スノーピーク テント セル2 STP-180
NEMO ヘキサライト6P キャニオン
ogawa テント シェルター型 ネオキャビン
FIELDOOR 2ルームシェルターテント 560
BUNDOK ソロベース BDK-79TC
DOD ヌノイチ(S) T2-593-KH
クイックキャンプ ワンタッチ スクリーンタープ
Soomloom テントHAPI 4P
NEUTRAL OUTDOOR ワンポールテント
フロアレスシェルターとは
フロアレス(床面が無い)なテント
通常のアウトドアでよく使われがちな種類のテントは、土に接する面まで布地で覆われています。しかし今回ご紹介するフロアレスシェルターは、まったくと言っていいほど違った種類。フロア部分の布地が完全に存在していません。
別名を調べてみると、フロアレステントという名前でも呼ばれています。地面に当たる部分がないフロアレステントを導入すれば、通常のテントとはちょっと違ったキャンプを過ごせるようになるので、おすすめのアイテムです。
色んなフロアレスシェルターの種類ある
いまキャンプ場を眺めてみると、靴のままでも芝生の上で過ごせるフロアレスシェルターの姿も目立ちます。登場して以来その種類は多様化を進めてきました。いずれも遮光性や防水性など含め、使い心地が考慮されたものです。
例えばソロキャンプ用の小型の種類は、フロアレスシェルターでもすぐに見つかります。さらに中型から大人数向けの種類までもあります。同じカテゴリに含まれるとは思えないほど、デザインや構造が違う種類が揃っています。
フロアレスシェルターの選び方
サイズ重視なフロアレスシェルターの選び方
今後フロアレスシェルターを求めれば、アウトドアシーンで何人で使うかを踏まえた選び方が無視できません。ソロキャンプを好むなら当然軽量で1~2人用の種類を選びたいし、ソロで大きなものを選ぶという人も少なからずいます。
3人以上の人数でキャンプに使っていくとしたら、高さがあって窮屈さを感じないサイズの選び方がおすすめです。価格や軽量さを気にしないなら、6人以上で使えるような、特大サイズのフロアレスを選ぶこともできます。
形状重視なフロアレスシェルターの選び方
デザインからの選び方も、フロアレスシェルターでおすすめな方法です。いま床のない種類のテントには様々な形状をしたものがあります。今流行のパップ型、伝統的なワンポールの三角屋根型、ドーム型、大きなロッジ型などなど。
色々と形状があるので、1つが気に入ってもすぐ別のものに目移りしてしまうかもしれません。そのためフロアレスシェルターを購入するなら、アウトドアショップや通販サイトなどで、複数種類を見て回る選び方をするのが基本です。
メッシュ素材重視なフロアレスシェルターの選び方
快適にできるよう、フロアレスシェルターのメッシュ素材の有無を優先する選び方もあります。メッシュは風を通す網戸のようなもので、メッシュにより遮光性を上げ、虫の侵入を防いだり、風を入れて涼しくする効果が出てきます。
近ごろのフロアレスシェルターは、メッシュ付きとメッシュなしに分かれている状況です。ぶんぶんうるさい虫に入ってほしくない人、夏な快適に過ごしたいという人には、確実にメッシュ付きの選び方をおすすめします。
フロアレスシェルター(ソロ~少人数用)6選!
①DOD ヌノイチ
DOD ヌノイチ(S) T2-593-KH
2018年にお目見えしたのが、キャンプ用品が人気の高いDODのヌノイチです。これは自在に変形できてしまう、フロアレスシェルターの代表格。全体が1枚の布素材で作られていることから、こんな名前が付けられています。
カーキ色の不思議なテントは、340×210×150cmという大型サイズながら、5.9kgと軽量さもまずまず。2人が使うのに丁度よい印象です。おすすめなヌノイチがあれば、アウトドアの色んなシーンで使いこなせるようになります。
変形して使える評判なヌノイチ
全国のヌノイチ愛好家の皆さん、おはこんばんはグリキャンです😎👍
— greedcamper (@greedcamper) May 14, 2019
DODヌノイチですが色々な張り方があるかと思いますが、皆さんオリジナルの張り方ってありますか?🤔
オラはこんな感じ🎵
まだまだ可能性を秘めてますわ😎👍 pic.twitter.com/eqdPa605fF
燃えにくく防水性の高いポリコットン素材の布は、遮光性までも高くなっています。布の一部に切れ込みが入っていることによって、ヌノイチは自在に変形できます。この変形仕様が、ユーザーの口コミでも評判になっています。
開放感ある形やおしゃれな三角屋根にもできるし、コットを使う時安心な目隠し的な張り方も可能です。フロアレスシェルターの中でも、自然との一体感は抜群に高いとされ、焚き火をしながら過ごしやすいメリットがあります。
②snowpeak セル2 STP-180
スノーピーク テント セル2 STP-180
有名なスノーピークの小型フロアレスシェルターが、定番となっているセル2です。ちょっとお値段的にも高級なオレンジのテントで、正面から見れば三角、横から見れば台形という独特なデザインが採用されています。
ソロや2人での利用がしやすいコンパクトサイズが特徴的で、たった550gしかない軽量さは誰にとっても魅力的。軽量で持ち運びやすいフロアレスシェルターなので、キャンプは勿論ソロ登山でも邪魔にならない感じで使いこなせます。
ソロ用として快適な特徴
スノーピークのセル2を庭で試し張りしてみました pic.twitter.com/3eUGlGhmFc
— もけもけ@S660 (@moke_hiro) November 6, 2019
オレンジのフロアレスシェルターは、庭キャンプでも好まれているようです。ソロ用としては広い感じだと、口コミでも好評になっています。小さいとは言っても、内部にコットなどの道具を設置して使うにも十分な感じです。
下部についたスカートが隙間風を防止でき、素材は遮光性もあって雨を防げることも高評価です。軽量テントの設営方法は、トレッキングポールで立てるのと、ロープを張って吊るす使い方が可能になこともセル2の特徴です。
③Soomloom HAPI 4P
Soomloom テントHAPI 4P
最新の種類となるSoomloomのHAPI 4Pは、フロアレスなシェルターの中でも人気が出て来ています。アウトドアにおすすめなテントは、4人までが宿泊できる中型。サイズは4.5mx4.3mx高さ2.8mと、立って過ごせる広さです。
テントのセットは全体が12.8kgなので、あまり軽量とは言い難いほどの重量感があります。しかしまるでティピーのような三角屋根と、コットンを主体としたベージュな色合いが、キャンプ場におしゃれさをもたらしてくれます。
HAPIの高度な使い心地
soomloomのこのテント、サーカスTC DX?のパクリっぽいけどレビュー見るとかなり良さそう。高さ3メーターは広々だな。ポチりそうだ pic.twitter.com/9HwPeQcNVv
— 錐 (@kitajimajyuku) February 6, 2021
こちらのSoomloomのHAPIの素材は、とても遮光性が高いものです。女性にはうれしい紫外線カット機能付きだし、燃えにくい耐火性、寒くても使える防寒性もあります。劣化しにくい防カビ効果までも備えた優れものです。
フロアレスシェルターの前方を広く放ってみれば、キャンプで開放的に使える良さもあります。このテントは火に強いということもあって、冬季には内部に薪ストーブも設置できることでも、レビューの評価を高めています。
⑤BUNDOK ソロベース
BUNDOK ソロベース BDK-79TC
パップ型というデザインで、別名は軍幕とも呼ばれる、バンドックのソロベースもおすすめです。発売されたのは2019年でしたが、アマゾンなど通販ショップでは、すでに絶大な人気を誇るフロアレスシェルターです。
カーキ色で遮光性の高い台形のテントは、コットン混紡素材を用いています。大きく感じながら、4.4kgしかない軽量設計も魅力。360x190x高さ110cmと、週末の焚き火を楽しむソロキャンプにもってこいなサイズをしています。
前方をあけて焚き火と共に
念願だったBUNDOKの焚き火リフレクターをソロベースEXに組み合わせぞ。なお、設営方法をまったく調べなかったので合っているか怪しいもよう。 pic.twitter.com/OwNrBAjprP
— うぃる (@wright_ssvd) February 6, 2021
このパップ型のソロベースは、コットや棚などのバンドックのアイテムとセットで安く買える良さもあります。軽量なフロアレスシェルターは正面に広く開けるタイプ。だから座りながら焚き火を楽しめるのも醍醐味になっています。
日帰りにも宿泊にも、確実に重宝するフロアレスシェルターです。付属している布を広げることで、地面にフロアを作って快適に過ごすこともできます。完全に密閉できるので、虫よけができて快適な眠りをもたらします。
⑥クイックキャンプ ワンタッチ スクリーンタープ
クイックキャンプ ワンタッチ スクリーンタープ
お手頃な感じで入手できるスクリーンタープは、クイックキャンプが作り出した人気商品です。これもフロアレスシェルターの種類で、サンド、グレー、グリーンという、アウトドアにぴったりに感じられるワイルド3色が揃います。
見た目は至ってシンプルに感じられるテントです。ソロや2人で使うには余裕を感じられる、300×300×高さ210cmというサイズがあります。総重量は7.3kgとなかなかの軽量設計なので、持ち運びもまったく苦になりません。
ワンタッチな設置でメッシュで過ごせる
黒松内のルピックで平成最後のキャンプをしてきました。
— 孤独のグルメン@キャンプ休眠中 (@gurumen819) April 28, 2019
サイトには残雪があり、寒かったです😓
今回は、クイックキャンプのワンタッチテントとスクリーンタープでお手軽設営にしました。#クイックキャンプ pic.twitter.com/0eD5ljWtcP
ワンタッチ設営と言うだけあり、ヒモを引っ張るだけでフロアレスシェルターが立ち上がる仕組みです。これがお手軽であると、口コミでも好評な要素になっています。素材は遮光性があり、防水性が極めて高いという特徴も魅力です。
テントは全体を閉じるフルクローズ、涼しいフルメッシュ、前後オープン、キャノピーと4種類の使い方ができるのもアウトドア派に嬉しい要素。しかし口コミでは強度不足との話もあり、強風下ではおすすめされていません。
⑦NEUTRAL OUTDOOR ワンポールテント
NEUTRAL OUTDOOR ワンポールテント
おしゃれを求める人にとっては、NEUTRAL OUTDOORのワンポールテントが魅力的に映ります。三角形のベージュ色の人気のテントは3人までが過ごせるタイプ。サイズは幅250×高さ189cmと、少人数に丁度よい印象です。
重量は軽量といかないまでも、7.2kgと程よく軽い感じがします。キャンプ場でも洗練されたイメージで使えそうなフロアレスシェルターは、3~6人用や6~12人用など、かなり大きめなサイズを選べるという良さもあります。
冬もあったかく過ごせるシェルター
こちらのワンポールテントは側壁があるデザインで、周囲からの視線を遮る効果もあるなど居住性が考慮されています。ポリエステルの素材は防水性が高くて、遮光性と共にUVカットの良さもあるので女性からの支持も高めです。
フロアレスシェルター内部は、冬季にぬくぬくで過ごせる、薪ストーブの設置も自在にできることが魅力的なポイント。ペグ打ちが大変とは言え、1人で建てるのも全く問題ないなどと、ソロキャンパーからの口コミでも高評価です。
フロアレスシェルター(5人以上用)3選!
①NEMO ヘキサライト 6P
NEMO ヘキサライト6P キャニオン
登場してからぐんと評判を上げてきたNEMOのヘキサライトも、アウトドアにおすすめできるフロアレスシェルターです。この最新式テントは正面から見れば合掌造りのようですが、実は内部のデザインは6角形をしています。
軽量ではないとは言え、2.2mを超える天井高があって、12㎡も創出される広い空間はとても魅力的です。遮光性のある素材を使ったテントは健康的で、広いシェルターなので6人までが余裕で入ってくつろぐこともできます。
大きくても1人で立てられるテント
NEMO ヘキサライト6P、以前から気になっていた二又化してみた。意外とサクッと完成。
— S☆Moguri★OPM♪ (@s_mog) December 22, 2020
入口が広くなり快適度アップ👍🏼#ふもとっぱら 時折強風が吹いたが安定度も問題なかった。
使ったのはDODフタマタノキワミhttps://t.co/eHr9zcswOp#NEMO #DOD pic.twitter.com/N4Pz4y6VnF
NEMOのフロアレスシェルターは大きめの種類ですが、実はたった1人でも建てられる構造になっています。完全に密閉する使い方もできるし、入り口を広げて立ったまま開放的に出入りできる形状にも、変えられるデザインです。
ヘキサライトは冬に使うなら、薪ストーブも設置できる種類のテントです。密閉すれば熱効率も高くなることがレビューから分かります。とにかく広く使えて内部にゆとりが出てくることや、風にも雨にも強い生地も評判なところです。
②ogawa ネオキャビン
ogawa テント シェルター型 ネオキャビン
ちょっと高級を求める人には、テントのOGAWAが作り出したネオキャビンもおすすめ。落ち着いたブラウンな色の、どっしりとした箱型テントです。フロアレスシェルターとして、6人までが活用できる大型なサイズがあります。
このネオキャビンならば様々なオプションも豊富に揃っている上に、これ1つあればアウトドアで色んな使い方ができる良さがあります。10万円を超えてしまう高級なテントですが、アマゾンでは高評価ばかりが付いているようです。
色んな使い方ができるネオキャビンの良さ
⛺️今までレンタルだったけど今年はogawaのネオキャビン+ハーフインナーを購入。店頭で設営から撤収までレクチャーしていただいたのでスムーズに立てられて感動したー!左右対称だし前後も同じ。前面メッシュに出来てかなり便利。サイドはタープにもなるので2人+🐷にはちょうどいいサイズ感。 pic.twitter.com/94m7FEBYSX
— ✧ mana ✧ (@zunta930) September 21, 2020
ネオキャビンは遮光性が優れた素材が使われていて、女子も嬉しいUVカット機能までも揃っています。フロアレスシェルターの窓の全てを開け放ってみれば開放的な形になるし、開けた扉はタープ状に使っていけることも特徴的。
冬季には全て締め切って電気ストーブを使えば、保温性も高く感じられます。別売りになっているフロアマットや寝室にぴったりなハーフインナーのオプションを導入して、ゆったりと宿泊用として過ごすのもおすすめです。
③FIELDOOR 2ルームシェルターテント 560
FIELDOOR 2ルームシェルターテント 560
使い方が幅広く自在になる種類の大型と言えば、FIELDOORから登場している2ルームシェルターテント560です。どっぷりとキャンプにハマりたい人におすすめのフロアレスシェルターは、まだ世の中に登場したばかりの最新作。
サイズは560×260×高さ220cmで、かなりゆったり余裕ある感じが伝わってきます。大きいとは言え、本体だけなら格安な価格で手に入るのも人気のある理由です。キャンプでは自分好みに様々な形にして使えるメリットがあります。
使い方の幅が広がるシェルター
いつかおもてなしキャンプすることがあるかもと用意してたFIELDOORのデカいシェルター⛺
— ぶたやろう@キャンプとキャンプと時々キャンプ (@soloCAMP_oji3) November 7, 2020
出番が来る様子がないので本日解禁!
デカい!でもギリアがほしい!
雨が降って引きこもる前にΣp📷ω・´)しましたん。
夕方からちょっとだけ仕事なので、しばらくはコーラパイセンで我慢! pic.twitter.com/yL1hSsaksj
防水加工ばっちりな素材のフロアレスシェルターなので、雨天でも安心です。遮光性のあるテントはとにかく大きいと評価されています。全方位の入り口を開け放てば涼しく、タープのように広げる使い方も自在なのも評価点です。
他と違っていると評判な特徴が、インナーテントを左右に2つも装備できることにありました。レビューでは片側だけに付けて少人数で使う人が多い印象で、片側をフロアレス状態にすればタープを張ったテントのような快適さです。
フロアレスシェルターを使ってみよう
フロアレスシェルターでアウトドアの新境地へ
といった具合に世の中にはこれでもかと上質な印象の、フロアレスシェルターが揃っていました。いまテントを所有している人も、何か新品が欲しい人も、このタイプのテントの導入については検討する価値が十分あります。
キャンプに新しいフロアレスシェルターを取り入れた場面を想像してみると、どんな使い方が思い浮かんできますか。これだと思ったフロアレスシェルターの選び方をして、新たなるアウトドアの楽しさに浸ってみたいものですね。
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