アウトドア事務所を作る!
「通勤時間を削減するために、職場の近くにセカンドハウス兼事務所を借りよう!」と検討しました。「どうせならアウトドアライターらしく、キャンプギアばかりに囲まれたスペースを作ろう」とアイデアを実行しています。
前回は引越しについてご紹介しました。気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。
アウトドア事務所作り④引越し
前回は、アウトドア事務所のインテリア選びについてご紹介しました。アウトドアギアを中心にした引越しは自家用車・自分1人で簡単にできました。この...
間取りと実際のレイアウト
生活スペースは洋室5帖に限られており、とても狭いです。しかし、起床してパソコンに向かい、出社し、眠る分には不自由していません。
全体的な配置はこのようにしています。
部屋へ入って左手に作業スペース、右へ就寝スペース、手前にリビングとしました。それぞれの使用感などをご紹介します。
①快適に仕事ができる「作業スペース」
作業スペースにはキッチンラックとフォールディングテーブル、ハンモックチェアを配置しています。キッチンラックは少し高さがあるため、ディスプレイとサブPCを配置。作業はフォールディングテーブルにて行います。
また、キッチンラックにはサイドポケット・テーブル下に棚が備え付けられており、書類やケーブル類をスッキリと収納可能です。
②アウトドア感を味わえる「リビングスペース」
リビングスペースには、パネルテーブルと普段からアウトドアで使用している「スゴイッス」を配置しています。食事などの日常利用はもちろんですが、背景に何もないためオンラインミーティングはこちらで対応することがほとんどです。
また、ランタンを照明として設置しており「スゴイッス」に座りながら眺めていると、室内でもアウトドア気分を味わえます。
③メンテナンスが簡単な「ベッドスペース」
ベッドスペースには、ローコットとシュラフを配置。自宅でもこちらのコットをベッドとして使用していたため、違和感なく就寝できています。また、寒さ対策として封筒型のサマーシュラフをコットの上に敷くと熱を逃さずに温かさを維持可能です。
さらに、メンテナンスも簡単。一般的なベッドであれば持ち上げるのに苦労しますが、コットであれば片手で持ち上げて掃除できます。立てかけておき、シュラフを干しながらスペースを広げることも可能です。
アウトドア事務所で生活した感想
自分だけというのもありますが、何不自由なく生活できています。キャンプギアの使い勝手のよさや収納性の高さ、拡張性に優れていることなどは日常生活でも大きなメリットです。
通勤時間を減らすことを目的にこの生活を始めました。おおよそ自分が考えている通りにできています。この連載を通じてお伝えしたいのは以下の3点です。
1.通勤時間を減らせば楽になる
2.ひとりで仕事できる場所を持った方がいい
3.キャンプギアに囲まれた暮らしは最高!
それぞれ解説します。
①通勤時間を減らせば楽になる
これまで往復2時間弱かかっていた通勤が、今では往復10分で済みます。浮いた時間に仕事をしたり、運動したりと充実した時間を満喫しているため、ストレスがありません。
また、会社員をしながら自分の仕事をしているため、休日を作業に充てることが当たり前でした。しかし、ウィークデイにタスクをこなせる時間を確保できており、休みに家族と過ごす・キャンプに出かけるなどのゆとりある生活を実現できています。
②ひとりで仕事できる場所を持った方がいい
自宅の一室を作業スペースにしていましたが、子どもたちの大きな声が聞こえてくることがよくありました。また、逆にオンラインで話している声をうるさく感じさせてしまっていたかもしれません。
事務所兼住居を作ったことにより、これらのストレスから解放されました。もちろん賃貸住宅なので、お隣さんや階下に住んでいる方への配慮は欠かせませんが、同じ住居内で過ごす人へ気を遣うよりもはるかに楽です。
コワーキングスペースを契約する・駐車場を月極で借りるなども検討しましたが、アウトドア事務所を作って正解だったと思います。
③キャンプギアに囲まれた暮らしは最高!
アウトドアギアに囲まれた生活は、自分の理想のひとつでした。これは自分の好みなので、共感を得られるかはわかりません。
しかし、テーブルやチェアなどひとつでもアウトドアギアを取り入れると、毎日がワクワクしたり落ち着いた気分になったりと自然のなかで過ごしている感覚を味わえます。
キャンプ経験がない人でも、気に入ったアウトドアアイテムがある生活はおすすめです。
アウトドア事務所は毎日を楽しくさせてくれる!
時間を生み出すために考え始めた「アウトドア事務所」ですが、毎日の生活にアウトドアを感じられることからストレスが減り、新しいことに挑戦する余裕が生まれました。
現状、今のレイアウトが過ごしやすいと感じていますが、一般的な家具よりも軽くて取り扱いやすいため、模様替えも簡単にできます。
日常生活にアウトドア気分を味わいたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
アウトドアが気になる方はこちらもチェック!
当サイトでは、アウトドア事務所作り⑤レイアウト以外にもアウトドアに関することを取り扱った記事がたくさん掲載されています。気になる方はチェックしてみてください。
出典:ライター撮影