バンコンキャンピングカーが人気
バンコンキャンピングカーとは車中泊用に改造した車
バンコンキャンピングカーとは、バンを車中泊仕様に改造したものを指します。一般的なキャンピングカーと異なりパッと見た感じは普通の車なので、普段使いもしやすいです。
もちろん内装にはベッドやキッチンなどの装備が揃っているので、アウトドアや旅行で問題なく使えます。そんなバンコンはキャンピングカーを取り扱っている車屋や、中古車販売などで取引されているのでチェックしてみませんか。
バンコンキャンピングカーのメリットとは
バンコンキャンピングカーのメリットとして挙げられるのが、走行中の安定感。普通のキャンピングカーとは異なり、内装以外は普通車となんら変わらないため、キャンピングカー特有の重たさを感じることがありません。運転歴が浅い方にもおすすめです。
まずはバンコンキャンピングカーで練習してから、キャンピングカーの運転に挑戦してみてもいいいでしょう。
バンコンキャンピングカーの燃費
バンコンキャンピングカーを、長距離移動で利用する場合に気になるが燃費。一般的にバンコンキャンピングカーの燃費は、1Lあたり5〜8kmなのでキャンピングカーの中では比較的よいとされています。
バンコンキャンピングカーの選び方
用途やニーズに合わせて車種を選ぼう
バンコンキャンピングカーは、用途にあった車種選びがポイントです。例えばアウトドアや旅行だけでなく、普段使いにも使用したいのであれば小回りの効く車を選びましょう。一般道や街の駐車スペースでも操作しやすい車種ならば、日常的に運転しやすいです。
一方大人数で使いたい場合は、車内の広いバンコンキャンピングカーを選んでください。ハイエースやキャラバンをベースとしたバンコンキャンピングカーならば、複数人で乗りたい時に向いていますよ。
圧迫感を感じたくない場合はハイルーフタイプがおすすめ
広々とした空間を楽しみたいのであれば、ハイルーフタイプの車種を選ぶようにしましょう。通常タイプよりも天井が高いので、圧迫感を感じにくいです。また、ハイルーフタイプだと2段ベッドにできるので、スペースを有効活用して眠れます。
ただし注意したいのが、ハイルーフタイプの駐車をNGとしている場所もあるということです。特に立体駐車場などではNGとなる可能性があるため、あらかじめチェックしておきましょう。
ニーズに合わせた設備をチェック
バンコンキャンピングカーの装備は、自分のニーズに合わせるのがおすすめ。例えば冬も車中泊を楽しみたいのであれば、ヒーターを装備している車種を選びましょう。走行中だけでなく、エンジンを切っても使用できるヒーターが搭載されたモデルを選ぶことが大切です。
また、長期間バンコンキャンピングカーで旅行するのであれば、キッチンが備わっているものを選んでください。冷蔵庫やシンクがあれば、普段とさほど変わらずに食事が作れます。
マルチシェードは備えておきたい装備
バンコンキャンピングカーを購入・レンタルする際にチェックしておきたいのが、マルチシェードです。マルチシェードがあると、外からの視線をシャットダウンできるので、プライベート空間を確保することができます。
特に車中泊やアウトドアなど、移動以外にバンコンキャンピングカーを使うのであれば、マルチシェードはないと困るでしょう。ない場合はオプションアイテムとしてプラスしたり、自分で改造したりもできるので試してみてください。
デザインも大切なポイント
バンコンキャンピングカーは、内装や装備だけでなく見た目のおしゃれさにもこだわって選びましょう。普通のハイエースであったとしても、カラーリングや細かいディテールにこだわっていれば、おしゃれな印象を抱きます。
キャンピングカーを取り扱っている会社や中古車販売では、おしゃれな外観にこだわったモデルも多く取引しているのでチェックしてみてください。
普段使いしやすい車種3選
①カトーモーター ロングトレイン
「ロングトレイン」はトヨタのハイエースロングハイルーフをベースとしているので、普通のワゴン車と同じ程度のサイズ感。そのため誰でも運転しやすく、一般道でも自由に小回りや駐車ができるでしょう。乗車定員は6名ですが就寝する場合の目安は2人なので、カップルや夫婦で使うのがおすすめです。
コンパクトなバンコンキャンピングカーは眠る時に窮屈な印象がありますが、こちらは180cmのベッドをセットできます。そのため、男性でも広々と就寝することが可能ですよ。
②ダイハツクラフト ダイハツ アトレー楽旅
軽自動車をベースとしているバンコンキャンピングカーが、「ダイハツクラフト ダイハツ アトレー楽旅」です。軽自動車なので比較的コンパクトで、買い物や日常生活での移動などにも充分活用できます。また、軽自動車は駐車スペースが選びやすいので、商業施設を頻繁に利用したい時にもおすすめです。
軽自動車をベースとしたバンコンキャンピングカーですが、こちらは足を伸ばして眠れるスペースが確保されています。ゆっくり就寝して、疲れを癒やしましょう。
見た目以上の収納力の高さ
軽自動車をベース車としているため、あまり荷物を搭載できないイメージがあるかと思いますが、実際はそうではありません。こちらのバンコンキャンピングカーにはベッド下やサイドキャビネット、天井にまで豊富な収納が兼ね備えられています。
普通車をベースにしたバンコンキャンピングカーと比較すると車内スペースは狭いですが、マルチルームの空間を活かした内装になっているので圧迫感は感じにくいでしょう。
③レクビィ ヴォーノ
自宅のリビングにいるかのような内装を実現しているのが、「レクビィ ヴォーノ」です。ハイエースをベース車としており、マルチルームのメインは高級感溢れるL字型のソファになっています。居住感溢れる内装にしているので、車内でリラックスしたい方におすすめです。
内装はまるで家のようですが、外から見た感じは普通の車なので普段の生活にも活用しやすいでしょう。外装も派手ではなく、シンプルな見た目を求める方にも向いています。
中古車販売での実績も豊富
マルチルームの高級感が人気なモデルなので、こちらは中古車販売でも比較的頻繁に取引されています。相場は150万円程度なので、なるべくお得にキャンピングカーを購入したいとお考えならば、積極的に検討してみてください。
中古車で購入する場合、販売元によって内装や装備が異なります。装備が少ないモデルを安く購入して、自分でアレンジするのもおすすめなので、ニーズに合わせて選びましょう。
大人数利用にもおすすめな車種2選
①ホワイトハウスキャンパー コンパス
天井が高いバンコンキャンピングカーを探しているのであれば、「ホワイトハウスキャンパー コンパス」がおすすめです。ポップアップルーフがあるため、車内で立ち上がることができます。調理をしたり、着替えたりしたい場合でもかがむ必要がないので、のびのびとマルチルームを使えるでしょう。
天井が高いと駐車が制限されるのですが、こちらは高さ2mなので一般的な立体駐車場でも問題なく駐車できますよ。
3段ベッドを兼ね備えている
ポップアップルーフによって高さがあるモデルなので、内部に3段ベッドを兼ね備えています。そのため5名まで就寝することが可能で、家族やグループで旅行やアウトドアをしたい時におすすめです。
3段ベッドだけでなく、40Lの冷蔵庫やキッチンなど生活をする上で必要な装備が備わっているので、長期間の旅行にも問題なく使えるでしょう。より本格的な仕様を好む方にぴったりなバンコンキャンピングカーです。
②レクビィ ファイブスター セプト
家族使いがおすすめなバンコンキャンピングカーが、「レクビィ ファイブスター セプト」です。乗車定員は7名まですが、就寝するのであれば大人3人と子供3人まで可能とされています。就寝時はマルチルームにあるシートをフラットに倒し、なおかつ骨組みをプラスして奥のスペースを2段ベッドにしましょう。
家族同士でグループ旅行をする場合などにも使えるので、大人数で活用したい時に購入・レンタルしてみてください。
オプションでトイレをプラスできる
家族で使うのに適したこちらのバンコンキャンピングカーは、オプションでトイレをプラスすることもできます。長距離を移動している場合、トイレがしたくなってもなかなか止まれず苦労することも多いでしょう。特にお子さんを乗せていると、トイレ問題に直面しやすいです。
トイレを車に備え付けておけば、そういった問題もクリアできるので検討しましょう。こちらの車種にはベンチレーターが備わっているので、気になるトイレの臭いも問題ありません。
座り心地にこだわった座席
後部座席のシートは従来のモデルよりも高く作られており、体全体をシートに預けられます。また、ヘッドレストパッドを取り付けているため頭をもたれかけやすく、座り心地のよさを感じやすいです。座ったままの状態で寝たり休んだりしたい時は、この座席でリラックスしてみてください。
バンコンキャンピングカーに乗ってみよう
バンコンキャンピングカーは見た目は普通の車でも、マルチルームにさまざまな装備を備え付けているので、車中泊や旅行に使えます。ハイエースなどをベースとすることが多いので、日常生活にも溶け込みやすい点が人気です。
最近は中古車でも取引されているだけでなく、レンタルでもバンコンキャンピングカーを利用できます。興味のある方はレンタルをして、キャンピングカーとの比較や運転しやすさを感じてみてください。
ハイエースを改造したい方はこちらをチェック
すでに普段使いとしてハイエースやハイルーフタイプの車を持っている方は、自分で車中泊仕様に改造してみましょう。わざわざ新しくキャンピングカーを購入しなくても、改造することでアウトドアや旅行に活用できます。以下の記事では、その方法を掲載しているのでぜひ参考にしてみてください。
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