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【保存版】焚き火の正しい片付け方法ガイド。燃え残りはどうする?注意点は?

キャンプなどでの焚き火は、体を温めたりバーベキューなどに便利です。しかし、大切なのは片付けで、しっかり消火しないと危険が伴うため、安全に消火する方法を覚えなくてはいけません。この記事は正しい焚き火の片付けについて解説します。
2022年6月21日
iwama
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目次

正しい焚き火の片づけ方法を覚えよう

面倒な焚き火の片付けを一挙に解説

焚き火キャンプではいろいろな場面で使えて便利ですが、間違った片付けの処理はマナー違反だけでなく、自然の環境を損ねたり重大な事故の原因になりかねません。

片付けまでしっかりと行うのが焚き火のマナーです。本記事は、正しい焚き火の片付け方を解説しますので、しっかり自然に優しい焚き火の片付け方を覚えましょう。

焚き火の片付けをしっかりしないと危険な理由

焚き火の片付けで最も重要なのは、使用した薪をきちんと灰になるまで処理をすることです。きちんと片付けができていれば、事故を防げるだけでなく自然環境への負担を減らし、景観を損なうことを回避することができます。

そのためにも、焚き火の片付けはしっかりしたいものです。では、きちんと片付けをしないとどのようなことが起こるのでしょうか。

焚き火の片付けを怠ると火災につながる

薪を燃やし尽くしたと思っていても、芯がまだ燃えている場合があります。それに気づかず焚き火の燃え残りをそのまま放置すると、周りへ引火して火事になりかねません。

最悪のケースは燃え残りが風にあおられて、枯れ草などに引火して山火事に繋がることもあります。そのため焚火の片付けは芯まで灰になったことを確認することが重要です。キャンプ初心者の人は、焚き火に慣れている人に完全に消火したか確認をお願いしましょう。

焚き火の片付けを怠ると周りの景観を損なう

直火で焚き火をした時は、薪の燃えカスやかまどに組んだ石をそのまま放置すると、その場所だけ焼け焦げた跡の地面が残ることがあります。

このような状態は、キャンプ場などで焚き火ができるサイトの景観を大きく損ないます。そのような状態にならないよう焚き火の後はしっかり消火したのを確認して、元の状態になるように片付けましょう。

POINT

  • 焚き火の消火は芯まで燃えたのを確認しよう
  • 片付けは灰になるまで確認することが大切
  • 片付けをしっかり行わないと周りの景観を損なう

安全に焚き火の片付けをする方法

焚き火を完全に消す方法

キャンプでは出番の多い焚き火ですが、終わった後には片付けなければなりません。焚き火を使った後の片付けは面倒くさいかもしれませんが、大切なのはしっかり片付けることです。

ここでは、面倒な焚き火の後片付けを安全にする方法を紹介します。簡単に片付けるには、火を消すタイミングやコツを覚えることが大切です。焚火は撤収まで完了しないと危険なのでしっかり覚えましょう。

焚き火の片付けを安全に行う方法

焚き火を完全に消して、片付けが終わるまでは時間がかかります。こんな時には、片付け方が分かっていれば安全に短時間でできますね。

しかし、焚き火の片付けが慣れている人は簡単でも、慣れていない人は手順が分からず大変です。ここでは、初心者が安全にできる焚き火の片付け方を紹介します。

灰が燃え切って白くなるまで待とう

焚き火の火を確実に消火する方法は、薪を散らして灰が白くなるまで待つ方法です。早く消火したい時は、あと一息で灰になる状態になったら焚き火台の灰を離して置き、灰用のトングで叩いて細かくするといいでしょう。

このような処理をすることで、灰が燃え尽きるまでの時間を短縮することができます。焚火の片付けは、全て灰になったのを確認してから指定の場所に捨てましょう。

火消し壺や缶に密閉して消そう

焚き火が自然に消火するまでは時間がかかります。そのような時には、キャンプ場に焚き火を密封できる缶や火消しの壺があれば、燃え残りを入れることで酸素の供給が断ち、燃焼をストップさせれますので、消火の時間を短縮することが可能です。

この時の注意点としては、缶や火消しの壺はかなり熱くなり危険なので、誤って触れないよう十分に注意してください。

バケツの水につけて消そう


焚き火をした時に、消火するまで時間がかかる場合や火消し壺がない時には水を使って消火しますが、やってはいけないのが燃えている薪に水をかけてしまうことです。水をかけると煙がでたり、灰が飛び散って、焚き火台が変形することがあります。

このような時にはバケツなどにたっぷり水を入れ、薪を一つずつ入れてしっかり水が浸透するまで放置します。この時に表面だけが濡れて中がくすぶっている場合があるので慎重に消火しましょう。

POINT

  • 焚き火の片付けは薪が燃え尽きる
  • 薪をバケツの水につけて安全に消火しよう
  • 火消し壺を使えば早く消火ができる

片付けで注意するポイント

消火した灰の廃棄処理

焚き火の片付けは火を消した後は灰の処理をしなければなりません。キャンプ場に炭や灰の捨て場がある時は、完全に消した灰をその場に捨てます。

廃棄場所がない場合は消火した灰を持ち帰り、地域の分別のルールに従って廃棄します。持ち帰りには火消し壺があると便利です。火消し壺がない時は、二重にしたアルミホイルに灰や炭を乗せて水をかけて持ち帰ると簡単に片付ができます。

燃え残りがなくなる時間を逆算しよう

焚き火の片付けをする時に困るのは、いつまでも火が消えず熱が冷めないことです。焚き火は燃やし尽くすのが基本ですが、完全に消える時間が分からないと就寝時間が遅くなり、キャンプの撤収も遅れるので薪が燃え尽きる時間を覚えましょう。

薪は燃え切って灰になるまでは1~2時間かかります。焚火を終える時間を逆算しておくと消火作業がスムーズにできるので、撤収時間の2時間前になったら薪を投入せずに炎を小さくしていきましょう。

直火の焚き火の処理

直火で焚き火をした時には、地面に水を付けて消火したような薪のかけらの跡を見かけることがあります。この時に水の浸かった薪は、完全に消火されていてもそのまま放置しては自然には戻りません。その場合は、キャンプ場の指示に従って処分しましょう。

また、地面に付いた焼けた跡は、そのままではなかなか消えないので、スコップなどで周りの土をすくい取って焼け跡にかけましょう。


消火後の焚き火台は汚れを取ってから収納

使用後の焚き火台は、そのまま収納袋に入れると他の荷物を汚しかねません。使用後の焚き火台は冷えたのを確認した後にしっかり絞った雑巾で汚れを取り、乾燥させてから片付けてください。

当日が雨で乾燥することができない時は、灰をよく落としてからビニールや新聞紙などに包んで収納して、自宅に戻ってから清掃しましょう。

POINT

  • 炎が消える時間を逆算して片付けよう
  • 片付けは灰の処分までしっかりしよう
  • 直火の片付けは焼け跡や薪のかけらも処分する

焚き火の片づけはこれでバッチリ!

焚き火の片付けについて解説しましたがいかがでしたか。焚火は体が温まり、バーベキューにも便利なのでキャンプには欠かせません。しかし、面倒なのは片付けですがしっかり消火処理をしないと火事のもとにもなります。

そのためにも、焚き火の処理はしっかりしなければなりません。そのために、今回紹介しました焚き火の片付けを覚えて、安全な消火の方法を覚えましょう。

焚き火に便利なグッズ読みたい方はこちらをチェック

アウトドア初心者にとっては火をつけるのが難しく難しいものです。特に直火では難易度がさらにあがります。こんな時には、便利な焚き火台があれば簡単に火を起こせると思う人もいるのではないでしょうか。

そんな方のために、ここにおすすめの焚き火台を紹介する記事があります。焚火の火起こしが上手にできない方は、この記事を参考に焚き火台をゲットしてみてはいかがですか。