ドーム型テントとは
ドーム型テントは「円型の屋根」を持っている、一番オーソドックスなタイプなテントです。2本のメインポールを繋ぎ合わせ、テントのインナーに差し込みドームを持ち上げるという、単純な構造で設営が非常に簡単です。少ないパーツで素早く組み立てれるので、キャンプ場のレンタルでも主流の形です。
ドーム型テントのメリット
ドーム型テントのメリットは先述の様に、設営が簡単で時間短縮が出来る所が大きなメリットです。また、室内の広さも、ドームの高さが高いので広々と開放感があり、リラックスするのに窮屈感を感じず、満喫できます。
さらにアウトドアでは気象の激しい変化がありますが、形態が丸型なので風に強く、雨で水が溜まる心配が無い耐水性で、テントの形態の中では優れています。
ドーム型テントのサイズ
8~10人用テント
一番大きなタイプのドーム型テントです。6人位がベストで、8人でも寝転べるサイズです。高さと広さは申し分なく、兄弟の多いファミリーや2家族に最適です。「床面積420×300（㎝）」
4~6人用テント
2番目に大きいドーム型テントのサイズです。4人で広々使え、6人では少し窮屈な使用感です。高さもあり広く、男の子の兄弟がいるファミリーなどに最適なサイズです。「床面積300×300（㎝）」
4~5人用テント
3番目のサイズのドーム型テントです。高さは充分ですが、広さが若干狭く、4人がベストなテントで、1ファミリー向けです。「床面積270×270（㎝）」
2~3人用テント
3人で丁度寝転がれる広さのテントです。トレッキングなどで3名で寝るだけなら適してますが、ゆっくりとキャンプを目的とするなら2名がベストです。「床面積210×180（㎝）」
1~2人用テント
長手が2.1mで幅が1.3mなので、セミダブルの布団の広さのテントです。かなり仲のいいカップルや友達でない限り、2人のキャンプは厳しいです。1人のキャンプでは最適な、広さと収納性のテントです。また、一人用はツーリング用が多く販売されています。「床面積210×130（㎝）」
ドーム型テントの選び方
サイズに関しては前述の通りですが、その他でのドームテントの選び方で重要な物は耐水性です。安いノンブランドの物では雨を凌ぐ事も大変な「耐水圧未記載」というのもあります。
これでは強い雨は防げずに、大変な目にあってしまいますので、最低でも「耐水圧1,000㎜」以上の物を選びましょう。多少価格が高くても有名なアウトドアブランドや、アウトドアショップに取り扱いがあるブランドの物をおすすめします。
修理やパーツ交換の時にノーブランドだと困る事が多く、永く使う事を考えるのであれば、コールマンやモンベル等の、常にショップに取り扱いがあるブランドがおすすめです。
【8人用】おすすめのドームテント3選
①コールマン レッドキャニオン
【製品規格】「展開時/床サイズ：5.18m×3.05m」「高さ1.83m」「収納サイズ：64.8 x 25.4 x 22.9 cm」「重量：11.4kg」
アウトドアブランドで最もメジャーなブランド「コールマン」のドーム型テントで最大のサイズのテントです。付属品の仕切りを使えば最大3部屋を組み立てる事が出来、プライベート空間がテント内に誕生します。
耐水性はコールマン独自の「ウェザーテックシステム」を採用し耐水性が高く、透湿性も優れています。また、前室も広く、荷物や椅子を置いてくつろげます。2家族や、大人数名のキャンプで最適な、大型の広いドーム型テントです。
②コールマン モンタナ
【製品規格】「展開時/床サイズ：4.88m×2.13m」「高さ1.88m」「収納サイズ：67 x 23 x 23 cm」「重量：10.9kg」
コールマンの長方形の大型ドーム型テントです。長手側に大きな出入り口と前室があり、日差しの下で椅子を置いてくつろげます。
大きなメッシュベントのお陰で通気性は抜群で、大雨でも耐水圧性の高さで問題にしません。大勢でのキャンプに活躍する、コールマンの広い大型のおすすめのテントです。
③モンベル テント ムーンライトテント 9型
【製品規格】「展開時/床サイズ：3.35m×2.64m」「高さ1.95m」「収納サイズ：66 x 28 x 28 cm」「重量：11.0kg」「耐水圧：2000㎜」
日本が世界に誇るアウトドアブランド「モンベル」の定番モデルの大型サイズ「ムーンライト9型」です。その名の通り、月明りでも設営できる簡単な作りと、雨の多い日本の気候に合わせた耐水性、通気性に定評があります。
大型の広い前室では沢山の荷物が収納出来、椅子を置いてくつろぐ事も出来ます。日本のおすすめブランドの大型テントです。
【4~6人用】おすすめのドームテント5選
①スノーピーク アメニティドーム
【製品規格】「展開時/床サイズ：5.4m×3.1m」「高さ1.65m」「収納サイズ：74x23x27cm」「重量：9.8kg」「耐水圧：1800㎜」
日本のオートキャンプのけん引役のメーカー「スノーピーク」のアメニティドーム6人用です。前室が大きく、魅力の製品で、前室の下にサマーベット等を設置し、昼寝も楽しめます。高さを若干下げた作りのドームは風の影響を避け、耐久性を上げる設計になっています。
耐水圧も評価が高く、オプションのメッシュシェルターを接続すれば広大な居住スペースを確保できます。日本製の快適な居住性が特徴の、おすすめな大型テントです。
②ロゴス ROSY エントレ2ルームドーム
【製品規格】「展開時/床サイズ：5.25m×2.7m」「高さ1.45m」「収納サイズ：72x20x20cm」「重量：7.8kg」「耐水圧：1,000㎜・外張りフライシート」
バーベキュー用品などのアウトドア用品でお馴染みの「LOGOS」のドームテントです。広い前室のドアをタープとして使え、広大なプライベート空間を生み出す前室が特徴的な、大型テントです。価格も比較的お手頃で、オートキャンプなどに最適な大型ドームテントです。
③クイックキャンプ ダブルウォールドームテント
【製品規格】「展開時/幅270cm×奥行220＋70cm」「高さ140cm」「収納サイズ：幅87×奥行21cm×高さ21cm」「重量：5.7kg」「耐水圧：3000㎜」
大型サイズでも秒速設営、寒い季節も安心本格ダブルウォール仕様のドームテントとなっています。ファミリーでもゆったり快適に過ごせるサイズで、テント上下のベンチレーションで空気を循環可能。
雨でも安心耐水圧2000mmをしっかりと完備しています。おしゃれなキャンプサイトにも馴染むカラーのフライシートです。説明書には設営動画を確認できるQRコードが記載されているので、もしもの時も安心となります。
④キャプテンスタッグ ドームテント
【製品規格】「展開時/270×430×H184cm」「収納サイズ：62×21×22cm」「重量：6.8kg」「耐水圧：1,000㎜」
270cm×430cmのスペースを確保できるキャンプ用ドームテントです。ポールカラーを分けることで組み立てやすい仕様になっています。ポケット付きのインナーテントは、天井部にメッシュを配し通気性を確保可能。
出入口にはプライバシーを守るノーシームメッシュを採用しているため、常にドライな状態を保つことができます。紫外線を95%カットする生地を使用しているのもポイントです。
⑤コールマン ウェザーマスター(R)ワイド2ルーム コクーンⅡ
【製品規格】「展開時/床サイズ：360×240㎝」「高さ1.95m」「収納サイズ：非公開」「重量：30kg」「耐水圧：3,000㎜」
テントスペースとリビングを併せ持つ、ラグジュアリーモデルです。雨でも防水のクリアウインドウで、ゆったりと過ごせます。
インナーテントを取り外せば10人でゆったり楽しめるスクリーンハウスとして、食事などを快適に楽しめる、広い前室、リビング付きのラグジュアリー大型ドームテントです。
【4~5人用】おすすめのドームテント5選
①DOD ザ・テントL
【製品規格】「展開時/W310×D510×H205cm」「収納サイズ：W62×D27×H27cm」「重量：12.2kg」「耐水圧：2000mm」
こちらのドームテントは、シンプル設計のクロスフレーム構造となっています。テント内を立って歩けるくらいの高いテントで、雨にも強い耐水圧を備えているのがポイントです。
また、ゆったりとくつろげる広いリビングスペースを確保でき、日陰面積を増やすキャノピードアを備えています。出入口は出入りが簡単な前後D型ドアを搭載。フルメッシュなので、夏も涼しく過ごすことが可能です。
②キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5
【製品規格】「展開時/床サイズ：2.75m×4.35m」「高さ1.65m」「収納サイズ：66x23.5x23.5cm」「重量：12.8kg」「耐水圧：1000㎜」
日本のブランド「キャンパーズコレクション」はアウトドアの楽しみ方を模索する、新しい日本のブランドです。プロモキャノピーテント5は、快適にキャンプを楽しみたい初心者に最適なモデル。
広い前室ではテーブルを置いて、4～5名で食事を楽しめる広々空間が魅力です。コスパのよさも◎
③オガワ テント ティエラ5-EX
【製品規格】「展開時/床サイズ：3.0m×2.2m」「高さ1.95m」「収納サイズ：76x40x40cm」「重量：幕体約14.2kg、ポール約6.5kg」「耐水圧：1800㎜」
キャンプのベテランに人気の高い、「ogawa」のリビング付きのラグジュアリーテントです。リビング（前室）と寝室が一体型のドームで、他社と比較すると広いリビング（前室）と高さが魅力的なテントです。通気性、耐水性もレベルが高い、ベテランキャンパーも納得する、おすすめのテントです。
④オガワ ピスタ5
【製品規格】「展開時/床サイズ：2.7m×2.7m」「高さ1.80m」「収納サイズ：80x23x23cm」「重量：幕体約5.5kg、ポール:約2.5kg」「耐水圧：1500㎜」
ベテランキャンパーに評価の高い「ogawaキャンパル」の2基目のご紹介です。「ティエラ5-EX」と比較しシンプルな作りの「ピスタ5」は設営、撤収が簡易で軽量です。これからオートキャンプをという方に最適な、居室空間の広いベーシックなドームテントです。
⑤モダンデコ ワンタッチ ドーム型
【製品規格】「展開時/床サイズ：幅300×奥行き260」「高さ1.60m」「重量：約5.5kg」「耐水圧：1400㎜」
こちらのドームテントは、風と錆びに強いフレームを採用。フレームにはグラスファイバーを使用しています。弾力性があり、風に強く錆びにくいという特性も。入り口や窓のスクリーンを下ろせばフルクローズ可能。
外からの視線を遮り、雨風の侵入を防ぎます。入り口や窓、ベンチレーションは通気性に優れたメッシュ生地付き。虫の侵入を防ぐ防蚊加工を施し、虫の多い季節でも安心となります。
【2~3人用】おすすめのドームテント5選
①スノーピーク テント アメニティドーム
【製品規格】「展開時/床サイズ：3.55m×2.3m」「高さ1.20m」「収納サイズ：58x18x23cm」「重量：幕体約5.0kg」「耐水圧：1800㎜」
スノーピークの定番商品「アメニティードーム」の3人用のドーム型テントです。前室が大きいので、室内空間は比較的広い印象で、ゆったりとキャンプを楽しめます。カップルや3人家族に最適な広さの、コスパにも優れたドーム型テントです。
②キャプテンスタッグ クレセントドームテント
【製品規格】「展開時/高さ130cmx横200cmx縦200cm」「収納サイズ：58x18x23cm」「重量：2.5kg」
こちらのドームテントは、コンパクト収納ながら3人までの使用が可能です。基本的なX型のポール構造を採用し、ポールを2本しか使用しなくて済むため、重量は軽く、収納はコンパクトとなります。
また、雨の多い日本の気候を考え、フライはテント全体をすっぽり被うフルフライ仕様です。簡単組立仕様となっているため、アウトドア初心者にもぴったり。簡単に組み立てることが可能となります。。
③GeerTop ツーリングドーム
【製品規格】「展開時/床サイズ：100×200cm」「重量：幕体約3kg」「耐水圧：2000㎜」
こちらのドームテントは、ポールで前室タープを持ち上げて簡易なオープンルーフができます。優れた日除け効果を持ち、テント全体をPU2000mm防水コーディングしているため、普通の雨であれば対応可能です。
インナー窓は二重層設計。トグルで布をキレイに収納できる。メッシュ状態で虫除けと通気効果を両立しています。持ち運び用にテントをコンパクトなサイズにすばやく収納できる袋が付属しているのもポイントです。
④Husky Fighter
【製品規格】「展開時/230×380×130cm」「収納サイズ：56×19cm」「重量：約4.5kg」「耐水圧：6000mm」
こちらのドームテントは、1997年にチェコのプラハで設立されたアウトドアメーカー、Huskyの製品です。Husky社のテント、寝袋はNGO団体、ヨーロッパの軍隊で使用されています。真夏の強い日差しをしっかりカットできるので、夏に最適。
また、上部にはベンチレーターが搭載されており、常に換気ができます。前後の入り口にはメッシュを採用。ゆったりと利用したい場合は、2人までがおすすめです。
⑤スノーピーク テント タシーク TP-640
【製品規格】「展開時/床サイズ：2.7m×1.5m」「高さ1.6m」「収納サイズ：75x30x35cm」「重量：17kg」「耐水圧：1800㎜」
スノーピークのラグジュアリー感の高い、リビング付きの2ルームシェルタードームテントで、インナーテントは取り外し可能です。防水性、透湿性が高く快適にキャンプを楽しめます。アウトドアで贅沢なひとときを過ごしたい方に、是非おすすめの高級ドームテントです。
【1~2人用】おすすめのドームテント3選
①コールマン ツーリングドームST
【製品規格】「展開時/床サイズ：2.1m×1.2m」「高さ1.0m」「収納サイズ：54x23x23cm」「重量：4.4kg」「耐水圧：1500㎜」
安心のアウトドアのメージャーブランド「コールマン」のツーリングに最適なテントです。テントは前室が高く開放的で、ツーリングの疲れを癒すのに最適な構造の、人気のおすすめテントです。
②モンベル クロノスドーム1型
【製品規格】「展開時/長さ220cm×幅100cm×高さ105cm」「収納サイズ：16×16×33cm」「重量：約1950g」「耐水圧：2000mm」
こちらのドームテントは、ポールを直角に交差させるという独自のバーティカル・クロス・システムを採用しています。広い居住空間を可能にした3シーズン対応のテントです。
ショックコードでポールとソケットが一体となっているので素早い設営が可能。抜群の通気性も備えるので、ツーリングやトレッキング、バックパッキングなどにも幅広く使えます。本体用、ポール用、ペグ用のスタッフバッグが付属するのもポイントです。
③PYKES PEAK ツーリングドームテント
【製品規格】「展開時/約205×(50+120+50)×128(cm)」「収納サイズ：約16×16×44(cm)」「重量：2.3kg」「耐水圧：2000mm」
こちらのドームテントは、自然に溶け込む5つのカラーを用意しています。キャンプの醍醐味である大自然との触れ合いを意識し、植物や大地のイメージしたナチュラルカラーを採用。
生地には耐久性に優れた190Tのポリエステルを使用しており、裏面には遮光性を高めるシルバーコーティングが施されています。日焼けの原因となる紫外線を99％カットし、紫外線遮蔽率はUPF50+です。
まとめ
今回はドーム型のテントをサイズ別にて、20選ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。今回ご紹介した以外でも良い商品や、ノンブランドで大変コスパに優れた物等もあります。
それ程ドーム型のテントは広い開放的な室内空間、比較的簡単な設営、アフターパーツとの組み合わせの、多様性の魅力に溢れた人気の商品で、たった今も魅力に溢れた商品が開発されています。
また、キャンプは厳冬期以外、いつ行っても四季と大自然を一番身近に感じ、楽しめるアクティビティです。皆さんも今からテントを探して春からキャンプデビューというのはいかがでしょうか？とお勧めしたくなる、魅力のラインナップでした！
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