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スキレットでパン作り!オーブンなしでOK、キャンプやBBQに◎のレシピも!

パンを作る時にはオーブンを使用して焼き上げることが多いです。しかし、スキレットを使うとオーブンを使用せず焼き上げる方法があります。今回はスキレットを使用してパンを焼き上げる方法と共にパン生地のレシピを合わせてご紹介します。
2022年12月23日
揚げ餅
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アウトドアでも料理はこだわりたい

外で食べる料理はおいしい

Photo bySilberfuchs

キャンプやお花見など外で食べる料理は普段から食べているごく一般的な料理でもおいしく感じられます。また、食べ物ではなくビールなどお酒からソフトドリンクなどの飲み物も格別に感じます。さらに、BBQや燻製料理などアウトドアだからこそできる料理も豊富にあります。そのため、アウトドアで料理をこだわりたい方も多いでしょう。

家とアウトドアでは勝手が違う

キャンプやBBQなどのアウトドアでは冷凍したり冷蔵したりできません。また、電源付きサイト以外では基本的に家電が使えません。そのため、ブレンダーやハンドミキサーなどが使えなくなるため作業量が大きく異なります。

このように本格的な料理は時間がかかったり難しい場合もあるため、キャンプ初心者の方は徐々に難しい料理に挑戦するといいでしょう。

スキレットとは

鉄製のフライパン

Photo byjosephvm

スキレットとはアルミやステンレスではなく肉厚の鉄でできた鋳物のフライパンです。鉄製フライパンというと中華鍋を想像する方もいるかもしれませんが、スキレットは中華鍋のように深さはありません。一般的なフライパンと形状は変わらず炒めものに向いてます。

スキレットには、素材を肉厚の鉄にすることで食材に熱が均一に通りおいしく料理できる点、きちんとメンテナンスをすると末永く使える点など魅力が豊富なアイテムです。

蓋をすることでよりおいしい料理が作れる

スキレットは本体だけではなく蓋も非常に重要になる調理器具です。スキレットの蓋も本体同様に鉄でできており重たく食材に圧力がかかるようになっています。そのため、蓋をすることで圧力鍋のように食材に火が通り柔らかくおいしく仕上がります。

また、蓋も肉厚の鋳物ということで蓋の上からも熱を通すこともできるため、通常の鍋ではできない調理方法も可能です。例えば蓋の上に炭を置いて下からも上からも熱を加えて調理することもできます。

カバーの用意を忘れずに

スキレットは鋳物のためハンドル部分も鉄でできています。そのままだとハンドルを持つことができなくなるため、カバーを用意しておくといいでしょう。スキレットのカバーは別売になっているものが多いため注意してください。

パン作りに最低限必要な道具について

ボウル類

Photo byAjale

小麦粉や塩、砂糖やドライイーストなどの粉類を混ぜる時、生地そのものをこねる時などに使う道具です。作る量によりますが、小さいものよりも大きいボールがこねやすいためおすすめです。また、キャンプ場で生地から作る場合は袋などで代用することもできます。ホームベーカリーを使用する場合はなくても問題ありません。

スケール・計量カップ・計量スプーン

Photo by22594

材料をきちんと測る時に使用する道具類のため、家で作る場合でもキャンプ場やBBQ場でつ作るときでも必要な道具です。粉類はスケールを使い、量の多い水はカップを使用します。少量の粉類や液体は計量スプーンを使うといいでしょう。

2つのスキレット

オーブンなしでコンロや直火で焼く場合はどうしてもスキレットが2枚必要になります。片方のスキレットを蓋として使い、パンを両面焼く時に蓋のスキレットごと一緒にひっくり返して焼いていく方法が一般的です。コンロや直火ではなくオーブンを使う場合は1つスキレットがあれば大丈夫です。

スキレットで作れるちぎりパンをご紹介

事前に準備しておくと簡単

Photo byhadevora

パン作りで欠かせないのは小麦やドライイーストなどの粉類の計量です。分量を間違えるとうまく膨らまない恐れもあるためキャンプでパンを作るときは事前に分量を計っておき小分けして置きましょう。また、事前にパン生地を作っておき冷凍したものを使う方法もおすすめです。

一次発酵までの生地の作り方

強力粉(はるゆたかブレンド) 100g
塩 1.7g(ふたつまみ)
砂糖 5g(小さじ1)
牛乳 43g
水 25g
バター 5g
インスタントドライイースト 2g

パン生地の作り方はボウルにバター以外の材料を入れてある程度こねていきましょう。ボウルに材料を入れるときはドライイーストと塩は離した位置に入れ、砂糖はドライイーストの隣に入れるようにするというのが基本とされています。塩をイーストの近くに置くとイースト菌が死滅する可能性があります。

ある程度こねてまとまってきたらバターを入れて再度捏ねていき、30℃程度の場所で生地が倍の大きさになるまで発酵させましょう。

二次発酵と焼き方について

スキレットに油を塗り、一次発酵が終わった生地を適当な大きさにしてスキレットに置いていき再び発酵させていきます。気温や湿度などさまざまな条件で発酵時間は変わりますが二次発酵は30分を目安にするといいでしょう。焼き方はスキレットに生地をいれたまま弱火で5分程度を目安に両面焼いていくとちぎりパンの完成です。

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ちぎりパンをアレンジした作り方をご紹介

チーズでおいしくアレンジ


材料 (スキレット15cm・1つ分)
強力粉100g
砂糖10g
スキムミルク5g
バター10g
塩小さじ1/4
水60cc
ドライイースト2g

 ディップ(具材)
とろけるチーズ50g
ベーコン20g
乾燥バジル少々
粉チーズ(パルメザン)大さじ1
油(スキレット用)少々

このレシピはちぎりパンにチーズを混ぜ込むのではなく、焼き方を変えてチーズフォンデュのようにパンが食べられる作り方です。

作り方はスキレットに生地を入れて発酵させる時に中央部分にココット型などを入れておき、ドーナツのように空洞ができるようにします。発酵が終わったらココット型を取り出し、空洞部分にチーズやベーコンを入れて最後に粉チーズを振りかけてから焼き上げていくだけのため簡単に作れます。

オーブンなしの場合は蓋を活用

レシピではオーブンを使用しているためキャンプなどのアウトドアやオーブンがない場合は蓋の上に少量の炭を置いたり、ある程度下側が焼けたら焚き火台の下に置くようにして上からも熱していきます。

また、スキレットを2枚使用してひっくり返しても大丈夫ですが、チーズがこぼれないように一気にひっくり返すようにしましょう。直火でもコンロでも基本的に弱火で様子を見ながら焼かないと、簡単に焦げるため注意してください。
 

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スキレットでできるピザのレシピのご紹介

基本のピザ生地

Photo byHardyKlossek

材料 (2枚分)
強力粉150g
砂糖大さじ2分の1
塩小さじ2分の1
オリーブオイル小さじ1
☆ドライイースト小さじ1
☆ぬるま湯90CC

ピザ生地の作り方は、パンと似ており材料を全て入れてこねるだけです。また、ピザ生地は薄く伸ばすためきれいにこねなくてもある程度ひとまとまりになるだけも大丈夫です。そのため、こねる工程が少なく初心者でも作りやすい料理です。さらに、イーストとぬるま湯を合わせておくとより簡単に生地が作れるようになります。

後からぬるま湯を入れる場合は砂糖をイーストの隣に置き塩は離して入れます。

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スキレットでの焼き方について

Photo bykeram

材料 (2、3人分)
ピザ生地(ID3747090)1枚分
とろけるチーズ大さじ4位
ケチャップ大さじ2〜3
お好みの具材適量

上記で作ったピザ生地にケチャップまたはピザソースを塗り、お好みの具材、チーズを生地に載せていきましょう。後はガスコンロでも直火でもいいので弱火で短時間焼いていき、家庭で作る場合は魚焼きグリルで焼けばピザの完成です。アウトドアの場合は蓋をしてその上に炭を載せて短時間だけ加熱すると表面にもきちんと焦げ目が付きます。

ガスバーナーで炙ってもいいですが、直接炙ると具材やチーズが焦げやすい点に注意しましょう。

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パン作りの注意点

パンを作る時の火加減について


Photo bypride1979

オーブンを使わず、パンを焼く場合は蓋やスキレットをもう一つ活用して上手に両面焼くというのがポイントになります。そのため、生地自体のつくくり方はオーブンで焼くパンと変わりません。また、直火やガスコンロとオーブンでは加熱時間、火力が大きく異なるため弱火で短時間焼くことで焦げ付きを抑えられます。

スキレットのシーズニングを忘れないように

シーズニングとは、スキレットの表面を油でコーティングして錆の予防や鉄臭さを軽減するための作業です。パンを作るときもシーズニングしていないと生地がこびりついたり臭いが移る可能性があります。

シーズニングのやり方はスキレットを洗剤でよく洗い、直火で水分を飛ばした後に食用油をスキレット全体に塗り煙が出るまで再度加熱しましょう。油を塗っては加熱を3回ほど繰り返し、最後に野菜くずを炒め完成です。

クッキングシートについて

クッキングシートを敷くと加熱しすぎてもきれいにパン生地が剥がせるようになります。そのためスキレットでパンを作る時に非常に有効的な方法となりますが、クッキングシートは燃えやすい素材です。そのため、ガスコンロでも直火でもスキレットからクッキングシートがはみださないように注意しましょう。

アウトドアでも多彩な料理を楽しめる!

Photo byCouleur

アウトドアで料理をするときは下準備をしておくことでやりやすくなります。パンを焼く場合も事前に粉類を計量しておいたり、生地を作っておくと簡単にできます。

オーブンがなくても蓋やスキレットを活用してすることでパンが焼けます。このようにスキレットを使用すると、アウトドアでもパンが作れるようになるためよかったら挑戦してみてください。
 

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