ブリヂストン バイク用スノータイヤ WB01
1PZ JPS-C17 17インチ スノーチェーン
雪のツーリングは対策が重要!
危険性が増す雪のツーリング
通勤やツーリングで雪道を走らなければならない場合は、細心の注意が必要です。全く対策をせずバイクで雪道を走ろうとすると、転倒や事故の危険性が高まります。しっかりと対策を施し、安全を確保することが重要です。
ツーリングの雪対策をチェックしよう
本記事では、ツーリングの雪対策を紹介します。あらかじめ対策をしておけば、雪道でも危険を感じることなくバイクに乗れるようになるでしょう。通勤やツーリングで安全に走り、目的地まで到達するための参考にしてください。
意識しておきたい注意点
凍結によるスリップ・転倒
まずは、バイクで雪道を走る際の注意点について紹介します。最初に意識しておきたいのが、路面の凍結です。降り積もった直後の雪はふんわりとしていることが多いですが、タイヤなどで踏み固められると徐々に氷状になり、凍結状態へと変わっていきます。
踏み固められて凍結した雪は滑りやすく、スリップや転倒の危険性が増すため注意が必要です。一見すると凍結していないような道でも、新雪の下に凍った路面が隠されていることもありますので気をつけてください。
吹雪による視界不良
雪の日に吹雪が起きると、視界不良になることも少なくありません。場合によってはホワイトアウトが発生し、数メートル先もよく見えなくなるケースがあります。視界不良になると、前方から車両が来ても気付けず、重大な事故へつながる可能性が高まるため要注意です。
なるべく雪道は走らない方が安全
スリップや転倒、視界不良など、雪道のツーリングにはさまざまな注意点があります。そのため、雪道はなるべく走らないようにした方がよいと言えるでしょう。しかし、突然雪が降ってきた時は、どうしても雪道を通らなければならないこともあります。そんな時は事前に対策を行い、安全を確保するようにしてください。
装備に必要な対策2選
①:雪用のタイヤに交換する
冬が訪れて気温が下がり、雪が降る可能性が高まったら雪用のスノータイヤに交換してください。スノータイヤは凍結した路面や雪道を走るために開発されたもので、車ではスタッドレスタイヤとも呼ばれます。
スノータイヤなら雪道を走った時もタイヤが空回りすることが少ないため、スリップや転倒の危険性を減らすのに最適です。ノーマルタイヤのような乗り心地で、初心者が取り入れやすいのも嬉しいポイントと言えます。
おすすめタイヤ:ブリヂストン バイク用スノータイヤ
ブリヂストン バイク用スノータイヤ WB01
ブリヂストンのバイク用スノータイヤはグリップ力が高く、雪道でも安全に走れることから人気を集めています。高品質なゴムを採用し、しっかりとした安定感がありますので、ノーマルタイヤと交換しておけば突然雪が降ってきたとしてもスリップや転倒を回避しやすいでしょう。
②:チェーンをつける
他の対策としては、チェーンの取り付けが挙げられます。タイヤにチェーンをつけることで路面のグリップ力を上げ、凍結した雪道でも走りやすいようにカスタムするのがポイントです。チェーンをつけていればノーマルタイヤでも安定した走りが叶えられるでしょう。
ただし、チェーンをつけるとバイクのスピードが出せず、長距離のツーリングもできなくなります。そのため、チェーンはあくまでもスノータイヤに交換するまでの応急処置と考えておくのがおすすめです。
おすすめチェーン:1PZ スノーチェーン
1PZ JPS-C17 17インチ スノーチェーン
バイク用に開発されたスノーチェーンです。滑りやすい凍結路面でもグリップ力を発揮し、タイヤが滑るのを防ぎます。初心者でも簡単に取り付けできますので、突然雪が降ってきた時の対策として常備しておくと便利です。
走行時に必要な対策2選
①:減速する
スノータイヤやチェーンを使ったとしても、走行テクニックが伴っていなければ事故や怪我のリスクは高まります。まず、雪道では必ず減速をしてください。スピードを落とさないとタイヤがスリップしやすくなるのに加え、ブレーキが効きにくくなります。
雪が降っている地域の状況によって変わりますが、速度は20km/時を目安にするとよいでしょう。自転車くらいの速度を意識して走行すれば、転倒のリスクを下げられます。
スピードを落とす際にフロントブレーキを使わない
通常の道路であればスピードを落とす際にフロントブレーキを使っても問題はありませんが、雪道で使うのはNGです。フロントブレーキは前輪がロックされるため、雪道で転びやすくなります。
雪道でスピードを落としたい時は、エンジンブレーキを使うのが基本です。ブレーキの効果が弱い時はリアブレーキも併用してください。ただし、リアブレーキを強くかけすぎても転倒の危険が高まるため、ゆっくりブレーキをかけるのがポイントです。
②:足をつける体勢をキープする
雪道で転倒しないようにするためには、常に両足をつけられる体勢をキープするのも効果的です。両足がつくようにしておけば、転倒しそうな時もバランスが取りやすくなります。特に凍結した路面は滑りやすいため、左右交互に足をつきながらゆっくり進むようにしてください。
また、カーブを曲がる時はバイクの車体を傾けるのではなく、足をついた状態で徐々にハンドルを操作することも重要です。雪道では、通常通りの走行はできないと念頭に入れておくとよいでしょう。
冬シーズンの服装のポイント
重ね着で温度調整をする
冬のシーズンは、雪道対策だけでなく服装にも気をつけておく必要があります。寒さで体が固まって動きづらくなると走行にも悪影響が出るため、注意してください。
厳しい寒さを防ぐためには、重ね着をするのがおすすめです。保温性の高いインナー・中間着・上着を重ね着し、冷気から体を守るとよいでしょう。重ね着をしていれば必要に応じて着脱でき、体温調整しやすいのもポイントです。
ネックウォーマーやトゥーウォーマーを活用
バイク走行中は首元から冷気が入り込み、体が冷えることがあります。そのような事態を避けるには、ネックウォーマーを装着すると効果的です。血管が集まる首元を温めることで体全体の温度も上がり、寒さを抑えられるようになります。
また、バイクでは足先も冷えやすいため、トゥーウォーマーを使うとよいでしょう。トゥーウォーマーの上からバイク用のブーツを履いておけば、足元の冷えを軽減できます。
グローブで手元も保温
手元が冷えるとハンドルの操作性が落ちるため、グローブで保温するようにしてください。近年はヒーター付きの電熱グローブも人気を集めていますので、雪が降った時の防寒アイテムとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
雪対策をしてからツーリングへ行こう
雪道にはたくさんの危険が伴うため、絶対に必要でない限りはバイクでのツーリングは避けた方が安全です。どうしても雪道を走らなければならない時のみ、対策を取り入れてバイクに乗るようにするとよいでしょう。
スノータイヤやチェーンを活用するのはもちろんのこと、なるべくスピードを出さないようにし、足をつける体勢を維持することが大切です。雪が降りやすい地域でも問題なくバイクに乗れるよう、適切な対策を取り入れてください。
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