コールマン ツーリングドーム ST
モンベル ステラリッジテント2
キャプテンスタッグ エクスギア ソロテント
テンマクデザイン サーカスTC
バンドックソロティピー1TC
冬のソロキャンプに適したテントを用意しよう
コンパクトなサイズ感かつ軽量であることが望ましい
ソロキャンプでは自分1人で荷物を運び、設営しなければならないので2〜4kg程度の軽くてコンパクトなテントが求められます。加えて、軽さやコンパクトさだけでなく、持ち運びやすいかどうかも大切なポイント。収納袋に入れて肩から下げて持ち運べるテントなら、手で抱え込む必要がないので運搬しやすく重宝します。
また、テントがコンパクトだと自宅で保管する時もかさばりにくいため、部屋が小さい場合や収納スペースが狭い方にもおすすめです。
冬の気候に対応できるテントが必要
冬にソロキャンプをする場合は、持ち運びやすさにプラスして、過酷な環境下に耐えられるかどうかもポイントです。テントの内部に冷気や風が入り込みにくく、温かさをキープできるモデルを選ぶことを推奨します。
ただしテントの中が温まっていると表面に結露が発生し、メンテナンスや片付けが大変です。そのため冬向けのテントでも、通気性や透湿性の高いモデルを選ぶと快適に過ごしやすいでしょう。
雪や風に耐えられる強さも必要
冬のキャンプでは、強風や降雪に見舞われる可能性もあるため、耐久性にも優れたテントが必要になります。頑丈な骨組になっているテントや、横風に強い構造を採用しているモデルを選びましょう。
また、降雪地帯でキャンプをする場合は防水性や撥水性のあるモデルを使えば、雪が降ってもテントの中まで染み出す心配がありません。生地の機能性だけでなく、縫い目にまでシームレス加工が施されているかなど細かい部分にもこだわってみてください。
冬のソロキャンプに適したテントの選び方
素材に着目した選び方がおすすめ
安価なので買い求めやすく、軽量なのでソロキャンプに適しているポリエステルは、テントによく使われている素材です。雨が降っても吸水しにくく、カビを発生させないのでお手入れが簡単な点も支持されています。
ただし火に弱いというデメリットがあるので、焚き火の近くで設営しないように気をつけてください。また、結露を発生させやすい素材なので、冬のキャンプに使う場合はベンチレーション付きを選ぶのがおすすめです。
ポリコットンはベテランキャンパーにも人気
コットンの難燃性とポリエステルの軽さを兼ね備えたポリコットンは、機能性の高さを求めるベテランキャンパーからも人気です。焚き火の近くに設営してもテントがダメージを受けにくく、1人でも持ち運べるレベルの重さになっています。
ただしポリコットンは耐水圧が低い素材なので雨や雪に弱く、降雪地帯でキャンプをする場合は注意が必要です。
スカートの有無も選び方のポイント
冬キャンプでは、テントの中に隙間風が入ってくると内部の温度がぐっと下がるので、外からの風や冷気をシャットダウンできるスカート付きモデルを選ぶことをおすすめします。
ただしスカート付きのモデルは、付いていない商品よりも若干高めです。コスパを重視したい場合は、100均アイテムなどを利用してスカートの代わりを自作してみてもいいでしょう。
暖房に対応した換気機能も重要
冬にキャンプをする場合は、テントの内部で暖房器具を使用するのが一般的です。その際、テントの中がベンチレーションや通気口で換気されていないと一酸化炭素中毒の危険性がアップするので、必ず注意しましょう。
基本的に冬対応のテントは中で暖房器具を使用することを前提としているため、換気できる仕組みになっています。しかし中には例外モデルもあるので、購入前には必ずチェックするようにしてください。
安価で軽量なポリエステル製のテント3選
①コールマン ツーリングドーム ST
コールマン ツーリングドーム ST
換気できる窓がついているため暖房器具を使っても問題なく、結露の心配も少ないのが「コールマン ツーリングドーム ST」。ポリエステル製は風通しが悪い素材ですが、こちらのような機能性が付属していれば充分使用できます。
また、前室がついている構造なので靴や荷物を置きやすく、雨が室内にまで入り込まない点が魅力的です。前室部分に椅子やテーブルを置いて、リビングスペースを活用させると快適でしょう。
初心者でも簡単に設営できるテント
1人でも簡単に設営できるポールポケット式のテントなので、初心者のソロキャンプ用品として人気があります。ポールポケット式とはセンターポールをインナーにはめ込む構造なので、複数人でなくとも設営できて便利です。
②モンベル ステラリッジテント2
モンベル ステラリッジテント2
「モンベル ステラリッジテント2」は1.23kgなので1人でも簡単に持ち運べて、冬の過酷な環境にも耐えられる頑丈さを兼ね備えています。収納サイズは30×14cmとコンパクトなので、ザックに入れて登山がてらキャンプをしたい人のニーズにも応えられるでしょう。
また、こちらは骨組にインナーテントを吊り下げる構造を採用しているので、通常よりも風に強い設計です。吹雪の中でも安定して使えるので、雪深い地域での冬キャンプにもぴったりです。
気候に合わせてフライシートを選べる
ダブルウォールテントという二重構造を採用しているアイテムなので、別途でフライシートを準備しなければなりません。モンベルの場合はセット販売がされていないので、レインフライかスノーフライの2種類からニーズに合ったものを用意してください。
1年を通してこちらのテントを使いたい場合はレインフライがおすすめですが、降雪地帯ならば雪に対応できるスノーフライが必要です。また、カラーは全4色なので、他のキャンプ用品に馴染むものを選ぶとギアにまとまりが生まれます。
③キャプテンスタッグ エクスギア ソロテント
キャプテンスタッグ エクスギア ソロテント
色分けされたポールを採用している「キャプテンスタッグ エクスギア ソロテント」は、初心者でも簡単に設営できる点が人気です。どのポールをどこに建てればいいのかがひと目で分かるため間違えるリスクが少なく、スムーズな設営を可能としています。
このポールはアルミ製で軽量なので、1人で持ち運んだり設営したりする際にも負担を感じにくいです。アルミは錆びにくいのでメンテナンスも楽で、初心者キャンパーでも扱いやすいでしょう。
ベンチレーションは開閉可能
暖房器具の使用や結露の軽減を実現できるベンチレーションは、自由に開閉できる仕組みです。ベンチレーションによって冷気が室内に入ってくるのを避けたい方は、必要なときだけオープンにして使ってみてください。
また、ベンチレーションだけでなくインナーテントはメッシュ素材を使っています。ダブルで通気性を確保しているため、一酸化炭素中毒の危険性や結露を回避したい方にぴったりです。
通気性に優れたポリコットン製のテント2選
①テンマクデザイン サーカスTC
テンマクデザイン サーカスTC
暖を取るために焚き火をする場合は、火の粉が飛んでも安心な「テンマクデザイン サーカスTC」がおすすめ。ポリコットンは火に強いだけでなく、暖気を逃さないので冬のソロキャンプでも寒さを感じにくいでしょう。
こういった特徴から冬以外には不向きと思われがちですが、夏はその遮光性を活かしてテント内部を涼しく保てます。そのため通年快適なソロキャンプを楽しみたい方は、ぜひこちらを購入してみてください。
ワンポールテントなので設営しやすくおしゃれ
ワンポールテントであるため、生地の特徴だけでなくその構造も人気の理由です。1本のポールを建てるだけなので簡単に設営することができ、キャンプ初心者でも扱いやすいでしょう。また、北欧風な見た目が、おしゃれなキャンプ用品を求める方にも人気です。
上質なポリコットンを使用し、なおかつ人気の高いデザインですが、価格は4万円以下なのでコスパにも優れている点が多くのキャンパーから支持されています。
②バンドックソロティピー1TC
バンドックソロティピー1TC
「バンドックソロティピー1TC」は冬でも寒さを感じにくいポリコットン素材を採用し、防水加工によって水や汚れにも強いです。インナーテントにはポリエステルメッシュを使っているため結露問題にも悩む心配がなく、あらゆる機能性のバランスが取れていると言えるでしょう。
これだけの機能性を兼ね備えているにも関わらず、価格は3万円以下と安いです。コスパを求める方はぜひこちらのモデルを購入してみてください。
ジュラルミン製のポールを使っている
コスパが高いだけでなく、ジュラルミン製のポールを使うことで耐久性も実現させています。ジュラルミンは軽くて頑丈なので、横風が吹いても簡単に折れたり曲がったりしません。メインのポールが細いので不安を覚えるかもしれませんが、問題ないですよ。
また、ポールを軽量素材にしているので、総重量は4.8kgとポリコットンテントにしては軽いでしょう。1人で荷物を運搬するソロキャンプの時に便利です。
冬に対応可能なテントでソロキャンプに挑戦
冬にソロキャンプをするのであれば、気候に耐えられるモデルを買うことをおすすめします。冬の寒さでも快適にソロキャンプが楽しめて、結露や暖房器具の使用もクリアできる通気性の高いテントを選ぶのが安心です。
また、ソロキャンプの際はコンパクトで持ち運びやすいテントがあると便利なので、その点も考慮して選んでみてください。テントそれぞれに特徴があるため、自分のニーズや環境に合わせて、ベストなキャンプ用品を選ぶことを推奨します。
ソロキャンプに適したコンパクトなアイテムが気になる方はこちらをチェック
ソロキャンプに用いるアイテムは、コンパクトさや軽量さが重要なポイントとなります。それはテントだけでなく、細かいキャンプ用品1つとっても言えることでしょう。以下の記事では、ソロキャンプに最適な道具を11個厳選しているので、ぜひチェックしてみてください。
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