WATMHHJQ USBハンドウォーマー
桐灰 巻きポカ 足首用
ハクキンカイロ ハクキンウォーマー
冬の登山は指先を温める方法が重要!
凍傷の恐れもある冬の登山
冬シーズンの登山では、しっかりと寒さに備えることが大切です。特に手や足の指先は冷えやすく、山行の際に何も対策していないと凍傷が起きる恐れがあります。快適に雪山を登るためにも、指先の防寒対策は必須だと言えるでしょう。
登山で指を温める方法をチェックしよう
本記事では、冬の登山で指先の冷えを予防する方法や温める方法について解説します。また、簡単に指先を温められるおすすめのアイテムもピックアップしました。初心者でもきちんと対策をしておけば指先の冷えに悩まされることは無くなりますので、十分な対策を備えてみませんか。
体の末端が冷える原因
筋肉不足による代謝不良
効果的な指先の冷え対策を行うためには、なぜ体の末端が冷えやすいのか確認しておくことも大切になります。足や手の指先が冷えやすくなる原因として挙げられるのが、筋肉不足による代謝不良です。
筋肉は基礎代謝の60%を占めるため、筋肉が少ないと自然と代謝も落ちます。代謝が落ちると血流が滞り、指先から冷えやすくなると言われているため注意が必要です。
体の生理作用
人間は、雪山のような寒い環境では体の熱を外へ逃さないための生理作用が働きます。体の生命維持に必要な内臓に血流が集まり、指先には十分に血流が行き届かなくなりますので、末端が冷えやすくなってしまうのです。
血流が内臓に集まるのは命を維持するために必要なことですが、指先の冷えを放置していると凍傷が悪化するため早めの対策をしなければなりません。
靴下の重ね履きによる血流不足
冬の山行では、冷えを防ぐために靴下を重ね履きすることがあります。しかし、重ね履きし過ぎると血流が圧迫され、逆に指先が冷える原因になるため気をつけてください。足の血流が悪くなることで体全体の血の巡りも滞り、手の指も冷えやすくなりますので、重ね履きし過ぎないことも大切です。
冷える前にやっておきたい予防方法
首を温めて血流アップ
冬の寒さの影響を避け、なるべく指先を冷やさないためには事前の予防対策をしておくのがおすすめです。特に初心者は冷え対策不足によって凍傷を招いてしまうこともありますので、山行の前には必ず予防法を把握した上で行動するようにしてください。
まずやっておきたい予防対策は、首を温めることです。首元はもちろんのこと、手首や足首も温めることで指先の冷えを回避しやすくなります。
首の周りには血管が集中している
なぜ首周りを温めるのが大切なのかというと、この部分には血管が集中しているからです。血管が集中しているところをしっかり温めることで全体の血流が促進され、指先にまで十分な血液が行き渡るようになります。
冬の登山へ出かける際にはネックウォーマーやハンドウォーマー、レッグウォーマーを装着するようにしてください。保温性のあるウォーマーを装着して予防対策しておけば、指先の冷えを最小限に抑えられるでしょう。
お腹周りを温めるのも効果的
山行中にお腹が冷えると、生命維持の生理作用が起きて内臓に血流が集中しやすくなります。そのため、お腹を温めるのも効果的な予防対策です。お腹と指先の冷えは関係ないように見えますが、実は防寒対策において重要なポイントになることを忘れないようにしてください。
登山前には腹巻を装着し、お腹周りをしっかり温めておくと指先も冷えにくくなります。また、お腹を温めておけば、指先の冷えを防ぐだけでなく腹痛の予防にもなるでしょう。
冷えた時に取り入れたい対策方法
足や手のストレッチを行う
寒さが厳しい季節は、しっかり防寒対策をしていても冷気の影響を受けて指先が冷えてしまうことがあります。冷えを感じたら、なるべく早めに温めることが大切です。
まずは、手足のストレッチを行なってください。手の指をギュッと握った後に広げる動作を複数回行うのがおすすめです。グーとパーの動作を繰り返すことで血流が促進され、指先が温まります。また、第二関節あたりで指を組み、指の間を刺激するのも効果的です。
足の指も同様にストレッチを行う
足の指も、手と同じようにギュッと握って広げるグーパー動作を続けてください。シンプルなストレッチですが、繰り返し続けることで内臓に集まっていた血流が指先へ戻り、次第にポカポカと温まっていきます。指先の冷たさを感じたら、一旦立ち止まってストレッチを行なってみてはいかがでしょうか。
ツボを刺激する
指先が寒さの影響を受けた時は、ツボを刺激するのもおすすめです。手の指先を温めるには、陽池と呼ばれるツボを刺激してみてください。
手首のやや小指寄りの場所にある窪みに陽池のツボがありますので、ゆっくりと優しく刺激します。強く押す必要はなく、気持ちよい程度の圧力で問題ありません。指先のストレッチと合わせてツボを押すとよいでしょう。
足なら湧泉がおすすめ
足の指を温める時は、湧泉というツボが最適です。湧泉は、足裏の中指・薬指・小指の付け根にあるふくらみと親指と人差し指の付け根にあるふくらみが交差する部分にあります。手と同様にゆっくり押してみてください。
屈伸をする
屈伸によって脚を曲げ伸ばしすると、全身に血流が行き渡りやすくなります。足先だけでなく手指も温まるため、指先の冷えが気になる時は屈伸も行なってみてください。登山の休憩中などに行うとよいでしょう。
ポカポカになるアイテム3選
①:WATMHHJQ USBハンドウォーマー
WATMHHJQ USBハンドウォーマー
冬の登山では、行動に気をつけるだけでなく保温性の高いアイテムを使って防寒対策をすることが大切です。手軽に使える保温アイテムが欲しい場合は、USB型のハンドウォーマーを取り入れてはいかがでしょうか。
WATMHHJQのUSBハンドウォーマーは、低温・中温・高温の3つの温度に切り替えられ、手元をしっかりと温めてくれる優れものです。重量はわずか185gで、初心者でも簡単に持ち運べるでしょう。
②:桐灰 巻きポカ
桐灰 巻きポカ 足首用
足首をしっかり温めたい時には、巻きポカを使うのがおすすめです。専用温熱シートを入れたホルダーを足首に巻き付けるだけで、ポカポカと温かい状態になります。温かさは6時間持続するため、登山中も寒さの影響を受けにくいでしょう。ホルダーはワンタッチで足首に巻き付けられますので、装着に時間をかけずに済むのも嬉しいポイントです。
③:ハクキンウォーマー
ハクキンカイロ ハクキンウォーマー
ハクキンウォーマーは、通常の使い捨てカイロの13倍の温かさを誇るのが特徴です。一定した発熱温度を保つため、雪山のような過酷な状況下でもしっかりと温かさを感じられるでしょう。保温時間は24時間と長く、冷たくなりがちな指先をポカポカにしてくれます。
指を温める効果的な方法を登山で役立てよう
指先は体の中で最も早く冷えやすい部位のため、冬登山の際にはしっかりとした防寒対策が欠かせません。まずは指先が冷えないように予防対策を行い、体を温めるようにすることが重要です。首やお腹周りを温めておくことで指先の冷えも防げますので、ぜひ実践してみてください。
もし指先が冷えてしまったら、ストレッチやツボ押しを行い、屈伸で血流を促進するのがポイントです。初心者でも簡単にできる対策になりますので、指先の冷えを回避するために取り入れてみませんか。
指を温める方法が気になる方はこちらもチェック!
雪山などの冬登山では、指先の冷えだけでなくさまざまな面で気を付けておかなければならないことがあります。関連記事では冬登山に必要な知識や装備品などを紹介していますので、参考にしてみてください。
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