ペグハンマーについて
ペグハンマーはペグという金具を打ち付ける道具です。初心者の人は「ペグ」と聞いてもピンとこない人もいるかも知れません。ペグとはテントを設営するときにテントについているタグに通して地面に打ち込み、しっかりと固定する金具のことです。
ペグハンマーは設営の便利アイテム！
慣れた力の強い男性キャンパーさんなら、ペグハンマーを使わずにペグを素手で地面に打ち込める人もいるようですが、慣れないうちはなかなか真似するのは難しいでしょう。キャンプ地の地面の硬さにもよりますので、ペグハンマーを用意した方が断然テント設営は楽になります。
設営のスピードアップ
ペグハンマーはてこの原理を応用して、少ない力で効率的にペグを地面に打ち込むことができます。力のない女性の方、お子さん、キャンプ設営初心者の人でもらくらく作業を進めることができるでしょう。
初心者おすすめペグハンマーの選び方
ペグハンマーはテントを買ったとき、ペグと一緒に付属しているものもあります。セットになっているものを利用するのも良いですが使いにくい点もあります。どんなところが使いにくいのか知ることで、初心者の方でも簡単にわかりやすく「自分にあった使いやすいペグハンマー」を探すことができるでしょう。
軽量ペグハンマーは使える？
硬い地面に打ち込むならある程度の重さがあった方が楽です。でも、力のない人は最初から重いハンマーを使うことで道具に振り回されてしまって逆効果になることもしばしば。そんな時に役に立つのが軽量のペグハンマーです。これなら小学生くらいのお子さんでも使うことが出来ますし、誤って手を打ち付けてしまったときもダメージが少なくて済むのでおすすめです。
初心者向けの便利なペグハンマーは
初心者といっても使う人によって向き不向きはあるものです。ペグハンマーを売っている通販サイトのレビューを見て、自分と同じような人が「使いやすかった」といっているものを選ぶのが一番でしょう。 具体的には女性や子供向けにはあまり重くないもの。力があって早く設営を済ませてしまいたい人や硬い地面用に重たいペグハンマーと2種類の重さのものを用意しておけば臨機応変に対応していけます。
ペグハンマー徹底比較【価格】【機能】【サイズ】
それでは、具体的に通販サイトで人気のペグハンマーの価格や機能、サイズなどを比較しながらご紹介します。実際に利用された方のレビューも掲載しておきますので参考にしてみてください。
おすすめペグハンマー比較①ペグハンマーPRO
価格：4,212円 サイズ：直径35×120×290mm 重さ：670g 機能などおすすめポイント：ヘッド部分が別売りで売られているので壊れてきたら交換して長く使うことができる。打ち込むときにヘッド部分が凹んでペグの形状にフィットするので打ち込みやすい。(価格は2018年8月現在のものです)
テントをたてた後、腕や肩が痛くなっていましたが、スノピのハンマーにかえたら、全く痛みがなくなりました！
おすすめペグハンマー比較②パワーペグハンマー
価格：4,644円 サイズ：約幅11.5×長さ30.5cm 重さ：約680g 機能などおすすめポイント：ヘッドに近い柄の部分についているベルトを手に通しておくとペグハンマーのすっぽ抜けを予防できます。持ち手のグリップの良さが人気のペグハンマーです。(価格は2018年8月現在のものです)
滑りにくい樹脂で出来ているのでグリップも良好です。ヘッドも大きめなので打ち損じは少ないです。
おすすめペグハンマー比較③スチールヘッドハンマー2
コールマン｜スチールヘッドハンマーII
価格：5,918円 サイズ：約100×300mm 重さ：約700g 機能などおすすめポイント：ごつい鋳造されたヘッド部分がついています。他のペグハンマーと比較してヘッド部分の強度が高いのが特徴です。ストラップの着け位置が持ち手の下の部分なので、すっぽ抜けは防げますが振り回してしまうので注意は必要でしょう。(価格は2018年8月現在のものです)
スノーピークのハンマーと迷いましたが、ヘッドの形でこちらを選んでみました。重量感、質感ともに気に入ってます。
おすすめペグハンマー比較④エリッゼSt.Martelo
価格：5,616 円 サイズ：約303×102×35mm 重さ：約550g 機能などおすすめポイント：形は無骨で持ち手のデザインもカッコイイ見た目重視かと思いきや、使い心地も良いペグハンマーです。名前の刻印をしてくれるサービス付きなので自分だけの一本が嬉しい。混雑したキャンプ場でも無くしにくいというメリットもあります。(価格は2018年8月現在のものです)
作り手の情熱を感じる商品です。後回しにされがちな用具ですがあったほうが便利な道具です。
おすすめペグハンマー比較⑤オガワアイアンハンマー
オガワ｜ アイアンハンマー
価格：2,376 円 サイズ：全長27cm 重さ：約550g 機能などおすすめポイント：真っ黒なボディが他のペグハンマーとはまったく違った雰囲気をかもしだしている一本です。グリップ部分がゴム製なので滑り止め効果は抜群です。無骨なデザインがウケています。(価格は2018年8月現在のものです)
(他のペグハンマーだと)キャンプ場で誰かと被りそうだったので老舗国内メーカーの小川キャンパルをチョイスしました
おすすめペグハンマー比較⑥VGEBYペグハンマー
価格：1,699円 サイズ：305mm×110mm 重さ：380g 機能などおすすめポイント：何といっても他のペグハンマーと比べて安いのが魅力です。重さも380gと軽量タイプとなっています。柄の部分はジェラルミン製。作りは簡単ではありますが打ち込む、ペグを引き抜くと専門の金具もついていますので代用品よりずっと楽にペグ打ち作業が勧められるでしょう。(価格は2018年8月現在のものです)
握力がない女性でも使いやすいハンマーです。
おすすめペグハンマー比較⑦SDVペグハンマー
価格：2,700円 サイズ：長さ320mm 重さ：約850g 機能などおすすめポイント：価格とクオリティーのバランスが素晴らしく、おすすめな一本です。ペグハンマーは軽量の物を求める人も多いですが打ち込みやすさは重さがあった方が振り下ろす力だけでペグが打ち込まれていくので楽になります。他のペグハンマーと比較してヘッドの先の平な部分が大きく作られているので狙ったペグは外しにくいというメリットもあります。カラーはシルバーもあるのでそちらもおすすめです。(価格は2018年1月現在のものです)
重量感もよく、1.2回叩くだけでペグが入ってくれます。
おすすめペグハンマー比較⑧WJGペグハンマー
価格：2,480円 サイズ：300×115×35 重さ：600g 機能などおすすめポイント：しっかりしたペグハンマーとペグをまとめて収納できるポケットのたくさんついたケース付きでこのお値段です。ペグを持ち歩くのに意外と困るのがケースです。重めのハンマーで打ちやすさもメリットです。(価格は2018年1月現在のものです)
持った感じと安全紐も付いていて女性でも安心して使えます！
便利！ペグハンマーの代用品
ペグハンマーの代用品①
100均のゴムハンマー。軽量でコンパクト、何よりも安いので使っている人が多いのが100均で売られているハンマーです。素材はゴム製のものを選びましょう。 ペグを打ち込むハンマーは何度も使う前に壊れてしまうものも多いので、壊れることを想定して壊れてもあまり惜しくないもの。身近にお店があって買いやすいものが代用品として優秀です。
ペグハンマーの代用品②
ホームセンターのゴムハンマー。100均では心もとないという人。比較的キャンプに頻繁に行く人は100均のゴムハンマーよりももっと丈夫で大きさもあり、使いやすいものを欲しくなるようです。ペグハンマーではありませんが、ホームセンターにはゴム製の大きめのハンマーが売られています。これらをペグハンマーの代用品として利用する人も増えています。
ペグハンマーの代用品③
ペグを打ち込むのには、やはりハンマーがあった方が便利ですが「ハンマーを忘れてしまった」「数人で同時にペグ打ちをしたい」というときに急遽ペグハンマーの代用品が必要になるときもあります。そんな時に何といっても代用品となるのが、「ちょっと大きめの平らな部分がある石」です。手を一緒に打ち付けて怪我をしやすいので、注意深く軍手を着けて使うようにしましょう。
初心者はペグハンマーでらくらくテント設営
使いやすいペグハンマーと人気有名ブランドのペグハンマーを比較してみました。いかがでしたでしょうか。やはり有名ブランドのペグハンマーは使いやすいのですが価格がそれなりのお値段なのが気になる人もいるでしょう。最初は100均やホームセンターで安いゴム製ハンマーなどを探して使ってみてから自分の手にあったしっかりしたペグハンマーに買い換えていくというのもひとつの手です。 良いペグハンマーを選んで快適なテント設営をしていきましょう。