ロッジ ロジック スキレット 61/2インチ
ニトリスキレット鍋 19cm(スキレットナベ 19cm)
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) スキレット 16cm
ロゴス(LOGOS) 取っ手がとれるスキレットM
シーズニングとは
シーズニングという言葉を聞いたことがありますか?アウトドアやキャンプが好きな方、料理をされている方はすぐにピンとくるかもしれませんが、シーズニングとは簡単な言葉にすると鉄鍋のお手入れ方法である鍋の油ならし作業のことです。鉄鍋を錆びらせることなくきちんとお手入れしていれば、美味しい料理が作れます。お手入れをさぼって錆びた鍋で作る料理はおすすめできません。今回はシーズニング(油ならし)についてご紹介していきます。
お手入れを繰り返すことが大事
繰り返すお手入れでスキレットが出来上がっていきます。食用油を塗って鍋に油をなじませることで油の酸化膜を作りスキレットが錆びることを防ぎます。料理の後のシーズニングがどうしてもできない人は、揚げ物をする時に使うなどで代用できますが、基本的には使い終わったら水につけて長く放置したりせず、お湯か水でブラシを使って汚れを落とし、必要であればくず野菜を炒めて臭いを取ったり、洗剤を使って軽く洗い落とし、乾かし、油を塗って酸化を防ぐことが大切です。
スキレットについて
シーズニング(油ならし)が必要な鉄鍋と聞いてまず最初に思いつくのがダッチオーブンという方も多いでしょう。他にもプロの料理人が使う鉄の鍋やフライパンも同様にシーズニングが必要になります。今回はその中でもスキレットに焦点をあてて、スキレットのシーズニングについてお手入れ方法をご紹介していきます。
スキレットとは
スキレットとは鋳鉄製で柄の持ち手のついた鉄のフライパン鍋のことです。通常のフライパンよりも厚みと重さがあり、ダッチオーブン程の深さはありませんが、素材が厚い鉄の鋳鉄製のため火にかけると食材に均等に熱がじっくり加わることと、熱された厚い鉄スキレットは熱が冷めにくいので、ステーキはハンバーグ、パンケーキ、オムレツ、オーブン料理など料理を美味しく作ることができ、様々な料理のジャンルで活躍できる便利な鍋です。
スキレットの人気メーカー
有名どころのスキレットのメーカーは「LODGE(ロッジ)」「ル・クルーゼ」100円均一や「ニトリ」などでもスキレットを販売していて「100スキ」「ニトスキ」と呼ばれる程スキレットは人気のある鍋です。「「LODGE(ロッジ)」のスキレット鍋は最初のシーズニングがいらないのでお手入れがめんどくさい!という人にはおすすめですが、スキレットを使った後のお手入れは忘れずに行いましょう!
食卓に熱々のまま出せる
テーブルに鍋敷きを敷けば、ステーキやハンバーグ、アヒージョだってそのままお店の様にアツアツの状態で食べることができるところがスキレットのおしゃれな魅力です。SNS映え、インスタ映えにも最適です!
コンロの魚焼きグリルでも使える
最近はコンロもガスコンロだけでなくIHコンロが普及、進化しており、様々なグリル機能が搭載されている製品もあります。鋳鉄製でできたスキレットはグリル機能での料理にも最適で、直火で使う方法だけでなく、小さなサイズのスキレットを魚焼きのグリルで料理する方法もおすすめです。今までになかった一品料理がグリルに入れてボタンを押すだけでできてしまうので、是非チャレンジしてみて下さい。
食器としても見映えが良く美味しく見える
スキレットは調理器具としてだけでなく、食器としてもとても万能で使えるアイテムなので、どんな料理を乗せてもキャンプ料理や、オーブン料理に見えるので、インスタグラム映えも良くSNSで多くの人が写真をアップしています。和食から洋食まで見事に使えるスキレットは素晴らしいアイテムです。
スキレットの種類
スキレットには、鍋の大きさだけでなく、熱源が直火、コンロ、IHなどに対応しているものあります。鍋の素材から深さ、大きさ、取っ手の長さはメーカーによって異なります。またフタがセットになっていたり、フタは別売りのメーカーもありますが、もし可能であるならばフタがあるとさらに料理の幅が広がります。
おすすめのスキレット1
スキレットのお手入れ方法の前におすすめのスキレットをご紹介していきます。メーカーによって形や大きさ、重さがそれぞれ違います。オーブンに入れて料理をする場合は大きさや柄の長さを考えて購入しましょう。
LODGE(ロッジ) スキレット
ロッジ ロジック スキレット 61/2インチ
重量 : 1000g 直火・IHクッキングヒーター可
スキレットの上に目玉焼きのマーク、どこかで見たことはありませんか?ロッジのスキレットは王道のアイテムです。LODGE(ロッジ)は創業120年以上の歴史のある調理器具のメーカーで、アウトドアではもちろん、高級レストランから一般家庭まで、世界中の人たちに愛されているスキレット鍋です。6 1/2インチは1人用の少し小さなサイズのスキレットですが、お皿としても大活躍できます。
LODGE(ロッジ)のスキレットは最初のシーズニングは必要ありません
LODGE(ロッジ)のスキレット製品は、工場で既に大豆油を使ってシーズニングを行っているので、最初に使う時はお湯で洗うだけで、すぐに料理に入ることができます。最初のシーズニングは必要ありません。使用している油は植物性の大豆油で人体に安全なものを使用しています。
おすすめのスキレット2
ニトリスキレット鍋
ニトリスキレット鍋 19cm(スキレットナベ 19cm)
重量: 約1.33kg ニトリ公式通販
人気のニトリの万能スキレット通称「ニトスキ」です。ニトリのスキレットは電子レンジはしようできませんが、直火で使っても、オーブンの中や食洗機の中に入れても大丈夫なので、ガンガン使っても大丈夫なアイテムです。IH調理器については、可能な場合と不可の場合があります。ニトリのスキレットは値段がお手頃価格であることも人気の理由です。
ニトスキ
ニトリのスキレット「ニトスキ」はインスタグラムでも注目度が高く、ニトスキを使ったおしゃれな料理がたくさんアップされています。料理の参考にも、スキレットの使用方法としてもとても参考になります。スキレットは錆びやすいので、この価格ならボロくなったら買い替えればと思う方もいると思いますが、愛着を持って長く使うためにも最初のシーズニングを忘れずに!
おすすめのスキレット3
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) スキレット
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) スキレット 16cm
重量:(約)1.4kg
キャプテンスタッグのスキレットもアウトドアブランドのスキレットとして人気がありますが、重量が少し重いことを気にしなければ、アウトドアブランドのスキレットを低価格で購入することができることがポイントです。さらに、別売りのフタを使うと、料理の幅が広がるので、様々な料理を作ることができます。最初のシーズニングをお忘れなく!
おすすめのスキレット4
ロゴス(LOGOS) 取っ手がとれるスキレット
ロゴス(LOGOS) 取っ手がとれるスキレットM
総重量:(約)1.7kg
ロゴスのスキレットの特徴は、取っ手部分が外せる構造になっているので、かまど料理やオーブン料理の時は取っ手を外してそのまま火の中に入れることもできます。スキレットを使わない時も柄の部分が邪魔にならない用にこんパクとになるので収納もしやすいです。ロゴスの取っ手がとれるスキレットはシーズニングレスで使えるので、めんどくさいシーズニング作業がいらないので、とてもラクチンです。また鍋底には焦げやすくならない工夫やIHクッキングヒーターの使用もできるので、オールマイティに使えるアイテムです。
おすすめのスキレット5
今はもうない100円均一のスキレット「100スキ」
今は価格が200円になってリニュアールして販売されていますが、数年前まで100円ショップで販売されていた100円スキレットです。通称「100スキ」です。この100円の価格で素晴らしいクオリティのスキレットは、大人気で、商品がすぐなくなってしまう程でした。キャンプだけでなく日常使いで鉄鍋での料理ができ、オーブン料理や食器としても使える優秀なアイテムでした。現在は「200スキ」という呼び名で多くの人に人気があります。
スキレットのシーズニング(お手入れ)方法
スキレットを最初に使う時が重要
スキレットを初めて使う時にはめんどくさがらず、シーズニングを行いましょう。シーズニングされて販売されている製品もありますが、1回目に錆び止めと油を落とし、火にかけ焼き切って最初のシーズニングをすることで、スキレットに食材がこびり付いて焦げてしまったりすることを避けることができます。選んで買ったスキレット、これからずっと使うためにも最初のお手入れであるシーズニングを行ってから料理をしましょう。
錆びに気をつける
プロの料理人やスキレットを使って料理を提供しているお店以外は、一般の家庭で毎日スキレットを使うということはないと思います。スキレットは鉄製なので水分が付いたり、料理をそのまま放置したり、長い期間使わないと、錆びが出てしまいます。もし錆びてしまったら水とブラシ、あるいは洗剤とスポンジを使って洗い直し、水分を拭き取り、スキレットを火にかけ油を塗ってシーズニングもやり直しです。
スキレットの取り扱いについて
鋳鉄製のスキレットの弱点は、高温の状態のスキレットを急激に流水や氷水で冷やしたり、高いところから落とした場合、ヒートショックと呼ばれる現象でスキレット鍋が割れてしまうことがあるので、注意することが必要です。また油を塗っているので、スキレットを持つ時にしっかりと持たないと落として床を傷つけたり、足の指に落ちてケガをする場合があります。
シーズニングで使う洗剤について
ダッチオーブンのお手入れと同様に洗剤の使用について、洗剤は使用せず黒く焦がして焼けきって落とすという様な方法を推奨している人もいますが、一般の家庭で使用した場合、屋外で行う場合は気になりませんが、焦げきるまで室内で火にかけると換気扇も汚れますし、部屋に油のにおいも広がります。それよりかは、各メーカーの様に必要であれば洗剤を使って洗い、洗剤によって油が取れてしまったら塗り直してシーズニングを行い柔軟に対処する方法をおすすめします。
シーズニングに必要なもの
シーズニングに必要な道具
スキレットのシーズニングに必要なものはまずスキレット鍋(フタもあれば同じ様にシーズニングします)、コンロやかまど(火を使います)、植物性の油(塩気の入っていないものオリーブオイルやサラダ油が一般的です)、キッチンペーパーかいらない布(油を塗る時や水分を拭き取る時に使います)、菜箸(トングでも代用できます)ここまでは必ず必要な道具です。
その他シーズニングにあったら良いもの
その他にあると良いものは、厚めのふきんかミトンまたはスキレットカバー(スキレットが高温になるので)、手袋(なくてもできますがあれば厚めの革等のもの)錆びや鉄の臭いがある場合はくず野菜(ネギの青い部分など野菜の端や皮の部分)、その他は家庭用のスポンジ、ブラシ、中性洗剤、あれば木べらやダッチオーブン用のスクレーパーです。
シーズニングの方法①
シーズニングの方法①(ロッジ社推奨)
シーズニングの方法はメーカーが推奨しているお手入れ方法がそれぞれ違っていますが、これでなければならないという方法はありません。製品の違い、その時の錆び具合や、酸化した油の臭いが取れないなどその時のスキレットの状態によって柔軟に対処すれば良いのです。まずはロッジの推奨するお手入れ方法をご紹介します。
洗う・乾かす
料理や食事が終わったら、汚れたスキレットをお湯で流し、ブラシを使って焦げを落とします。油物を使用して必要があればスポンジと洗剤で軽く洗って汚れを落とします。(できれば洗剤はない方が良い)それでもこびり付いている焦げは専用のスクレーパーを使って汚れを落として水を入れて火にかけて焦げを取ります。(金属でゴリゴリ落とすと傷つくことと、酸化膜が落ちてしまうので傷をつけない様にします。)
シーズニング
その後柔らかい布でスキレット全体の水分を取り乾かします。火にかけて水分を飛ばして温めた後、スキレットがまだ熱いうちに植物性の油を薄くスキレットに塗り完成です。スキレットが冷めたら新聞紙などを鍋の中に丸めていれ、外側も新聞紙で包んで湿気のできるだれけ少ない場所で保管します。
シーズニングの方法②
シーズニングの方法②(ニトリ推奨)
次にニトリのスキレット「ニトスキ」のシーズニングについてご紹介していきます。購入時は錆び止めを使用しているので錆び止めを落とし、シーズニングしてから料理をすることが必要になります。家に買って帰って来たらまずやってみましょう!ニトリのスキレットは驚異的な安さとその便利さで1枚あったら便利なアイテムです。キャンプだけでなく家でもガンガン使えるのでおすすめです。
最初のシーズニング
ニトリのスキレットは最初に使用する際には錆び止めが塗ってあるのでこれを水またはお湯を使い洗剤で洗って落としてから、食用油を薄く塗って火にかけシーズニングを行います。これで最初のシーズニングは完成です。
日々のお手入れについて
調理後はなるべく洗剤は使用せず、お湯とスポンジで洗い必要であれば水をスキレットに入れてお湯を沸かし焦げを取り、水を捨てて火にかけ水分を飛ばしてからスキレットが熱いうちに油を塗ってシーズニングを行います。
シーズニングの方法③
シーズニングの方法③(キャプテンスタッグ推奨)
ダッチオーブンとスキレットのお手入れは基本的に同じです。キャプテンスタッグのダッチオーブンについてのシーズニングを簡単にご紹介いたします。
最初のシーズニング
最初に塗られているワックスやシリコンオイルを洗剤で洗い水分を拭き取って油を薄く塗り、火にかけ煙が出るまで焼く、これを4、5回繰り返すします。その後、いらないくず野菜を炒める。野菜を捨てたら油を全体に塗り冷まして最初のシーズニングは完成です。
日々のお手入れ方法
使い終わった時のお手入れは、料理の残りを取り鍋に熱湯を入れ金属でないヘラで焦げを擦りお湯を捨て流したら火にかけて水分を飛ばして乾かします。次に油を薄く塗り火にかけ煙が出て落ち着いた頃に火から鍋を下ろして冷まして完成です。
シーズニングでスキレットを育てる
スキレットやダッチオーブンをきれいにシーズニングをまめに行い手入れしている黒く光る鍋のことは「ブラックポット」と呼ばれています。キャンプやBBQで真っ黒で光沢のある鍋が出て来たらそれは長い期間使用し手入れの行き届いた鍋です。こだわる方はブラックポットを目指しましょう!こだわらない人は、錆びがでなければOKです。
ブラックポット
鉄が黒くなる現象は鉄が酸化して酸化膜ができることで、鍋が保護されている状態となります。錆び止めや化学的なオイルを塗って出荷された鍋を、洗い落としてから、シーズニングをして錆びない様に油を塗り鍋を火にかけコーティングを何度も何度も繰り返していくことで、ブラックポットが出来上がっていくのです。たまに使うのではなくまめに使っていくことがブラックポットへの近道となります。
スキレットを使った料理
スキレットを使った料理はとてもおしゃれに見えますが、スキレットに具材を入れて火にかけたりオーブンに入れるだけで様々な料理を作ることができます。普通のフライパンなどで作った料理も食器として温めたスキレットの上に乗せるだけで見違える程見映えが良くなりますし、冷めることなく料理を楽しむことができます。
スキレットのレシピ本も人気
スキレットの人気が広がるとともに、SNSやレシピサイトだけでなく数多くのレシピ本も出版されています。キャンプをする人はロッジのスキレットに惹かれるかもしれませんが、家庭料理ではニトリのスキレットが人気です。こんな料理もできるんだ!という発見ができるかもしれません。
スキレットのシーズニングについてのまとめ
スキレットのシーズニングについてのまとめいかがでしたでしょうか?以前はダッチオーブンと同様に、アウトドア用の鍋としての道具であったものが、ニトリや100円均一での低価格での販売は、人々を引きつける魅力的な鍋で、料理の幅も広がるので、アウトドアが好きな人だけでなく、料理が好きな人にも手軽に料理を楽しめる鍋となりました。ブラックポットにこだわる人は徹底的にこだわるかもしれませんが、シーズニングは難しありません。錆びない様に簡単に油を薄く塗っておけば、長く使えるスキレットはおすすめのアイテムです。
ニトスキお手入れ方法