サーカスTC BIG インナーセットハーフ
サーカスTC BIG
テンマクデザインとは
日本の気候を熟知した商品づくり
テンマクデザインは、日本のアウトドアショップ「WILD-1」が展開するメーカーです。日本生まれの企業だけに日本の気候やキャンピングスタイルを熟知していて、日本のキャンプニーズにあった製品を提供しています。
テントやタープを中心にしたキャンプギアはシンプルなデザインで、扱いやすく多くのキャンパーに愛され続けています。中でもサーカスTCテントは機能面や使いやすさで大人気のベストセラー商品です。
サーカスTC BIGは人気の家族向けテント
2人用サーカスTCの機能をベースにして、家族向けに開発されたのが「サーカスTC BIG」です。名前のように広さ高さともにBIGなワンポール型のテントで、4人家族でも十分にレイアウトを楽しむことができます。
今回はテンマクデザインのポリシーや「サーカスTC BIG」の特徴と機能に加え、おすすめの使い方や組み合わせアレンジなどを紹介します。
テンマクデザインのポリシー
①基本理念
野営こそアウトドアの神髄。古来より人々は好みの場所に天幕(テンマク)を張り、眼前の大自然をいつくしみアウトドアととともに営んできました。
引用文にあるように「野営こそアウトドアの神髄」がテンマクデザインの基本ポリシーです。アウトドアの神髄は野営(キャンピング)にあるとの思いで、キャンプを豊かに楽しくサポートすることを目指しています。
②商品開発コンセプト
テンマクデザインの商品開発は「今のニーズを具現化するもの」「これからのニーズを生み出すもの」の二つです。
テンマクデザインは引用にあるような2つのコンセプトをバランスよく商品開発に転化し、適正な価格で想像以上の製品にすることを目指しています。
「野営こそアウトドアの神髄」という基本ポリシーの上に商品開発コンセプトで生み出されたテントが「サーカスTC BIG」といっても過言ではありません。多様化するキャンプの中で大型テントの普遍的なスタイルを確立しているテントと言えます。
サーカスTC BIGの特徴と機能
①4人家族に十分な広さ
サーカスTC BIGの大きさは520×520×H350cmあります。数値だけ見てもピンとこないかもしれませんが、床面積の約20㎡は12畳間(19.4㎡)に匹敵する広さがあり、4人家族で過ごすには十分な広さなので、さまざまなレイアウトが可能です。
五角錐形なので正方形の12畳間とは空間の印象が違いますが、間違いなく広いことは確かです。中心の高さは3.5mあるので大人が立って歩いても支障がありません。
②ポリコットン生地でオールシーズン使える
ポリエステル65%コットン35%のポリコットン混紡素材を使用していて、春夏秋冬オールシーズン使えるのが特徴です。夏は遮光性と通気性(5ヶ所のベンチレーター)があり木陰のように涼しく、冬は暖気(スカート標準装備)を逃さない断熱性があります。
ベンチレーターは通気性抜群のメッシュで白色なので昼間は光を反射して内部が見えないよう配慮がされています。また上部が開放可能になっているので冬場の薪ストーブなどの暖房器具使用による換気にも役立ちます。
③開放的なシェルターとしても活躍
出入り口は2ヶ所で開放できるようになっていて、シェルターとしても大活躍します。換気がしたいときは2ヶ所を開放することで風の通り道が作れるので新鮮な空気を取り込むことが可能です。
しかも出入り口はダブルファスナー仕様になっていて、上からも下からも開閉でき急な強風や雨などの対応に非常に便利。撥水加工済みなので多少の雨には安心ですが、完全防水ではないので濡れた後は干して乾燥させるようにしましょう。
④リーズナブルな価格
サーカスTC BIGは、これだけの機能を備えていながら5万円前後のリーズナブルな価格で購入できるのが最大の魅力です。
家族で利用できるBIGサイズテントがこの価格で提供できるのは、テンマクデザインの「アウトドアの神髄は野営」にあるというテント(キャンプ)に対する情熱と「適正な価格で想像以上の製品」という開発のコンセプトがあるからに他なりません。
サーカスTC BIG
サイズ | 520×520×H350cm |
---|---|
重量 | 本体 11,386g ポール 3,246g |
素材 | 本体:ポリコットン、ポール:スチール製Φ35mm |
付属品 | 収納ケース、ペグ、張り綱、設営用ガイドセット |
サーカスTC BIGのデメリット
①設営サイズが大きすぎる
サーカスTC BIGはサイズが大きいのがメリットですが、これは逆にデメリットとも言えます。キャンプ場のサイト区画によってはテント以外のスペースが狭くなってしまう場合があるのです。
サイトが狭い場合にはタープ設営やバーベQスペースのレイアウトに影響が出ることがあるので事前の確認が必要になります。デメリットと言えるほどではないかもしれませんが、一応確認しておきましょう。
②重量が重く設営・収納が大変
サーカスTC BIGは素材がポリコットンで重量が約15kgもあり、運搬や設営時に負担となり収納時にもかさばるのもデメリットです。ワンポール型で設営が簡単とはいえ一人で15kgを支えて持ち上げるのは少々大変。
重量が重く収納性に劣るのは確かにデメリットですが、見方を変えれば機能性と快適性を重視しているからこそです。むしろ信頼性の証でもあり重量があるのは許容範囲と考える方が良いかもしれません。
③濡れたままで収納するとカビが発生する
きちんと乾燥させてから収納しないとカビが発生しやすいのは、サーカスTC BIGに限らずすべてのポリコットン製テントに言えるデメリットです。一度カビが発生すると使い物にならなくなるので、収納前にしっかり乾燥させるようにしましょう。
特に冬は気温が低いので乾きが遅くなるので注意してください。冬はカビにくいから大丈夫という安易な気持ちは厳禁です。メンテをしっかり行って、長期間愛用できるようにしましょう。
併せて使いたいアイテム
①カンガルースタイル
カンガルースタイルとは、大きなテントやシェルターの中に小さなインナーテントを張ることです。外テントと内テントの間に空気の層を作ることで断熱・保温効果があるので、冬キャンプの寒さを凌ぐ策として多く取り入れられています。
カンガルーが子供を腹に抱いて育てることが、ネーミングの由来になっているカンガルースタイルにはサーカスTC BIGがサイズ感ぴったりです。さまざまなインナーテントと併せて使うことが可能です。
②薪ストーブ
上部が開放できるので、冬場に薪ストーブが中で使えるのが魅力です。しかし薪ストーブは炎が出るので扱いには十分注意する必要があります。サーカスTC BIGはポリコットン製で難燃性があり、火の粉には強いのですが完全な耐火素材ではありません。
また一酸化炭素中毒の危険もあるので、火の扱いに慣れていない初心者にはあまりおすすめできません。安全のために他の暖房器具を使用する方が無難です。
③サーカスTC BIG インナーセットハーフ
通気性抜群の全面メッシュ製で、大人4人がゆったりと寝れる広さがある暑い夏の虫対策に最適なインナーテントです。サーカスTC BIG本体のベンチレーターの開閉がインナーからでき、グランドシートも付属しているのでいろいろなレイアウトが可能です。虫が多い暑い夏キャンプを快適に過ごせるおすすめの組み合わせアレンジ商品です。
サーカスTC BIG インナーセットハーフ
サイズ | インナーテント/513〜411×269×(H)250cm、グランドシート/500〜410×265cm |
---|---|
重量 | インナーテント/3,150g グランドシート/1,110g |
素材 | インナーテントパネル/ポリエステルメッシュ、インナーテントフロア/150Dポリエステルリップストップ(撥水加工済/PU加工)、グランドシート/150Dポリエステルリップストップ(撥水加工済/PU加工) |
耐水圧 | 2000mm ※インナーテントフロア部分・グランドシート |
家族でオールシーズンキャンプを楽しもう!
サーカスTC BIGは、4人家族がゆったりと過ごせる想像を超える広さと高さがあるテントです。遮光性と断熱性の優れているので夏でも冬でもオールシーズン使える機能があり、入口をオープンにすればシェルターに、デイキャンプではタープとしても使えます。
大きさがあるのでインナーテントと組み合わせたりさまざまなレイアウトアレンジが可能なテントです。ここまでの記事を参考にして家族やグループでオールシーズン大いにキャンプを楽しんでください。
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出典:amazon.co.jp