コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢ
コールマン タスマンキャンピングマミー L-15
ユニフレーム ファイアグリル
Litmor サーキュレーター DCモーター
マルカ ミニゆたA 600ml
冬キャンプ初心者は防寒対策を意識しよう
寒さに悩まされることも多い冬キャンプ
冬キャンプは他のシーズンと比べて人が少なく、ゆったりと過ごせるところが魅力です。しかし、キャンプ初心者は冬ならではの寒さに悩まされることも多いでしょう。そのため、冬キャンプでは寒さ対策を意識した持ち物や服装を取り入れることが大切です。
初心者に必要な冬キャンプ情報をチェックしよう
本記事では、初心者が冬キャンプを楽しむために確認しておきたい情報を紹介します。必須の持ち物リストや服装、防寒対策など冬キャンプに役立つポイントをまとめました。初心者でも安心してアウトドアを満喫するために、準備を整えておきませんか。
必須の持ち物3選
①:ポリコットンのテント
冬でも快適に過ごすためには、保温性の高いテントを持ち物リストに加えるようにしてください。テントと一口に言ってもさまざまな種類がありますが、冬におすすめしたいのはポリコットン素材です。
ポリコットンとは、コットンの保温性・吸湿性とポリエステルの速乾性・耐久性を兼ね備えたハイブリッド素材として知られています。冬でも暖かさを保ちやすく難燃性もあるため、近くで焚き火をしても生地に穴が空くのを防げるのが魅力です。
おすすめテント:コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢ
コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢ
インナーテントにポリコットン生地を採用し、保温性を維持しながら通気性も確保できる優れものです。冬は寒さだけでなく温度差による結露も起こりやすいため、通気性のあるテントなら結露による水濡れを気にせずに済むでしょう。
また、寝室側も含めた全周囲にぺグループ付きのスカートを搭載し、冷気の吹き込むを防ぐのもポイントです。極寒の冬場でも快適に過ごせると人気を集めています。
②:マミー型の寝袋
冬は、就寝時の寒さに悩まされることもよくあります。そのため、寝袋の保温性を重要視することも大切です。寝袋には封筒型とマミー型の2種類がありますが、冬なら保温力の高いマミー型が適しています。体はもちろんのこと頭部もすっぽりと覆ってカバーできるため、寒さが厳しい季節も暖かさをキープできるでしょう。
おすすめ寝袋:コールマン タスマンキャンピングマミー
コールマン タスマンキャンピングマミー L-15
フード部分を閉めることで冷気の侵入を防ぎ、内部の温まった空気を維持できるアイテムです。マミー型の寝袋は寝返りを打ちにくいところが難点ですが、こちらの寝袋は可動性も確保しているため問題なく寝返りを打てます。
また、ファスナー部の内側にも綿がしっかりと入っており、隙間風が入り込むのを防げるのも嬉しいポイントです。洗濯機で丸洗いできますので、お手入れの手間もかからないでしょう。
③:暖を取れる焚き火台
冬シーズンのキャンプで暖を取るなら、焚き火も欠かせません。キャンプ場の多くは直火NGなことが多いため、焚き火台を準備してください。簡単に組み立てられ、燃焼率の高い焚き火台なら初心者でも難なく火をつけられるでしょう。
おすすめ焚き火台:ユニフレーム ファイアグリル
ユニフレーム ファイアグリル
四方に隙間を作ることで適度に空気を取り込み、燃焼率を上げているのが特徴です。焚き火による熱膨張も防ぐため、長時間使っても変形しにくく、初心者でも扱いやすい焚き火台として人気を集めています。
脚を開いて炉を乗せるだけで簡単に設営が完了し、初めてでも気軽に取り入れられるところも魅力です。焚き火台としてだけでなくバーベキュー台としても活用でき、冬キャンプの必須ギアとなるでしょう。
あると便利な持ち物2選
①:結露を防ぐサーキュレーター
あると便利なアイテムも揃えておくと、キャンプの快適性がグッと上がります。まずおすすめしたいギアは、サーキュレーターです。サーキュレーターと言えば夏に使うイメージがありますが、実は冬にも活躍するアイテムとして知られています。
冬のテントは外気との温度差で結露ができやすくなるため、空気を循環させることが大切です。サーキュレーターを使えばテント内の空気が効率的に循環して結露を防ぎ、テントの水濡れを抑えられるでしょう。
おすすめサーキュレーター:Litmor サーキュレーター
Litmor サーキュレーター DCモーター
大容量2400mAh充電式バッテリーが内蔵されており、最長9時間稼働できるアイテムです。コンセントに繋ぐ必要がないため、電源なしサイトでも気軽に使えます。
風量は弱からターボまで4段階で調節でき、手動で上90度・下30度の角度調節が可能です。また、左45度・右45度の自動首振り機能もついています。テント内全体にしっかりと空気を循環させられるため、結露を防ぐだけでなく暖気を隅々まで行き渡らせられるのも嬉しいポイントです。
②:就寝時に役立つ湯たんぽ
起きている間は焚き火台などで暖を取れますが、寝る時は火を消さなければなりません。熱源を必要としない湯たんぽがあれば、火を消した後も温かな状態をキープできます。
保温性の高い湯たんぽを寝袋の中に入れておくことで、寝ている間に寒さに悩まされることはなくなるでしょう。キャンプ中に寒さで目を覚ましてしまうことが多い方は、湯たんぽをギアリストに入れておくとよいのではないでしょうか。
おすすめ湯たんぽ:マルカ ミニゆたA
マルカ ミニゆたA 600ml
耐久性の高い溶融亜鉛メッキ鋼板を使用し、直火にもかけられる湯たんぽです。前日に使って冷めた湯たんぽも、直火に当てて再沸騰させられるため節水につながります。600mlのコンパクトサイズながらも保温力が高く、お湯を入れればすぐに温かくなるため、寒さが厳しい季節に最適です。
変え用の予備パッキンが付属していますので、万が一パッキンが壊れた場合も安心でしょう。専用の袋は肌触りがよく、快適な眠りへと誘ってくれます。
服装のポイント
重ね着を基本とする
冬のキャンプでは、重ね着で寒さ対策をするのが基本です。重ね着をしていれば、気温に合わせて着脱できるため快適な状態をキープできるでしょう。インナーと中間着は保温性のほかに透湿性も重視し、汗をかいた時の蒸れを防ぐのがポイントです。
上着は、防風性と防水性を備えたものを選んでください。冷たい冬の風や、雨・雪による水濡れを防げるようにしておけば暖かさを維持できます。
首周りを温める
血管が集中する首周りを温めると、全身も温まりやすくなります。そのため、ネックウォーマーは必ず装備するようにしてください。また、首元だけでなく手首や足首も温めるのもポイントです。手先や足先は最も冷えやすい部分になりますので、保温性の高いグローブやレッグウォーマーで手首・足首を温めるよう意識しておくとよいでしょう。
火の粉に強い素材であることも重要
冬キャンプでは焚き火をすることが多いため、着用するアイテムは火の粉に強い素材であることも重要です。難燃性の低い素材だと、焚き火の火の粉で服に穴が空いてしまう可能性があります。例えばコットンやポリコットンは比較的火の粉に強いため、取り入れてみてはいかがでしょうか。
快適に過ごすための防寒対策
マットやシートを重ねて冷気を防ぐ
地面からの冷気は、初心者がよく困るポイントです。特に冬場は冷気が強く、保温性の高い寝袋を使っても寒さに悩まされることがあるでしょう。そのような場合は、シートやマットを重ねるのがおすすめです。
遠赤外線を反射するアルミシートの銀面を上に向けた状態で敷いた後、厚手のマットやブランケットを重ねると地面からの冷気を防ぎやすくなります。マットやブランケットがない場合は、段ボールでも代用可能です。
暗くなる前に焚き火を始める
寒さ対策のため、焚き火は暗くなる前から始めるのがおすすめです。冬は日が暮れた後から急激に寒くなり、暖を取るのが難しくなります。日が出ているうちから焚き火を始めていれば、日没後もサイト周辺の温かな空気をキープしやすくなるでしょう。
体が温まる料理や飲み物を取り入れる
冬キャンプ初心者が温かく過ごすには、料理や飲み物を工夫するのも1つの方法です。シチューやお鍋を始めとした体が温まる料理を中心に作れば、冬の寒さが和らぎます。焚き火台の上で調理すれば、最後まで温かな状態を楽しめるでしょう。
また、シナモンやジンジャー系のスパイスが入ったチャイやホットワインなど、温かいドリンクを取り入れるのもおすすめです。
意識したい注意点
出かける前に天気予報を確認する
冬は、キャンプ場へ行く前に天気予報を確認するよう注意してください。特に山に近いキャンプ場は、雪が降る可能性があります。初心者の場合、雪が降るのであれば無理をせず他の日程に変えることも検討するとよいでしょう。雪の予報でもキャンプへ行くのなら、いつも以上に防寒装備を重視することが大切です。
初心者が暖房を使う時は一酸化炭素中毒に注意
テント内で暖房を使う時は、一酸化炭素中毒への注意が必要です。一酸化炭素チェッカーで空気の状態を確認し、定期的に換気を行うようにしてください。一酸化炭素中毒になると体調不良だけでなく命にも危険が及ぶ可能性がありますので、初心者は十分に気を付けることが大切です。
低温やけどに気をつける
湯たんぽやホッカイロを長時間肌に密着させていると、低温やけどの恐れがあります。湯たんぽを使う時はカバーをかぶせ、ホッカイロは服の上から貼り付けるようにしてください。初心者は特に忘れてしまいがちなポイントなため、十分に注意しておくと安心でしょう。
初心者でも冬キャンプを満喫しよう
初心者にとってハードルが高く感じる冬キャンプも、必須ギアを準備しておけば快適に過ごせるようになります。保温性の高いポリコットンのテントやマミー型の寝袋、焚き火台は必ず用意しておくとよいでしょう。
さらに快適性を高めるためには、空気循環でテントの結露を防ぐサーキュレーターや熱源を必要としない湯たんぽを用意するのがおすすめです。服装や防寒対策もしっかりチェックして、初心者でも冬キャンプを満喫してみてください。
初心者の冬キャンプが気になる方はこちらをチェック!
冬キャンプを初めて行う場合は、しっかりとした知識を身につけておくことが大切です。関連記事では初心者でも楽しめる冬キャンプのやり方や準備方法などを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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