームに分かれています。インナーはホワイト、フライシートはサンドベージュをメインにしたカラーで価格は196,900円ほどです。
初心者にも設営が可能
クーポラは7本のポールを使用しますが、マニュアルに従って順番に進めれば初心者でも組み立てられます。最初にインナーの4隅をペグで固定し、2本の黄色のポールBをスリーブに通してインナーを立ちあげましょう。
次に設置したポールに直行するようにポールBを追加し、中央にポールA、左右ルームの側面に赤色のポールCを差し込むと骨組みが完成します。
自由なレイアウトを満喫
こちらのテントのフライシートは耐水圧が1800mmあり強い雨の日も安心です。インナーには遮光能力が高く風通しがよいT/C素材のため夏のデイキャンプにも重宝します。また、2つの部屋をリビングと寝室に使い分けるなど自由なレイアウトを楽しめるのも魅力です。
2.ロゴス・ グランベーシック・スペースベース・オクタゴン-BJ
グランベーシック スペースベース オクタゴン-BJ
サイズ | 幅440cm×奥行440cm×高さ215cm |
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重さ | 17.5kg |
国内の大手アウトドアブランド・ロゴスが2020年にリリースした大型ドームテントです。グランピングをイメージしたグランベーシックシリーズの一つで最大8人用の広さがあります。上品な白色で統一された半球形のおしゃれなデザインが施され価格は210,000円ほどです。
たった5分で設営が可能
こちらのテントには組み立て・撤収が素早くできるロゴス独自の「クイックシステム」を採用しています。生地とセットで折りたたまれたポールのジョイント上部を抑えながら、下部を引いてロックしましょう。サイズが大きなテントですが慣れれば約5分で組み立てできるのが魅力です。
安心&便利な機能が充実
スペースベースの台風の豪雨にも耐えられる3000mmの耐水圧を確保しています。また、「デビルブロックEX」というUVカット率80%、遮光率80%の高機能メッシュを採用しているため、夏でも快適に過ごせるでしょう。
出入り口には2本のフレームを交差させた「パネルシステム」を採用することで強度を増し、タープとして使用する際には水たまりになるのを防いでくれます。
10人超えの超大型ドームテント2選
1.ミニマルワークス・マンゴーステーションプラス
ミニマルワークス マンゴーステーションプラス
サイズ | 幅450cmx奥行450cmx高さ220cm |
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重さ | 9.75kg |
ミニマルワークスという韓国の人気アウトドアブランドの大型ドームテントです。最大10名まで利用できるおしゃれな半球型のデザインはグランピング用としてもおすすめできます。カラーはオリーブやタン、オレンジの3色から選べて、価格は275,000円ほどです。
シンプルな構造で組み立て方が簡単
ポールは長いものが2本と短いものが3本、天面の梁の役割を果たすリッジポールの合計6本の構成です。最初に長いポールとリッジポールをスリットに通し、テントを立ち上げましょう。あとは短い3本を使って補強すれば組み立ての主要部分が終了します。
防水性が高く開放的
マンゴーステーションプラスのフライシートにはポリウレタンコーティングが施されたナイロン生地が採用され、2000mmの耐水圧を確保しています。また、大きな4つのパネルを備えていて、どこからでも自由に出入りができるのも魅力です。インナーの各パネルはメッシュにも切り替えが可能でサンシェードとしても活用できます。
2.ウィーオ・ヤクドーム550
ウィーオ ヤクドーム550
サイズ | 幅550cm×奥行550cm×高さ230cm |
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重さ | 約19.5kg |
韓国の人気アウトドアブランド・ウィーオ(WIWO)が提供する大型ドームテントになります。底面は縦横550cmと最大12人の大人が寝られるサイズを確保。高さが230cmもあるためテント内の開放感も抜群です。半球形におしゃれなデザインの窓やベンチレーターを備え、259,600円ほどで販売されています。
ポールの色分けにより設営がスムーズ
組み立ての前に付属のグランドシートを敷き、その上にテントを広げておきます。4色に塗り分けられたポールを、その色に合ったスリーブに通していくという簡単な組み立て方です。最初に黒色のポール(3本)を通しハトメに差してインナーを立ち上げましょう。
次に赤(2本)・黄(2本)・シルバー(2本)の順に通し、最後にフックやペグで固定すれば設営が完了です。
オールシーズン快適に過ごせるテント
テントの生地には耐水圧2,000mmの丈夫なナイロンが採用され、大雨にも耐えられる仕様です。また、8つのメッシュウインドウを備え、その内4か所がドアになるため大人数でもスムーズな出入りができるでしょう。スカートも標準装備で冬までの全季節に活用できます。
広いスペースでゴージャスなキャンプを満喫
大型のドームテントはファミリーやグループでおしゃれなグランピング気分を満喫できる人気のアイテムです。丸みを帯びた形状は風雨への耐性が高く、天候が悪い日でも安心して過ごせるというメリットもあります。
また、シンプルな構造のため設営がしやすく、初めてのテントとしてもおすすめです。サイズやデザインも豊富にあるのでアウトドアショップなどで比較しながら選んでみてください。
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出典:pixabay.com