キャプテンスタッグ ワカサギテント
フィールドア トンネルテント
サウナベンチ PSN400
ホンマ製作所 ステンレスストーブ
SUNGA サウナストーン
EMENDO フィンランド産 ヴィヒタ
7L ひしゃくサウナバレル
PTTech 防災用品 キャンプアラーム
サウナテントを自作してみよう!
サウナテントは、購入すると高い買いものとなってしまいます。しかし、自作するとリーズナブルに楽しめるでしょう。自作に必要なものや作り方、使用するうえの注意点を解説します。
ほかにも用意しておくと、便利になるアイテムもご紹介します。自作したサウナテントで「整う」感覚を味わいましょう。
必要なものは4つ!
1:テント
テントは、ストーブから発生する煙を屋外へ出す煙突が必要です。薪ストーブに対応した煙突穴付きのテントならDIYする必要もありません。
テントにはドーム・ティピーなどさまざまな形状がありますが、サウナ用に使う場合、ボックスタイプをおすすめします。
ボックスタイプであれば、どこにシートを設置しても座りやすいのが特徴です。また、温度を逃さないためのスカートが付属しているとさらによいでしょう。
DIYにおすすめのテント
キャプテンスタッグ ワカサギテント
簡易的に使えて、サウナに最適な形状はボックスタイプです。さらに、加工しやすいテントは冬季にワカサギ釣りへ利用するテントをおすすめします。天井が高く、テント内のどこに座っても楽しめるのがポイントです。通常の使用では、冷気の侵入を防ぐ存在である「スカート」もサウナテントに役立つアイテムとなります。
グループで楽しみたい場合
フィールドア トンネルテント
1人や2人だけでなく、グループでもサウナを楽しみたい場合は、トンネルテントをおすすめします。高さと広さを確保できるため、大人数でも対応可能です。
しかし、内部空間のサイズが大きくなった分、薪ストーブの数やサイズ、設置する数を考える必要があります。
2:サウナシート
サウナベンチ PSN400
サウナを楽しむシートには、一般的なキャンバス生地が使われたタイプは不向きです。サウナ後に乾かす手間が掛かりますし、メンテナンスが不十分なままだとカビが発生してしまうおそれもあります。
リーズナブルなアルミベンチは、時間が経つと高温になり、座れなくなるおそれもありますので注意が必要です。
テントサウナには、木製ベンチやスツールが使いやすくおすすめします。
3:サウナストーブ
ホンマ製作所 ステンレスストーブ
サウナを楽しむには、熱源となるアイテムが欠かせません。自作のテントサウナで使うには、薪ストーブが最適です。
安いものだと1万円程度から購入できます。薪ストーブであれば、どのようなものでも構いません。選ぶポイントとしては、煙突の先端がテント生地から70cm以上離せるものが最適です。
また、薪ストーブと併せて輻射板を使うと熱効率を高められるため、揃えておくとよいでしょう。
4:サウナストーン
SUNGA サウナストーン
耐熱性のある金属製バットに川石を載せると、サウナストーンとして代用できます。
川石とバットを組み合わせで十分使えますし、アロマを溶かした水をかけて蒸気を発生させるロウリュを楽しむことが可能です。
蒸気を効率よく発生させたい人や安全面が気になる場合は、サウナストーンとして販売されているものを購入しましょう。
ほかに揃えておきたいアイテム
サウナ中に役立つアイテム
EMENDO フィンランド産 ヴィヒタ
テントでサウナを楽しむときに役立つアイテムは、温度計やヴィヒタが挙げられます。
温度計は室温を把握するのに欠かせないアイテムですし、高い温度だとわかると、サウナーはうれしく感じるでしょう。
ヴィヒタは、サウナの本場フィンランドでは定番のアイテムです。香りを楽しんだり、叩いてマッサージしたりとサウナの快適さをUPさせてくれます。
ロウリュを楽しみたい人は揃えよう!
7L ひしゃくサウナバレル
テント室内の温度と湿度を高められるロウリュには、サウナストーンを置くバットと、適宜水分を加える柄杓とバケツを用意しておきましょう。薪ストーブだけでも温度は上がりますが、定期的に湿度を高めると心地よい熱さを体感しやすくなります。
サウナ後に使って快適に!
サウナでいい汗を流したあとに使いたいアイテムは、アウトドアチェアやポータブルバスタブ、飲み物を冷やしておくクーラーボックスです。
座り心地のいいアウトドアチェアは外気浴に最適。ポータブルバスタブは、近くに川や湖がない場合に水風呂を自分で準備できます。
クーラーボックスは、オロポやビールなどお好みの飲み物を冷やしておくのに欠かせません。
揃えておきたいアイテムの一覧表
- 温度計
- ヴィヒタ
- 金属製バット
- 柄杓&バケツ
- アウトドアチェア
- クーラーボックス
自作に必要な材料と作る方法!
テントサウナを自作する手順は、テントに煙突穴を作るだけです。ひとつずつ手順を追えば難しくありません。ここでは、テントサウナをDIYするのに必要な材料や道具、作成の手順をご紹介します。ポイントを押さえて、自分好みに仕上げましょう。
材料
- テント
- 難燃性シート
- マジックテープか接着テープ
- カッターナイフ
- サインペン
手順1:テントの切り抜く場所をマーキング
テントを切り抜く場所は、可能な限り真ん中を選ぶようにしましょう。薪ストーブを中央に設置できると、熱を効率的に行き渡らせられるのでおすすめです。
また、サイドウォール近くに置くと、生地が熱で溶けてしまうリスクが高まってしまいます。煙突を出す場所を決めたら、内側からサインペンでマーキングしておきましょう。
手順2:切り抜いて生地を貼る
マーキングした場所をカッターナイフで切り抜きます。切り抜いたところに、着脱できるようにしたい場合はマジックテープを縫い付けて貼り合わせるとよいでしょう。そのまま使う場合は、粘着度の高いテープで貼り合わせると簡単です。
手順3:煙突を通して確認
実際にテントを立ち上げて、薪ストーブと煙突を設置して微調整しましょう。煙突穴のサイズは適切か、問題なく使えそうかを確認すれば完成です。
既製品と異なり、予備の生地や部品が必要な場合は、自分で準備しておかなければなりません。あらかじめ用意しておくと、現地でトラブルに対応しやすくなりますので、確認しておきましょう。
気になる注意点は?
1:一酸化炭素中毒
PTTech 防災用品 キャンプアラーム
テントサウナには、薪ストーブを使用します。薪が燃焼したときに発生する一酸化炭素は、煙突を通じて室外に排出されますが、自作する場合は密閉空間での許容量を詳細に計算できません。
対策としては、一酸化炭素チェッカーをテント室内に吊るしておくようにしましょう。サウナに夢中になったとしても、一酸化炭素濃度が高まると大きな音で知らせてくれます。
2:設営に時間がかかる
テント、薪ストーブ、サウナストーンなどを自作して設営すると、既製品よりも準備に時間がかかります。自分だけのこだわりを実現できる反面、サウナを始めるまでに手間が必要です。
DIYする楽しみと割り切って、オリジナルサウナを楽しみましょう。また、サウナハットやポンチョ、広葉樹の薪など、事前に準備しておくと、オリジナルのサウナタイムを過ごしやすくなります。
3:リスクを知っておく
ここまで解説したように、テントサウナを自作して楽しみたい場合は、リスク管理が欠かせません。DIYしてサウナを楽しむ場合は、可能な限り細やかな設計をすることと、対策を忘れないようにしましょう。
リスクは、楽しみ方や使用するアイテムによって大きく変わります。事前に考えられるポイントを想定して、アウトドアでも整う感覚を味わってみましょう。
自作テントサウナで整う感覚を味わおう!
サウナテントを自作するのに必要なものやポイント、注意点を解説しました。既製品を購入すると高額になってしまいますが、手間をかけるとリーズナブルに楽しめます。事前に自作してサウナを楽しむリスクやポイントを知っておき、万全の対策をして、自然の中で整う感覚を味わいましょう!
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