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ビジョンピークス「TCルーテント」特集。ソロや家族向けのサイズ展開、設営も簡単

スポーツ用品店「ヒマラヤ」のオリジナルブランド、ビジョンピークスをご存知ですか。今回はビジョンピークスが発売する小型のテント「TCルーテント」の魅力から、TCルーテントテントの通常のテントとは少し異なる使用方法や注意点なども合わせて紹介します。
2022年7月1日
揚げ餅
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目次

この記事で紹介しているアイテム

ビジョンピークスとは

スポーツ用品店のオリジナルブランド

ビジョンピークスはスポーツ用品やアウトドア用品を販売しているヒマラヤのオリジナルブランド。現在は廃盤になっていますが、広い前室に小窓がついている画期的な小型テント「ランドライト」や、今回紹介するカンガルースタイル用の「TCルーテント」など人気製品を多数開発しています。

多くのオリジナルブランドと同様に、ビジョンピークスもコスパのよさに定評があります。

通販で購入可能

ヒマラヤは自社EC、Amazonや楽天などの各種ECサイトでも取り扱われているため、近くにヒマラヤ実店舗がない方でも簡単に通販で購入できます。

TCルーテントを紹介

TCルーテントソロ

TCルーテントは、TC素材を使ったソロ用のシングルウォールテントです。シングルウォールとはフライシートとインナーが分かれていない一枚の生地で、フライもインナーも兼用。この構造は軽量化しやすく、超軽量な登山用テントで採用されています。

壁と天井部分はポリエステルと綿の混紡した素材のため耐水圧は高くありません。シングルウォールでなおかつTC素材のため大雨にはポリエステルのテントよりも弱くなります。

通気性と遮光性が高く快適


綿が含まれているTCは濃い影ができテント内の温度が上昇しづらくなります。さらに、ポリエステルにはない通気性があるため、熱がこもりにくく暑い時期でも過ごしやすい生地です。

通気性が高い生地ですが、保温性もあるため冬に過度に冷えることはありません。保温性と通気性、遮光性があるためポリエステルのテントよりも春夏秋冬過ごしやすいところがTC生地の魅力です。

サイズバリエーションについて

2022年6月現在TCルーテントのサイズは1人用のソロ、2~3人向きのデュオ、4人用のファミリーの3種類があります。しかし、TCルーテントは非常に人気があり、ファミリー向きサイズやデュオサイズは売り切れ中です。

TCルーテントの魅力

設営が簡単

設営が簡単なところも本品のポイント。少し珍しい魚座型のテントですが、ドームテントのようにポールをスリーブに差し込んでいくだけで簡単に設営できると好評です。TCルーテントのサイズによりますが、最短5分程度で設営できます。

フライシートがない分簡単に設営できるため、汗だくになりながら作業する必要がありません。さらに、魚座型テントはドームテントよりも交差箇所が多く、風に強い性質があり安定性が高い魅力的な構造です。

通気性が高い

テントの重要な要素に通気性があります。通気性が低い結露ができますが、通気性の高いテントだと結露が発生するリスクが減り快適に過ごせます。さらに、結露で濡れることが少なくなるため、素早く撤収が可能です。

TCルーテントは素材が持つ通気性だけではなく、メッシュドアやベンチレーションにより快適に過ごせます。デュオやファミリーサイズには天井にも開閉式の窓があり、大人数でも熱がこもらない構造です。

TCルーテントの使い方


カンガルースタイルがおすすめ

TCルームテントはフライシートがないためシェルターやタープと組み合わせるカンガルースタイルがおすすめ。カンガルースタイルと大型のシェルターやタープの中に小型のテントを設営する方法です。

さらに、シェルターやタープが屋根の役割を果たしてくれるため、雨に弱いTC素材でも安心してキャンプが楽しめます。本品のボトムは2000mmの耐水圧があるためフロアがないタープでも問題ありません。

キャンプ以外にもおすすめ

TCルーテントはシングルウォールのため張りやすくキャンプ場以外の場所、シーンでも使いやすいテントです。室内やベランダで使ったりと家庭での使い道が豊富にあります。遮光性があるためサンシェードとしても利用できバーベキューやピクニックなどキャンプ以外のシーンにもおすすめです。

TCルームテントの注意点

グランドシートが必要

本品はグランドシートが付属しません。そのままでもボトムの耐水圧は2000mmほどあるため問題はありませんが、雨への備えや汚れからの保護を兼ねてグランドシートはきちんと使いましょう。グランドシートがあると、さらに水濡れ強くなります。

ポールの扱いに注意

出典:paypaymall.yahoo.co.jp

本品はソロ向きの小型モデルから4人用のファミリーキャンプ向けの大型モデルでも、フレームは繊維強化プラスチックのFRPです。樹脂製のためアルミなどの金属フレームよりもしなりやすい特徴がある反面、同じ場所に負担がかかると割れてくる可能性もあります。金属フレームよりも取り扱いに注意しましょう。


基本的にタープやシェルターとセットで運用

本品はカンガルースタイルでの運用を想定して作られています。屋内では問題ありませんが、屋外では基本的にタープやシェルターと組み合わせて使うようにしましょう。本品だけではなくカンガルースタイル向きテントは基本的に雨に弱いものが多いです。

カンガルースタイルにおすすめテント

Photo byriya26

TCルーテントはカンガルースタイル向きのテントです。そのため、大雨の日に単体で使わないようにしましょう。その分、高い通気性や遮光性が高く非常に過ごしやすいテントになっており、売り切れが続出するぐらい人気があります。カンガルースタイルにすると春夏秋冬問わず利用できるので、ぜひその性能を体験してみてください。

大型シェルターが気になる方はこちらもチェック!

TCルーテントのようにシングルウォールでなおかつコットンやTC素材のテントは、カンガルースタイルでの運用をしたほうが雨を気にしなくてもよくなります。当サイトにはカンガルースタイルに必要なシェルターに関するさまざまな記事があるのでよかったらチェックしてみてくださいね。