トランギア メスティン
ロゴスメスキット
キャンプといえばやっぱりこれ!
大人から子供まで大好きな人気料理カレー。スパイシーな香りで食欲をそそるカレーは、アウトドアで作ると格段に美味しくなります。カレーと言えば一度にたくさんできてしまうイメージがありますが、材料を必要な分だけ用意し、メスティンを使って調理すれば、ソロキャンプでも作ることが可能です。
今回はキャンプで作る定番のカレーから少し変わった具材のカレーまで、4種類のカレーの作り方をご紹介いたします。
キャンプに便利なレトルトカレー
メスティンを使ってご飯を炊き、温めて炊きたてのご飯にかけるだけで食べられるレトルトカレー。時間がないときや手軽に食事の準備がしたいときにはレトルトカレーがおすすめです。しかしメスティンを1つしか持っていない場合、ご飯を炊いてからカレーを温めると、ご飯が少し冷めてしまうというデメリットがあります。
キャンプ場でレトルトカレーを温める方法
メスティンをもう1つ購入すればよいのですが、なるべく購入したくないというときはメスティン1つでご飯の炊飯とレトルトカレーの温めが可能です。ご飯を炊きながら、メスティンのふたの上にレトルトカレーをパウチごと乗せて温めれば、カレーも温めることができます。
レトルトカレーをより豪華にするなら、コーン缶やチーズなどをトッピングしてもおいしくいただくことが可能です。
カレー作りにおすすめのメスティン
シーズニング不要のロゴスのメスキット
ロゴスメスキット
ソロやデュオのキャンプでカレーを作るのに適した調理器具のメスティン。メスティンは使用する前に「シーズニング」と呼ばれるサビや黒ずみを防止するための作業が必要になります。
シーズニングが面倒な方におすすめなのが人気アウトドアメーカーロゴスの「メスキット」です。ロゴスのメスキットはハードアルマイト加工が施されており、シーズニングが必要ありません。それだけでなく、耐久性にも優れたメスティンです。
メスティンといえばトランギア
トランギア メスティン
メスティンを販売するメーカーの中で有名なのはトランギアです。トランギアはもともとアルコールバーナーを作るメーカーとして知られています。トランギアのメスティンは、通常サイズとラージサイズがあり、通常サイズはソロキャンプ、ラージサイズはデュオキャンプに適しています。
トランギアのメスティンは、オーソドックスで高品質なので迷ったときにおすすめです。トランギアのメスティンはシーズニングが必要なのでご注意ください。
メスティンで作る定番カレーレシピ2選
①トマト缶を使うキーマカレーのレシピ
こちらはトマト缶をベースに使うレシピで、水は使いません。水を使わないので、濃厚な味わいのカレーになります。トマトのうまみとスパイシーなカレーをじっくり堪能できるカレーです。
まずメスティンに油をひき、ひき肉を中火で炒めていきます。ひき肉にある程度火が通ったら茄子とパプリカを角切りにしたものを加え、しんなりするまで炒めましょう。トマト缶を入れたら、ローレルとカレールーを入れて煮ていけば完成です。最後にトッピングの野菜を焼いて乗せて完成です。
好きな材料を乗せて楽しむ
キーマカレーを作るときは必ずひき肉を使いますが、この作り方ならひき肉でなくても美味しく作れます。ひき肉は切る必要がなく、時間短縮になるのでおすすめです。カレーの上に乗せる材料は別で焼いて乗せるので、火が通りすぎることがなく美味しく食べられます。
このレシピでは上に乗せるのは、かぼちゃ、おくら、チーズを使っていますが、ホウレン草やピーマン、目玉焼きなどを乗せても美味しくいただくことが可能です。好きなものをトッピングしてお楽しみください。
材料 (2人分)
■ トマトカレー
牛豚ミンチ:100g、パプリカ:1/2個、ナス:1/2本、トマト缶:1缶、ローレル:1枚、固形カレー:1皿分、■ カレーの上にのせる具材かぼちゃ:3切、オクラ:2本、チーズ:適量
②さっぱりだけど体温まる簡単スープカレー
キャンプ場に着いてからさっと調理したい。そんな方は煮込むだけのスープカレーはいかがでしょうか。前日に手羽中にカレー粉などの調味料をつけてビニール袋に入れておきます。当日は材料を鶏だし味の鍋スープと一緒にメスティンで煮るだけで完成します。
ベースのスープに鍋スープを使っているので初心者でも失敗しにくいレシピです。レシピでは手羽中を使用していますが、手羽元や手羽先などを使っても美味しく作ることができます。
ダシの効いたおいしいスープカレー
1口サイズに切った鶏もも肉でも代用可能ですが、骨付き肉を使用するとダシがよく出るので手羽中や手羽元などがおすすめです。このレシピでは野菜はミニトマトとピーマンを使っていますが、かぼちゃやキャベツ、ブロッコリー、じゃがいも、ニンジンなどを入れても美味しく作ることができます。
ぜひお好みの野菜を加えて作ってみてください。スープカレーはさらっとしたカレーなので、さっぱりと食べられますが、スパイスが体をしっかりと温めてくれます。
材料(1人分)
手羽中:(仕込用)3本(約150g)、ニンニク:(仕込用)2片、生姜チューブ:(仕込用)3cm相当、カレー粉:(仕込用)小さじ2、クミン:(仕込用)2ふり、あらびきコショウ:(仕込用)3ふり、塩:(仕込用)3ふり、鍋キューブ 鶏だし・うま塩:(仕上用)1個、ゆで玉子:(仕上用)1個、ミニトマト:(仕上用)2個、ピーマン:(仕上用)1個、水:300ml
変わり種メスティンカレーレシピ2選
①カレーと相性抜群なアボカドを使ったレシピ
まずアボカドを角切りにし、変色防止のためのレモン汁をかけます。パプリカも角切りにし、シーフードミックス、アボカドと一緒に水で煮ていきます。火が通ったらいったん火を止め、包丁などで細かくしたカレールーを入れて2分煮込んだら完成です。
このレシピで使っている材料は火が通りやすい食材なので、時間をかけることなくさっと調理できます。まろやかなアボカドとぷりぷりとした食感のシーフードが相性抜群のカレーです。
アウトドアでお米を炊く自信がないときは
ご飯はメスティンで炊飯してもいいのですが、米から炊くのがあまり自信がない方は、このレシピにあるようにメスティンとクッキングシート、網を用意して炊いてあるご飯を蒸す方法がおすすめです。寒い時期は外にご飯を置いておくと固くなってしまいがちなのですが、温めるとおいしくいただけますよ。
材料(1人分)
炊いたご飯:1膳分、水:100cc、シーフードミックスの海老イカきのこ:合わせて50グラム、アボカド:1/4個、レモン汁(ポーションで良いです):少々、パプリカ:1/4個、市販のカレールウ:ひとかけ(一皿分)、チーズ:大さじ1、乾燥パセリ:少々、フリーズドライの玉子スープ:1個、蒸す為の水:分量外
②簡単なのにおいしいカレーピラフの作り方
ポケットストーブやミニストーブと呼ばれる台と固形燃料を使用した作り方です。お米を研いだらメスティンに入れます。そこに調味料を入れてから水を入れましょう。軽く混ぜたら、具材を上に乗せます。
20グラムまたは25グラムの固形燃料をミニストーブの上に乗せ、その上にメスティンを乗せます。固形燃料に着火して加熱していき、火が消えたらひっくり返して新聞紙で包み、メスティンごと蒸したら完成です。
メスティンのオート炊飯のコツ
固形燃料をミニストーブの上に乗せて、メスティンを火にかける調理方法をオート調理と言います。火加減の調節ができないため、ほったらかしで作ることが可能です。最後にメスティンを蒸らすときには必ず蓋を下にして蒸らすようにします。
ピラフが炊けたばかりのときには、水分がメスティンの底に溜まっているためです。その水分を上の方のご飯にもなじませるために逆さにして蒸らします。
材料 (1人分)
パセリ:適量、お米:1合、水:200cc、冷凍シーフード:50g、カレー粉:大さじ1、コンソメ:大さじ1、醤油:大さじ1、料理酒:大さじ1、塩:少し、胡椒:少し
スパイシーで体温まるアウトドア料理
今回はキャンプで簡単に作れるレシピをご紹介いたしました。手軽に作りたいなら、ご飯は初めから炊くのではなく、冷やご飯を持っていくのがおすすめです。キャンプ場で冷やご飯を蒸せば、温かいご飯でカレーを食べることができます。
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出展:photo-ac.com