クイックキャンプ アルミペグハンマー
MSR ステイクハンマー
スノーピーク Pro.C
ユニフレーム REVOハンマー
キャンプに適したハンマーの種類は?
テントやタープの設営には専用のハンマーが必要
キャンプ場でタープなどを「ペグ」という金具を用いて地面に固定する際には、ハンマーが必要です。付属品としてプラスチック製などの簡易ハンマーが付属する場合もありますが、砂利や小石が混ざった硬い地面の場合は、深く打ち込むのは困難でしょう。
そのような場合にも対応できるのが「ペグハンマー」と呼ばれる専用の道具です。ペグを引っかけて抜く機能を備える商品も多く、設営から撤収までをスムーズに進められます。
キャンプ用のハンマーの種類は豊富
キャンプ向けに販売されているハンマーには材質やサイズ、重量といった仕様の異なるたくさんの種類があります。また、デザイン製の高い商品も多く、キャンプ場の雰囲気を上げるアイテムとしても人気です。
以下ではソロ用とファミリー用に分けて、キャンプに使いやすいハンマーをピックアップしていきます。本記事は2022年7月26日の情報をもとにしました。ご購入の際は再度最新情報をご確認ください。
ペグハンマーの種類&用途別の選び方
1.キャンプ場の地面に合ったヘッドを選択しよう
キャンプで用いるハンマーのヘッド(先端部)の材質は金属がメインで、ステンレス・鉄と真ちゅう・銅の2種類に分けることができます。前者は表面が硬く、パワーを直接伝えやすいのが特徴。硬い地面でのペグ打ちにも適しているでしょう。
後者は表面が柔らかいため手に衝撃が伝わりにくいのが利点です。接触面には凹凸が発生しますが、使うほどに渋みが増すため、ベテランキャンパーから根強い人気があります。
2.グリップの持ちやすさ・抜けにくさもチェック
ハンマーにはグリップの素材にもさまざまな種類があります。木材は衝撃を吸収しやすく、金属製は耐久性が高いのが特徴です。また、持ち手にすべり止めのラバーを備えるものやカーブ状にして持ちやすくしたもの、すっぽ抜けや落下を防止のストラップ付きなどがあり、そういったものなら初心者でも安心して扱えるでしょう。
3.ソロキャンや登山用には軽量品を選ぼう
ヘッドやグリップの材質やサイズといった種類により、ハンマーの重量はさまざまです。ファミリー用の大きなテントを立てる場合は、硬い地面にしっかりとペグを打ち込めるパワーのあるハンマーが適しています。また、ソロでのツーリングや登山用としては、荷物を少しでも減らせる軽量なものを選びましょう。
ソロキャンプ用の軽量ハンマー2選
1.クイックキャンプ・アルミペグハンマー
クイックキャンプ アルミペグハンマー
サイズ | 長さ31cm×幅11cm |
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重量 | 約350g |
クイックキャンプは通販サイト・eSPORTSのプライベートブランドで、コスパの高いアウトドア用品が人気です。グリップにアルミ合金を使用しているため350gと軽量ですが、31cmの長いグリップによる遠心力効果のため、重さ以上のパワーが得られるでしょう。
ボディーは明るいカーキ色なので、地面に置いても紛失の心配はありません。収納袋がセットになって1860円ほどと、ご紹介する中で最もリーズナブルです。
便利な機能がそろったコスパ抜群の商品
アルミペグハンマーは軽量なので、登山やツーリングといった移動を伴うキャンプの用途にも適しています。ヘッドには強度の高い鋳鉄を使っているため、堅い地面でも根元まで打ち込むことが可能です。
アルミのグリップはやや滑りやすいため、すっぽ抜け防止のストラップを手首に巻き付けて使用しましょう。ヘッドにはショベル型とホール(穴)型、グリップの下部にはフック式の合計3種類のペグ抜きが搭載されています。
2.MSR・ステイクハンマー
MSR ステイクハンマー
サイズ | 長さ28.5cm |
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重量 | 312g |
アメリカの人気アウトドア用品メーカー・MSRのキャンプギアです。重量が312gとご紹介する中で最も軽量なので、荷物を極力減らしたいソロキャンパーにも向いています。
グリップがアルミでヘッドがステンレスなので、遠心力を利用してパワフルに打ち込むことができるでしょう。価格は4950円ほどで、一見ではハンマーとは分からない、デザイン製の高さも話題になっています。
キャンプに便利な機能が満載
ステイクハンマーのヘッドは角型のユニークな形状です。一般的な製品と比べてヘッド面積が大きいため打ち損じることも少なく、初心者でも簡単に扱えるでしょう。
後端に2又のペグ抜きを備えたヘッドは広めのフラット形状で、自立させることも可能です。また、先端部には栓抜きの機能を備えているのもユニークなところで、意外性があるのも商品の魅力になっています。
ファミリーキャンプ用の強力ハンマー2選
1.スノーピーク・Pro.C
スノーピーク Pro.C
サイズ | 長さ29ⅽm×幅12ⅽm |
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重量 | 670g |
金属加工の街として有名な新潟県燕三条エリアに本社を置くスノーピークは、アウトドア向けの商品を中心とした人気メーカーです。Pro.Cのヘッドは頑丈な鍛造スチール製で、先端部には銅のヘッドを搭載しています。
木製のグリップには細かい凹凸状の加工が施されているので、力一杯振り下ろしても滑りにくいでしょう。部品間の隙間がない精密なつくりで、価格は7040円ほどご紹介するなかで最も高級な商品です。
人気メーカーのハイスペック商品
Pro.Cはヘッドに銅を採用することにより打ち込み時の衝撃を抑えてくれます。また、打点がぶれにくいため効率よくペグを打つことが可能。硬い地面のフィールドでファミリー用の大きなテントやタープを設営するのにも最適です。
また、ペグ抜き用のフックと抜き穴を備えているため、多種類のペグにも対応できるでしょう。ブランドロゴの入ったすっぽ抜け防止用のストラップも付属し、安全に作業をすることができます。
2.ユニフレーム・REVOハンマー
ユニフレーム REVOハンマー
サイズ | 長さ29.5ⅽm×幅13ⅽm |
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重量 | 700g |
REVOハンマーはアウトドア用品の人気メーカー・ユニフレームの商品で、5500円ほどで販売されています。他の商品には見られないピッケルのようなヘッドの形状が特徴。先端をペグの下に当てることにより、てこの原理でスムーズに引き抜けるでしょう。
また、ヘッドにある3種類の穴には径の異なるペグを通せるようになっていて、汚れを落とし、曲がりを矯正することができます。
便利な機能が満載のユニークな商品
REVOハンマーは炭素鋼のヘッドを採用していて、700gとご紹介するなかでも最も重い商品です。パワーがあるのでファミリー用の大きなタープやテント用の設営用としても向いているでしょう。
持ち手部分は厚手のゴム製のため、打ち込みの際の衝撃を和らげてくれます。ほかにも、グリップ形状は指にフィットしやすい波状で、グリップエンドはすっぽ抜けにくい鍵型にするなど、安全で快適に使える工夫が満載です。
便利なキャンプギアで快適なアウトドアを
キャンプにおいて設営や撤収の作業をスムーズに行うためにはハンマーが欠かせません。特にペグハンマーは丈夫で効率的に力を伝えるため、硬い場所でも地中深くまで打ち込むことが可能です。
また、すっぽ抜け防止用の工夫がされているものが多く、デザインの種類も豊富にあります。気になるハンマーがありましたら、商品サイトやお近くのアウトドアショップなどで、詳細な仕様を確認してみてはいかがでしょう。
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