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キャンプで焼き鳥を120%楽しむ方法|下ごしらえや焼き方、味付けまで徹底伝授!

香ばしい匂いで食欲を誘う焼き鳥は、子供から大人まで大好きなメニューの一つです。そんな焼き鳥をキャンプで居酒屋のように楽しめれば最高ですね。焼き鳥の下ごしらえから焼き方のコツ、タレやスパイスの味付けまでキャンプで120%楽しむ方法を徹底的に伝授します。
更新: 2022年11月15日
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この記事で紹介しているアイテム

アウトドアで「焼く」を楽しむ料理は?

焼き鳥は究極のキャンプ飯

焼き鳥の脂が焚き火にしたたりジュッと音を立て煙る香ばしい匂いや、熱々をフーフー言いながら食べる楽しさは、まさに究極のキャンプ飯です。

焦げ付かないように焼き加減を見ながらひっくり返したり、たれを二度塗りしたり焼くことに手間をかけることが、さらに期待をふくらませ美味しさを倍増させます。また焼き鳥は串焼きなので片手で持って簡単に食べられることも魅力です。

焼き鳥の旨さのポイントは仕込みと焼き方

鶏肉を串刺にし冷凍状態で市販されている焼き鳥もありますが、自分で仕込みをした焼き鳥にはかないません。だから居酒屋や焼き鳥専門店では全て下ごしらえから焼き方・味付けまで自前でやるのです。

キャンプ飯で美味しい焼き鳥を目指すなら手間を惜しまないことです。コツさえつかめば意外に簡単なのでぜひ自分で仕込んで見ましょう。これからキャンプ飯の焼き鳥の下ごしらえや焼き方のコツ、味付けにアレンジレシピも合わせて詳しく伝授します。

キャンプの焼き鳥に必要な器具とアイテム

①焼き台(焚き火台)

焼き鳥を焼くには竹串のサイズにフィットする専用グリルが最適ですが、焚き火台に網を置いて焼くことも可能です。キャンプの必需品の焚き火台をうまく併用すれば、焼き鳥専用グリルをわざわざ用意する必要がなくなります。また焚き火台の網にのせる焼き鳥用のフレームもあるので上手く利用しましょう。

焚き火の直火が最適

焦げ付かず簡単に調理するには、ホットプレートやフライパンなど鉄板を利用する方法があります。しかしホットプレートやフライパンなどの鉄板焼きでは、肉の脂が火に落ちて焦げる音や煙が立たないので焼き鳥の醍醐味は半減します。やはり焼き鳥本来の芳ばしい香りと焦げ目の食感や旨みを楽しむには、焚き火(熾火)の直火が最適と言えます。

②竹串とハケ

焼き鳥に竹串は必需品です。鶏肉や野菜を串焼きにするなら焦げない金串の方が便利のように思えますが、焼き鳥は焼き加減を見ながら返す必要があり、金串では持ち手が熱くなるので素手では触れません。竹串の長さは焼き鳥を食べるときにも手で持ちやすい18cm前後が最適です。

また焼き鳥をタレ焼きにする場合、お店では串ごとタレに浸しますがキャンプでは大量のタレがないのでハケで塗るのがベストです。


③味付けの塩とたれにスパイス

焼き鳥の味付けの定番は塩焼きとたれ焼きです。たれは市販のものでも構いませんが、自家製は自分の好みの味にできるので、時間に余裕があれば自宅で作って持参すれば、一味違う焼き鳥が味わえます。また焼き鳥の仕上げには定番の七味や洋がらしのほか、さまざまなスパイスで味の変化が楽しめるのでぜひ準備しましょう。

焼き鳥の下ごしらえと手順

①材料の調達

焼き鳥の材料を調達する前に、どんな串焼きを食べたいかをイメージしましょう。定番のネギマにレバー、ヤゲン軟骨と鶏皮、野菜焼きのほか豚肉に牛肉、ウズラの卵と次々に食べたいものが浮かんできます。

その中からこれだけは外せないという材料を絞ってから買い出しに出かけるのがベストです。種類が多すぎると仕込みに手間と時間がかかり、鮮度が落ち美味しい焼き鳥にはならないので注意しましょう。

②カットと串刺し

串刺しなどの作業は焼く直前が美味しいという方も多いのですが、鶏肉は傷みやすいのでキャンプの炎天下での仕込みは危険です。直射日光が当たらない自宅で事前に肉と野菜のカットと串刺しまでやっておきましょう。出来上がったものはジップロックに入れ冷蔵庫で保管します

夏キャンプなら串刺しの肉(野菜を除き)を冷凍しておけば、運搬中の保冷剤がわりにもなり安全なのでおすすめです。

下ごしらえのコツ

最初に鶏肉やネギなどの野菜をカットしますが、ここで注意するのは一口大で食べやすい大きさに揃えることです。大きさが揃っていないと焼き上がりに火が通っていない部分ができるなど焼きムラができてしまいます。

全て材料のカットが済んだなら今度は串打ちです。まな板の上に竹串の長さに合わせて材料を並べ食材の中心を刺して行きます。串が通りにくい時は、竹串を少し回すようにするのが上手く刺すコツです。

キャンプの焼き鳥の焼き方と味付け

①焼き台の火加減


焼き鳥の外側はこんがり中はジューシーに焼き上げるには火加減が最も大切です。焚き火の炎がおさまった熾火、または炭火を起こし中火(170℃〜200℃)の温度が最適と言われています。

温度計がない場合は火の上20cmほどに手をかざし4〜5秒耐えられる温度が中温域(中火)です。火の温度が高すぎると外側が焦げ中は生焼けの状態になるので、その場合は遠火で焼くように心がけましょう。
 

②焼き方のコツと注意点

片面をじっくり焼いてから返すのが美味しく仕上げるコツです。火に当たっていない面の肉が白っぽく変色する頃合いが目安になりますが、最初で慣れないうちは表裏を繰り返し焼き中まで完全に火が通るようにしましょう。

鶏肉にはサルモネラ菌が付着していることが多いので、生焼けは食中毒の原因になるので注意してください。肉が金網にくっついた場合は、無理に剥がさずトングなどで肉を掴みゆっくりと剥がしてください。

③味付けのタイミング

塩焼きにする場合の塩は焼く直前に振るようにしましょう。あまり早い段階で塩を振ると肉汁が出て旨味が逃げてしまいます。面倒だからといって前日の仕込みの段階で塩味をつけるのはもってのほかです。

人の味覚は外側が強く内側が薄い味で旨味を感じるので、内と外が均一の味になるとアクセントがなくなり旨味を感じません。また同じ理屈で串焼きの塩は先端部分に多く手元は薄く振るのがベストです。

たれは火が通ってから塗る

焼き鳥をたれ焼きにする際は、肉に火が通ってからハケで塗り、仕上げに二度塗りするのがベストです。たれには醤油分があり焦げやすいので、火が通らないうちに塗ると真っ黒な焼き鳥になってしまうので注意しましょう。

仕上げのスパイスと締めレシピ

①スパイスでアレンジ

焼き鳥を美味しく食べるにはピリリとパンチが効いたスパイスが最適です。定番は七味唐辛子や洋がらしですが、ちょっぴり大人の味にするにはワサビや梅肉もおすすめです。

肉料理に合うスパイスは、さまざまな種類が市販されているのでいろいろ試して見るのも楽しいですよ。中でもキャンプやバーベキューで大人気なのがアウトドアスパイス「ほりにし」です。

「ほりにし」とは

出典:amazon.co.jp


ガーリックとコショウに唐辛子のパンチの効いた辛味にさまざまな調味料がミックスされた万能スパイスです。焼き鳥や肉料理からサラダまで、ただ振りかけるだけで素材の味がさらにアップする魔法のような食品です。キャンプに持参すれば重宝すること間違いありません。

アウトドアスパイス「ほりにし」

出典:Amazon
内容量100g
主原材料食塩(国内製造、アメリカ製造、ドイツ製造)、ガーリック、黒コショウ、粉末醤油、赤唐辛子、レッドベルペパー、陳皮、コリアンダー、ミルポアパウダー、植物油脂、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、ジンジャーほか

②締めのレシピは焼き鳥茶漬け

焼き鳥の締めにはご飯ものが欲しくなります。特にお酒を飲んだ後には、さらっと食べられる焼き鳥茶漬けがおすすめです。ご飯の上に残った焼き鳥を乗せ、お湯または出汁をかけて醤油を少々たらすだけで簡単にできます。あるもので構いませんが、海苔や大葉・三つ葉やゴマ・梅干やワサビなどを添えればなお美味しく召し上がれます。

焼くだけで楽しい究極の料理を堪能しよう!

キャンプの焼き鳥の魅力は、アウトドアの焚き火で焼く楽しさと醍醐味です。また仕込みや味付けを自分ですることで、さらに美味しさが増し満足感が得られます。ここまでキャンプの焼き鳥に必要な器具や、下ごしらえの手順や焼き方のコツを紹介してきました。これらを参考にして究極のキャンプ飯「焼き鳥」を大いに楽しんでください。

焼き鳥以外のキャンプ飯が気になる方はこちらをチェック!

当サイトではキャンプ飯に関する記事をたくさん掲載しています。ワイルドな男のキャンプ飯や初心者でも簡単に作れる料理や、ちょとしたアイデアで激ウマになるレシピに興味がある方はぜひ参考にしてください。