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タープの設営や撤収にカラビナが大活躍。難しいロープワークいらずで使い方簡単!

カラビナは長過ぎるロープの長さ調整も簡単にできるので、タープ設営の時にあると便利な道具です。今回はタープ設営にロープと合わせて活躍する、カラビナの便利な使い方とおすすめ商品をご紹介いたしましす。ロープワークだけではタープ設営が難しい人にカラビナはおすすめです。
更新: 2023年8月29日
佐藤3
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この記事で紹介しているアイテム

キャンプの設営はロープだけでは難しい

おすすめはカラビナ+ロープのタープ設営

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アウトドア未経験者や初心者の中には、キャンプでのタープの設営は難しいというイメージを持つ方も多いといわれています。複雑なロープの結び方を適材適所に使用しなければ、しっかりとした設営ができないというイメージを持たれているようです。

しかしロープだけにこだわらなければ、タープの設営はもっと簡単にする方法があります。それがカラビナを使った設営方法です。

カラビナを使った設営のコツとおすすめをご紹介

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今回はタープの設営が便利で簡単になるカラビナの使い方と、種類・構造など選び方のポイントなる部分をご紹介いたします。ロープワークを折っぼえるのが難しく、カラビナを使いたいとお考えの方は、この機会にカラビナのことをもっと知ってみてはいかがでしょうか。

記事末にはタープ設営に使える、有名人気ブランドのおすすめのカラビナもご紹介いたします。こちらも参考にしてみてください。

アウトドアで活躍するカラビナの使い方

1.カラビナといえば登山にはつきものの道具

アウトドアでカラビナを使うといえば登山が有名です。転落を防ぐためにロープとカラビナを使うのはいうまでもなく、小さくて軽量なカラビナを使ってザックにカップ類などを吊り下げているのも見かけることも多いでしょう。

登山者が体をあずけるロープに取り付けるものですので、人の体重程度の対荷重が必要となってきます。アクセサリー用とは違い強度があるのが登山用のカラビナの特徴です。登山時のカラビナの使い方は下の記事で詳しく説明していますので、よろしければご覧ください。


2.タープ設営やハンモック泊に使えるカラビナの使い方

タープやハンモックを張る場合、ロープの長さが長すぎることはよくあることです。不足するよりはよいのですが、長さを調整してピンと張るのにはロープの特殊な結び方などの知識も必要になってくるので、初心者には難しいといわれています。

しかしカラビナを2つ使えばその摩擦を利用することで、難しい結び方を覚えなくてもロープの戻り・ほどけがなくなり固定されますので、ピンとしたロープ張りが初心者でも簡単にできます。

ロープの長さ調整に使う場合の注意点

上記のようにカラビナをふたつ使ったロープ固定の方法は、カラビナの間にロープを通すことによって成立します。ロープから引き寄せられ押さえつけられたカラビナは、本体の力でその間のロープを挟み込みズレないように固定するのです。

カラビナ1個だけではこのようなロープの摩擦や挟み込みは起こりませんので、必ずロープの長さを調整したい場所1箇所につき2個ずつは用意するようにしてみてください。

自在金具とカラビナを使ったテントやタープの設営方法

こちらはロープとカラビナのほかに、自在金具というロープの長さを調整しやすい小物を使って、簡単にテントやタープを張る説明をしている動画です。

まずはあらかじめパラコードを自分のテントやタープに合わせて、少し余裕をもった長さにカットし、片方に自在金具を・もう片方のタープやテントにひっかけたい端にカラビナを付けておくようにしましょう。ロープの長さは自在金具で行えるため、ひっかけて縮めるだけで、現地でのロープワークは不要となります。

タープを張るのに必要なカラビナの強度

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カラビナを付けるとタープの設営や撤去が楽になりますが、カラビナの強度不足によって張ったタープが途中で風で飛んだり、倒壊してしまったら大変です。そのため、そこに付けるロープやカラビナの強度に注意する必要があります。

近年は100均でもカラビナは売られていますが、それらのカラビナを使った場合設営したタープの強度に不安が残ります。100均の中でダイソーのカラビナには耐荷重5kgと明記されていますが、この強度ではやはりタープの設営に使うには、不十分な強度と言わざるをえないでしょう。


カラビナの強さの見方

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カラビナには対荷重何kgと書かれたものもありますが、一般的にはカラビナに対してはkNという単位を使って表されているものも多いです。

これは例として、25kNなら約2500kgの力がかかっても大丈夫というもので、ひっぱる力と重さをあわせた引力を表すキロニュートンという単位で表されています。それでは次に具体的な、タープに使うのにおすすめなカラビナの強度もご覧いただきましょう。

タープを張る際に選びたいカラビナの強度

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有名アウトドアブランドであるsnowpeakの公式サイト内のみんなのインフォ内では、タープ設営のカラビナとして20kNのものを選んだが、最終的には50kNまで強度を上げて使っているという口コミがあります。

タープ設営におけるカラビナ強度の最低値に決まりはありませんが、すでにいくつか試されているこれらの方のレビューを参考に選んでみてはいかがでしょうか。ですが、やはり安全性を考慮するなら、なるべく強度の高いものを選ぶ方がおすすめです。

タープ設営におすすめのブランドカラビナ2選

1.マムート Crag Key Lock1375

マムート クラッグ キー ロック ストレート

出典:Amazon

アウトドアウェアでも人気が高いマムートはスイスの登山用品ブランドですので、カラビナの評価も高く信頼がおけるブランドのアイテムとしておすすめです。

特に初心者の方がタープ設営で使うのに揃えておくなら、こちらのCrag Key Lock1375はいかがでしょうか。扱いやすい形をしていますので、素早くロープとタープを連結させることが可能です。

2.モンベル キーカラビナ ナスカン 6

モンベル キーカラビナ ナスカン6

出典:Amazon

AmazonやYahooショッピング・ヨドバシ・ドット・コムなど、大手通販サイトでも手軽に買うことができるモンベルのカラビナです。キーカラビナというザックなどに登山用のカップなどを吊り下げる用のカラビナですが、タープを張れる程度には強度があるので、実際こちらの商品でテントやタープを設営されている方もいます。

人体は吊れないがタープなら可能な強度

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公式サイトの商品説明には、人体を吊る使い方はしないでくださいと注意書きがあります。その点には十分注意して使いましょう。画像のようにロープの代用品として、綿テープを端で二つ折りしてDカンを取り付けたものなどと組み合わせて、テントやタープを張る際に使用することも可能です。

便利な道具を活用してしっかりとした設営を

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テントやタープなど、キャンプの拠点となるギアの設営に便利なカラビナという小物についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。強度のあるテントやタープを張るには、基本的なロープの結び方程度は知っておくことも大切ですが、便利なカラビナを使えば、より簡単にロープの強度を付けることもできます。

キャンプ以外でもアウトドアでは、ロープやカラビナはよく使われますので、覚えておくと登山やバーベキューシーンなどで便利です。実際に選ばれる際には、ハンモックを張るケースも考えた対荷重も考慮して選ぶことをおすすめします。

ロープの結び方が気になる方はこちらもチェック

タープやテントの設営などキャンプではよく使うロープですが、長さが長すぎるのを調整するのには、カラビナを使うほかに、基本の結び方で対処できる場合もあります。ロープやカラビナの使い方に困ったら、暮らしーのの記事、ロープの基本的な結び方解説記事を役立ててみてはいかがでしょうか。