検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

冬に野営する時の4つの注意点とは。必須の装備や防寒対策についても徹底解説。

冬に野営を計画する場合は、注意点をきちんと把握しておくことが大切です。そこで、本記事では冬に野営をする時の注意点について解説します。必須の装備や防寒対策も紹介しますので、初心者でも安心して冬の野営ができるよう装備を整えてみてください。
2022年10月13日
kon_w
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

この記事で紹介しているアイテム

コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ

冬の野営は注意点を要チェック!

きちんとした準備が必要な冬の野営

冬にキャンプをする人
Photo by8moments

そもそも野営とは、屋外にテントを張り、寝泊まりすることを指します。区画が整備されたキャンプ場ではなく、ありのままの自然が残るフリーサイトのキャンプ場を拠点とすることが多いのが特徴です。冬の野営は寒さが問題となることが多いため、持ち物を確認し、必需品を揃えるようにしてください。

冬の野営の注意点を確認しよう

本記事では、冬に野営をする際に意識しておきたい注意点について解説します。設営や暖房器具で気をつけるべきことの他に、必須の持ち物や防寒対策もまとめました。ぜひ、冬の野営に役立ててみてください。

設営に関する2つの注意点

①:日中の早めの時間帯で設営を終わらせる

雪山の前のテント
Photo byPexels

冬は、他の季節と比べて早く日が暮れ、辺りが暗くなります。そのため、テントを始めとした設営作業は日中の早めの時間帯に済ませておくことが重要です。できれば、チェックイン時間と同時に入場し、すぐに設営に取り掛かるとよいでしょう。

夕方以降に設営を始めようとすると、あっという間に日が暮れて暗くなり、作業に支障をきたす可能性が高いです。暗くて手元が見えず、なかなか設営作業を終えられないこともあるため気をつけてください。

初心者は特に設営に時間がかかるため注意

野営に慣れている方なら早めに設営を終えられますが、初心者は作業に手間取りがちです。また、ソロキャンプは1人で全ての設営を行う必要がありますので、さらに時間がかかることもあるでしょう。

そのため、初心者やソロキャンプの場合は日暮れの時間をあらかじめ確認し、それよりも1時間前には設営作業を終えるようにすると安心です。早めに設営が終われば焚き火や料理など他の楽しみに時間を割けるため、計画通りに行動ができるよう意識してみてください。


②:テントの結露に気をつける

明かりが灯ったテント
Photo bybhossfeld

テントの設営時には、結露対策もきちんと行っておく必要があります。冬はテントの内側と外側で気温差が起こりやすく、特に夜から朝にかけてはフライシートに結露が溜まることが多いため要注意です。

まずは、インナーシートとフライシートの間に隙間を設け、空気の層を作るようにしてください。隙間を作ることで断熱性が高まり、フライシートに結露が起きるのを抑えられます。ペグとガイロープでフライシートにしっかりとテンションをかけるのが隙間を作るポイントです。

地面からの冷気による結露は防水シートを活用

テント内では、地面からの冷気によって底面に結露が起きることがあります。テントの底面に結露が起きると内部のギアが濡れてしまうことも考えられますので、対策を取ることが大切です。

結露対策には、防水性のあるグランドシートを底面に敷き、その上に断熱性のあるマットを被せると効果的と言われています。結露だけでなく寒さ対策にもなりますので、快適に過ごすためにも取り入れてみてください。

暖房器具に関する2つの注意点

①:ストーブ使用時には一酸化炭素中毒に注意

白い灯油ストーブクリックするとAmazon商品ページへ飛びます

寒さの厳しい冬の野営では、暖房器具を使うことも多いでしょう。しかし、暖房器具の使用にも注意しておきたいことがいくつかあります。例えば、テント内を温めるために石油ストーブやガスストーブを使う場合は、一酸化炭素中毒への注意が必要です。

密閉されたテント内で燃料系のストーブを使い続けると酸素が減少し、一酸化炭素の濃度が高まります。一酸化炭素が増えると中毒が引き起こされ、最悪の場合は命に危険が及んでしまうこともありますので対策が重要です。

定期的な換気と一酸化炭素のチェック

一酸化炭素の濃度を上げないためには、定期的に換気を行う必要があります。テント内に酸素を取り込むことで一酸化炭素の濃度が下がり、安全な状態をキープできるでしょう。

また、一酸化炭素チェッカーを導入し、濃度を確認することも意識しておきたいポイントです。一定の一酸化炭素濃度を超えるとチェッカーが反応してアラームが鳴るため、すぐに換気を行うようにしてください。万全の注意を払っていれば、安全にストーブが使えるようになります。

②:低温やけどを防ぐ

貼るタイプのホッカイロクリックすると楽天商品ページへ飛びます

冬の野営では、カイロや湯たんぽを使って寒さをしのぐ人も多いでしょう。そんな時に気をつけておきたいのが低温やけどです。低温やけどとは、45〜50℃ほどの体温より高い温度に長時間触れることでやけどの症状が出ることを指します。

低温やけどは皮膚の下で時間をかけて進行していくため症状に気付きにくく、通常のやけどより治りが遅いのが特徴です。肌の赤みやヒリヒリとした感覚を感じたら、すぐにホッカイロや湯たんぽの使用を停止してください。

肌に直接触れないようにすることが大切

低温やけどを防ぐには、カイロや湯たんぽが肌に直接触れないようにすることが大切です。例えば、貼り付けるタイプのカイロの場合は、肌に直接貼るのではなく、インナーに貼るようにしてください。湯たんぽはタオルに包んだ状態で使うのがおすすめです。

もし低温やけどを負ってしまった場合は、常温の水で肌を冷やします。流水を20分ほどあてることで、症状を緩和できるでしょう。

準備しておきたい!必須の装備

冬用のテント

ランドロック スノーピーク

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

冬の野営の必需品としては、保温性が高く、結露を防ぐための換気機能がついた冬用テントが挙げられます。スノーピークのランドロックは左右のサイドドアに大きめのベンチレーションが設けられ、高い換気機能を備えているのが特徴です。結露ができてもすぐに乾き、冬も扱いやすいテントとして人気を集めています。

マミータイプの寝袋

コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

冬の野営では、マミー型の寝袋を持ち物リストに入れておくとよいでしょう。マミー型の寝袋は封筒型と比べて保温性が高く、冬の必需品として取り入れる人が多いアイテムです。コールマンの寝袋は雪中野営でも十分な暖かさを保てることで高評価を集めています。サイドにはジッパーがつき、気温に合わせて開閉できるのも嬉しいポイントです。

快適に過ごすための防寒対策

服装は重ね着が基本

ウィンドブレーカーを着た男性クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

冬の野営では、服装で防寒対策をすることが大切です。インナー・中間着・上着で重ね着を行い、気温に合わせて服装を調整できるようにしてください。汗をかくことを考慮に入れて、インナーは速乾性のあるもの、中間着は透湿性のあるものを選ぶのが服装のポイントです。

ポータブルバッテリーで電源を確保する

オレンジと黒のポータブルバッテリークリックするとAmazon商品ページへ飛びます

ポータブルバッテリーで電源を確保すれば、電気ストーブや充電式の湯たんぽなど、電源を必要とする暖房器具を取り入れやすくなります。電気ストーブは石油やガスと異なり一酸化炭素中毒の心配はありませんので、電源を活用して防寒対策をしてはいかがでしょうか。

気をつけながら冬の野営を楽しもう

星空の綺麗なキャンプ場
Photo bytruthseeker08

気温が下がり、日が暮れるのも早くなる冬の野営では、早めの行動が重要です。チェックインの時間には現地に到着し、すぐに設営を行うようにすれば、日が暮れる前には準備を整えられるでしょう。また、暖房器具による一酸化炭素中毒や低温やけどにも注意が必要です。

冬用テントやマミー型寝袋といった冬の必需品を揃えておけば快適性がグッと上がります。また、重ね着などで防寒対策をするのもポイントです。必要な持ち物と対策を取り入れて、冬の野営を楽しんでみてください。

冬の野営が気になる方はこちらをチェック!

冬の野営を快適に過ごすなら、しっかりと準備を整えておく必要があります。関連記事では冬キャンプに最適な暖房アイテムや防寒対策、初心者に役立つ準備方法などを紹介していますので、参考にしてみてください。