MeillyHoomi 電気毛布 USB
Dazers 300W セラミックヒーター 足元ヒーター
TORRAS 湯たんぽ 充電式
冬の車中泊キャンプは注意が必要!
寒さが厳しい冬の車中泊キャンプ
冬のシーズンはキャンプ客が少なく、静かな中でゆっくりアウトドアを楽しめるのが魅力です。しかし、冬の車中泊キャンプは寒さが厳しいため、さまざまな面で気をつける必要があります。万全の体制を整えておかないと、寒さに悩まされる事態になってしまうでしょう。
冬の車中泊キャンプに気をつけることを確認しよう
本記事では、冬の車中泊キャンプで快適に過ごすために気をつけたいことを解説します。また、冬の防寒対策に活用できるアイテムも厳選しました。冬でも楽しくキャンプをするための方法をチェックして、楽しい時間を過ごしてみませんか。
車で気をつけること2選
①:窓やステップ、床からの冷気を遮断
気温の下がる冬は外部の冷気が車内に入りやすくなり、寒さで眠れなくなることも少なくありません。そのため、冬の車中泊キャンプでは窓やステップ、床からの冷気が入り込まないよう気をつける必要があります。
まず、窓には冷気の入り込みを抑えるための断熱材を貼り付けてください。各車メーカーが販売している専用のシェードを使うのがベストですが、費用を抑えたい場合はホームセンターなどで販売されている断熱マットを使う方法もあります。
フリース生地やビニール袋も活用
窓からの冷気を最小限に抑えるには、断熱材の上からフリース生地を被せる方法がおすすめです。保温性の高いフリース生地を加えることによって冷気の入り込みを防ぐだけでなく、車内の温度を保ちやすくなります。
また、車のドア下にあるステップからもたくさんの冷気が入り込むため、隙間を埋めておくことが大切です。大きめのビニール袋に手持ちの衣類を入れ、ステップの中に入れておくだけでも冷気が入り込むのを抑えられるでしょう。
断熱マットで床の冷却も遮断
車内で寝る場合、窓やステップで防寒対策をしていても床から這い上がってくる冷気で眠れなくなることがあります。そんな時には、100均やホームセンターで販売されている断熱マットを敷いてください。床の冷気が遮断され、冬でも問題なく眠りにつけるようになります。
②:積雪時、普通車のアイドリングはNG
普通車で車中泊をする場合、雪が降っている時は暖房のためにアイドリングを行うのは避けてください。暖房をつけながらアイドリングを行なっていると、雪がマフラーに詰まる可能性があります。雪によって排出しきれなくなった排気ガスが車内に溜まり、一酸化炭素中毒のリスクが高まるでしょう。
また、マフラーが埋まるほどの積雪でなくても、風が強い日は雪がマフラーに吹き込みやすくなります。吹き込んだ雪がマフラー内に溜まり、排気機能が落ちるため注意が必要です。
キャンピングカーなら暖房をつけても安心
キャンピングカーは普通車と異なり、FFヒーターと呼ばれる暖房を搭載しています。FFヒーターは車内と燃焼部が独立しているため、排気ガスが車内に溜まるリスクがありません。そのため、FFヒーターがついたキャンピングカーであれば、積雪時の車中泊でも安全に車内で暖房を使えます。
ただし、暖房の稼働時にはファンを使うため、サブバッテリーシステムを用意するようにしてください。燃料には車で使用しているものを活用しますが、一晩で1Lほどの消費で済みます。
服装で気をつけること2選
①:重ね着を行う
車内のみならず、服装でも気をつけたいことがあります。まず意識したいのが重ね着です。インナー・中間着・上着と重ね着をしておくことで、車内の体感温度に合わせて気軽に着脱できるようになります。
車内の気温が上がった際に汗をかくことを考慮に入れて、インナーは吸湿速乾性のあるタイプを選ぶのがおすすめです。汗をそのまま放置しておくと濡れたインナーで体が冷えてしまうため、注意するようにしてください。
中間着は保温性と透湿性
インナーと上着の間に入る中間着は、しっかりとした保温性を備えていることが重要です。中間着は断熱材のような役割を果たすため、保温性の高い素材を取り入れること快適な体温を保ちやすくなります。
また、インナーから抜けた汗の湿気を放出するために透湿性のある素材を選ぶのもポイントです。フロント部分にジッパーがついたフリースなら、体温に合わせて開閉できるため便利でしょう。
防風性や防水性も大切な上着
屋外に出ることを考えて、上着は保温性の他に防風性と防水性を備えているものを選んでください。冬のキャンプでは溶けた雪で体が濡れることも多いと言われていますので、内部に水が染み込まない素材であることが重要です。
②:ネックウォーマーなどを活用する
冬は重ね着をしても寒さを感じることがあるため、小物類で対応するのがおすすめです。例えば、人は首元を温めると体温が上がると言われていますので、寒さ対策としてネックウォーマーをつけるようにしてください。
また、底冷えする車内では足元の保温も重要です。厚手の靴下とレッグウォーマーを組み合わせて、足元が冷えないように対策を立てておきます。こうした防寒用の小物類が全くない状態だと体が冷えやすくなるため、十分に気をつけて準備を整えるとよいでしょう。
おすすめの防寒アイテム
MeillyHoomi 電気毛布
MeillyHoomi 電気毛布 USB
車中泊で快適な時間を過ごすためには、防寒アイテムを取り入れる方法もおすすめです。電気式の毛布は体を包むだけでポカポカと温まり、寒さを抑えられることから人気を集めています。
MeillyHoomiの電気毛布はUSBに対応した充電式になりますので、電源のない場所でも使用可能な便利アイテムです。温度は三段階で調節でき、快適な体温を保つのに役立ちます。
Dazers セラミックヒーター
Dazers 300W セラミックヒーター 足元ヒーター
一酸化炭素中毒の恐れによりアイドリングで車内暖房をつけられない場合は、ポータブルファンヒーターを活用するのがおすすめです。持ち運び対応の小型ファンヒーターなら車に積載しても邪魔にならず、気軽に活用できます。
Dazersのセラミックヒーターは片手で持ち運べるコンパクトサイズのため、キャンプで使うのにぴったりです。また、暖房だけでなく冷風にも対応しており、オールシーズン使える優れものとして人気を集めています。
TORRAS 湯たんぽ 充電式
TORRAS 湯たんぽ 充電式
寒い車内で快適に過ごすなら、充電式の湯たんぽも重宝します。TORRASの充電式湯たんぽはお湯を使用せず、充電しておくだけで気軽に使える便利アイテムです。遠赤外線効果でじんわりと体を温めてくれるため、寝袋の中に入れておくのもよいでしょう。
対策をして冬の車中泊キャンプへ行こう!
寒い時期でも快適に車中泊キャンプを行うには、防寒に気をつけることが重要です。車は窓やステップ、床から冷たい空気が入り込みやすいため、断熱シートなどを活用して対策を立てるようにしてください。また、普通車の暖房でアイドリングを続けると一酸化炭素中毒の恐れがあるため注意が必要です。
服装は重ね着で保温性を高め、ネックウォーマーなどの小物類を使うことも気をつけておきたいポイントです。しっかりと注意を払った上で、冬の車中泊を満喫してください。
冬の車中泊キャンプが気になる方はこちらもチェック!
冬に車中泊キャンプを楽しむ場合は、万全の防寒対策が欠かせません。関連記事でも冬の車中泊に役立つ防寒対策やおすすめのアイテムを紹介していますので、ぜひ活用してみてください。
冬の車中泊で大切な寒さ対策決定版!暖房グッズ12選&防寒対策テクをご紹介!
冬の車中泊には寒さ対策が肝心です。しっかりと防寒・暖房グッズを装備しないと寒さで眠れなかったり風邪をひいてしまいます。冬の車中泊の寒さ対策に...
【寒い冬の車中泊】おすすめ防寒対策とグッズ、注意点をご紹介!
冬の車中泊と聞いて、どんな連想をされるでしょうか。 わざわざそんな寒い季節に車中泊をしなくても・・・。って思ってはいませんか? でも、し...
冬の車中泊はこれで乗り切る!ちょっとの工夫で変わる寒さ対策を徹底解説!
車中泊でアウトドアライフを満喫している方にとって、冬の車中泊を乗り切る工夫は大変重要です。車内は外気温の影響をもろに受けやすいので、夏は灼熱...