Tarptentとは
ULにこだわった米国発のメーカー
Tarptentは2000年初頭にアメリカで創立され、UL（超軽量）にこだわり独自の美学を貫くテントメーカーです。縫製から発送まで全てカリフォルニア州タホ国立公園の麓で1枚ずつ丁寧に制作され、高品質の名作テントを数々生み出しています。
創業から歴史が浅いにもかかわらず、米国のULテントの分野で多くの信頼と人気を確立しているブランドです。
独創性溢れるデザインと機能性
Tarptentは重量が超軽量と言うだけでなく、設営や撤収が非常に簡単にできる機能性と独創性に溢れるフォルムデザインを併せ持っています。
大きめのベンチレーションを備え夏場にも快適な通気性があり、風に対する耐風性や雨や雪に対応する耐水圧にも優れています。オールシーズンで使用でき、ソロ登山からトレッキングなどさまざまなキャンプ形態におすすめできる汎用性が高いテントです。
知る人ぞ知るテントメーカー
Tarptentは日本での取扱いや輸入量が非常に少ない、知る人ぞ知るテントメーカーです。今回は日本で購入しにくい理由や、入手困難でも絶対欲しくなる商品を2つ選んでテントの特徴やスペックなどを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
購入しにくい理由
①Tarptentの取扱代理店が日本にない
取扱代理店が日本国内にないのが大きな理由の一つです。代理店がないので個人輸入することになりますが、個人輸入の手続きが面倒なことが大きなハードルになっています。
また個人輸入以外の方法として中古市場を探す方法がありますが、日本に輸入されている絶対数が少ないのでなかなか出回りません。ですが、Tarptentのモデルによっては個人輸入を代行して販売するサイトもあるので探してみてください。
②Tarptentのレビューや情報が少ない
テントを購入する際には口コミレビューを参考にされる方が多いのではないでしょうか。ところがTarptentを日本国内で使用した方の数が極端に少ないので、レビューなどの情報も限られてしまいます。これも購入にブレーキをかける1つの要因です。
しかし入手困難な商品は人と被りにくいアイテムになります。輸入量が少ない今がチャンスと捉えマニアックなTarptentをゲットしてみましょう。
簡単設営のソロテント「Aeon Li」
自由を好むソロキャンパー向け
Aeon Liは付属のサックやペグを合わせても総重量が551g（本体重量490g）と超軽量の非自立式のソロテントです。ソロ用でもフロアサイズが十分あり身長が高い人でも楽に横たわることができます。
本体素材は軽量性や耐水性に優れるダイニーマ製で、結露しやすい生地特性を大きな三角形のベンチレーションがカバーしてくれます。山を一人で自由に動き回りたいタイプの人に最適のULテントです。
設営が非常に簡単
非自立式テントは設営に手間取る場合が多いのですが、Aeon Liはワンポール型で設営が意外に簡単なのが特徴です。慣れてくればわずか2分で設営可能という驚きの簡便性があります。
ソロキャンパーにとって軽量で設営が簡単なことが必須条件の一つです。またポールの立て方次第で、前室の使い勝手もよく荷物の置き場の確保ができるなど嬉しい設計になっています。
Aeon Liの基本スペック
| 対応人数 | 1人 |
| 対応シーズン | 3+ |
| 重量 | 本体：490g、スタッフサック：10g、ペグ6本（ケース含む）：51g |
| サイズ | 内部高：119cm、フロア幅：76cm、フロア長：224cm |
| 収納サイズ | 36 cm x 10 cm |
ゆったりサイズの「Rainshadow3」
3人でも余裕があるトンネル型
テント幅が広く長さも2m以上あり、端側でも窮屈感がなく3人使用で余裕の広さがあります。少々無理をすれば4人利用も可能で、重量も1.3kgと超軽量なのでファミリーやグループに最適のテントです。
設営は前側の黄色のスリープにポールを通し、後側の横向に組み込まれているフレームにポールまたはストックを立てかけ、5ヶ所のペグダウンで簡単に完了します。
抜群の開放感と通気性
前部と後部の全面メッシュ構造のおかげで、フルオープンすれば開放感と通気性は抜群です。トンネル形状なので風の通り道がスムーズで、蚊やブヨなどの夏の嫌な虫の侵入もメッシュが防ぎ、爽やかな心地よい風で快適に過ごすことができます。
内側のフラップを閉めれば暴風雨でない限り雨の吹き込みを防ぐ設計なので安心です。収納も付属のスタッフサックにポールを含め全部がコンパクトに収まります。
Rainshadow3の基本スペック
| 対応人数 | 3人 |
| 対応シーズン | 3シーズン |
| 重量 | 約1330g（本体＋ペグ込み） |
| サイズ | 203cm×213cm×高さ109cm |
| その他 | 前後部全面メッシュカーテン付き、wind resistantの強化 |
Tarptentで時代を先取りしよう！
Tarptentはアメリカ発のULにこだわり斬新なデザインの名品を多数輩出しているテントメーカーです。しかし日本での取扱いが非常に少なく、入手困難なレアものです。
ここまでTarptentの購入しにくい理由や、入手困難でもぜひ欲しくなるテントを2つ選んで紹介してきました。これらを参考にして人と被らない、自分にピッタリくるTarptentをゲットして時代を先取りしましょう。
Tarptent以外のテントギアが気になる方はこちらをチェック！
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出典：unsplash.com