コニファーコーン パイロマスター2
ユニフレーム UFペレットストーブ
FIRESIDE KABUTO
S'more Magic stove
S'more Fire sitter
キャンプが充実する人気のギアをご紹介
ペレットストーブは木質ペレットと呼ばれる再生可能な材料を燃料とした暖房器具です。取り扱いが簡単で環境に優しいというメリットがあり、住宅用だけでなくキャンプで手軽に使用できる商品も増えています。
以下ではペレットストーブのメリットや使用時の注意点を解説し、キャンプにおすすめの商品をジャンル別にご紹介していきましょう(本記事は2022年10月13日の情報をもとにしました)。
ペレットストーブのメリット&使い方
1.ペレットは薪に比べて取り扱いが簡単
ペレットストーブとは「ペレット」という燃料を用いた暖房器具です。ペレットとは森林育成のための間伐材や製材で発生する端材の、樹皮やおがくずなどを円筒状に圧縮して固めたもので、地球環境に優しい燃料として注目されています。
ペレットの直径は6 mmから8mmと小さいため、必要な分量だけ小分けにできるのも魅力です。添加物を使っていないので臭いがなく、自宅での保管もしやすいでしょう。
2.煙が出にくい&燃焼時間を予想できる
ペレットは薪(たきぎ)と比較すると水分が少ないので完全燃焼しやすく、煙が出にくいのもメリットです。圧縮されているため着火がスムーズで、暖房や調理に適した高温にできます。
また、燃焼後の灰が少ないため、メンテナンスがスムーズにできるのも便利なところです。1時間の使用で1kg〜1.5kg程度の安定した消費量のため、就寝時間を考慮して投入する量を調整できるでしょう。
3.キャンプ初心者でも気軽に使える
ペレットストーブはシンプルな構造で使い方も簡単です。ペレットを注ぐタンクを備えているので、そちらに必要な分だけ投入しましょう。着火する場所は製品によって違い、タンクのペレットに直に着火する場合と、タンク下に自然落下した炉内のペレットに着火する場合があります。
後は必要に応じてペレットを追加するだけで手順もシンプル。火起こしや薪の組み直しといった作業が不要のため、調理や団らんに集中できるでしょう。
4.高温&一酸化炭素には注意が必要
実は買ってた新しい焚き火台。
— とひすけ@JB74 (@5121esp) October 9, 2021
パイロマスター2。
略してパイマス。 pic.twitter.com/l4YYJ7MXht
メリットの多いペレットストーブですが、燃焼で発生する一酸化炭素には注意が必要です。製品マニュアルに沿った煙突の長さを確保し、狭い場所での使用は避けるようにしましょう。熱を持ちやすい金属製なので、本体や煙突には触れないようにしてください。
また、煙突が長い商品はバランスがとりにくく、転倒すると火災の原因ともなります。平らな場所にしっかりと固定して使用しましょう。
暖房・調理兼用のペレットストーブ2選
1.S'more・マジックストーブ+ファイアーシッター
S'more Magic stove
サイズ | 長さ39cm×幅17.5cm×高さ15.9cm(煙突は118ⅽm) |
---|---|
重さ | 約5.1kg |
S’more(スモア)は2020年に創業したキャンプ用品のブランドです。マジックストーブは2021年の新作の薪ストーブで、ペレットストーブとして使用するためには、ファイアーシッターという専用キットが必要となります。
価格はストーブが49990円、ファイアーシッターが29900円ほどです。合わせて8kg以下で分解すれば収納袋にコンパクトに収まるため、ソロキャンプにも利用できるでしょう。
おしゃれで機能が豊富なストーブ
マジックストーブは連結式の煙突がセットになったストーブで、市販の薪をそのまま入れられるサイズがあります。ストーブの天板は2種類あり、調理と湯沸かしといったシーンに応じて使い分けるスタイルです。おしゃれなデザインが施されたガラス面は大きめの設計なので、キャンプならではの焚き火の雰囲気を満喫できるでしょう。
火の管理がしやすいファイアーシッター
S'more Fire sitter
ファイアーシッターはペレット専用の新作燃焼キットで、タンク用の4枚のプレートをネジ止めし、マジックストーブの上に載せるだけでペレット燃料が使用できます。キャンプ場でも目立つデザイン性の高さも人気のポイントです。
空気調節用のハンドルが設けられているので、火加減や燃焼時間の管理がしやすいでしょう。専用の開閉蓋を備えていて、スムーズに鎮火ができます。
2.ユニフレーム・UFペレットストーブ
ユニフレーム UFペレットストーブ
サイズ | 幅24cm×奥行55cm×258cm(煙突含む) |
---|---|
重さ | 約9.1kg |
人気アウトドアブランドのユニフレームが2021年にリリースした、キャンプ用のペレットストーブです。10kg以下と比較的軽量で、足や煙突は炉内に収納できるため、ソロキャンプにも利用できます。
灰かき棒や煙突固定用ロープが付属し、価格は49900円ほど。追加で3本のペグを準備する必要があるのでご注意ください。ペレット燃料を満タン(約1.8kg)にすると、2時間ほど燃焼する仕様です。
暖房から調理までキャンプで幅広く活躍
UFペレットストーブは本体と脚、煙突だけのシンプルな構成です。タンクにペレットを投入したら、炉内に着火材を入れて火を起こしましょう。本体の素材には鉄を使用しているため、輻射熱による暖房効果が高いのも魅力です。
また、天面の温度は最大で350℃にもなるので、フライパンや鍋による料理も楽しめます。側面に備えた燃焼窓からの給気により効率よく燃焼するため、灰が少なくメンテナンスもしやすいでしょう。
調理向けのペレットストーブ2選
1.コニファーコーン・パイロマスター2
コニファーコーン パイロマスター2
サイズ | 幅13ⅽm×奥行11ⅽm×高さ15.8ⅽm |
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重さ | 490g |
コニファーコーンは大阪の老舗金属メーカーが立ち上げたアウトドア用品のブランドです。パイロマスター2は縦横15cmほどと、コンパクトに収納できるソロキャンプ向けのペレットストーブで、9900円ほどの価格で販売されています。
七輪のような2重構造の壁を利用して、上下別に空気を送り込むことにより、効率的な二次燃焼を起こせる仕組み。専用のペレット100gで10分から20分の燃焼時間を確保しています。
シンプルな構造でソロキャンプに最適
本体と火床底の2パーツ構成で、開口部から燃料と着火材を入れて火を起こすシンプルな方式です。火が上がってきたら二次燃焼が起きている目印なので、調理を開始しましょう。
また、開口部の一部が大きくカットされているのも特徴です。調理器具を載せたままでも燃料を追加できるので、温度調整がしやすいでしょう。火床底は11.2mmの頑丈なステンレスプレートのため、ペレットのほか木炭や枯れ枝などの燃料にも対応します。
2.FIRESIDE・KABUTO
FIRESIDE KABUTO
サイズ | 幅44ⅽm×奥行74ⅽm×高さ83.6ⅽm(ハンドルと煙突を含む) |
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重さ | 16.5kg |
FIRESIDE(ファイヤーサイド)は、長野に本社を置く薪ストーブやキャンプ用の焚き火台などを扱うブランド。KABUTO(カブト)は薪や小枝も燃料として扱えるペレットストーブです。
約25分で300℃以上の高温に達する性能があるので、キャンプ場でも本格的なピザを焼くことができるでしょう。価格は35200円ほどで、着脱式の煙突が付属します。別売りで収納ケースも販売されているので、併せてご利用ください。
凝った料理を堪能できるペレットストーブ
最初に燃焼ボックスに着火材とペレットを入れ着火します。のぞき穴から調理の状況をチェックできるので、投入口から燃料を追加して燃焼時間を確保しましょう。
オーブンと炉との間はパーテーションで仕切られていて、上からは直火が、下からはビザストーンの熱が加わる仕組みです。温度を一定に保つことにより、安定した品質の料理を作れます。ピザ以外にもエビの香草焼きや野菜のグリルといった本格的な料理をお楽しみください。
話題のキャンプ用品で快適なアウトドアを
ペレットストーブは再生可能な燃料を使った環境に優しい製品です。暖かく過ごしながら美味しい料理を食べられるだけでなく、きれいな炎でキャンプ場の雰囲気を盛り上げてくれます。
また、薪ストーブと比較して取り扱いが簡単なので、初心者やソロキャンプ用としてもおすすめです。このような魅力的なペレットストーブを活用して、アウトドアをより充実させてみてはいかがでしょう。
キャンプ用のペレットストーブが気になる方はこちらもチェック!
ペレットストーブ以外にも暖房や調理を満喫できるキャンプ用品はたくさんあります。下には人気のストーブや焚き火台などの特集をリンクしました。こちらも併せてお楽しみください。
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